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2010年12月10日 (金)

麗蘭「Love Love Love」六本木Billboard Live TOKYO

今日は六本木Billboard Live TOKYOへ、麗蘭「Love Love Love」を観に行く。
“麗蘭”のライブというと、今年も年の瀬がやってきたなぁ~とつくづく思う。
今年起こったいろんなコトを振り返りつつ、ゆく年くる年に想いを馳せる・・・。
そんな季節にぴったりの“麗蘭”、東京公演は昨年に続いて六本木Billboard Live TOKYOだ。
金曜日なので2nd Stageを予約したのだけれど、1st Stageも観たくなって今日の昼に滑り込み予約。
というわけで定時に仕事を切り上げて、クリスマス気分で盛り上がる六本木へ。
東京ミッドタウンは、イルミネーションがキラキラ輝いていてとってもキレイ。
そんな中を、18時45分ごろ会場へ。1st Stageの席は、DXシートカウンターDH7。
ステージからはちょっと遠いけど、ステージ後方に広がる夜景が素晴らしい。
1st Stageを観ようと思ったのも、六本木の夜景をバックに演奏する“麗蘭”を観たかったから。
そういう意味では、このカウンター席は最高のポジションと言える。

ほぼ予定どおり、19時ちょうどに開演。
SE「浪路はるかに」が流れる中、メンバーがステージに登場。
CHABOは長袖のシャツを着て、いつものように黒いハットをかぶっている。
オープニングは、今回のライブテーマである「Love Love Love」。
毎年ライブテーマにあわせた新曲が披露されるが、今年もホットでゴキゲンな曲。
それから、「Hotシチュー」「Take It Easy」と新曲が続いていく。
リズム&ブルースのテイストを織り交ぜつつ、シンプルでソリッドなRockナンバー。
JAH-RAHと早川さんとのリズム隊、そして蘭丸が織りなす完璧なアンサンブルを、
CHABOのクリーム色のテレキャスがパリパリと切り刻んでいく。
まさにそんな雰囲気・・・ CHABOのギターの音が異様に冴えている。
レゲエタッチで「清掃の唄」を演奏したあと、蘭丸がヴォーカルをとるコーナー。
「太陽のShelly」というタイトルの、こちらも作ったばかりだというナンバー。
あいかわらずFunkyな蘭丸のギターと、ちょっと懐かしい感じのCHABOのリフが印象的。

一年があっという間に過ぎ去ってしまったという話から、
この時期にしか唄えないナンバーという紹介で「Merry X'mas Baby」。
そして、これも恒例となりつつある「Yes We Can」の2010年バージョン。
ステージ後方のカーテンが開いて、ミッドタウンのイルミネーションが目の前に広がる。
「これが楽しみなんだ!」と、CHABOもとっても嬉しそう。
ここでCHABOは、初めて六本木に来たときのエピソードを語る。
明治大学の受験に失敗したCHABOを慰めるために、彼女が連れて来てくれたのだそうだ。
「僕たちはもう行かなくちゃならない・・・」と、早くも最後の曲になってしまった。
早川さんの印象的なベースから、「今夜R&Bを・・・」が始まる。
曲の途中には「スローバラード」が挿入される。CHABOのヴォーカルが心に染みる。

アンコール、4階の入口から階段を通ってメンバーが再びステージに登場。
“麗蘭”オリジナルワインの宣伝をしたあと、「Simple Love Song」をみんなで合唱。
最後の曲は「Get Back」。3階のステージ前フロアは、総立ちで盛り上がってる。
4階のカウンターはスタンディングにはならなかったけど、気持ちでは負けていない。
「さぁ長い夜に嘆くのはもう終わりにしてー♪」というフレーズに、思わず涙があふれる。
何度聴いてもシビれるフレーズだ・・・ それにしても涙もろくなったものだ。
John Lennonの「Happy Christmas」が流れる中、20時30分過ぎに演奏は終了。
気がつくと1時間半も演っていたのか・・・ Billboard Liveでこんなに長いのは初めて。
20時45分には2nd Stageの開場だというのに、やってくれたねーCHABO。

いったん店を出てあたりをブラブラしているうちに、あっという間に2nd Stageの時間。
というわけで、21時15分ごろ再び会場に戻る。今度の席は、メンバーズシート25a。
ステージからほど近い、ちょうどCHABO前に位置する好ポジション。
カウンターもいいけど、このかぶりつき感はやっぱり何モノにも変えられない。
1st Stageは若干空席が見られたけど、2nd Stageはびっしりと満席。
期待感ではち切れそうな雰囲気に、なんだかとってもドキドキしてきた。

予定より少し遅れて、21時35分ごろ2nd Stageの演奏がスタート。
セットリストやMCは、1st Stageとほぼ同じ。当たり前といえば当たり前だけど・・・。
だけど幾分こなれてきた感じで、演奏は2nd Stageのほうが良かったかも。
CHABOのギターアンプのちょうど真ん前というのもあるのだろうけど、
CHABOのギターは1st Stageにも増してグイグイと耳に目に迫ってくる。
CHABOのMCも絶好調で、「去年のクリスマスに公平がクリスマスツリーをくれた」とか、
「先日このあたりで暴力事件があったけど、去年も『裸になって何が悪い』という事件があった」とか、
機材のトラブルでノイズが出たのを「聴こえたのオレだけじゃないよね・・・」と言ってみたりとか。
1st Stageは終わりの時間が押してしまってお店のスタッフに迷惑かけたと謝りつつも、
2nd Stageは少しぐらい伸びてもイイとの話にお客さんは拍手喝采で大喜び。
アンコールの1曲目に「メンバー紹介Blues」が加えられ、お客さんは大きな手拍子でそれに応える。
「Simple Love Song」の後半から、ステージ前のフロアは総立ちになり手拍子して唄いまくる。
「来年は時間を守ります。でもまだ来年になってないから今日は時間を守らない」との言葉から、
最後の曲は「Get Back」。まるで京都“磔磔”のような盛り上がり方。
John Lennonの「Happy Christmas」が流れるころには、既に23時10分を過ぎていた。
“麗蘭”のBillboard LIVE、去年は「ちょっと場違いかも?」と思ったけどそんなことはナイ。
サイコーの雰囲気にゴキゲンな演奏、“麗蘭”の新たなホームグラウンドとなるに違いない。

ちょっと遅くなってしまったけれど、明日は土曜日なので下高井戸「紅とん」で飲むことにする。
既に日付が変わろうとする時間なのに、けっこう混んでてビックリ。
いつものようにネギ盛りや焼とん、串カツや赤ウインナーを食べながら、ビールと黒ホッピーとマッコリを飲む。
シメに焼そばを食べて、1時40分ごろおひらき。タクシーで帰宅。

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