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2010年10月31日 (日)

VA「WARNER MUSIC JAPAN 40th Anniversary 100年 MUSIC FESTIVAL」日本武道館

今日は日本武道館へ、「WARNER MUSIC JAPAN 40th Anniversary
100年 MUSIC FESTIVAL」を観に行く。
このイベントは、大手レコード会社“WARNER MUSIC JAPAN”の創立40周年を記念するイベント。
所属するアーティストがたくさん出演して、昨日・今日の二日間に渡って繰り広げられる。
“WARNER MUSIC JAPAN”にこれと言って特別な思い入れがあるわけではないけど、
なんと言っても竹内まりやと山下達郎が出演するというので参戦することにしたのだ。
混雑が予想されたので、開演時間17時の30分前に会場入り。
いつもなら2階席の入口は南側なんだけど、今日は東側から入場。
おまけにチケットもぎりの際には、身分証明書の提示を求められた。
転売対策のため仕方がないんだろうけど、なんだかヘンな感じがした。
今日の席は、2階北西スタンドS列27番。ステージ右斜め後という悲しいポジション。
スクリーンで正面からのステージ映像が観れるようになっているものの、
そのスクリーンの影に隠れてステージ後方が見切れてしまっている。
そんなわけで席はいまいちだけど、とりあえずとことん楽しむしかナイ。

20101031_pano1

予定より遅れて、17時10分ごろ開演。
司会の赤坂泰彦の呼びかけで、本日の出演アーティストがステージに登場。
コブクロ、Superfly、竹内まりや、トータス松本、馬場俊英、the brilliant green、
BONNIE PINK、山下達郎、RIP SLYME ... こうしてみると、なかなか豪華なメンツだ。
トップを飾るのは、“RIP SLYME”。いきなり場内総立ちで盛り上がってはいるけど・・・
正直言って、わたしにはいまいち馴染めないサウンド。こればかりは仕方ないかな。
それから“100年 MUSIC BAND”をバックに、各アーティストの演奏が続々と繰り広げられていく。
Superflyは伸びのあるハートフルなヴォーカルが、なんとも言えず素敵。
コーラスの女性とのからみもキマっていて、なかなか好きなタイプのシンガー。
続いて登場した馬場俊英は、ちょっと古いタイプの「日本のロック」という感じ。
浜田省吾とか尾崎 豊とか、そこらへんが好きなんじゃないかなぁ~という印象。
次に演奏したのは“the brilliant green”、あまりやる気のなさそうなMCがなんとも。。。
耳ざわりがイイ演奏ではあったけれど、なんだかあまり残るものがないという印象。
メンバーの半分が外国人で、“RAMONES”みたいなルックスだということしか覚えていない。
どのアーティストも二曲づつの演奏、ちょっと物足りない感じのままイベントは続いていく。

セットチェンジの間、これまでの歴史を振り返る
「Warner Music THE HIT PARADE」のビデオが上映される。
外国アーティストのビデオクリップばかりだけど、Otis Redding、Aretha Franklin、
“Sam&Dave”、“MG'S”、“Led Zeppelin”、“Deep Purple”、“Yes”、“Chicago”、
“The Beach Boys”、“The Monkees”、“RAMONES”、“The Doobie Brothers”、
“CHIC”、Madonna、Frank Sinatra ... とにかく錚々たるメンツに驚く。
などと感心しているうちに、ステージ上には見覚えのある大所帯のバンドが・・・。
「これはもしや!」と思っていると、竹内まりやと山下達郎がふたり揃って登場。
達郎はひとまずギターに専念し、まずは竹内まりやがヴォーカルをとる。
ずいぶんと長いこと音楽ファンを続けているけど、竹内まりやをナマで観るのは初めて。
年齢を感じさせないルックスと温かく美しい唄声は、ちょっと感動モノ・・・。
「元気を出して」と「人生の扉」というたまらない選曲が、とっても良かった。
山下達郎バンドをステージ後方から観るというのも、めったに出来ない経験。
各メンバーの前に譜面がたくさん置かれている様子が見えたり、
いつもは横顔しか見えない難波弘之がこちらを向いてプレイしているのが嬉しかった。

竹内まりやが退場すると、達郎がテレキャスを抱えてステージ中央にセッティング。
「“WARNER MUSIC JAPAN”全従業員の中でわたしが最年長」と自己紹介して、
「3階の一番奥まで届くように一生懸命唄います」とデビュー35周年にして初めての武道館ライブが始まる。
武道館というとどうしても「音が悪い」という印象があり、それゆえに達郎もライブをしてこなかったわけだが、
いざ演奏が始まってしまうと、そんなことはまったく嘘だということに気づかされる。
達郎のヴォーカルは武道館の空気を突き抜けて響き渡り、それを支えるバックの演奏も驚くほどクリア。
本日出演した他のアーティストには悪いけど、ここまで違うものなのか!とびっくりした。
いつもは座って聴いている「SPARKLE」をノリノリで楽しみ、続いて始まったのは「希望という名の光」。
いつもは“ナインティナイン”の岡村隆史と病気と闘っている桑田佳祐に捧げられるこの曲、
今夜はこの場に居るすべてのお客さんとすべてのスタッフに捧げられた。
そして、このイベントの数週間前に自らこの世を去った吉田 敬氏への想いを込めて。
「生きることを放棄してはいけません・・・」
達郎のメッセージがその素晴らしい唄声とともに、武道館に満ち溢れていった。

ここで再び赤坂泰彦が登場して、ちょっと懐かしいノリで会場全体を使ったウェイブ大会。
それに続いて、再び「Warner Music THE HIT PARADE」のビデオ上映。
ウーム・・・いい内容ではあるんだけど、こうまで延々と続くとちょっと食傷気味。
15分ほどじっと我慢の時間が続いて、それが終わるとようやく演奏が再開される。
そしてステージに登場したのはトータス松本。あいかわらず元気ハツラツで文句なく楽しい。
パワフルでソウルフルなステージングで、会場の空気を一気に持って行ったという感じ。
続いてBONNIE PINKのステージ。この人を観るのは、確か二度目だったかな。
もうちょっとブッ飛んでる印象だったんだけど、けっこう正統派なヴォーカルを聴かせる。
「私は私なりに・・・」とMCで言っていたように、しっかりと自分のパフォーマンスをしていた。
イベントのトリを務めたのは“コブクロ”。昨日もトリだったようで、イチオシのアーティストなのかな?
というより、今回来ているお客さんのほとんどが“コブクロ”目当てというウワサも。
軽妙なトークと美しく切ないハーモニー、なかなか魅力的ではあるなー。
マイクなしで武道館全体に響き渡る唄声は、ちょっと感動的でありました。
“コブクロ”だけ三曲演奏で、ラストはお客さんといっしょに「桜」の大合唱。
最後に全員登場してフィナーレ・・・となるかとおもいきや、そのまま終わってしまった。
終了時間は20時35分、3時間半近い長時間のイベント。
進行がグダグダだったのがちょっとツラかったけど、内容的には満足のいくイベントだった。

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2010年10月27日 (水)

DVD「LIVE at SHINJUKU LOFT 2009.10.10」原爆スター階段

Genbakustarkaidanliveatshinjukuloft2009年の10月から11月にかけて、「DRIVE TO 2010」というイベントが新宿LOFTで行われた。「DRIVE TO 1980」から10年ごとに行われているこのイベント、その時代のシーンを担うアーティストが総出演する非常に濃いイベントである。そのヘッドライナーのひとつとして10月10日に行われたのが、“原爆スター階段”のライブ。“原爆スター階段”とは、“非常階段”と“The原爆オナニーズ”と“THE STALIN”とが合体したバンド。「本日の公演のライブスペース側では、演出上衣類などが汚れたり、ステージより機材その他が投げ出される場合がございます。予めご了承の上、参加ください。なお、身の危険を感じた場合は、すみやかにBARスペースなどに避難くださいますようお願いいたします。万が一事故などが発生した場合でも、主催、会場では一切の責任を負えませんのでご了承ください。」という物騒な注意喚起がなされる中、ステージにはブルーシートが敷かれ、スピーカーにもビニールが被せられる。その中をステージに登場したミチロウ・JOJO広重・タイローが、グチャグチャ・ドロドロになりながら「ワルシャワの幻想」「ロマンチスト」「撲殺」「仰げば尊し」を唄い、客に向かってイカ・サンマ・臓物・バスクリンの入った水・豚のアタマなどを投げつける。。。このDVDは、そんなすさまじい狂乱のステージの様子を、完全収録でばっちりと収めている。ライブが進んでいくにつれて過激さはどんどん増していくのだけど、ステージ上のアーティストもお客さんもみんな笑顔・・・ そこがイイ!

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2010年10月26日 (火)

フィギュアスケート「グランプリシリーズ2010」第1戦:日本大会

話題にするのが少し遅れましたが、今年もいよいよフィギュアスケートのシーズンがやって参りました。
先週末からはグランプリシリーズが始まってます。それもいきなり日本大会、「NHK杯」の名古屋開催です。
「NHK杯」って12月にやるものだと思い込んでいたので、それを知ったときにはちょっと焦りました。
でも名古屋開催では、時間的にちょっと行くのは厳しいのでまぁイイと言えばいいのですが・・・。
「NHK杯」出場の日本人選手は、 女子:浅田真央・村上佳菜子、
男子:髙橋大輔・羽生結弦・ 無良崇人というなかなか強力なメンバー。

女子は真央ちゃん絶不調でした。。。ジャンプをこどごとく失敗して、なんだかとっても痛々しかった。
ルール変更によって跳び方を変えざるをえないとは言っても、むかしの伸び伸びとした演技にはほど遠い感じ。
決してバッシングするつもりはない、むしろ真央ちゃん大好きなのでここはひとふんばりして欲しいです。
それと対照的だったのは、村上佳菜子の演技。ジャンプミスもあったけど、昇り調子の勢いというのを感じる。
合計点150.16はそれほど高い点数ではないけど、見事3位入賞というのはうれしいニュースでした。
ちなみに優勝はカロリーナ・コストナー、164.61ポイントでありました。

男子は大ちゃんがぶっちぎりの優勝。2位のジェレミー・アボットを16ポイント引き離しての234.79ポイント。
ジャンプといいステップといい、こちらも絶好調の波に乗っているとしか言いようがない完璧な演技でした。
悪夢のような怪我から見事にカムバックしてくれたのは、とても嬉しい限りです。
このまま調子をキープして、グランプリファイナルへつないでくれればと思います。

今週末はカナダ大会。日本勢は、女子:村主章枝・今井 遥、男子:織田信成・南里康晴というメンバー。
村主がベテランの意地を見せて、トップに食い込んできたりすると面白いんだけどな。
もちろん、織田くんにも期待!

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2010年10月24日 (日)

VA「Golden Circle Vol.15」日本武道館

しばらく高田馬場の街をブラブラしたあと、地下鉄東西線に乗って九段下駅へ。
今夜は日本武道館で、「Golden Circle Vol.15」があるのだ。
「Golden Circle」は、元“JUN SKY WALKER(S)”の寺岡呼人が主催するイベント。
2001年から始まって今年で10年を迎え、その記念となるvol.15が日本武道館で開催されるのだ。
出演は寺岡呼人のほかに、奥田民夫、桜井和寿、ゆず、中村 中、そして仲井戸"CHABO"麗市。
ちょっとアウェイな雰囲気の中で、CHABOがどんな演奏をするのか楽しみである。
ちょうど会場に着いたころ雨が降り出して、あいにくの天気の中を17時20分ごろ入場。
本日の席は2階南スタンドH列13番、2階だけどステージ真っ正面の好ポジション。
しかも前席との段差が高くなっているので、前の人が立ちあがっても座って見えるという最高の席。
客席は北側スタンド席までぎっしりの人、ステージは六角形(?)のような変わった形。

ほぼ予定どおり、17時30分過ぎに開演。
アナウンスとスライド上映に続いて、バックバンド“GC BAND”の演奏が始まる。
その中を寺岡呼人、奥田民夫、桜井和寿、ゆず、中村 中がステージに登場。
まずは全員で一曲演奏したあと、交替に演奏が繰り広げられていく。
中村 中は初めて観たけど、鬼気迫る唄がとっても印象的。
ステージの照明とあいまって、思わず背筋がゾクゾクしてしまった。
“ゆず”はあいかわらずの“ゆず”・・・ 悪い意味じゃなくて、好感が持てる。
今日は女子率が異常に高いけど、そのほとんどが“ゆず”目当てのようだ。
桜井和寿も負けずと大人気。CHABOが言っていたように、歌を丁寧に唄う人という印象。
今日の出演者全員に言えるけど、みんな唄がよく“伝わって”きた。
唄うことは伝えること、そんな基本的なことがハッキリと見えるような気がした。
中盤に登場した奥田民生、寺岡呼人とのフォークデュオ“寺田”としてお客さんを楽しませる。
フォークの名曲をモチーフに、次々と面白おかしい曲を演奏していく。
特に「招き猫ダック」オチの連発は、なんだか知らないけど面白かった。
そのあと寺岡呼人が、主催者特権として自身のアルバムから何曲か披露。

イベント開始から2時間20分が過ぎたころ、いよいよ仲井戸"CHABO"麗市の登場。
寺岡呼人が「高校一年のとき武道館の2階席でRCを観た」という話から、
CHABOのことを書いた「“飲んだくれジョニー”を探して」を唄い出す。
曲の途中で呼人の呼びかけに応えて、スライドギターを弾きながらCHABOがステージへ。
いつもどおりのスタイルでバッチリと決めるCHABO、もうカッコいいとしか言いようがない。
演奏が終わるとCHABOはひとりステージに残り、普段通りのMCを繰り広げる。
そして赤いアコースティックギターを手に、「ティーンエイジャー」を弾き語る。
いろいろな想い出のある武道館、そこにたったひとりで立っているCHABO。
ファンの我々含めてアウェイな雰囲気にちょっと戸惑いながらも、
すっかりその場の空気を支配していた・・・ うん、こんなCHABOが観たかったんだ。
そのあと桜井和寿が加わって、「月夜のハイウェイドライブ」を演奏。
この曲の独特の空気感をかもし出しながら、とても丁寧に唄ってくれて好印象。
再び全員がステージに登場し、「GIBSON」をセッションして盛り上がる。
最後は、「Golden Circle」のテーマ曲とでも言うべき「ウタガデキタヨ」で大団円。

アンコール、「Golden Circle」Tシャツに着替えた出演者全員が再びステージに登場。
まずは、“ゆず”を中心に夏色。ものすごくキャピキャピしたノリに、ちょっと照れちゃいました。
続いてCHABOがギターであのコードをかき鳴らすと、「雨あがりの夜空に」が始まる。
武道館でこの曲がまた聴けるとは・・・ これを観るために今日来たのかもしれない。
正直言ってこの曲を知らないだろう若いコたちが、いっしょになってコブシを振り上げてる。
これがRock'n'Rollマジックなんだなー。CHABO、そして清志郎、ありがとう。。。
ラストは、「フォーエバーヤング」で壮大なエンディング。
カーテンコールのあと、ステージのまわりの花道を全員で一周。
CHABOも、“ゆず”の岩沢厚治と中村 中といっしょに手をつないで声援に応える。
最後は寺岡呼人がひとり残り挨拶、大きなコトをやり終えた男の達成感を感じた。
すべて終了したのは21時20分ごろ、3時間50分に及ぶ長時間のイベントであった。

ちょっと飲んで帰りたい気分だったけど、明日は月曜日なので終演後おとなしく帰宅。

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忌野清志郎「ふぁんくらぶ祭2010」高田馬場ESPミュージカルアカデミー本館

今日は12時前に家を出て、高田馬場へ「忌野清志郎ふぁんくらぶ祭2010」を観に行く。
「ふぁんくらぶ祭」は過去に何度か行われているのだけど、いろいろとあって今回が初参加。
フィルムプログラム①のみ当選したので、開始時間の13時30分に間に合うように会場に到着。
会場はESPミュージカルアカデミー本館、楽器好きにはお馴染みの“ESP”の専門学校らしい。
まずは受付で来場者特典をもらい、フィルムプログラムの待ち行列に並ぶ。
入場整理番号233番はほぼ最後のほうで、椅子席の後方で立見になってしまった。

予定どおり13時30分に開始。「Rock Me Baby」に乗って、司会の高橋ROCK ME BABYが登場。
「青山ロックンロールショー」以来のライブという紹介で、フィルム上映が開始される。
1982年 RCサクセション「SUMMER TOUR」と、1986年 K,J,L&C「公開録音 at FM東京ホール」の二本立て。
1982年のRCサクセションは、個人的に一番熱心に聴いていた頃なのでなんとも感慨深いものがある。
まだまだ若い清志郎とCHABO、ギラギラとした感じがなんともとんがってる。
1986年のK,J,L&Cは、FM放送をエアチェックしたけど映像が観れるとは思わなかったな。
清志郎のブラックジョークと弾き語り、そしてバンドでの「プライベート」と充実した内容。
フィルムは45分ほどで終わってしまい、そのあとプレゼント抽選会。
写真立て付ポストカード、清志郎着用“2・3'S”キャップ、サムピック、てぬぐい、
ステージ着用Tシャツがシャブちゃんから当選者へ手渡される。
こうして、1時間ほどでフィルムプログラムは終了。

ひとまず会場の外に出て、グッズ売場の列に並ぶ。
さきほどまでものすごい列だったのに、それほど並ばずに売場へ入れた。
お目当てのカレンダーとグラス、ついでにTシャツを購入してひと安心。
今度は展示コーナーを観るために、またもや行列に並ぶ。
普段は並ぶのが大嫌いだけど、今回ばかりはひたすら頑張って並ぶしかない。
フィルムプログラム②の入場時間と重なってしまったため、30分ほど待たされて入場。
展示コーナーには、衣装とブーツ、アクセサリーや身のまわりの品々、表彰状や盾、
てぬぐいに30,000円ソノシート、いろいろな写真などが展示されていた。
それほど広いスペースではないけれど、入場制限されていたのでじっくり観ることが出来た。
いつまでもこの空間に居たいと思ったけど、そうもいかないので15時50分ごろ会場をあとにする。

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2010年10月23日 (土)

山下達郎「Performance 2010」中野サンプラザホール

今日は中野サンプラザホールへ、山下達郎「Performance 2010」を観に行く。
山下達郎デビュー35周年を飾る今回のツアー、先週に続いて二度目の参戦。
開演時間18時の10分前ぐらいに、会場の中野サンプラザに到着。
私の席は、1階18列37番。かなりステージに近いじゃないですかー!それだけで感激。
客席前方のオーケストラピットがつぶされてステージが大きく作られており、
ステージ上には2階建の家が二軒並び、風力発電の風車がそびえ立っている。

予定より少し遅れて、18時05分過ぎに開演。
メンバーがステージに登場し、達郎が黒のテレキャスでリズムを刻んでライブが始まる。

ここからいつものようにライブレポといきたいところなのだが、
達郎本人から「ネットでのネタバレは配慮して欲しい」とのお達しがあったので、
詳細を記載するのはツアー終了まで控えておくことにしたい。
とある理由で達郎が上機嫌で、いつもに増して素晴らしいステージだった。
そのためおまけの曲も飛び出して、3時間25分近い演奏時間となった。

せっかく中野に来たのだからと、どこかに寄り道していこうとブラブラ。
だけど昨夜ちょっと飲み過ぎたので、今日のところは軽く行こうということに。
「明白(みんぱい)」という店で、餃子を食べながらビールと老酒を飲む。
シメは黒ごま坦坦麺。あまり辛くなくてとっても美味しかった。
22時半過ぎにはおひらきにして帰宅。

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2010年10月20日 (水)

深大寺温泉~調布の街

16時10分に映画が終わったので、ひとまず調布駅に戻る。
そして17時発の送迎バスに乗り込み、「深大寺温泉ゆかり」へ。
夕焼け割引1,350円にして、のんびりと温泉につかる。
これぐらいの季節の露天風呂、やっぱりサイコーですわな~。
1時間半ほど満喫して、再び送迎バスに揺られて調布駅へ。

久しぶりに天神通りの「豚珍館」へ行こうとしたら、何故かシャッターが閉まってる。
貼られている貼紙には、「高齢のため10月10日に閉店致しました」との文字。
う~ん、これはショック・・・ 単に旨いだけでなく、お店の雰囲気も好きだったのにな。。。
仕方がないので、東口店に行ってチーズロースカツを食す。
味はこちらもイイんだけど、やっぱりなんか物足りなさを感じてしまう。
調布からどんどんイイ店が無くなっていってしまうな・・・ なんだか寂しい。

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映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」TOHOシネマズ府中

今日はお休み。あいにくの曇り空だけど、そんなの全然気にならない。
午前中は、YouTubeで山下達郎のライブ音源をひたすら聴きまくる。
午後になってから、“TOHOシネマズ府中”へ「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」を観に行く。
14時10分からの回にしたのだけれど、平日なのに意外と混んでいてびっくり。
ストーリーは、「時給1120百円という求人広告に釣られて集まった10人が、
死の恐怖に慄きながら疑心暗鬼に陥っていく」様子を描いた心理サスペンス。
ハラハラ・ドキドキでそれなりに楽しめたけれど、ストーリーにもう少し深みが欲しかったかな。
藤原竜也主演ということで、どうしても「カイジ」のイメージがダブってくるからかも。(上映時間:107分)

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2010年10月19日 (火)

DR.JOHN & THE LOWER 911 「New Orleans / Rock Legend」 六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木Billboard LIVE TOKYOへ、DR.JOHNのライブを観に行く。
DR.JOHNは1993年に来日したときに観て以来なので、実に17年ぶりの再会になる。
1940年生まれだから今年で70歳。元気に来日してくれるだけで嬉しかったりする。
セカンドステージなので、21時30分開演。開演時間の15分ほど前に会場入り。
今日の席は、メンバーズシート25A。ステージほぼ真正面の好ポジション。
ステージ中央にグランドピアノとオルガンがどっかりと置かれていたので、
ステージかぶりつきよりある程度離れているこちらのほうが良く見えるかな。
ピアノとオルガンの上にはドクロが置かれ、「白い呪術師」の登場を待っている。

予定より遅れて、21時35分過ぎに開演。
ドラム、ベース、ギターという編成の“THE LOWER 911”が登場して演奏を始めると、
DR.JOHNが魔法の杖をつきながらステージに登場。
長く白い顎鬚にシルクハット、お洒落なスーツに身を包んだFunkyなスタイル。
今日のライブのタイトルどおり、New OrleansのRock Legendという感じだ。
DR.JOHNはピアノとオルガンを交互に使い分けながら、演奏を繰り広げていく。
思っていたよりもNew Orleans色が少なくて、スローテンポの曲が多いのが意外。
ライブ中盤で定位置を離れて、立ちあがってギターを弾いたのにはちょっと驚き。
DR.JOHNはもともとギタリストだったのが、クラブでの演奏中に喧嘩に巻き込まれて、
左手を撃たれて薬指が不自由になってギタリストを断念したはずなのに・・・。
お世辞にも上手いとは言えないプレイだけど、なんとも言えない味わいがある。
ライブ終盤になってアップテンポの曲も出はじめ、お客さんもスタンディングで応える。
アンコールはもちろん「IKO IKO」。若干テンポが遅めだけど、この曲が聴けるだけで大満足。
およそ1時間10分の演奏、22時45分過ぎに終了。

すっかり遅くなってしまったけれど、明日は公休なので下高井戸で飲んでいくことにする。
いつも行きつけの「紅とん」で、23時40分過ぎから飲み始める。
電車で帰れないのは覚悟のうえ、いつもよりハイペースでビールと黒ホッピーをグビグビ。
焼とんに串カツ、キャベツににんにく鍋、料理もあいかわらず旨くて満足。
25時を過ぎて、食べ物のラストオーダーが終わった頃おひらき。
甲州街道でタクシーをつかまえて帰宅。

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2010年10月17日 (日)

山下達郎「Performance 2010」大宮ソニックシティ大ホール

今日は大宮ソニックシティ大ホールへ、山下達郎「Performance 2010」を観に行く。
山下達郎デビュー35周年を飾る今回のツアー、8月に始まってからというものの
早く観たいと思いつつもなかなかチケットが取れず、ツアー終盤の今日になってようやく観れることに。
期待に胸を躍らせながら、埼京線に乗って大宮へと向かう。
17時ごろ大宮に到着し、「LOFT」で買い物をしてから会場の大宮ソニックシティへ。
開場予定時間の17時半前には既に開場していて、たくさんのお客さんが列をなしていた。
行列が落ちつくのを待ってから入場。私の席は、1階31列44番。
昨年のツアーでは2階席の後方ばかりだったので、後方でも1階席というのはやっぱり嬉しい。
この会場は段差がけっこうあるので、前の人のアタマが邪魔にならずに観やすい。
ステージには2階建の家が二軒並び、その間にトラックなどがディスプレイされている。

予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
メンバーは、Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Piano:難波弘之、Keyboards:柴田俊文、
Guitars:佐橋佳幸、Sax:土岐英史、Back Vocal:国分友里恵、Back Vocal:佐々木久美、
Back Vocal:三谷泰弘、そしてVocal&Guitar:山下達郎。
達郎が黒のテレキャスでリズムを刻み始めると、いよいよライブの始まり。

ここからいつものようにライブレポといきたいところなのだが、
達郎本人から「ネットでのネタバレは配慮して欲しい」とのお達しがあったので、
詳細を記載するのは当面控えておくことにしたい。
ただ、今回もとんでもなく素晴らしいライブであったことは間違いない。
バンドの完璧なアンサンブルと演奏、高級オーディオを聴いているような素晴らしい音響、
聴かせるところは聴かせ、踊らせるところは踊らせ、笑わすところは笑わせる、
達郎の絶妙なパフォーマンス・・・ どれをとっても言うことナシ。
アンコール含めて3時間20分のステージ、あっという間のひとときだった。

会場を出ると既に21時半を過ぎていたので、寄り道はあきらめてまっすぐ帰宅。
それでも家に着いたのは23時過ぎ・・・ やっぱり大宮は遠いな。

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2010年10月11日 (月)

VA 「ヘッドロックナイト VOL.56 ~JAPANESE ROCK LEGEND SPECIAL~」 新宿 LOFT

今日は新宿LOFTへ、「ヘッドロックナイト VOL.56
~JAPANESE ROCK LEGEND SPECIAL~」を観に行く。
お目当ては“ゲタカルビ”。しかも今日は、元“アナーキー”のマリが参加しての“特上ゲタカルビ”。
おまけにセットリストも、いつもとはちょっと違った選曲とのことなので楽しみは倍増。
整理番号2番というラッキーチケットだけど、開場時間17時を15分ほどまわった頃に会場入り。
だけどまだ全然お客さんが入っていなくて、難なく最前列フェンス際の端っこをキープ。
DJ:namijin&春太郎DYNAMITEのかけるパンクでラウドなサウンドを聴きながら、しばらく開演を待つ。

予定より少し遅れて、17時40分過ぎにスタート。
「時計じかけのオレンジ」のSEをバックに、“L.A.M.F's”が登場。
そのバンド名からもわかるように、Punk Rockのカバーバンド。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルの4ピース、ルックスはバラバラだけどカッコいい。
MCで本人たちも言っているとおり、B級Punkナンバーが中心のセットリスト。
“Stiff Little Fingers”に“Johnny Thunders”、“Damned”に“Adicts”と、なかなかツボな選曲。
だけどその中で、“CCR”や“David Bowie”をPunkアレンジでやってしまうところは流石だ。
25分ほどで演奏は終了。短かったけど、燃えるステージでした。

セットチェンジをはさんで、18時20分から“NUMBER.42”のステージ。
“RAMONES”をバックに登場したトリオのバンド、ルックスはいまどきのPunkという感じ。
ベースのnamijinは、「ヘッドロックナイト」の主催者ということらしい。
サウンドはストレートなPunkだけど、「Punkが好きでたまらない」というのがよくわかる。
元気ハツラツなステージは、30分ほどであっという間に終了。

次はいよいよ“ゲタカルビ”のステージ。
ステージ前の人口密度が一気に高くなる中、19時過ぎにメンバーがステージに登場。
Drums:小林高夫、Bass:サモン、Guitar:シズヲ、Vocal:仲野 茂というメンバーに、
途中からスペシャルゲストでGuitar:逸見"マリ"泰成 が加わる。
金髪モヒカンをそびえ立てて、あいかわらずパワフルな茂のヴォーカル、
そのバックにはマリとコバン・・・って、3/5“アナーキー”というわけだ。
そうとなったら選曲は、もちろん“アナーキー”のナンバー。
「あぶらむし」「シティ・サーファー」「缶詰」「アナーキー・シティ」「心の銃」と、
夢中になって聴いていたあのナンバーが目の前で繰り広げられていく。
ステージ前はもちろん大暴れなんだけど、ポジショニングが良かったのでどうにか持ちこたえる。
ラストは「ノット・サティスファイド」から、重みの増した「東京 イズ バーニング」。
“アナーキー”コールが鳴り響く中、照れ臭さそうな笑みを浮かべて去っていくマリが印象的だった。
演奏時間45分、心の底から燃え尽きるようなステージであった。

【ゲタカルビ:セットリスト】
M01. ゲタカルビ
M02. アナーキー・イン・ザ・U.K.
M03. ロック・スター
M04. あぶらむし
M05. シティ・サーファー
M06. 缶詰
M07. アナーキー・シティ
M08. 心の銃
M09. 時
M10. けだるい午後の昼下がり
M11. デラシネ
M12. ノット・サティスファイド
M13. 東京 イズ バーニング

本日のトリは“頭脳警察”。「日本一アナーキーなバンド」との紹介で、20時過ぎに演奏開始。
Drums、Bass、Guitarに、Percussion:石塚俊明、Vocal&Guitar:PANTAというメンバー。
ずっしりと重いリズム隊に、切り裂くようなPANTAのヴォーカルがからみつく。
でもやはり“頭脳警察”のサウンドは、TOSHIのパーカッションがポイント。
他のバンドにはない独特の音の感触が、心地よく身体を包む。
メッセージ性の強いPANTAのヴォーカルだけれど、珍しくお客さんとのコール&レスポンスもあり。
PANTAいわく、「ついつい楽しくてやってしまいました」・・・ その自由奔放さがイイ。
55分ほどで本編は終了して、アンコールに突入。
“頭脳警察”のメンバーに茂とマリとnamijinが加わって、「悪たれ小僧」を演奏。
とたんにステージ前が大荒れになるのはちょっとどうかと思ったけれど、
みんなでいっしょにRockを楽しんでいる感じがしてなかなかいい雰囲気だった。
それだけに最後ヘンな女性がステージにあがって、場違いな空気を作ってしまったのは残念。
なんとも閉まらない感じのまま、21時10分ごろイベントは終了。

【頭脳警察:セットリスト】
M01. 死んだら殺すぞ
M02. 白い森
M03. 夜明けまで離さない
M04. 間違いだらけの歌
M05. Undercover
M06. 間際に放て
M07. 時代はサーカスの象にのって
M08. 黒の図表
M09. スホーイの後に
M10. 七月のムスターファ
アンコール
EN1. 悪たれ小僧

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2010年10月 9日 (土)

仲井戸"CHABO"麗市 with 早川岳晴 「GO!!60 CHABO with HAYAKAWA Tour 2010」 SHIBUYA-AX

今日は、仲井戸"CHABO"麗市の“還暦”60回目の誕生日。
あのCHABOが還暦を迎えるなんて、なんだか信じられない・・・。
そして今日は、「GO!!60 CHABO with HAYAKAWA Tour 2010」の千秋楽。
60本にも及ぶツアーの最終日、いちファンの私でさえ感慨深いものがある。
雨が降りしきる中、友人とSHIBUYA-AXで17時15分に待ち合わせ。
既に開場していたけれど、まずは立ち見のお客さんからの入場ということで、
ようやく入場できたのは17時45分過ぎ。開演まであまり時間がないので自分の席へ。
私の席はステージ真正面、おまけに前の人が居なかったので最高のポジション。
フロアは後方の立ち見席までぎっしり、2階席も超満員で期待感に膨れ上がっている。

予定より遅れて、18時08分にライブはスタート。
いつものJazzyなオープニングSEをバックに、ツアーでまわった全国59ヶ所のスライドが上映される。
そして今日、60ヶ所目はSHIBUYA-AX。盛大な拍手の中、CHABOがステージに登場する。
思い入れたっぷりに「You Gotta Move」をつまびいたあと、まずは一人で「Born in 新宿」を唄う。
「60歳になりました」という挨拶のあと、Bassの早川岳晴を呼び込んでまずは「ギブソン」を演奏。
ツアー初日の北海道は大雪で飛行機が欠航して大変だったという話から
早川さんが7月に大怪我をしたという話をして、演奏は「BLUE MOON」へと続いていく。
ひょっとすると最終日はセットリストが変わるんじゃないかと思っていたけれど、
どうやらこれまでどおりの選曲でこのツアーの集大成を見せようということらしい。
「最初から長いと思って来てるヤツがいるから、懲らしめのため思ったよりももっと長くやる」と宣言。
「ホーボーへ」をほのぼのと唄ったあと、CHABOいわくスポーツ路線の「アメリカン フットボール」。
早川さんは北海道の電気屋さんに造ってもらったベースを弾き、サイケデリックな「Heaven」を演奏。
そして、ファーストアルバムを「真っ暗なアルバム」と片づけられたという話から「BGM」を唄う。

ここで早川さんが怪我のときの様子を話し、「お詫びに今日はベースのボリュームをあげます」と一言。
そして早川さんのウッドベースをバックに、ポエトリーリーディング「読書する男」。
ステージ後方の壁に都会の夜景が映し出され、その詞の世界に彩りを添える。
続けて「LULLABY」を演奏したあと、「最後だからカバー一曲演らせてくれー!」と言い、
“Martha Reeves & The Vandellas”のカバーで「Dancing In The Street」。
これだけ大きな会場になると、コール&レスポンスもいつもとは違った盛り上がり。
清志郎の去年の出来事と今回のツアーにあたっての葛藤をしばらく語ったあと、
「毎日がブランニューデイ」から「激しい雨」をワンフレーズ、そして「君が僕を知ってる」を演奏。
オリジナルのKEYはDだったけどCHABOは高くて唄えないからKEYをAに下げて、
間奏を4ヶ月練習したのだそうだ。CHABOは「清志郎、どうだー? 弾けたぞ~」と叫ぶ。
そして清志郎との思い出話を少ししてから、清志郎に捧げるナンバー「夏の口笛」を唄う。
「みんなはRock'n'Rollに何で出会ったの?」という問いかけから、最後は「My R&R」で本編終了。

アンコール、赤い“THE還暦”Tシャツに着替えたCHABOがひとり登場して、まずは宣伝コーナー。
先日は「まだ50代だから」と言って黒を着ていたが、今日から還暦だから赤を着ているのだ。
そして赤いギターで「ティーンエイジャー」を弾き語る。ドゥーワップ調のコーラスはお客さんが担当。
いつもどおりここで「On Bass 早川岳春~!」とCHABOが叫ぶと、
“Beatles”の「Happy Birthday」が流れる。
“THE BOOM”宮沢和史、“フライング・キッズ”浜崎貴司、寺岡呼人、吉田 健、
清志郎の息子タッペイ、そして各地のイベンターが続々とステージにあがってくる。
土屋公平が大きなバースデイケーキを運んできて、CHABOは60本のロウソクを吹き消す。
続いてみんなで「ハッピーバースディ」の大合唱。とっても温かい空気が、会場に充満していく。
そして再びCHABOは唄い始める。曲は、Sid Viciousバージョンの「MY WAY」。
還暦を迎えた今日の日にピッタリの歌詞。「Going MY WAY~!!」と叫ぶCHABOが印象的。
続いて始まったのは「雨あがりの夜空に」。あのイントロが流れると、お客さんは一気に総立ち。
やっぱりすべてはこの曲から始まったのだ・・・ そんなコトを思って、感慨にふける。
CHABOに「お座り!」とたしなめられ、今度はみんな一斉に着席。
早川さんのウッドベースをバックに「ガルシアの風」を唄ったあと、スタッフの紹介。
このツアーでお世話になった方ひとりひとりを、丁寧に紹介するところがなんともCHABOらしい。
そして最後の曲は「Hobo's Lullaby」。温かく優しいメロディが、しんみりと心に染みる。
SE「What a Wonderful World」が流れ出すと、お客さんはスタンディングオベーション。
すべてをやり切ったようなCHABOと早川さんの笑顔が、なんとも言えずカッコよく素敵だ。
続けて、“Beatles”の「Rock And Roll Music」が流れる。ステージ後方のスクリーンには、
子供の頃の写真を前に還暦の祝着に身を包んで四角いギターを手にしたCHABO。
CHABOの嬉しそうな笑顔に、「これからもよろしく!」とそっとつぶやく。
時間は既に22時18分になっている。演奏時間はなんと4時間10分。
予告通り長かったけど、ちっとも長さを感じさせないライブだった。

【セットリスト】
M01. You Gotta Move~Born in 新宿
M02. ギブソン(CHABO'S BLUES)
M03. BLUE MOON
M04. ホーボーへ
M05. アメリカン フットボール
M06. Heaven
M07. BGM
M08. Poetry:読書する男
M09. LULLABY
M10. Dancing In The Street
M11. 毎日がブランニューデイ~激しい雨
M12. 君が僕を知ってる
M13. 夏の口笛
M14. My R&R

アンコール
EN1. ティーンエイジャー
EN2. MY WAY
EN3. 雨あがりの夜空に
EN4. ガルシアの風
EN5. Hobo's Lullaby

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2010年10月 3日 (日)

萩原健一 「トーク&ミニライブⅡ ANGEL or DEVIL あなたと一緒にいたい」 名古屋名鉄ホール

意味もなく7時に起床。今日はどうしようか?と考えつつ、10時までウダウダ。
「どうしようか?」という発端は、昨日ライブ会場でもらったフライヤー。
“ショーケン”萩原健一のライブが、名鉄ホールで今日行われるというのだ。
11月に東京公演を観に行く予定ではあるものの、ここで観ておきたいという気持ちもあるわけで・・・。
グダグダと悩みつつ、10時前にホテルをチェックアウト。

しばらくブラブラしているうちに11時を過ぎたので、プリンセス大通りにある「いば昇本店」で昼食。
ちょっと奮発して上櫃まぶしに、うまきと生ビールを注文。
昭和にタイムスリップしたような雰囲気が、これまたたまらなくイイんだな。
1時間ほどじっくり満喫して、大満足で店をあとにする。
“ショーケン”ライブに行くかどうかは当日券があるかどうかで決めようと思い、
とりあえず名駅に向かってブラブラ歩いていく。
途中あれこれ寄り道をしながら、13時30分ごろ名駅に到着。
「中日ドラゴンズ優勝!」のタスキをかけたナナちゃん人形と記念撮影して、名鉄ホールへ。
名鉄ホールは名鉄百貨店の10階、まだお客さんは誰もいなかったけど当日券は17時発売とのこと。
ここでライブを観ることを決意。それまで時間はたっぷりあるけど、どうしようかな・・・?
かと言ってどこかへ行く気もないので、名駅あたりで時間をツブすことにする。
以前から気になっていたJRセントラルタワーズにのぼってみたり、
近鉄Pass'eのタワレコを覘いてみたり、ビルの谷間の広場でボケーっとしてみたり。

そんなことをしているうちに17時が近づいてきたので、再び名鉄ホールへ。
15列9番のチケットをゲットして、開場時間までしばらく時間をツブす。
そして開場時間の17時30分を過ぎたころ会場入り。すかさずCDとパンフレットを購入。
ホール内はワンフロアだけど、926席というほどよい大きさ。
ちょっとレトロな“劇場”という雰囲気が、なんだかとってもイイ感じだ。
客席はお世辞にも満杯とは言えないけど、熱いライブを期待しながら開演を待つ。

予定よりちょっとフライング気味に、18時少し前に開演。
鐘の音が鳴り響き閃光が煌めく中、バンドメンバーとショーケンがステージに登場。
バンドは、Keyboards:篠原信彦、Guitar:瀬田一行、Guitar:永井ちえというメンツ。
リズム隊がいないという変わった編成だけど、カラオケをバックにノリのいい演奏が始まる。
ショーケンはステージに出て来るなり土下座。「待たせてゴメン」という意思表示か・・・。
ショーケンはBlues Harpを吹きまくりながら「テンダーナイト」を唄い、
二曲目の「GOD BLESS YOU」からは、Chorus:有澤亜紀が加わって華を添える。
ショーケンの声は絶好調とは言えないまでも、溌剌とステージを動きまわる姿はカッコいい。
メイクをしているからなのか、なんだかとっても若返ったような気がする。
「トーク&ミニライブ」と謳っているのに、MCすら入れずにひたすら演奏が続く。
「Ah! Ha!」「ぐでんぐでん」「ラストダンスは私に」「大阪で生まれた女」「54日間、待ちぼうけ」
「ハロー・マイ・ジェラシー」と、立て続けに演奏したあとようやくMC。
そしてトークゲストということで、梨本 勝の娘:梨本麻里奈がステージに登場。
何かと因縁の深かった梨本 勝の思い出話を、しみじみと繰り広げる。

再び演奏が再開され、「シャ・ラ・ラ」に続いて“ザ・テンプターズ”時代のナンバー
「エメラルドの伝説」と「神様お願い!」が続けて披露される。
デパートにある劇場でのライブということで、懐かし気分で来ているお客さんも居るだろう。
そんな人たちの目に、現在のショーケンはどのように映ったのかな?
ひたすらブッ飛んでRockしているショーケンの魂が、どこまで通じたのであろうか・・・。
「愚か者よ」を演奏したあと、ラストナンバーは「ショーケン・トレイン」。
再び登場した梨本麻里奈を引き連れ、客席を練り歩くショーケン。
文句なくカッコよく、文句なくいかがわしく、文句なく物騒な男だ。
これがRock、これぞRock、たまらないライブはひとまず終了。

アンコール、ステージでは演奏が始まっているけど、お客さんの視線はフロア後方に釘付け。
ショーケンが客席の一番後から、ステージ向かって通路を駆け抜けていく。
わたしもズズズィっと通路のほうにシフトして、ショーケンの肩にタッチ。
曲は「フラフラ(春よ来い)」。コール&レスポンスのあと、最後は何故か「三三七拍子」で終了。
最後にメンバー紹介をして、「おやすみなさい」と言いながらショーケンは去っていった。
時間は19時35分、約1時間35分というとっても短いライブ。
だけど「ミニライブ」という割にはたくさん演奏してくれて、かなり得した気分。
ショーケンも元気そうだったし、やっぱり観てよかった。。。

会場を出ると、外はどしゃ降りの雨。
名古屋駅20時発ののぞみ394号に乗り込み、味噌カツ弁当を食べながら東京へと戻る。

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2010年10月 2日 (土)

仲井戸"CHABO"麗市 with 早川岳晴 「GO!!60 CHABO with HAYAKAWA Tour 2010」 名古屋 CLUB Diamond Hall

今日は名古屋“CLUB Diamond Hall”へ、
「GO!!60 CHABO with HAYAKAWA Tour 2010」を観に行く。
60歳還暦記念のツアーも、名古屋・大阪・東京の大都市公演に入っていよいよゴールが見えてきた。
ひょっとするとここらで、セットリストが変わるんじゃないか?という楽しみもあったりする。
東京駅11時30分発ののぞみ31号に乗って、名古屋駅に到着したのは13時13分。
名古屋に着いたらまずはココ・・・ということで名駅地下街ESCAの「矢場とん」へ直行。
土曜日だから激混みなのかと思いきや、意外とすんなりと入ることが出来た。
今回は鉄板とんかつと生ビールを注文。鉄板のうえでジュージューいってる味噌カツが旨い。
それから行きつけの中古盤屋「69」を覗いて、地下鉄に乗って栄へと移動。
テレビ塔を眺めたりしながらセントラルパークをブラブラして、
15時過ぎに今夜泊まる「ナゴヤプラザイン」にチェックイン。

しばらくホテルで休憩したあと、今夜のライブ会場“CLUB Diamond Hall”へ。
10年ほど前に清志郎のツアーを観に来ているはずだけど、何故だかあまり記憶がない。
新栄町駅の周辺ももうちょっと賑わっているような気がしてたけど、なんだか閑散としている。
会場は雑居ビルの5階・・・そこまで階段でのぼっていくのは正直キツい。
ほぼ予定通り17時に開場、整理番号A-042番で入場。
けっこうおしゃれで意外と広いフロア、CHABO側の前から2列目に陣取る。
開演時間が近づくにつれてだんだんと席が埋まっていき、始まる頃にはほぼ満席の状態。

ほぼ予定どおり、18時を2分ほど過ぎたころライブはスタート。
いつもどおりにJazzyなSEが流れる中、いつもどおりのスタイルのCHABOがステージに登場。
「You Gotta Move」を少しつまびいたあと、まずは一人で「Born in 新宿」を唄う。
「なにはともあれオメデトウ」と中日ドラゴンズ優勝を祝い、Bassの早川岳晴を呼び込んで「ギブソン」。
早川さんが7月に怪我をした話をはさんで、演奏は「BLUE MOON」へと続いていく。
「ホーボーへ」を唄ったあと、CHABOという愛称について話してから「アメリカン フットボール」。
早川さんは北海道の電気屋さんに造ってもらったベースを弾き、サイケデリックな「Heaven」を演奏。
そして、渋谷陽一に「漆黒のアルバム」と言われたファーストアルバムから「BGM」を唄う。
早川さんのIbanezがブリブリの音を奏でる。この曲ばかりは、早川さんに目が釘付け。

ここで早川さんのウッドベースをバックに、ポエトリーリーディング「読書する男」。
続けて「LULLABY」を演奏したあと、「どっぷり重たいの続けて演ったから肩こっちゃった」と言い、
“Martha Reeves & The Vandellas”のカバーで「Dancing In The Street」。
コール&レスポンスで盛り上がったあと、清志郎の曲をいくつか演奏。
「毎日がブランニューデイ」から「激しい雨」をワンフレーズ、そして「君が僕を知ってる」。
「“CLUB Diamond Hall”はむかし“雲龍ホール”といい、RCのツアーで来た」とか、
「清志郎は運転うまいけど、清志郎が運転するポルシェに乗るのは怖かった」とか、
清志郎にまつわる話をしていくうちにCHABOは声を詰まらせる。
エフェクターやアンプのつまみを調整するフリをして、しばらく沈黙の時間が流れていく。
そして清志郎に捧げた「夏の口笛」が演奏されると、フロアからはすすり泣く声が聴こえてくる。
「みんなはRock'n'Rollに何で出会ったの?」という問いかけから、最後は「My R&R」で本編終了。

アンコール、新作の“THE還暦”Tシャツに着替えたCHABOがひとり登場して、まずは宣伝コーナー。
そして、土曜日ならではのおまけ「Take You To The Movies Tonight」を
はさんで「ティーンエイジャー」。
それから早川さんをステージに呼び込むと、今度は早川さんがCDを宣伝。
そして始まったのは「平和BLUES」。CHABOはステージを降りて、客席に乱入。
北海道の電気屋さんに造ってもらったミニギターをCHABOは手にして、「雨あがりの夜空に」。
お客さんは一気にスパークして総立ちになり、ステージ前にどっと駆け寄る。
わたしも気がつくとステージにかぶりつき、CHABOの足元でコブシを振り上げる
CHABOに「お座り!」とたしなめられ、みんな一斉に席に戻って着席。
早川さんのウッドベースをバックに「ガルシアの風」を唄い、スタッフ紹介に続いて「Hobo's Lullaby」。
SE「What a Wonderful World」が流れ出すと、お客さんはスタンディングオベーション。
続けて“Martha Reeves & The Vandellas”の「Dancing In The Street」が流れてライブは終了。
時間は既に21時40分、演奏時間はいよいよ3時間半を超えた。

歩いて栄まで戻って、22時過ぎから行きつけの「富士子」で飲む。
手羽唐揚と生ガキを食べながら、美味しいビールと日本酒「銀盤」を満喫する。
24時も過ぎて小腹が空いたので、「若鯱屋」でカレーうどんを食べて1時ごろホテルに戻る。

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