DUB「梅津和時 プチ大仕事」名古屋TOKUZO
しばらくのんびり部屋で休憩したあと、18時ちょっと前に再び外出。
地下鉄東山線に乗って今池へ。ほんの少し歩くと、ライブ会場の「TOKUZO」に到着。
予定どおり18時30分に開場。整理番号51番だけれど、平日のこの時間だからかかなり前倒しで入場。
何故かステージ前のテーブルがあいていたので、梅津さん前の最前列の椅子に座る。
焼酎を飲みながら開演を待っていると、いつの間にか座席はいっぱいになっていた。
予定より少し遅れて、19時40分過ぎに開演。
5日から12日まで行われている「プチ大仕事」、本日の出演は“DUB”。
梅津和時(sax)、片山広明(sax)、早川岳晴(b)、菊池 隆(ds)というお馴染みのメンツ。
何の前ぶれもなくフラリとステージに登場し、メンバー紹介に続いて演奏が始まる。
フリーJazzという範疇にも収まりきれない、独特でアバンギャルドな演奏が繰り広げられる。
あいかわらず早川さんのベースはブリブリで、菊池さんのドラムとともに強力なGrooveを生みだし、
そしてその大きなウネリに乗って片山さんと梅津さんのサックスがねっとりと絡み合う。
第一部の最後「農協」では「カメラをお持ちの方はどんどんフラッシュをたいてください」と梅津さんが言い、
さまざまなポーズを決めながらメンバーが写真におさまるパフォーマンスも。
第一部は約60分の演奏だったけど、一曲が長いのであっという間に感じた。
20分ほどの休憩をはさんで、21時過ぎから第二部の開始。
二曲目からゲストの臼井康浩(g)が加わって、プレイはさらに過激度を増す。
臼井さんは白のストラトを縦横無尽にあやつり、「ポップアップ」など三曲を演奏。
キリキリと痙攣するような、混沌としたギターワークが“DUB”のサウンドにぴったり。
途中でギターの弦を切りながらも、それを使ってギターソロを弾いてしまうところがスゴイ。
あっという間に本編が終了し、アンコールに突入。
梅津さんがサックスを吹きながらフロアに乱入していくと、
ステージ上では早川さんと菊地さんが梅津さんの管楽器を勝手に吹きはじめる。
そう言えば早川さんはまったく普通に演奏していたけど、怪我の具合は大丈夫なのだろうか?
アンコールは一曲のみ、第二部とあわせて65分ほどの演奏。
22時15分過ぎ、大満足で会場をあとにした。
地下鉄で栄駅まで戻り、名古屋の行きつけの店「富士子」で飲む。
手羽先に味噌串カツ、いわゆる名古屋メシを満喫。
シメに「若鯱屋」でカレーうどんを食べて、1時30分過ぎにホテルへ戻る。
テレビを観ながらちょっとだけ飲み直してるうちに、いつのまにか沈没。
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