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2011年1月29日 (土)

BOWWOW/ザ・レジェンド・ロッカーズ 「レジェンド・ロッカーズ vol.2 夢のライヴ&バトル ROCK AND A HARD PLACE!」 吉祥寺 ROCK JOINT GB

今日は吉祥寺 ROCK JOINT GBへ、「レジェンド・ロッカーズ vol.2」というイベントを観に行く。
出演するのは、“BOWWOW”と“ザ・レジェンド・ロッカーズ”。
17時半ごろ吉祥寺駅に到着して、少しブラブラしてから東急百貨店の裏側にある会場へ。
ほぼ予定どおり18時過ぎに開場し、整理番号17番で入場。
GBは初めてのハコ、こじんまりしてるけどフロア中間に段差があってなかなか観やすい。
ステージ向かって左側のガードフェンスに隙間をみつけて、最前列をゲット。
最初はあまり芳しくない客入りだったけど、開演する頃にはフロアはほど良く埋まっていた。

ほぼ予定どおり18時45分過ぎ開演。マイク越谷の紹介で、まずは“BOWWOW”がステージに登場。
Vocal&Guitar:山本恭司、Vocal&Guitar:斎藤光浩、Drums:新美俊宏のオリジナルメンバーに加えて、
サポートメンバーのBass:DAISUKEという布陣。
みんなルックスが昔とあまり変わっていないというのがスゴい。
ハードロックの王道をいくという感じで、安定感のある演奏は安心して聴いていられる。
初期の頃の曲から最新アルバムの曲まで、オールタイムな幅広い選曲。
キラーチューンの「HEART'S ON FIRE」に続いて、ラストは「THEME OF BOWWOW」。
恭司は連獅子の白いカツラをかぶって、縦横無尽にギターを弾きまくる。
「Oh~! Yeah~!!」とお客さんとのコール&レスポンスもバッチリ決まり、19時40分ごろ演奏は終了。

インターバルに入り、ステージには樽型のテーブルと6脚の椅子が並べられる。
すっかり準備が整うと、19時50分過ぎからトークショーが始まる。
ステージ右手から、鮫島秀樹、加納秀人、山本恭司、つのだ☆ひろ、厚見玲衣、
そして司会のマイク越谷が並び、さまざまなトークに花を咲かせる。
むかしの音楽界は上下関係が厳しく、とっても過激なエピソードがたくさんあるという話。
ジャパニーズロック黎明期の生き証人が語る言葉は、さすがに重みがあっておもしろい。
最後には“巻き”の指示が出て、35分ほどでトークショーは終了。

そして20時45分過ぎ、いよいよ“ザ・レジェンド・ロッカーズ”の演奏が始まる。
ステージにかかっていたスクリーンが上にあがると、ステージにはVocal&Guitar:加納秀人、
Vocal&Guitar:山本恭司、Bass:鮫島秀樹、Drums:つのだ☆ひろ、Keyboards:厚見玲衣がスタンバイ。
加納秀人は連獅子の白いカツラをかぶって上半身は着物姿、写真で見てたお馴染みのスタイル。
パリパリに乾いたストラトキャスターの音が、これでもかとばかり前に出てくる。
山本恭司もそれに負けじと、華麗なギタープレイを展開していく。
そのバックでは、チャイナシンバルをふたつ並べたツーバスのドラムセットで、
つのだ☆ひろが轟音のビートをたたき出していく。はっきり言ってスゴい迫力。
鮫島秀樹と厚見玲衣はしっかりそれをサポートしつつも、ソロパートでは激しいプレイを見せる。
まさに“レジェンド”としか言えない豪華な演奏が、目の前で繰り広げられている。

選曲は、これぞロックの王道ともいうべきスタンダードなナンバーばかり。
Jimi Hendrixの「Purple Haze」をオープニングに、Muddy Watersの「King Bee」、
恭司がアマチュア時代にコピーしていたという“FLIED EGG”の「Rolling Down The Broadway」。
再びJimi Hendrixの「Little Wing」でどっぷりとBluesを聴かせたあと、
厚見玲衣がヴォーカルをとる“The Spencer Davis Group”のカバー「I'm A Man」。
外道のナンバー「ビュンビュン」を披露したあと、「Wild Thing」のJimi Hendrixバージョン。
そして最後は、Steppenwolfの「Born To Be Wild」。疾走感と爽快感の入り混じる中、ひとまず終了。
アンコールは、“ズボンズ”のドン・マツオと“THE BEGGARS”のミック・ジャガリコが加わり、
“The Rolling Stones”の「Jumping Jack Flash」をセッション。
歴史的な夜を華やかに締めくくってみせた。時間は21時50分、とってもぜいたくなひと時だった。

【ザ・レジェンド・ロッカーズ:セットリスト】
M01. Purple Haze
M02. King Bee
M03. Rolling Down The Broadway
M04. Little Wing
M05. I'm A Man
M06. ビュンビュン
M07. Wild Thing
M08. Born To Be Wild

アンコール
EN1. Jumping Jack Flash

けっこう遅くなっちゃったけどせっかく来たのだからと、吉祥寺で飲んでいくことに。
「いせや」に行く時間はなさそうだし、ハーモニカ横町はディープ過ぎるし。。。
ということで南口にまわって、手羽先が名物の「鳥良商店」に入ってみる。
黒ホッピーを飲みながら、うま手羽、ぼんじり唐揚、青ネギごま油、山梨甲府鳥もつ煮を食べる。
手羽先はまぁ普通という感じだけれど、ぼんじり唐揚と鳥もつ煮が美味しかった。
2時間近く堪能してから、シメに「麺屋ZERO1」でガッツリラーメン。
24時を過ぎて電車で帰れなくなってしまったので、タクシーをつかまえて帰宅。

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2011年1月23日 (日)

増田惠子「"New Year Live" at Club IKSPIARI (Vol.5)」舞浜Club IKSPIARI

今日は舞浜Club IKSPIARIへ、「増田惠子 "New Year Live" at Club IKSPIARI (Vol.5)」を観に行く。
すっかり恒例になったケイちゃんのClub IKSPIARIライブ、今回で5回目を迎える。
16時開場というので、14時過ぎには家を出発。うーん、舞浜はやっぱり遠いなぁ~。
開場15分前に会場入りして、ロビーでしばらく待機。外は寒いのでこれは助かる。
予定どおり16時に開場。整理番号7番で入場し、ステージほぼ正面の最前列に座る。
ドリンクを飲みながら待つこと1時間、開演が近づくとともに客席はほどよく埋まっていく。

予定より少し遅れて、17時05分過ぎに演奏がスタート。
ドラム、ベース、キーボード×2、ギター、コーラス×2という編成のバンドが
「Yes, My Life」のイントロを奏でると、白いドレスに身を包んだケイちゃんがステージに登場。
ボケまじりの挨拶をはさんで、「奇蹟の花」「カリフォルニア・ブルー」を唄う。
ケイちゃんも言っていたけど、「カリフォルニア・ブルー」はとってもいい曲だなぁ。
どこか憂いがあるような、でもどこかふっ切れたような、いろいろな表情が見え隠れする曲。
ここでケイちゃんは椅子に腰かけ、尾崎 豊の「I LOVE YOU」、古内東子の「誰より好きなのに」をカバー。
これまた何故か恒例となった感のあるタクシーネタのMCのあと、お気に入りの「色彩のブルース」。

「ピンク・レディー解散やめ!」の話をしたあと、ロングドレスの裾を少し上げて足を出すケイちゃん。
Rockなアレンジで「ペッパー警部」を唄ってから、サンバのリズムで「カメレオン・アーミー」。
ノリノリの演奏をバックに激しく唄い踊ったため、呼吸の乱れを整えるのにひと苦労。
続いてこれまた定番のアーティスト特集、今日は“ユーミン”松任谷由美の特集だ。
アップテンポな「真夏の夜の夢」に続いて、スローな「あの日に帰りたい」「春よ来い」を唄う。
ケイちゃんがユーミンを唄うというのはどうかな?と思ったけれど、意外とハマってたな。
そして、ユーミンに書いてもらったというソロ曲「ためらい」を披露。うーん、めちゃめちゃイイ曲だ。
「お別れの曲になってしまいました」と話すケイちゃんに、バンドメンバーから「一曲忘れてる」との突っ込み。
気を取り直して「すずめ」を演奏したあと、今度は本当にラストの曲である「Spiral」。
お別れの挨拶をしてから爽やかに手を振ってケイちゃんは退場、バンドの演奏もフィナーレを迎える。

アンコール、まずは竹内まりやのカバーで「人生の扉」。
この曲もすっかりお馴染み・・・ 今だからこそ説得力を持って唄えるという感じかな。
そして最後は唄って踊ってのコーナー。振り付け指導のあと、全員で「もいちど遊びましょ」を唄い踊る。
ちょっと懐かしい歌謡曲チックなメロディーと、もろ“振り付け”という感じの踊りがサイコーに楽しい。
すっかり出来上がった雰囲気の中、18時50分過ぎにライブは終了。

ライブ終了後、ロビーでは恒例となっている写真撮影会兼質問コーナー。
19時23分から15分ほどだったけれど、これは嬉しいファンサービス。
ライブで使用しているマイクがケイちゃんオリジナルだという話、
「ジパング」でのターバン姿が当時はイヤでしょうがなかったという話、
アルバム「INNOVATION」の曲順にこだわったという話など、けっこう充実した内容。
楽しい時間はあっという間に終わってしまい、後ろ髪をひかれながらも会場をあとにした。

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2011年1月22日 (土)

George Clinton & Parliament/Funkadelic 「Premium Stage」 六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、
“George Clinton & Parliament/Funkadelic”のライブを観に行く。
George Clintonといえば“P-FUNK”。
バンドは“Parliament”なのか“Funkadelic”なのかよくわからないけど、
George Clintonが居れば間違いなく“P-FUNK”なのだから、それでまぁヨシとしよう。
今日観るのは1st Stageなので、開演時間18時の20分ほど前に会場入り。
席は8A。ステージ向かってかなり左端という感じだけど、アーティストの通り道でなかなかおいしい席。
ジントニックをオーダーして、しばし開演を待つ。

開演時間18時になると、ステージにはちらほらと人影が・・・。
だけどローディーなのかメンバーなのか、いまいちわからない。
そんな感じで、なんとなくステージにメンバーが揃ったところで演奏開始。
ドラム、ベース、キーボード、ギター×3、ヴォーカルは入れ替わりで7~8人だったか。
“P-FUNK”独特のグルーヴに乗せられて、お客さんは座りながらも身体を激しく揺らす。
1曲目が30分近く続いたあと、いよいよ御大George Clintonがステージに登場。
髪の毛を短くして意外と地味なスタイルだけど、オーラはさすがにスゴい。
御大の登場に、お客さんは一気に総立ち。あっという間にゴキゲンなダンス・フロアと化す。
そこからはひたすらねっとりとした“P-FUNK”の音の洪水に身をまかせる。
どこからどこまでが一曲なのか、わからなくなるほど延々とFunkビートが刻まれていく。
いつもならそのまま3時間・4時間となるところだけど、今日ばかりは時間に限りがある。
けっきょく1時間20分ほどで演奏は終了。ちょっと短めだけど、満足感はたっぷり。
ステージを降りる際、George Clintonをはじめにメンバーと握手。
それだけでもチケット代16,500円、充分にモトがとれたような気がする。

時間はまだ19時半、せっかくの土曜日だから飲みに行くことにする。
六本木はよくわからないので、結局いつもどおり下高井戸の「紅とん」へ。
焼とん中心にオーダーして、ビールと黒ホッピーをグビグビとやる。
途中のアクセントには、いつものようにマッコリ。これがまたウマイんだな。
1時間半ほど堪能して、22時になろうとするころ店を出る。
ちょっと喰い足りなかったので、以前から気になっていた駅前のインド料理「ミラン」へ。
ここはオイラの定番マトンカレー。ライスを頼んだらターメリックライスなのがまた嬉しい。
ほどよい辛さとスパイシーさで、かなーりイイ感じの味に大満足。
充分過ぎるほどに満喫してから、22時半ごろおひらきにして帰宅。

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2011年1月21日 (金)

THE STALIN Z 「「ロマンチスト THE STALIN・遠藤ミチロウ Tribute Album」 発売記念EVENT 「吐き気がするほどロマンチックだぜ!!」」 Shibuya O-EAST

今日はShibuya O-EASTへ、「「ロマンチスト THE STALIN・遠藤ミチロウ Tribute Album」
発売記念EVENT 「吐き気がするほどロマンチックだぜ!!」」を観に行く。
仕事を17時半過ぎに切り上げて、いったん家に戻って着替えてから渋谷へ。
既に開演時間19時は過ぎていたけれども、なんとか19時20分ごろ会場入り。
チケットはSOLDOUTということで、フロアはお客さんでぎっしり。
フロア後方PA横のカメラ位置に、スペースを見つけて陣取る。
ステージでは、“黒猫チェルシー”が演奏を繰り広げている。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルというオーソドックスな編成。
まだかなり若いバンドだけど、けっこうドロドロとした音づくり。
“THE STALIN”のカバー「負け犬」を演奏したり、今日のイベントへの意気込みが感じられた。
激しいフィードバックの音を響かせ、19時40分過ぎに演奏終了。

セットチェンジの間にドリンクを交換して、ステージ前へと移動。
ステージ向かって左前にスペースが空いていたので、そこで観ることにする。
19時55分過ぎから、二番手の“MERRY”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカルという編成。
ステージ中央には、中学校とかで使っているスチール製の机が置かれ、
ヴォーカルはそれに足をかけたり上に立ったりして唄う。
ジャンルとしてはヴィジュアル系になるのか? フロアの女子が一気にスパーク。
曲に合わせたお揃いのムーヴでノリまくる様子が、なんとも言えずおもしろかった。
ミチロウの「オデッセイ・1985・Sex」のカバーも、演奏してましたな。
けっこう長時間の演奏で、20時40分ごろ終了。

セットチェンジの間、ドサクサ紛れにステージ最前列のガードフェンスをゲット。
ステージ後方の壁には、「S↑」マークのフラッグが掲げられる。
その途端に沸き起こる「STALIN」コール、演奏開始前から異様な熱気だ。
そして20時55分ごろから、いよいよ“THE STALIN Z”の演奏が始まる。
戸川 純が唄う「カノン」が流れる中、ステージにミチロウがひとり登場。
「今日始まる前に、つらい報告しなきゃいけません。STALINのギターだったTAMが先日亡くなりました。
TAMがいなければ、STALINはありませんでした。TAMのためにみんな楽しんでください」と話す。
先日からTwitterでその情報は流れていたものの、どこまで本当なのかわからなかったのだけれど、
こうしてミチロウの口から聞いてしまうと、残念ながら本当なんだなと実感。
ミチロウの「黙祷!」の言葉とともに静まり返るフロア・・・ それを切り裂くように鳴りだすサイレン。
駆け込むようにDrums:中村達也、Bass:KenKen、Guitar:百々がステージに登場。
達也のドラムが重いビートを叩き出すと、「メシ喰わせろ!」が始まる。
ミチロウはスモークガスを噴射し、爆竹に火をつけて投げつける。
この混沌とした感じが“THE STALIN”そのもの。まさに「お前らの貧しさに乾杯」という感じ。
それから、「猟奇ハンター」「365」「天プラ」「バキューム」とハードなナンバーが続いたあと「アーチスト」。
ハードな曲ももちろんイイけど、こういうミディアムテンポのナンバーにこそ“THE STALIN”の真価がある。
KenKenのBassと百々のGuitarは、こういう曲にとってもあってるな。

演奏は、「水銀」「下水道のペテン師」「先天性労働者」「GO GO スターリン」「アザラシ」へと続く。
「GO GO スターリン」は、ライブで演るのは「GO GO スターリンTOUR」以来ということでかなりレア。
次の「溺愛」では、ミチロウは着ていた“S↑”マークTシャツを破って上半身裸に。
贅肉ひとつ無いとぎすまされた肉体、とても還暦を迎えた人間の肉体じゃない。
「ロマンチスト」に続いて「撲殺」が始まると、ステージ前にいたカメラマンが一斉に避難し、
ステージ上のモニターにはあわただしくビニールシートがかぶせられる。
「これはもしや?」と思っていたら、案の定“豚のアタマ”登場。
ミチロウは青いポリバケツから臓物を取り出し、フロアに向かって投げつける。
お客さんも負けじと臓物をステージに投げ返し、あたりを飛び交う臓物・・・臓物・・・。
でもそこに悪意や憎悪はなく、みんな笑顔というのが、現在の“THE STALIN”ということなのかな。
「STOP JAP」「STOP GIRL」「爆裂(バースト)ヘッド」「解剖室」と続いたあと、メンバー紹介。
ミチロウが「ベース:KENKEN、若い20代! ギター:百々、30代! ドラムス:中村達也、40代!」と言うと、
達也が「ヴォーカル、ミスター、ミスター、ミスター、ミスター、ミチロウ!」と紹介。
ミチロウはすかさず「60歳!」と叫ぶ。こうしてみると、すごいメンバー構成だな。
そして最後の曲「虫」が始まる。ミチロウは抱えた菊の花をムシャムシャと食べ、フロアへ投げ込む。
ドロドロ、ドロドロ、ドロドロ、ドロドロ・・・ “THE STALIN”の情念の世界が、じわじわと広がっていく。
ミチロウは「ありがとうー」と言い残して、ひとまずステージを去って行った。

アンコール、「STALIN」コールがフロアに響く中、再びメンバーがステージに登場。
「最後にTAMの曲を!」ということで「負け犬」。やっぱり“THE STALIN”は曲がイイ。
TAMが作った素晴らしいPunkナンバーは、これからもみんなに愛されていくのだろう。
そして最後は「仰げば尊し」。これで永遠の別れになるのか? それともまた次があるのか?
それはわからないけれども、「今こそ別れ目、いざさらば」というのが今の気持ちにピッタリ。
メンバーそれぞれにハグし合い、最後はミチロウと達也がふたり肩を組みながら退場。

これで終わりかと思いきや、ミチロウがひとりギターを抱えてステージに登場。
「最後に僕から一曲、TAMに捧げます」と言うと、「Mr.ボージャングル」を弾き語り。
ミチロウの絞り出すような声は、天国に行ってしまったTAMに届いたのであろうか?
ミチロウは何度も「ありがとう!」と言い、深々とお辞儀をしてステージを去って行った。
時間はちょうど22時30分。90分以上に及ぶライブ、大満足でした。

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2011年1月16日 (日)

CD「INNOVATION」ピンク・レディー

Pinkladyinnovation2010年9月1日に「解散やめ!」宣言をおこない、各自のソロ活動とともにピンク・レディーとしての活動を永続的に続けることを発表したミーちゃんとケイちゃん。このアルバムは、そんなふたりが12月1日にリリースした“ピンク・レディー”の2枚組ニューアルバム。ピンク・レディーの往年の大ヒット曲26曲が、新たに録音しなおしたニューヴォーカルで唄われている。バックのサウンドはそのままに、円熟味を増したヴォーカルが披露されている。それに加えて、解散からちょうど30年となる2011年3月31日に都内で行われるプレミアムライブのチケット優先予約応募券が封入されているのもまた嬉しい。

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2011年1月15日 (土)

5th element will「金子マリ presents 5th element will」下北沢440(four forty)

今日は下北沢440(four forty)へ、「金子マリ presents 5th element will」を観に行く。
金子マリを観るのはいつ以来だろう? ずいぶんと久しぶりな気がする。
“下北沢のジャニス”を下北沢で観る・・・ なんて贅沢なシチュエーション。
会場に到着したのは、開場時間18時30分の少し前。店の前にはまだ誰も居ない。
するとそのまま開場時間を迎え、整理番号4番だけどひとり会場入り。
もちろん迷うことなく、ステージ真正面の最前列のテーブルに座る。
こんな入りで大丈夫なのかな?と思ったけど、開演時間が近づく頃にはほどよい混み具合になってた。

予定より少し遅れて、19時45分からゲストの“ARISA SAFU & THE ROVERS”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ブルースハープ、ギター&ヴォーカルの5人編成のバンド。
メンバーはまだとっても若いと思うんだけど、かなり骨太で本格的なRockを聴かせる。
歌詞は全て英語で、とても日本のバンドとは思えないような雰囲気をかもし出している。
ギター&ヴォーカルのARISAは英語が堪能で、アフリカなどをバックパッカーしていたらしい。
のびやかなヴォーカルもさることながら、そのバイタリティが発するオーラがまぶしかった。
50分を超える熱演の末、20時40分ごろ演奏は終了。

15分のセットチェンジをはさんで、20時55分ごろから“5th element will”の演奏が始まる。
バンドメンバー本人がセッティングをして、いつの間にか本番が始まっている。
メンバーは、Drums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:森園勝敏、
Guitar&Vocal:岩田浩史、Vocal:北 京一、Vocal:金子マリ。
それぞれ年齢を重ねてはいるけれど、みんなカッコいい大人っていう感じだ。
期待していた森園勝敏のギターより岩田浩史のギターのほうがフィーチャーされていたり、
北 京一のパントマイム的な動きはちょっと・・・だったりしたけれども、
Deepなロックにマリちゃんのヴォーカルが乗れば、もうたまらなくカッコいいのだ。
マリちゃんはMCでも大活躍、日本のロックの知られざる歴史を滔々と語ってみせる。
ライブはマリちゃん&北 京一のヴォーカルナンバー、岩田浩史がヴォーカルをとる「ダイアナ」、
森園勝敏と岩田浩史のギターが炸裂したインストナンバー、マリちゃんのソロヴォーカルと展開し、
ラストはマリちゃん&北 京一のヴォーカルで「ダンスミュージック☆あいつ」を演奏して終了。
アンコールは、Otis Reddingのカバーで「Try A Little Tenderness」。
雄大でソウルフルな唄い出しから、徐々に盛り上がって行って、最後はガッタガッタとシャウト!
マリちゃんが唄うOtis、カッコよすぎ・・・ 大満足のライブは、22時20分ごろ終了。

ライブ終了後、“ARISA SAFU & THE ROVERS”の4曲入りCDが500円だというので購入。
ARISAさんを始めとするメンバーに、サインを入れてもらう。
ステージ上とはうって変わって、みんな気のいい若者という感じ。
今後も応援していきたいな・・・と思わず思ってしまった。

せっかくの土曜日なので、どこかで飲んでいこうと店をさがす。
「紅とん」へ寄ってみたら、既にラストオーダー終了とのこと。
どの店も混んでいたので、仕方なく「共楽」というラーメン屋で下北チャーシュー麺を食べる。
創業45周年なので450円とバカ安だったけど、味は可もなく不可もなく・・・。
若干消化不良ではあるけれど、仕方が無いのでそのまま家路につく。

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2011年1月10日 (月)

プロレス「LEGEND THE PRO-WRESTLING」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、「LEGEND THE PRO-WRESTLING」を観に行く。
「LEGEND THE PRO-WRESTLING」は、藤波辰爾・長州 力・初代タイガーマスクの
“生ける伝説”3選手が立ちあげたイベント。昭和プロレス世代としては、たまらないイベント。
試合開始時間12時の30分前に、水道橋駅に到着。
コンビニでビールと軽いつまみを買ってから、いざ後楽園ホールへ。
席は南E列31番。リング真正面の階段席、かなり観やすくて最高のポジション。
観衆2,054人の超満員札止めということで、座席はギッシリと埋まっている。

予定より少し遅れて、12時過ぎに試合開始。入場セレモニーは無く、いきなり第1試合が始まる。
リングアナは、“ケロちゃん”こと田中秀和。こんなさりげない演出が心憎い。
第1試合は、菊タロー vs えべっさんのシングルマッチ。
こてこてベタベタの小ネタとギャグ満載の、明るく楽しいプロレスが炸裂。
いろいろご意見はあるのでしょうが、こういうおもしろいファイトもまたプロレスの醍醐味。
“元”えべっさんの菊タローと“現”えべっさんとの闘い、どちらが勝つのかと思いきや、
最後は武藤敬司が降臨した菊タローがシャイニング・菊ザードで完璧な勝利。
試合後のマイクアピールも、なかなか胸を打つものがあった。

第2試合は、スキンヘッドコンビとマスクマンコンビとの対決。
スーパータイガーとタイガーシャークはキックや空中殺法で相手を撹乱するが、
長井満也とアレクサンダー大塚との実力差は素人目にも歴然。。。
技の重さや破壊力が全然違うような感じがした。
最後はアレクの説得力のあるASDが、タイガーシャークを見事にとらえてフィニッシュ。

第3試合は、ヒロ斉藤を中心とした3人と元“NOAH”勢3人との6人タッグマッチ。
地味なメンツが揃った印象があるけれど、その中で最近プチブレイク中の菊地がひときわ目立つ。
ちょっとアブない顔つきや動きで、試合を大いに引っ掻きまわしてみせる。
ヒロ斉藤は全盛期ほどの動きではなかったものの、セントーンが観られただけで満足。
パートナーのベアー福田と田島久丸は、まだまだ荒削りな感じがした。
最後は、菊地が田島を火の玉ボムで見事にとらえてみせた。

ちょうど13時になろうとするころ、ここで15分間の休憩。
全6試合ということで、なかなかいいタイミングでの休憩時間だな。
ロビーに誰かレスラーはいないかと思ったけど、誰もいなかったのが残念。

13時15分試合再開。第4試合は、大森隆男&石井智宏 vs 本田多聞&関本大介のタッグマッチ。
人気・実力ともウナギ登りのインディーレスラー関本大介に対して、
長州の愛弟子:石井智宏が激しい対抗意識を燃やし、激しいバトルを繰り広げる。
激しいチョップの打ち合いや、場外での強烈なイス攻撃。まさにド迫力の闘い。
久々にリング復帰したと思われる大森隆男は、あいかわらず飄々としたたたずまい。
だけど最後は美味しいとこ取りで、本田多聞をアックスボンバーで仕留めてみせた。
試合後もやり合う石井智宏と関本大介、今後の展開がおもしろくなりそう。

セミファイナル、いよいよ初代タイガーマスクの登場。否が応でも期待は膨らむ。
ウルティモ・AKIRA・ライガー・タイガーの順で、ひとりづつ入場する演出が泣かせる。
ウルティモはタイガーマスク風デザインのマスク、ライガーは黄色のたてがみ付のマスク、
それぞれにタイガーマスクへのリスペクトを表現している。
一方のタイガーは、かなりのウェイトオーバーといった感じでパンパンの身体つき。
それでもマントをひるがえして、トップロープに飛び乗る姿はやっぱりカッコいい。
試合は予想に反して、キックや関節技主体の地味な展開。
ライガーがタイガーに向けて放ったローキックが見事に炸裂して、タイガーはグロッキー。
ウルティモのアサイDDTに、あっけなくピンフォール負けを喫してしまった。
激しい空中戦が期待されるメンツだっただけに、ちょっと残念な幕切れだった。

そしてメインイベントは、藤波辰爾 vs 長州 力の“14年ぶりの名勝負数え歌”。
「パワーホール」のメロディーに乗り黒のショートタイツ一枚で入場した長州と、
「ドラゴンスープレックス」をバックに白いロングガウンで入場した藤波、
昔のままの好対照なスタイルがなんとも懐かしくて嬉しい。
試合は伝統的なストロングスタイルの展開。激しいチョップの応酬に、技と技とのぶつかり合い。
長州がサソリ固めを決めようとすれば、藤波は間一髪でロープに逃げる。
藤波はドラゴンスクリューから弓矢固めに入ろうとするが、位置が悪くて断念。
長州のひねりの効いたバックドロップは不発だったが、藤波はコブラツイストを決めてみせる。
ところがフィニッシュは唐突に訪れる。藤波が長州をエビ固めに押さえこむとそのままピンフォール。
長州は肩を上げたつもりだったようだが、無情にもカウントはスリー入ってしまった。
長州は若干憮然とした表情を見せたものの、あっさりとリングを降りて控室へ。
藤波がひとりリングに残り、マイクを握り締めてお客さんにアピール。
だけど例によって噛み噛みで何を言っているかわからない・・・。
でも、それでイイ。いや、それがイイ。藤波は藤波のまま、そのままがイイのだ。
なんとも言えない温かい雰囲気の中、本日の大会はフィナーレを迎える。
最後はお客さんと握手をしながら、藤波はリングサイドをぐるりと一周。
熱い思いをたぎらせたまま、「LEGEND THE PRO-WRESTLING」は14時30分に終了した。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合:新春お年玉特別シングルマッチ 20分1本勝負>
○菊タロー
(10分34秒 シャイニング・菊ザード→体固め)
●えべっさん

<第2試合:タッグマッチ 20分1本勝負>
長井満也、○アレクサンダー大塚
(10分39秒 ASD→体固め)
スーパータイガー、●タイガーシャーク

<第3試合:6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ヒロ斉藤、ベアー福田、●田島久丸
(13分52秒 火の玉ボム→体固め)
○菊地 毅、泉田純至、橋 誠

<第4試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
○大森隆男、石井智宏
(15分30秒 アックスボンバー→片エビ固め)
●本田多聞、関本大介

<セミファイナル:タッグマッチ 45分1本勝負>
●初代タイガーマスク、AKIRA
(12分50秒 アサイDDT→片エビ固め)
獣神サンダー・ライガー、○ウルティモ・ドラゴン

<メインイベント:シングルマッチ~14年ぶりの名勝負数え歌~ 60分1本勝負>
○藤波辰爾
(09分29秒 エビ固め)
●長州 力

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2011年1月 9日 (日)

長谷川きよし/宇崎竜堂 ゲスト:加藤登紀子「宇崎竜堂プロデュース シブイおとなのコンサート ~おとなの街日本橋でおとなの音楽を~」日本橋三井ホール

今日は日本橋三井ホールへ、「宇崎竜堂プロデュース シブイおとなのコンサート
~おとなの街日本橋でおとなの音楽を~」を観に行く。
出演は長谷川きよし/宇崎竜堂に、 ゲストが加藤登紀子。
私が観に行くライブとしては珍しいメンツだけれど、なんとなく長谷川きよしが観たかったのと、
新しく出来たばかりの日本橋三井ホールに行ってみたかったので、参戦することにしたのだ。
日本橋なんてなかなか行く機会がないので、ちょっと早目に行ってあたりをブラブラ。
半蔵門線の三越前駅で降りてすぐの貨幣博物館には惹かれるものがあったけど、
さすがにそんな時間はないので断念。日本銀行や三井住友銀行などの重厚な建物を見てまわる。
「千疋屋」の1個2500円のリンゴを眺めて、ちょっとしたセレブ気分に浸ってみたり・・・。
うーん、やっぱり渋谷や新宿にはない何かが、この街にはあるなぁ~。さすが「おとなの街」。
日本橋三井ホールのある「COREDO室町」も、「ざくろ」とか高級な店がたくさん。
開演時間16時の30分前に会場入り。ドリンクのビールを飲み干してから、自分の席:H列16番へ。
フロアの後半分が階段状になっていて、前半分はフラット・・・その8列目ということになる。
ステージが低いということもあり、私の席からはステージがちょっと観にくい。
それでもステージからはかなり近いので、まずまずといったところか。

予定より遅れて、16時05分過ぎにスタート。
まずは宇崎竜堂がひとり挨拶したあと、長谷川きよしがステージに登場。
ピアノとパーカッションをバックに、アコースティックギターを手に弾き語り。
澄んだ張りのあるヴォーカルに、繊細かつパワフルなギタープレイ。
ほどよい緊張感がステージを包んで、なんとも言えない独特な雰囲気。
バックの演奏もハッキリ聴こえて、特にパーカッションの微妙なニュアンスがよくわかる。
曲はシャンソンというのが正しいのかな・・・ まぁジャンルなんてどうでもいいんだけど、
私の中ではフォークのようなイメージがあったからちょっと意外な感じがした。
シングル曲「別れのサンバ」や組曲、「MY WAY」の原曲「コムダビチュード」などを演奏して、
1部は60分弱で終了。15分間の休憩に入る。

17時20分から2部開始。再び宇崎竜堂の紹介で、長谷川きよしがステージに登場。
加藤登紀子を呼び込み、マンドリンをバックに1曲、そしてピアノをバックに1曲デュエット。
ここで加藤登紀子のソロ・コーナーとなり、ピアノをバックに2曲を披露。
それから宇崎竜堂が長谷川きよしのために作ったという「砂地獄」を唄ったあと、
宇崎竜堂がステージに登場して「黒の舟歌」をジョイント。
宇崎竜堂は好きなアーティストだけど、ナマで唄を聴くのは初めて。
イメージどおりの唄声で「黒の舟唄」をデュエットする姿は、なんとも言えずイイ感じだ。
ジョイントは1曲のみで終わってしまい、ここからは長谷川きよし一人で弾き語り。
ポルトガルの民族歌謡ファドやシャンソンに続いて、「ダニー・ボーイ」「愛の讃歌」を唄って本編は終了。
アンコールは再びピアノとパーカッションをバックに、出来たばかりという新曲を披露。
ちょっとBluesがかったテイストで、個人的にはこの曲がイチバン印象に残った。
最後は宇崎竜堂がシメの挨拶をして、18時45分ごろすべて終了。

ジョイントライブ色が濃いのではと思っていたけど、終わってみればほぼ長谷川きよしのソロライブ。
もう少し宇崎竜堂の唄が聴きたい気もしたけど、長谷川きよしが素晴らしすぎたのでヨシとしよう。
CDを買ったらサイン色紙がもらえるということで、終演後に長谷川きよしと少し会話して握手。
華奢な雰囲気だけど意外と力強い手の感じが、とっても印象的だった。

19時ごろ会場をあとにして、日本橋三越でしばし買い物。
日本橋としう場所柄もあるのか、この時間にもなると全体的に閑散としている。
だけど昔ながらの“デパート”という雰囲気が、なんともノスタルジックなイメージをかき立てる。
これといって欲しいものは見つからなかったけど、たまにはこういうのもイイかな。
20時になってお腹も空いたので、たまたま見つけた「さかな一番」という店で飲むことに。
よせ鍋をメインに刺身や唐揚など、おいしい料理をつまみながら日本酒などを飲む。
休日というのもあって、完全貸切状態で閉店の23時まで満喫する。
それからまた飲み直しと行きたいところだったけど、明日もあるのでそこでおひらき。
気がつくと、昨日とまったく同じ電車に乗って帰宅。

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2011年1月 8日 (土)

未唯mie「2011 新春Premium LIVE 未唯mie "Pink Lady Night" Encore 2days Produced by 仙波清彦/Arranged by 久米大作」目黒BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒BLUES ALLEY JAPANへ、「未唯mie "Pink Lady Night" Encore 2days」を観に行く。
2011年になって初めてのライブ参戦、それが未唯mieのライブというのは何とも幸先がイイ。
今回の公演は去年の6月にBLUES ALLEY JAPANで行われた"Pink Lady Night"の再演ということで、
今日明日の2日間それぞれ入れ替え制で2ステージが行われる。
私は明日別件があるので本日のみ、そのかわり1部/2部通しでの参戦。
開場時間17時少し前に会場に到着。通し券の人から入場ということで、17番目に入場。
ステージほぼ真正面最前列のテーブルが空いていたので、迷わずそこに座る。
ステージには打楽器を中心に、楽器がところ狭しとぎっしり並べられている。
私のテーブルは仙波さんが座る椅子のすぐ後ということで、いっしょに演奏しているような気分。
フロアは超満員という感じではないけれど、ほぼ全てのテーブルがお客さんで埋まっている。

開場時間はやや遅れたものの、予定どおり18時ちょうどに開演。
Cond/Per/小鼓:仙波清彦、Arr/Key:久米大作、B:バカボン鈴木、
G:白井良明、Vln:高橋香織、Tp:辰巳光英、Cho:渡部沙智子&葛岡みち、
<カルガモーズ>Ds:大西英雄、Chango:チェ・ジェチョル&山田貴之、Tabla:MA★TO、
Djembe:石川雅康、Per:澤田 聡&Izumi&山田智之&村瀬"Chang-woo"弘晶、
太鼓:美鴨直三郎、小鼓/大鼓:阿部真結&望月秀幸&堅田喜代実、
総勢21名のバンドメンバーがステージに勢揃いすると、さすがに圧巻という感じ。
仙波さんの挨拶に続いて演奏が始まると、いよいよ未唯mieがステージに登場。
白いシースルーの打掛の下はウェディングドレスという和洋折衷、まるで天女のようないでたち。

そして"Pink Lady Night"のタイトルどおり、“ピンク・レディー”のナンバーが続々と演奏されていく。
もちろん単純なカバーではなく、R&Bあり、プログレあり、ハードロックあり、民謡あり、Jazzあり・・・。
さまざまな解釈で演奏されていくというのが、この"Pink Lady Night"のいいところ。
打楽器を中心にしたアンサンブルも、他にあまり類を見ない感じでかなりゴキゲン。
それに今回はゲストプレイヤーとしてTp:辰巳光英が加わり、サウンドにメリハリをつけている。
前回は2ステージで1公演だったのが今回は1ステージ1公演となったこともあり、
MCはメンバー紹介のみで次から次へとひたすら曲が続いていく。
未唯mieが歌詞を若干間違えたり、お客さんが比較的静かだったりはしたものの、
終盤に「Kiss In The Dark」「マンデー・モナリザ・クラブ」が飛び出すと、総立ちノリノリ状態。
そのままアンコールに突入し、最後は行進曲風の「ピンク・タイフーン」でフィナーレ。
「21時15分にお会いしましょう」という仙波さんの挨拶を最後に、1部は19時30分過ぎに終了。

【1部:セットリスト】
M01. S・O・S
---- MC
M02. カメレオン・アーミー
M03. 透明人間
---- MC
M04. UFO
M05. サウスポー
---- MC
M06. 渚のシンドバッド
M07. モンスター
---- MC
M08. ペッパー警部
M09. カルメン'77
M10. Kiss In The Dark
M11. マンデー・モナリザ・クラブ

アンコール
---- MC
EN1. ピンク・タイフーン

会計を済ませて会場を出ると、時間は既に19時40分過ぎ。
気がつくと、2部の開場時間20時15分まで30分ちょっとしかないじゃないか・・・。
何か飲み喰いするつもりだったけど、さすがに時間がないのであきらめる。
しばらくあたりをブラブラしたあと、開場時間ちょっと前に再び会場へ。
予定どおり20時15分に開場し、今回も整理番号17番で入場。
どの席にしようか迷ったけれども、なんとなく1部と同じ席に腰かける。
臨場感たっぷりでステージがよく見えるこの席は、かなりの特等席で気に入った。
ステージサイドは若干空席が目立ったものの、いつのまにかテーブルはほどよく埋まっていた。

予定より少し遅れて、21時15分過ぎに2部はスタート。
ライブの構成とセットリストは、当然ながら1部とほぼ同じ。
違いといえば唯一、「渚のシンドバッド」が「ウォンテッド」に差し替えられていたぐらいか。
未唯mieは、1部とは対照的に赤の引き振袖。足元は銀色のブーツにパンタロンという、これまた和洋折衷。
なんともいえないバランス感覚だけど、それを素敵に着こなしているところがスゴい。
お客さんの入りは1部より少ないような気がしたけど、ライブとしては2部のほうが良かったかな。
お客さんはのびのびと自由にライブを楽しんでいるような雰囲気だったし、
未唯mieもそれに応えるかのようにステージ前方で身を乗り出してシャウトしまくる。
MCも心なしか饒舌で、「52歳になったけれども、まだまだ頑張る」と力強く宣言。
総立ちの「ピンク・タイフーン」を最後に、22時50分過ぎに演奏はすべて終了。

【2部:セットリスト】
M01. S・O・S
---- MC
M02. カメレオン・アーミー
M03. 透明人間
---- MC
M04. UFO
M05. サウスポー
---- MC
M06. ウォンテッド
M07. モンスター
---- MC
M08. ペッパー警部
M09. カルメン'77
M10. Kiss In The Dark
M11. マンデー・モナリザ・クラブ

アンコール
---- MC
EN1. ピンク・タイフーン

ずいぶん遅い時間になってしまったけれども、せっかくなので目黒で飲み喰いすることに。
以前から行きたいと思っていた「天下一品」を見つけたので、入ってみることにした。
ビールとこってりラーメンを注文。うわさ通りの強力なこってりスープ。
これはけっこう好きかもしれない・・・。また是非食べたいと思いつつ、店をあとにする。
電車を乗り継いで、0時をかなり廻ったころ帰宅。

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2011年1月 7日 (金)

不思議な夢と病院

昨夜、夢を見た。爪を切る夢。
右足の親指の爪を、思いっきり深爪してた。
現実なら痛そうだけど、ぜんぜん痛くなかった。
イッタイどんな夢なんだー?

今日はフレックスにして病院へ。正月明けだからか、激混み!
10時半ごろ行って、11時半ごろやっと診察終了。
それから薬待ち。いつもより1時間以上押し。。。

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2011年1月 3日 (月)

全日本プロレス「2011新春シャイニング・シリーズ」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、全日本プロレス「2011新春シャイニング・シリーズ」を観に行く。
正月というとプロレス、それも後楽園ホールで全日本プロレスというイメージが何故かある。
今年一年の激闘の幕開け、だけど何処となくほのぼのとした正月ムードが漂う大会・・・。
これもまた、プロレスがプロレスたる醍醐味といったところか。
とは言ったものの、例によって行くかどうかかなり迷ったため、
後楽園ホールに着いたのは試合開始時間ギリギリの11時45分。
取り急ぎ当日券売場で、特別席:東側D列15番のチケットを購入。
ビールとファイターズチキンを片手に、ホール内へと入る。
後楽園ホールはどの席からも観やすいけれど、東側雛壇のこの席もバツグンのポジション。
若干空席が見られるけれど、のんびりと観るにはちょうどイイ感じ。

開始予定の12時ちょっと前に、大和ヒロシがリングに登場してお客さんを盛り上げる。
そして予定どおり12時、試合開始。入場セレモニーはなく、第1試合の西村 修 vs 大和ヒロシが始まる。
大和ヒロシという選手は初めて観るけど、ハツラツとした今風のファイトに好感が持てる。
だけど西村のすっかり円熟味を増したテクニックには歯が立たず、逆さ押さえ込みでフィニッシュ。

第2試合は、全日本正規軍 vs ブードゥ・マーダーズの8人タッグマッチ。
どの選手もそれぞれキャラが立っていて、華やかな闘い模様。
だけどやはり中心となるのは、カズ・ハヤシ、稔、近藤修司の世界ジュニア王座にまつわる闘い。
昨日の大会で18度目の防衛戦を行ったが、稔にギブアップ負けを喫したカズ・ハヤシ。
新王者:稔と激しい闘いを繰り広げるが、その闘いに近藤修司割って入ろうとする。
そんな闘いの中、稔がNOSAWA論外にミノルスペシャルを決めて激闘に終止符を打つ。

第3試合は、全日本プロレス vs 大日本プロレスの対抗戦。
大日本プロレス:関本大介の素晴らしさは言うまでもないけれど、
タッグを組んだ岡林裕二もなかなかのモノ。とても2008年デビューとは思えないポテンシャル。
体重205キロの巨漢:浜 亮太を、ツープラトンのブレーンバスターで投げ飛ばしたのには感動。
全日本プロレスならではの激しい肉弾戦が展開されたが、
最後は関本大介が中之上靖文を、説得力のあるジャーマンを決めてピンフォール勝ち。

ここで早くも15分間の休憩。まだ12時45分なのになー。
せっかくなのでロビーをうろうろしてみたら、太陽ケアとBUSHIがファンサービスしてた。

13時過ぎに試合再開、第4試合は、諏訪魔 vs KAIのシングルマッチ。
諏訪魔は現三冠王者。ジュニアのKAIも奮闘したものの、残念ながら力及ばず。
最後はラストライド(高角度から落とすパワーボム)で、完璧なピンフォールを奪ってみせた。

第5試合は、武藤敬司&鈴木みのる vs 船木誠勝&AKIRAのタッグマッチ。
新日本プロレス、UWF、パンクラス、全日本プロレス・・・ さまざまな歴史を感じさせるカード。
プロレス復帰後の船木誠勝の試合を初めて観たけど、ところどころに“U”の魂を感じさせるファイト。
それに激しい火花を散らせる鈴木みのる、その二人を中心にとってもスウィングした展開。
ただ、武藤敬司は膝の具合が相当悪いのか、足を重点的に攻められて大苦戦。
最後は船木誠勝が武藤敬司にバックドロップを決めて、あっさりとピンフォール勝ち。

第6試合は、アジアタッグ選手権試合。
アジアタッグには縁の深い菊地 毅&本田多聞が、若き王者:真田聖也&征矢 学に挑む。
菊地 毅はいつの間にか“アブない”キャラが定着しているけれど、ファイト内容はあいかわらず無鉄砲。
ずっしりと安定感のある本田多聞のファイトとは好対照で、なかなかいいコンビではある。
けれども真田聖也&征矢 学のファイトのほうがポテンシャルが高くて、
試合を散々かき回したものの、征矢 学のデスバレーボムに菊地 毅が撃沈。

セミファイナルは、世界タッグ選手権試合。
王者組:太陽ケア&曙に、“ブードゥ・マーダーズ”KENSO&KONOが挑む。
KENSOって、あの鈴木健三か・・・
新日本プロレスで鳴り物入りでデビューして、それから紆余曲折あったはず。
それがいま全日本プロレスのマットに上がっているなんて、なんだかとっても感慨深い。
しかしこの試合では、そのKENSOが大暴走。入場時から異様な雰囲気でリングサイドを徘徊し、
“ブードゥ・マーダーズ”のボス:TARUと激しい対立をしたまま試合へと突入。
あまりにも身勝手なKENSOの試合運びにパートナーのKONOが激怒し、
場外での激しいイス攻撃の末、一時は戦線離脱へと追い込んでしまう。
KENSOはしばらくして戦線復帰したものの、最後は曙のダイビングボディープレスでピンフォール負け。
試合後も“ブードゥ・マーダーズ”の内輪もめが繰り広げられ、なんとも後味の悪い選手権試合となった。

メインイベントは、ジュニア・ヘビー級バトルロイヤル。
正月の全日本プロレスといえば、言うまでもなくバトルロイヤルだな。
真剣勝負じゃないゲーム性の高い試合形式だけど、正月ばかりはこれがおもしろい。
本日試合のなかった渕 正信や、体重を落としジュニアクラスだという武藤敬司も加わり、
総勢13名による熱き闘いが展開されていく。
ここでもカズ・ハヤシ、稔、近藤修司の世界ジュニア王座にまつわる闘いが繰り広げられるが、
そこはバトルロイヤルの妙。その三人が真っ先に失格になるのだからおもしろい。
試合巧者の渕 正信やNOSAWA論外が中心となってバトルを進めていくが、
最後は武藤敬司が大和ヒロシをシャイニングウィザードで撃破して優勝。
昨日のヘビー級バトルロイヤルに続いて、50万円の賞金を手に入れた。
お客さんからはブーイングの嵐・・・ それを聞いた武藤敬司は、
「お客さんに還元しようと思ったけれど、ブーイングしたから一人占めする」とコメント。
明るく楽しい正月の全日本プロレスは、こうして14時42分に終了した。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合:シングルマッチ 30分1本勝負>
○西村 修
(06分11秒 逆さ押さえ込み)
●大和ヒロシ

<第2試合:8人タッグマッチ 30分1本勝負>
カズ・ハヤシ、近藤修司、●NOSAWA論外、BUSHI
(07分46秒 ミノルスペシャル)
TARU、○稔、MAZADA、スーパー・ヘイト

<第3試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
浜 亮太、●中之上靖文
(09分41秒 原爆固め)
○関本大介、岡林裕二

<第4試合:シングルマッチ 30分1本勝負>
○諏訪魔
(08分46秒 ラストライド→体固め)
●KAI

<第5試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
●武藤敬司、鈴木みのる
(16分32秒 バックドロップ→片エビ固め)
○船木誠勝、AKIRA

<第6試合:アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
真田聖也、○征矢 学
(12分32秒 デスバレーボム→片エビ固め)
●菊地 毅、本田多聞
※第84代王者組:真田聖也&征矢 学組は2度目の防衛に成功

<セミファイナル:世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
太陽ケア、○曙
(13分20秒 ダイビングボディープレス→体固め)
●KENSO、KONO
※第57王者組:太陽ケア&曙組は3度目の防衛に成功

<メインイベント:ジュニア・ヘビー級バトルロイヤル 時間無制限>
退場順:①カズ・ハヤシ、②近藤修司、③稔、④MAZADA、⑤スーパー・ヘイト、⑥菊地 毅、
⑦BUSHI、⑧渕 正信、⑨AKIRA、⑩KAI、⑪NOSAWA論外、⑫大和ヒロシ、○武藤敬司
(10分22秒 シャイニングウィザード→体固め)

昼ごはんを食べ損なっていたので、水道橋駅あたりで食べていくことに。
正月だけど駅前の店はけっこう営業していたので、「台北」という中華料理屋へ。
おかみさん一人で切り盛りする店、焼餃子と牛肉麺が旨かった~。
帰りは神保町まで歩き、「タクト」で五十嵐夕紀のベストを2011年初CD購入。
なんだかんだでけっこう遅くなり、17時半ごろ帰宅。

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2011年1月 1日 (土)

ニッポンの正月

年が明けて、2011年が始まった。
今年はどんな一年になるのか・・・ 期待と不安とが入り混じった旅立ち。
「門松は冥土の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」とはよく言ったものだ。
だけどお正月なんだから、何もかも忘れてひたすらおめでたい気分に浸る。
おせち料理を食べて、お酒を飲んで、ゴロゴロしながらテレビを観て過ごす。
日本の正月はそれでイイ。。。

珍しく午前中のうちに近所の成田山へ初詣に行ったら、けっこう賑わっていてビックリ。
混雑を避けて、早々にお参りを済ませて帰宅。
ものの10分程度の外出だったけど、正月気分は満喫できたかな。

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