Marcus Miller with special guest Larry Graham 「LIVE」 六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は六本木Billboard LIVE TOKYOへ、Marcus Millerのライブを観に行く。
Marcus Millerは、20世紀末~21世紀を代表するトップ・ベーシストの一人。
ニューヨーク生まれの彼が繰り出すサウンドは、どちらかというとCOOLな印象。
そんなMarcus Millerのライブに、“神様”Larry Grahamがゲスト参加するという。
なんでも世界初共演ということで、どうしても観ておきたいセッションなのだ。
メンバーズシートを予約しておいたので、開演時間19時の15分ほど前に会場入り。
今日の席は24Aということで、ステージ向かって左側の前から3つ目のテーブル。
端っこだけどステージがよく見渡せて、なかなかいいポジションだ。
予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
Drums、Keyboards、Sax、Trumpet、それにBassがMarcus Millerという編成。
Guitarレスという特殊な編成だけど、それだけにMarcusのプレイがひときわ際立つ。
Marcusのプレイは初めてナマで観たけど、気張らない感じがイカしている。
黒のポークパイハットをかぶって、黙々とプレイする姿がとってもカッコいい。
演奏はひたすらCOOLに展開するが、曲の途中のソロ合戦では熱いバトルが繰り広げられる。
ミディアムテンポの曲を中心に、それぞれの得意技が次々に炸裂していく。
ライブは中盤に差し掛かり、いよいよLarry Grahamの登場となる。
白いスーツに赤いシャツを着て、マイクが装着された白いMOONベースを手に、
スポットライトに照らされてフロア横の階段の踊り場で大見えを切るLarry。
ひぇぇぇ~っカッコいい~っ! すっかりこの場の雰囲気を持って行った感じだ。
Marcus Millerのベースが“静”だとするならば、Larry Grahamのベースはまさに“動”。
雷が鳴っているかのように、轟音で響き渡るスラップベースがたまらない。
そして始まった「Release Yourself」。お客さんは総立ちで、手拍子をしながら踊りだす。
曲の途中でLarryが客席に乱入、それを追いかけるかのようにMarcusも負けじと乱入。
フロア全体、しまいには階段をのぼって上のフロアまで、ふたりが縦横無尽に動きまわる。
最後はその流れで、上の階にあるバックステージへと戻っていった。
手拍子はそのままアンコールにつながり、再びMarcusとバンドメンバーがステージへ。
アンコールの曲は「Come Together」。Funkyなアレンジのインストバージョン。
Larryが居なくなっていくぶん落ち着いた雰囲気になりながらも、じっくりと聴かせてくれた。
20.時15分過ぎに演奏は終了。私の席は通路際だったので、Marcusとがっちりと握手。
温かくふくよかな感触が、とっても印象的だった。
考えてみると、Billboard LIVEで1st Stageを観るのは初めてのような気がする。
せっかくの機会なので、ミッドタウンで食事していくことにした。
ガーデンテラス3階にある「平田牧場 匠」で、平牧金華豚ステーキ150グラムを食べる。
ちょっとお上品な感じだったけど、なかなか旨いステーキに大満足。
そんなことをしているうちに、時間は21時を15分ほど過ぎている。
そろそろ2nd Stageの始まる時刻だなぁ・・・ いっそのこともう一度観ようか?
とも思ったけれど、ギリギリ思いとどまって帰ることにした。
六本木駅に戻る途中、ミッドタウン地下の「Precce PREMIUM」で買い物。
けっこう珍しい食材があったりして、なかなか楽しいマーケットだ。
ちょっと珍しいカレールゥをたんまりと買い込んでから家路についた。
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