VA 「スペースシャワー列伝 ~第八十二巻 維新(いしん)の宴~」 Shibuya WWW
今日はShibuya WWWへ、「スペースシャワー列伝 ~第八十二巻 維新(いしん)の宴~」を観に行く。
お目当てはトリで出演する“オワリカラ”と、「TOKYO NEW WAVE」で共に活動する“SEBASTIAN X”。
それにも増して興味深いのが、Shibuya WWWというハコ。
CS音楽専門チャンネル「SPACE SHOWER TV」が手がける、オープンしたてのライブハウス。
新しいハコ好きのワタシとしては、是非とも行っておきたいと思ったのだ。
7バンド出演するということもあって15時開演なのだけど、さすがに全部観るのは厳しいので、
お目当てのバンドのひとつ“SEBASTIAN X”の出演時間に間に合うよう家を出る。
15時40分ごろ渋谷に着いたので、ひとまず「YAMAHA渋谷店」に立ち寄る。
今日で44年間の歴史に幕を閉じるということで、最後の瞬間を目に焼き付けておくためだ。
ラストセールでお店の中はけっこうな混みよう。いつも思うけど、最後だけ混むのはいかがなものか・・・。
思い出にひたりながら店内を一周して、なんとも寂しい気持ちのまま店をあとにする。
それからShibuya WWWへ。地下へ続く暗い階段を降りて行くと、そこに受付があった。
16時10分過ぎにフロアに入ると、まだ2番目のバンド“秀吉”の演奏中。
すぐに演奏が終わってしまったのでよくわからないけど、トリオのバンドだった。
フロアは半分以上が階段状になっていて、どこからでも観やすい構造。
ただ、両サイドにしか通路が無いので、動きまわるのにはちょっと不便。
ひとまずフロア最後方のPAの後へ。ステージ全体が見渡せて、なかなか好ポジション。
ステージ上では、“SEBASTIAN X”のセッティングが始まっている。
セッティングにある程度時間がかかるのは仕方がないとしても、
いちいち曲リハまでやるものだから、時間がかなり押してしまっていた。
というわけで予定よりかなり遅れて、16時35分ごろから“SEBASTIAN X”の演奏。
ドラム、ベース、キーボード、女性ヴォーカルというギターレスの4人編成。
“pinups”とか“MENU”とか、ひとむかし前のNew Waveバンドを思わせる。
ヴォーカルの声がやや耳につくような気もしたけど、けっこう好きなタイプ。
曲調もバリエーションに富んでいて、なかなかイイなぁ~と思った。
30分ほどの演奏で、17時過ぎに終了。
続いて17時25分過ぎから、“OverTheDogs”のステージ。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、ヴォーカルという5人編成のバンド。
スナフキンのようなルックスのヴォーカルが、なんとも言えないイイ味出してる。
ちょっと声が細いような気もするけど、それがまた繊細なイメージをかもし出している。
なんだかとっても不思議な世界感で、ちょっと気になる存在のバンドだ。
こちらも30分弱の演奏時間、17時50分過ぎに終了。
せっかくなので違った場所から観てみようと、ステージ右側の階段付近へ移動。
前の人のアタマが邪魔にならず、なかなか快適なポジション。
そうこうしているうちに、18時13分ごろから“The SALOVERS”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ギター&ヴォーカルの4人編成。
ストレートでラウドなRockという感じで、とにかく若いなぁ~という印象。
他のバンドより少し短い25分ほどの演奏、18時40分ごろ終了。
続いて19時10分ごろから、“N'夙川BOYS”のステージ。
目のまわりを黒く塗った男性、キンキラの衣装を着た男性、キッチュな雰囲気の女性から成る3人組。
その3人がドラム・ギター・ヴォーカルを交互に担当しながら、演奏が繰り広げられていく。
う~ん・・・なんと言うか、けっこう曲とかはイイような気がするのだけれど、演奏がどうにも。。。
パートチェンジなんてしないで、バンドとしてしっかり演ればいいのにと思った。
会場人気は、今日の出演者の中でイチバンだったようですが。
というわけで居たたまれずに、演奏の途中でロビーに出てきてしまった。
そして20時05分、本日のトリ“オワリカラ”の演奏がいよいよ始まる。
私もステージ前最前列に移動して、身体全体で音のシャワーを浴びる。
「ドアたち」とか「マンガ」とか、キラーチューンの揃った美味しいセットリスト。
あいかわらず激しいステージパフォーマンスと、鉄壁のアンサンブルとのコンビネーション。
予定より1時間押しということもあり、若干お客さんが少なくなってしまったのが残念だけど、
そんなコトとは全然関係なく、とっても熱いステージが繰り広げられていく。
アンコールは「砂場」。エンディングではキーボード・ベース・ギターがドラムセットに投げ込まれ、
激しいフィードバック音の洪水の中を、混沌とした状態のまま演奏が終了。
そんなところもひと昔前のRockを感じさせて、たまらなくイイんんだよなー。
20時40分、こうして本日のイベントはすべて終了。
まだ時間も早いので、渋谷駅ビルの「天天米線」で飲んでいく。
スタンディングライブのあと立ち飲みっていうのはちょっとキツかったけど、
どうしても肝ごま油が食べたくて仕方なかったので・・・。
ビールと黒ホッピーとマッコリを飲んで、1時間ほどでおひらき。
シメに「博多天神」でとんこつラーメンを食べて帰宅。
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