pupa「pupa Live Tour 2010“dreaming 6 pupas”」東京国際フォーラム ホールC
今日は東京国際フォーラムへ、「pupa Live Tour 2010“dreaming 6 pupas”」を観に行く。
“pupa”というのは、高橋幸宏、原田知世、高野 寛、高田 漣、堀江博久、権藤知彦の6人から成るバンド。
“pupa(ピューパ)”=蛹(さなぎ)という意味で、高橋幸宏が傾倒するフライ・フィッシングの用語とのこと。
2008年7月にアルバムデビューしているのだが、正直言ってまったく知らなかった。
なんとなく「原田知世が観たいなぁ~」と思って検索していたら、偶然ヒットしたのだ。
というわけで何の予備知識もないまま、今日のライブを迎えることになった。
会場はお馴染みの東京国際フォーラム・・・と言いつつ、今日はホールCでの開催。
ホールAをひとまわり小さくしたような感じで、木目調の壁がなかなかイイ雰囲気のホールだ。
席は2階3列52番、2階席なのでちょっとガッカリしていたのだが、これが意外といいポジション。
2階席と言いつつ両サイドにバルコニーのようにせり出しており、ステージからかなり近いのだ。
高さもそれほど高くないので、1階席の後方よりも全然よく見えるのではないだろうか?
ステージ上には既に機材がセッティングされ、ライブが始まるのを待ち構えている。
予定より遅れて、18時10分ごろ開演。
ほのかな光がステージを照らす中、揃いのユニフォームを着てメンバーがステージに登場。
高橋幸宏はドラム・キーボード・ギター・ヴォーカル、原田知世はキーボード・ギター・ヴォーカル、
高野 寛はギター・ヴォーカル、高田 漣はキーボード・ギター・バンジョー・ヴォーカル、
堀江博久はキーボード、権藤知彦はキーボード・ユーフォニウム・鉄琴(?)等々を担当。
もっと他の楽器をプレイしていたような気もするけど、完全には把握できなかった。
知世ちゃんはヴォーカル担当だと思っていたのに、いろいろな楽器をプレイしていてビックリ。
ギターを(ちょっとだけだけど)弾いたりとか、不思議な形の楽器を扱っていたりとか・・・。
不思議な形の楽器は、なんでも“エレクトリック・バグパイプ”というのだそうだ。
エレクトリカルな照明がきらびやかに輝いて、ステージ後方にはいろいろな映像が映し出される。
なんだか1980年代のテクノポップのライブを観ているような錯覚に陥る。
肝心のサウンドは、ひと言で言うと「高橋幸宏らしい」っていうのがピッタリとくる感じ。
激しい縦ノリのビートではなく、ゆったりと静かに無機質で難解なビートが刻まれていく。
本人たちもMCで言っていたけど、どこで盛り上がるのかよくわからない曲ばかり。
幸宏のドラムは硬派でカッコ良かったし、知世ちゃんはキュートで可愛かったし、
いろいろ見どころはあったのだけれど、全体的にはあまり馴染めなかったかな。。。
アンコール2回を含む2時間ちょっとの演奏、なんとも言えない印象を持ったのでした。
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