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2011年5月29日 (日)

Leyona「Leyona Live Trip 2011 Middle and Mellow」Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

今日は朝から雨・・・ それもハンパじゃないぐらいの大雨。
こんな日は部屋から出ないで、一日中まったりとしていたい。
だけど夜からはMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで、
「Leyona Live Trip 2011 Middle and Mellow」がある。
雨は激しく降り続いているけど、会場が駅から近いのがせめてもの救いだ。
いやいやLeyona姫の素敵な唄声が聴けるのであれば、雨なんて気にならないぜぃ。
というわけで16時半ごろ家を出て、開演時間18時の20分ほど前に会場入り。
思えば三週連続で来ているんだな・・・ 会場の雰囲気にも慣れてきた。
今日の席は、1階I列20番。フロア後方、ステージ向かって右端。
だけどこの会場はそれほど大きくないので、ステージはよく見える。
ドリンクのビールを飲みつつ、ゆっくりと開演を待つ。

予定より少し遅れて、18時10分ごろ開演。
カントリータッチの曲をバックに、まずはLeyonaがひとりステージに登場。
ベージュ系のワンピースに黒のスパッツ、あいかわらずセクシーでいい感じ。
アコースティックギターを弾きながら、「パッチワーク」を唄い出す。
Leyonaのハートフルなヴォーカルが、会場全体に行き渡っていく。
ライブ序盤は、ずっとLeyonaひとりでの弾き語り。MCは控えめに、ひたすら演奏が続く。
お客さんは椅子に腰かけたまま、じっくりとLeyonaの透き通る声に聴き入っている。
これが今のLeyonaなのか・・・。
Leyonaというと、ダンサブルにステージを跳ねまわる女のコというイメージだったのだけれど、
ギターを弾きながらじっくりと唄を聴かせる・・・ いつの間にかそんな風に進化していたんだな。
彼女のワンマンライブを観るのは久しぶりだけど、これはかなり嬉しい誤算だ。

4曲目からKeyboards:エマーソン北村が加わって「KISS OF LIFE」、そして「魔法を信じるかい?」。
この曲はもちろんCHABOのナンバー。だけどLeyonaが唄うこの曲も、ほんわかした感じでイイ。
「ホントに大好き!」という気持ちが溢れていて、聴いているこちらまでハッピーになる。
そしてBass:中條 卓が加わり、ドラムレス編成で「ハーモニー」。
続いて更にDrums:沼澤 尚が加わって、ここからはバンド編成となる。
気がつくとバンドは、佐藤タイジ除きの“シアターブルック”のメンバー。
その中でLeyonaは、ヴォーカルはもちろんアコースティックギターとエレキギターを弾きまくり、
バンドメンバーの一員としてすっかり溶け込んでいた。
うーん、マジでカッコ良すぎる・・・ これが進化し続ける今のLeyonaだ。
本人は「ギターを弾くと緊張する」と言っていたけど、そのチャレンジングな精神がスゴイ。

ライブが後半に突入すると、「travellin' man」「Tone」「Smile」とお馴染みのナンバーが飛び出す。
そしてここでメンバー紹介。LeyonaはMCを控えめにしていたとのことで、堰を切ったように話し出す。
Nat King Coleの「LOVE」を少し唄ってから、Leyonaオリジナルの「LOVE」。
ここは盛り上がりどころ!と思いきや、お客さんはみんな座ったまま。
正直言って、立つタイミングを逃してしまったという感じ・・・。
だけど、立ちあがるだけが盛り上がるということではない。
みんな座ったままでも、会場はとってもホットな空気に満ちあふれている。
続けて「Thank you」を唄ってから、最後の曲は「Melody」。
この曲は・・・はっきり言ってやられた。心の琴線にグッとくるナンバー。
温かくて、切なくて、なんとも言えない気持ちになった。

アンコール、赤のワンピースに衣装チェンジして、Leyonaが再びステージに登場。
ひとりアコースティックギターを抱え、セットしてあったマイクスタンドを遠ざける。
ノンマイクでの弾き語り、唄い出したのは美空ひばりの「愛燦燦」。
これがまた・・・もうなんと言って良いのかわからない。
歌詞の内容、Leyonaの声、つま弾かれるギター、ノンマイク・・・
すべてが重なり合って、ものすごい空間を生み出している。
盛大な拍手がいつまでも鳴り止まなかった。
Leyonaはあっさりとその空気を断ち切って、バンドメンバーをステージに呼び込む。
そして本日最後の曲は「STARS」。“暗闇に輝く一粒の星”・・・象徴的なフレーズ。
とんでもなく素敵なライブは、21時30分に終了。

アフターライブは、渋谷駅前の「山家」で打ち上げ。
けっこう久しぶりに来たような気がする。
いつものように鳥もりをつまみながら、ビールと黒ホッピーを楽しむ。
そのまま帰ればよかったのに、国領「熊王」でシメのラーメン。
ぜったいに喰い過ぎだ・・・。

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