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2011年4月13日 (水)

Johnny Winter「JAPAN TOUR 2011」お台場 Zepp Tokyo

今日は振替休日。だから昼間は家でのんびりと過ごす。
夜はお台場のZepp Tokyoで、Johnny Winterのライブ。
“100万ドルのギタリスト”Johnny Winterは、1990年3月に一度は来日が決まっていたものの、
直前になって中止となった経緯があり、それから三十数年を経て今回待望の初来日となったのだ。
Johnnyは既に66歳になっているけど、「スタジオに入る時間があったらステージに立つ」と
語るほどのライブフリーク、どのようなライブを見せてくれるのかとても楽しみだ。

開場時間18時のところ、会場のZepp Tokyoに着いたのは18時10分過ぎ。
既に開場していて、平日ということもあってかお客さんの列は出来ていない。
あたりを少しブラブラしてから、18時半ごろ会場入り。
フロアはけっこう混雑していたけれど、人と人との間をすり抜けて前方へと移動。
ステージ向かって左側の一番端、前から2列目あたりにすべり込む。
ステージ後方の壁には、「JOHNNY WINTER」と書かれたフラッグ、
ドラムセットとギターアンプだけが並べられたシンプルなステージセット。
ゴキゲンなBluesのBGMが流れる中、しばし開演を待つ。

予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
BGMが鳴りやむと同時にフロアから手拍子が巻き起こり、
まずはDrums:Vito Liuzzi、Bass:Scott Spray、Guitar:Paul Nelsonがステージへ。
インストナンバーを演奏し、Johnny Winterをステージに呼び込む。
Johnnyはテンガロンハットをかぶって、全身黒づくめの衣装で登場。
両サイドをガードされながらの登場で、すぐさまステージ中央の椅子に腰かける。
「うーん、大丈夫なんだろうか?」という心配は、Johnnyがギターを弾いた瞬間に吹き飛ぶ。
ヘッドレスのレイザーから奏でられるフレーズは、まさにホワイトブルースの真髄。
ハードなRockやBoogieからシブいBluesまで、バリエーションに富んだ選曲。
間奏では“Rolling Stones”の「GIMME SHELTER」が挿入され、
日本の今の状況を鋭くえぐって見せているかのようだ。
MCはほとんどなく、ひたすらゴキゲンな音の世界に没頭。

アンコールでは、遂にトレードマークのギター:ファイアーバードを抱えて登場。
ボトルネックバーを駆使してのスライドギターが「これでもか!」と言わんばかりに炸裂。
やっぱりJohnnyには、ファイアーバードがよく似合う。
この瞬間を観られただけでも、今日のライブに来た甲斐があったというものだ。
最後はBob Dylanのナンバーで「Highway 61 Revisited」。
約90分というやや短い演奏時間だったけれど、満足度は異常に高いライブだった。

【Setlists】
M01. Intro
M02. Hideaway
M03. Sugar Coated Love
M04. Boogie Real Low
M05. Good Morning Little School Girl
M06. Johnny B. Goode
M07. Blackjack
M08. All Tore Down
M09. Lone Wolf
M10. Don't Take Advantage
M11. Bony Maronie
M12. It's All Over Now

Encore
EN1. Dust My Broom
EN2. Highway 61 Revisited

開場を出たのは20時半過ぎ、まだずいぶんと早い時間。
だけど今夜は22時55分からNHKテレビ「SONGS」にCyndi Lauperが出演するので、
リアルタイムで観るためにそのまままっすぐ帰宅。
あの感動をもう一度・・・という感じで、なかなかにイイ番組だった。

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