昔をたずねる旅
今日も天気は快晴。だから“昔をたずねる旅”に出かけた。
11時45分ごろ家を出て、京王線の下り電車に乗り込む。
見慣れた府中の駅を過ぎると、電車は多摩川を越えて聖蹟桜ヶ丘へ。
ここは会社の事務センターがあった場所。社名が変わった今でも、建物は健在だ。
しばらくすると、高幡不動駅へ到着。駅前の風景はすっかり変わってしまった。
昔よく通っていた音楽スタジオも、いまでは飲み屋になってしまっていた。
「村さ来」も「かわ野」も跡形もない・・・。だけど「あんず村」は昔のまま。
階段をのぼって中に入ると、店内はちょっと変わったような気がする。
でも記憶が間違っているのかもしれない・・・ 正直なところ、よくわからない。
“どんすぱ”のトマト味とビールを注文。“どんすぱ”はあいかわらず旨い。
食事のメニューを充実させたためか、家族連れが多く席を占めている。
客層が変わっちゃったのかな? というより、昔は客層なんてあまり気にしていなかった。
とにかく自分たちを中心に世の中がまわっていると思っていたような気がする。
そんな時代・・・ 若気の至りだ。
高幡不動駅から多摩モノレールに乗って、学校へと向かう。
途中までは京王線と並行して走っていたのだけれど、途中から何処を走っているのかわからなくなる。
駅を降りてみると、サークル棟のあたりに出た。ふーん、ここに駅が出来たのか。。。
見覚えのある風景と、見覚えのない風景が、交互にあらわてくる。
ペデストリアンデッキは昔のままだけど、校舎はところどころ変わっているな。
祝日だからか、生協や学食は休みで入ることが出来なかった。残念・・・。
5号館から7号館、8号館から9号館への風景は、まったく変わっていなくてホッとした。
変わっていたのは中庭。池のところに校舎が出来たのと、道路がヘンな感じに塗られていた。
学生たちがテーブルを囲んで談笑してたり、何やらゲームに興じている姿を見て「若いな・・・」って思う。
時間だけはたくさんあった時代、本当の贅沢って何なのだろう?
芝生でしばらくまったりして、バスターミナルのほうへ向かう。
このあたりは昔とあまり変わっていないな。でも、牛丼の「吉野家」はレストランに変わっていた。
「1978年から営業」って、それはウソだよね・・・。まぁどうでもいいんだけど。
14時30分のバスに乗って、多摩センター駅へ向かう。
懐かしい風景に出合えるかと思っていたら、野猿街道は拡張されてすっかり別世界。
多摩センター駅はたまに来てるから、それほどの感慨はない。
何かの催しをやっているのか、出店がいっぱい並んでものすごい人の数。
ちょっとたじろいだけど、せっかくなのでパルテノン多摩から多摩中央公園を散策。
しばらく歩いたけどさすがに疲れたので、旅はこれで切り上げて帰宅。
| 固定リンク
コメント