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2011年6月30日 (木)

さよなら「さくらい」

今日で6月もおしまい・・・ 今年も半分終わりかぁー。早いものだ。
仕事でいろいろとあったし、こんなときには飲みに行くのがイチバン。
それじゃぁ「さくらい」へといきたいところだけど、今日でとうとう閉店。
19時ごろ覘いてみたら、予想どおりの大盛況。
これはちょっとなぁ~と思い、いったん帰宅して21時ごろ再び行ってみる。
あいかわらずの超満員・・・ 席がぎっしりと埋まってる。
まぁこれが運命なのだろうと、そっと別れを告げて帰宅。
外は激しい雨が降ってきていた。。。

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2011年6月28日 (火)

さよならパーティ

「さくらい」が今月末で閉店するので、今日はさよならパーティーを開催。
1階の奥のテーブルで、18時30分過ぎから徐々に集合。
ところがめちゃめちゃ混んでいて、注文もままならないという状態。
最後の最後にとんでもないコトになっちゃったけど、これもまた想い出というところか。
それでも21時を過ぎた頃から落ちついてきて、美味しい料理に舌鼓を打つ。
すっかり満喫して、23時ごろおひらき。

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2011年6月27日 (月)

CD「THE RUNAWAYS」THE RUNAWAYS

Runawaysrunaways1970年代後半に活躍したアメリカの女性ロックバンド“THE RUNAWAYS”。本国アメリカでのセールスはあまりパッとしなかったものの、日本ではガールズRockバンドの草分けとして異常な人気を誇った。「ぎんざNOW」とかに出演している下着姿のシェリー・カーリーを観て、幼いころの私はなんとも言えない気持ちになったものである。オリジナルメンバーでは2枚のスタジオ盤と1枚のライブ盤をリリースしているが、このアルバムはファーストアルバムにあたる。何といっても大ヒット曲の「Cherry Bomb」が収録されているのが目玉ではあるが、その他の曲も捨て曲ナシの粒ぞろい。古き良きアメリカのハードRockという雰囲気が、いま聴いても決して飽きさせない。

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2011年6月26日 (日)

桜 稲垣早希「よしプリ スペシャルライブ「桜 稲垣早希ネタイヴェント新劇場版:弐 ~YOU ARE(NOT)THE BEAST~」東京公演」品川よしもとプリンスシアター

今日は品川よしもとプリンスシアターへ、「よしプリ スペシャルライブ
「桜 稲垣早希ネタイヴェント新劇場版:弐 ~YOU ARE(NOT)THE BEAST~」東京公演」を観に行く。
これまでは「ロケみつ」に出ている早希ちゃんしか観たことがないので、
芸人としての早希ちゃんは一体どんな感じなのか?とっても楽しみ。
品川よしもとプリンスシアターは、品川プリンスホテルに隣接している劇場。
エプソン・アクアスタジアムやステラボールにほど近い場所にある。
18時開場というのでちょっと早目に行き、劇場外に設置されたグッズ売場をチェック。
ポスターやマウスパッドに興味をひかれつつも、けっきょく何も買わずに開場を待つ。
18時15分ごろ会場入り。席は1階D列19番ということで、ステージ真正面の前から4列目。
合計443席のこじんまりとした劇場だけど、開演する頃にはお客さんでぎっしり。

Flyer20110626

ほぼ予定どおり18時30分過ぎに開演。
まずは惣流・アスカ・ラングレーのコスプレに身を包んだ早希ちゃんが、ステージに登場して挨拶。
至近距離で観るナマ早希ちゃん、やっぱりとってもカワユイんだなぁ~。
それからステージでのネタ披露とステージサイドのモニターに映し出されるVTRとで、ライブは進行していく。
基本はやっぱりエヴァンゲリオンネタなんだけど、紙芝居をしたり漫談をしたりコントをしたり、
いろいろとアレンジが効いていてなかなか飽きさせない展開。
ゲームネタもけっこう多くて、ゲームをあまり知らない私はついていけない部分もあったかな。
中盤の「スペシャルなゲストコーナー」では、麒麟の川島明が登場。
早希ちゃんといっしょに、“理想のゲーム”をテーマにトークを繰り広げる。

VTRもとても凝っていて、早希ちゃんの出演するCMをあれこれ考えたり、
「ロケみつ」の改善方法をいろいろ提案したり、エヴァンゲリオンを大阪化してみたり。。。
「ラブプラス+」という恋愛シミュレーションゲームが人気らしいけど、そのもじりで「サキプラス+」。
セーラー服姿のかわいい早希ちゃんが、だんだんとゾンビに変わっていくという・・・。
本人も言っていたけれど、ネタの中にはところどころかなりの“毒”が含まれているところが意外。
「あいさつすると仲間が増えるね」のあのCMや、子供たちと楽しく唄い踊る「お姉さんといっしょ」、
ミッキーマウスでさえも、早希ちゃんのブラックな感性にかかるとアブないネタにへんしーん!
個人的にはそういうの嫌いじゃないから、それはそれでけっこう楽しめたけど、やっぱり意外ね。
だけどどこか許せてしまうのは、やっぱり早希ちゃんのキャラクターによるものなのかも。
2時間45分ほどのステージ、充分に満喫させていただきました。

まだ21時過ぎなので、渋谷で途中下車して「山家」で飲んでいくことにした。
日曜日だから空いていたけど、閉店時間も早くて22時30分ごろにはおひらき。
そのまままっすぐに帰宅。

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THE MODS「THE MODS 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE "YA-YA-ROCK ON!!"」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、
「THE MODS 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE "YA-YA-ROCK ON!!"」を観に行く。
それなのに今日は朝から雲行きが怪しい・・・ 東京の一部では雷雨という話もちらほら聞こえてくる。
“THE MODS”なだけに雨の野音というのも悪くはないけど、やっぱり青空の下で観たいものだ。
その祈りが通じたのか、晴天とはいかないまでもどうにか雨はやんでいる。
開演時間ギリギリの18時20分ごろ会場に到着、ビールを買ってすぐに会場入り。
今日の席は、Cブロック16列84番、なんのことはない最後列。
だけど日比谷野音はこの位置からでも充分に楽しめるからイイや。
ステージ後方には「Pray to your God whoever he is.」と書かれたフラッグが掲げられている。
開演前にもかかわらず、客席のあちこちから大きな“THE MODS”コールが沸き起こっている。

18時35分過ぎ、“THE COLTS”のYama-Changが
“THE MODS”メンバーからのメッセージを読み上げる。
「みんな自分の場所で楽しんで欲しい。ここに居る全員が平等にRockをする権利がある」という言葉。
Punkのライブにしてはガードがゆるい感じなのは、この信頼関係のうえに成り立っているのだろう。
再び熱い“THE MODS”コールが沸き起こり、SEが流れる中をメンバーがステージに登場。
Vocal&Guitar:森山達也、Guitar:苣木寛之、Bass:北里晃一、Drums:佐々木周、
5年前にドラムがチェンジしたものの、その他は30年間不動のメンバーだ。
オープニングは「Let's Go Garage」。初期のナンバーだけど、まったく色あせることのない名曲。
「MAKE SOME TROUBLE」「TRUST ME」「壊れたエンジン」と続いて、森ヤンのMC。
ツアー中に体調を壊していくつかの公演が延期になってしまったことを詫びるとともに、
「借りは返しますから待っててください」と力強く宣言。
そして「STORY」のあとにギターの苣木が「BACK TO ALLEY」を、
「HAIL HAIL ROCK&SOUL」のあとにドラムの周が「RIGHT TIME RIGHT WAY」を唄う。
メンバーのヴォーカルはお馴染みだけど、ドラムが唄うのは前メンバーでは無かった光景だな。

ここでちょっとペースを落として、始まったのは「T-O-K-Y-O アイランド」。
それは闇に沈んでいく日比谷の巨大なビル達に捧げられたナンバー。
どんなことが起きてもどんな世の中になっても、そこに在り続けるのは東京の街・・・。
森ヤンはギターを置いて、黒のロングジャケットを着込んで「TRUMP」を唄う。
大きな野外ステージならではの演出、客席に向かってトランプをばらまく。
続いて「JUST SAY FUCK NO」、ギターの激しいリフがカッコいいナンバー。
森ヤンは、「野音でアニバーサリー的な意味ではこれが最後かもしれません」と意味深な発言。
えぇっ!ホントかよ? 確かに30周年ということは、それなりに年齢を重ねているという意味でもあるわけだ。
そんな想いを込めてか、次の曲は「LIVE WITH ROCK'N'ROLL」。ずっしりと胸に響くナンバー。
ベースの北里が「EVERYBODY LOVES SOMEBODY」を唄ったあと、
「シャレたクツの下に」「COME ON DOWN」で本編は終了。

アンコールは、「a Song」からスタート。
そして「LET'S GAMBLIN' TIME」で「レッツゴーおおーおーおー♪」とみんなで大合唱して、
「HIBIYA NITE~!!」と叫んでからの「LONDON NITE」。
あっという間に終了して、二回目のアンコール。
「もしMODSじゃなかったら今日のライブはやってなかったと思います」という森ヤンの言葉に、
熱い“THE MODS”コールで応えるお客さん。30年という時の流れが今ここにある。
「ROCKAWAY」のあと、「29年前の野音と何も変わっちゃいない」と言って始まったのは「TWO PUNKS」。
うん、やっぱり全てはここから始まったんだよな・・・。マイクが客席に向けられ、お客さんがヴォーカルをとる。
間奏で「この国も色んな問題抱えてますけど、一日一日ちょっとづつ良くなるように前に進んでいこう!」と、
森ヤンからメッセージ。これまでの30年と同じように、これからも一歩一歩進んでいくしかないのだ。
「TWO PUNKS」が終わるとすぐに「不良少年の詩」が始まる。
ギラギラ光ったナイフのように尖ったナンバー、やっぱりこれこそが“THE MODS”だ。

アンコールは3回目に突入。「他に何が」に続いて、「東北へ!関東へ!NAPALM ROCK!!」と叫ぶ森ヤン。
「NAPALM ROCK」の激しいBeatに乗せて、森ヤンの熱い思いが日比谷の街に響き渡る。
エンディングでは「青森!宮城!秋田!山形!福島!茨城!」等と、被災地名を並べ叫ぶ。
震災に関する具体的な発言はなかったものの、森ヤンの気持ちは痛いほど伝わってきた。
終演のアナウンスが流れてお客さんが帰り出す中、再びメンバーがステージに登場。
「やる予定じゃなかったけど、最後の野音なんで」と言って、「LOOSE GAME」が始まる。
「俺は仕方なくやって来たんじゃないぜ。俺は望んで此処へ此処へ来たのさ。
このRockという名のLOOSE GAMEに・・・」
すべてを出し切ったかのように、ステージを去っていくメンバー。
20時30分、“THE MODS”最後の(?)日比谷野音ライブは、こうして幕を閉じた。

【セットリスト】
M01. Let's Go Garage
M02. MAKE SOME TROUBLE
M03. TRUST ME
M04. 壊れたエンジン
M05. STORY
M06. BACK TO ALLEY [vo.苣木寛之]
M07. HAIL HAIL ROCK&SOUL
M08. RIGHT TIME RIGHT WAY [vo.佐々木周]
M09. T-O-K-Y-O アイランド
M10. TRUMP
M11. JUST SAY FUCK NO
M12. LIVE WITH ROCK'N'ROLL
M13. EVERYBODY LOVES SOMEBODY [vo.北里晃一]
M14. シャレたクツの下に
M15. COME ON DOWN

アンコール1
EN1. a Song
EN2. LET'S GAMBLIN' TIME
EN3. LONDON NITE

アンコール2
EN4. ROCKAWAY
EN5. TWO PUNKS
EN6. 不良少年の詩

アンコール3
EN7. 他に何が
EN8. NAPALM ROCK

アンコール4
EN9. LOOSE GAME

毎日飲んでばかりなので、今日のところは軽くいこうとガード下の「木屋」へ。
かき揚げと酢のものを食べながらビールと日本酒を飲み、シメにざるうどん。
1時間ほど満喫して帰宅。

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2011年6月24日 (金)

寺岡呼人 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し②」南青山MANDALA

今日は南青山MANDALAへ、寺岡呼人 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し②」を観に行く。
CHABOの還暦を祝ってくれたアーティストに恩返しをしていくというこのシリーズ、
今日明日はそのイベントの中心人物の寺岡呼人をゲストに招いての2daysライブ。
18時00分開場ということもあり、ちょっと早目に16時半ごろフレックス退社。
ムシムシと暑い中を、電車を乗り継いで東京メトロ銀座線の外苑前駅へと急ぐ。
予定どおり18時30分開場。整理番号28番で入場し、CHABO前の3列目をゲット。
ステージにCHABOのマイクはまだセッティングされておらず、ガラーンとした空間がなんかヘンな感じ。

予定より少し遅れて、19時05分過ぎ開演。
CHABOが黒ぶちのメガネをかけて登場し、“前説”がわりにハンドマイクで話し出す。
5月に“さだまさよし”を迎えて「CHABOの恩返し①」を行ったという話から、
「この人には絶対足を向けて寝られないほど感謝している」と言って寺岡呼人を呼び込む。
呼人は、CHABO還暦イベントの赤いTシャツを着てステージに登場。
アコースティックギターを弾きながら、「有限会社モンキービジネス」を唄い出す。
呼人は清志郎やCHABOにまつわる想い出を話しながら、オリジナルのナンバーを披露していく。
その中で一曲だけ、CHABOのカバー「ティーンエイジャー」を織り込む。
呼人の唄はどちらかと言うとフォークっぽい色合いが強いのかな。。。
「大人」という曲はなんとも身につまされる感じがして良かったけど、
全体的にしんみりとした雰囲気はちょっとタイプが違うかなーと思った。
それでもラストは「Hello Good-Bye」で、お客さんといっしょにコール&レスポンスして賑やかに終了。
演奏時間はちょうど1時間、ステージが暗転してセットチェンジに突入。

20時05分過ぎからCHABOのステージ。
「寺岡っていうことで、関連の懐かしいの」という紹介で、「飲んだくれジョニー」から演奏はスタート。
寺岡呼人への感謝の言葉を述べつつ、6月にしか唄えない曲ということで「ねぇHISAKO」。
「CHABOの恩返し」というタイトルにちなんで、羽をむしるポーズをとるCHABOが可笑しい。
そのテーマソングということで、“Simon & Garfunkel”のカバー「4月になれば彼女は」。
「第二のふるさと」となったMANDALAで演奏するようになったきっかけを話したあと、
以前“The Band”のカバーで演奏した曲をリアレンジしたという曲「僕等のBIG・PINK」を演奏。
そしてJohn Lennonのカバーで、「マイ・マミーズ・デッド」から「ハ・アーアーアー・ノ・ヨーヨーヨー」。
CHABOはサラリと唄っていたけれど、5月に起きた出来事がモチーフになっているのだろう。
“母の死”・・・誰にでも訪れる出来事だけれど、たやすく乗り越えることのできない出来事だ。

ここで寺岡呼人のカバーで、「アイデア」という曲を披露。
リズムボックスをバックに、唄いながら単音でメロディーをつま弾いていくという斬新なアレンジ。
CHABOは「間奏になると急に元気になっちゃう」と言い、お客さんからも笑いがこぼれる。
「これも6月っていう感じ」という紹介で、「夏に続く午後」を久しぶりに演奏。
「もうイッパツいくー?」とCHABOは叫んで、日本のユーメーなRock'n'Roll「上を向いて歩こう」。
曲の途中でお客さんの手拍子が「パン・パ・パン」と変わることに、「スゴイ!」とCHABOは感心していた。
「RCのときそういうのあったんだっけ?」って、ずっと前からありましたよーっ!(笑)
CHABOのステージは「夜想曲」で終了。ちょっと長めの1時間05分ほどの演奏。

そのままアンコールに突入し、ステージには二本のスタンドマイクが並ぶ。
CHABOと呼人は、おそろいの「恩返し」Tシャツを着てステージに登場。
CHABOはアコギ、呼人はベースを手にとり、まずは“テキトーなアドリブBlues”でいまの気持ちを唄う。
呼人は「もう一回DVDの宣伝しちゃいます」と、還暦ライブのDVDをフライヤー持参で紹介。
続いて「“飲んだくれジョニー”を探して」。CHABOのセットリストの一曲目は、ここにつながっていたのね。
少年時代の呼人といまの呼人・・・CHABOのスライドギターが時空を越えて響きわたったいた。
それから呼人がプロデュースしてCHABOが曲を書いたナンバー、矢野真紀の「Good Time」を演奏。
呼人がとっても大好きだという曲「慕情」を演ったあと、麗蘭のナンバーで「今夜R&Bを…」。
「バンド以外でこの曲を演るのは初めて」とCHABOは言っていたけど、これはかなり意外な選曲。
蘭丸も早川さんもいない演奏に最初はちょっと違和感あったけど、聴いているうちに自然とのめり込んでいく。
なんとも言えないBeat感・・・CHABOやみんながR&Bを愛する限り、この曲はいつでも輝いているんだな。
最後はSE「What a Wonderful World」が流れて、CHABOと呼人が並んでカーテンコール。
終了したのは、21時55分。とっても内容の濃いライブ、たっぷりと堪能させて頂きました。

ひとまず渋谷まで戻って、飲んでいこうと飲み屋を探す。
金曜日だから混んでるかな~?と思っていたけど、「鳥市」が空いていたのでココに決定。
22時半ごろから1時間ほど堪能して電車で帰宅。

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2011年6月19日 (日)

ケラ & ザ・シンセサイザーズ「Joy Ride vol.92」高円寺HIGH

今日は高円寺HIGHへ、「Joy Ride vol.92」というイベントを観に行く。
お目当ては“ケラ & ザ・シンセサイザーズ”。なんだか久しぶりに観る。
20時50分ごろの出演だというので、いつごろ行こうかと迷っているうちに18時過ぎ・・・。
重い腰をあげて電車に乗り込み、高円寺駅に到着したのは開演時間19時をかなりまわった頃。
駅から少し歩くと、会場の“KOENJI HIGH”に到着。初めて来たけど、なかなかお洒落な造り。
1階のモニタでフロアの様子を確認してから、階段をおりて地下のフロアへ。
フロアはぎっしり超満員で、お客さんの熱気なのかものすごく蒸し暑い。。。
とりあえずフロア最後方に居場所を見つけて、そこからじっくり楽しむことに。
ステージ上では、二番目のバンド“ADAPTER。”がセッティング中。

19時35分ごろ、“ADAPTER。”の演奏開始。
ドラム、ベース、ヴォーカル兼コンピュータ兼ギターという三人編成。
ピコピコピコピコとテクノポップではあるけれど、ズシリと重い低音BEATが今っぽい感じ。
お客さんといっしょにシンガロング&踊りまくりのナンバーが、次から次へと繰り出される。
ステージ後方のスクリーンに映し出される映像が、曲とばっちりシンクロしている。
ルックスはヴィジュアル系なのかな? 十二単みたいな豪華絢爛な衣装。
それでもヴォーカルのキャラなのか、どこかおもしろ可笑しい雰囲気がなんとも言えない。
若い女子が踊りまくるフロアを眺めていて、なんだか隔世の感があったのは何故だろな?
55分というけっこう長時間の演奏で、20時30分ごろ終了。

セットチェンジになって若干お客さんの入れ替えがあったので、フロア前方の一段低いフロアへ。
けっこう混雑しているけど、ステージ向かって右の壁際になんとか居場所を見つける。
ステージ上ではケラさん以外のメンバーが自らセッティングしていて、なんだかヘンな感じ。
20時50分過ぎ、SEが流れる中を“ケラ & ザ・シンセサイザーズ”のメンバーがステージに登場。
「MORE SONG」から始まり、「ニセモノ」「今はミイラ」とアルバム「BODY AND SONG」からの曲が続く。
「むかし高円寺に“ナゴムレコード”のオフィスがあって、大槻ケンヂや内田雄一郎が遊びに来てた」
「高円寺のどこだか名前を忘れたライブハウスで“ホルモンズ”というバンドのライブを観た」
なんてMCを交えつつ、ライブは進んでいく。
「パパのジャズ」「オンガク」「機械じかけの子供たち」「ケムリの王様」と、
これまた「BODY AND SONG」の曲が続くなーと思っていたら、ここでケラさんがタネあかし。
今日は「BODY AND SONG」の曲を、収録順どおりに演奏しているとのこと。
アルバムが8曲しか入ってないからと、アルバムのラストナンバー「BODY AND SONG」で本編は終了。

アンコール、ケラさんがひとりステージに登場してMC。
「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」再開のお知らせから始まり、
「チケット発売したばかりは600円で、ライブが迫ってくると90,000円とかにしたらどうか?」とか、
「内田裕也と原宿で偶然会って挨拶した」とか、「ひとつになろうじゃなくて、七つになろうニッポン」とか、
「政治家は逆の意味で菅さん大好きでしょ」とか、堰を切ったようにしゃべるケラさんが可笑しい。
おもしろい中にも毒のあるケラさんの話、たまらなく大好きだ。。。
「トークショーはこれぐらいにして、サービスで音楽でもやりましょうか」と、アンコールの演奏が始まる。
「LIVES」「さよならのセオリー」、有頂天ナンバーから「オードリー・ヘプバーン泥棒」。
そして最後の曲は、「神様とその他の変種」。
曲のアタマ「神様にお願い もしもちゃんといるなら 世の中に平和を もうちょっとください」と唄ったところで、
「だろ?」と問いかけるケラさん・・・ 曲の中で感情をこんなにあらわにするケラさんは初めて見た。
いまの世の中ホントにクソみたいなことばかりで、いろいろと考えさせられるからなー。
いつもとはちょっと違った思いの中、22時05分ごろ演奏はすべて終了。

【ケラ & ザ・シンセサイザーズ:セットリスト】
M01. MORE SONG
M02. ニセモノ
M03. 今はミイラ
M04. パパのジャズ
M05. オンガク
M06. 機械じかけの子供たち
M07. ケムリの王様
M08. BODY AND SONG

アンコール
EN1. LIVES
EN2. さよならのセオリー
EN3. オードリー・ヘプバーン泥棒
EN4. 神様とその他の変種

せっかく高円寺に来たので、どこかへ寄って行こうとあたりをウロウロ。
日曜日の夜だというのに、どこも混んでるのはさすが高円寺。
「桃太郎すし」がけっこう空いていたので、本店でビールを飲みながら寿司をつまむ。
なかなか美味しかったけど、4,750円はけっこうイイ値段だったな。
23時10分ごろ、おひらきにして帰宅。

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2011年6月18日 (土)

佐野元春「30周年アニバーサリーツアー・ファイナル 'All Flowers In Time' 東京」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、佐野元春
「30周年アニバーサリーツアー・ファイナル 'All Flowers In Time' 東京」を観に行く。
佐野元春30周年記念ツアーのラストを飾るこのライブ、もともとは3月12日に行われるはずだったのだが、
東日本大震災の影響で延期となり、今週末にようやく振替公演が行われることになったのだ。
もともと30周年を祝して軽い気持ちで参戦を決めたのだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。
開演時間18時の20分ほど前に会場に到着すると、会場前は大勢のお客さんで賑わっている。
みんな今日という日を心待ちにしていたんだろうな~。もちろん私も、気分はアゲアゲ。
今日の席は1階30列69番、ちょっと後の方だけどまずまずのポジション。
客席のところどころに空席が目立つ・・・ それが何を意味しているのか? なんだか心が痛む。

予定より遅れて18時05分をまわった頃、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」が流れ出す。
ここは有楽町・・・うまいこと考えたもんだ。フルコーラス流れると、客席からは手拍子が沸き起こる。
それからちょっとしたラジオドラマのワンシーンのような音が流れ、さらにもう一曲SEが流れる。
開始から10分以上経過したころ、ようやく緞帳が開いてバンドメンバーが姿をあらわす。
Drums:古田たかし、Bass:井上富雄、Guitar:長田 進、Keyborads:Dr.kyOn、Sax:山本拓夫、
Trumpet:佐々木史郎、Percussion:大井“スパム”洋輔・・・ “The Hobo King Band”の面々。
Funkyなインストの「CHANGES」を演奏したあと、いよいよ佐野元春がステージに登場。
白いシャツに黒のベストとパンツ、赤いストラトを弾きながら“元春節”を聴かせる。
頭はすっかり白髪になってしまったけれど、30年前と変わらない元春がそこに居る。
「君をさがしている(朝が来るまで)」から「ハッピーマン」と懐かしい初期のナンバーが続いたけど、
アレンジが大きく変わってしまっているのがちょっと残念。。。
それでも「ガラスのジェネレーション」は、ほぼオリジナルアレンジで演ってくれた。
「つまらない大人にはなりたくない」・・・ あの頃の自分が現在の自分に問いかけている。

「TONIGHT」に続いて、アルバム「VISITORS」のナンバーをいくつか。
いまにして思うと、日本のRAPの元祖は佐野元春ってことになるんだよな。
だけど当時の私は、RAPを唄い始めた元春をあまり好きにはなれなかった。
こうして改めて聴いてみるとギターの感じとかがカッコいいとは思うけど、
佐野元春にRockを求めていた私はここで離れてしまったのであった。
・・・などと想いを馳せているうちに、ライブは中盤へと突入していく。
途中からGuitar:佐橋佳幸が加わってより一層重厚になったサウンド、
いわゆるひとつのバンドの完成形がちらほらとかいま見える。
その極みとも言えるのが、終盤近くに演奏された「ROCK & ROLL NIGHT」。
ピンスポットを浴びて唄う元春のシルエットは、なんだか神がかった存在に見える。
そして始まる「約束の橋」。これまで生きてきた自分とこれから生きていく自分へのメッセージ。
「いままでの君は間違いじゃない」・・・ その言葉に勇気づけられ、熱いものがこみ上げてくる。

全体的にMCは少なめだったけれど、とある曲の前にその曲を作ったときのエピソードを語る。
「サビの部分を作るのに半年以上かかってしまい、セカンドアルバムに収録出来なかった」というこの曲、
「この曲を発見してくれたみんなの前で唄えることがすごく幸せです」と言って始まったのは「SOMEDAY」。
「だからもう一度あきらめないで、まごころがつかめるその時まで」
この歌詞を心の中で何度も何度も繰り返し唄っていたあの頃・・・
あの頃思っていた「SOMEDAY」は、私のもとにやってきたのだろうか?
なんて感慨に浸る間もなく、いよいよラストの曲「悲しきRADIO」に突入。
“懐かしい”なんて一言では片付けられない素敵な瞬間が、いまここを駆け抜けて行った。
アンコールは、佐野元春のデビュー曲「アンジェリーナ」一曲のみ。
曲が終わったあと、ツアースタッフひとりひとりを紹介。そして、感謝のメッセージを読み上げる。
「音楽なんてなくったって生きていけるけど、音楽があったおかげでこんなにも見える景色が違いました」
それは元春の言葉でもあり、元春の音楽を聴いて育った私たちの言葉でもあった。
最後に元春は、スタンドマイクを客席に向けてステージを去って行った。
こうして21時10分、3時間に及ぶライブは幕を閉じた。

【セットリスト】
M01. CHANGES
M02. 君をさがしている(朝が来るまで)
M03. ハッピーマン
M04. ガラスのジェネレーション
M05. TONIGHT
M06. カム・シャイニング
M07. COMPLICATION SHAKEDOWN
M08. 99ブルース
M09. 欲望
M10. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
M11. ジュジュ
M12. 月と専制君主
M13. レインガール
M14. SPIDER CODE
M15. ヤングブラッズ
M16. 観覧車の夜
M17. 君を連れてゆく
M18. ROCK & ROLL NIGHT
M19. 約束の橋
M20. ヤング・フォーエバー
M21. ニュー・エイジ
M22. 新しい航海
M23. SOMEDAY
M24. 悲しきRADIO

アンコール
EN1. アンジェリーナ

せっかくの土曜日なので有楽町で飲んでいこうと思ったけど、どこも混んでいるので断念。
とりあえず下高井戸まで戻って、「紅とん」で飲むことにした。
学生らしき集団が大騒ぎしていてうるさかったけど、それはそれとして満喫できた。
学生ってあんなもんだよな・・・みんな集まれば怖いものナイっていう感じ。
自分も昔はそうだったと思う。若気の至りというか、なんと言うか。。。
そんなことを思いつつ、24時過ぎにはおひらきにして電車で帰宅。

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2011年6月12日 (日)

松田聖子「seiko matsuda concert tour 2011 Cherish」さいたまスーパーアリーナ

今日はさいたまスーパーアリーナへ、「seiko matsuda concert tour 2011 Cherish」を観に行く。
毎年恒例の聖子ちゃんの夏コン・・・これが始まると、今年も夏がやってきた!という感じになる。
日曜開催ということで16時開演、その50分ほど前に埼京線の北与野駅へ到着。
聖子ちゃんのコンサートと言えばこれだけは欠かせないと、グッズ売場で聖子ちゃんウチワを購入。
けっこう長い行列だったのでためらったけど、意外と早く進んでいき10分ほどで目的達成。
開演20分前ぐらいに会場入り。今日の席は、200レベル8列284番。
ステージ向かって左側スタンド、8列目なのでステージとの距離はそれほど感じない。
ステージ両サイドにはモニタースクリーンが設置され、ピンク色で「Cherish」と表示されている。
200レベルしか座席を解放していなかったけど、客席はお客さんでぎっしりと埋まっている。

予定より遅れて、16時10分ごろ開演。
いつものようにステージ後方のスクリーンに、レーザー光線でツアータイトルが描かれる。
炸裂音がはじけるとともに、ステージに中央に作られたお立ち台に聖子ちゃんが登場。
黒い衣装に身を包んだ聖子ちゃん、手にエレキギターを持って「I can't stop falling in love」を唄う。
ステージ前面には火柱が立ちのぼり、いつもながらに凝ったステージングだ。
前半はニューアルバム「Cherish」からの選曲。頻繁に衣装チェンジしながら、次々と披露していく。
バックバンドは、ドラム、ベース、キーボード、ギター×2、サックスといういつもどおりの編成。
ダンサーも男性4人・女性3人というお馴染みの編成で、聖子ちゃんとの息もぴったり。
「I wanna hold you tight」「Oh! baby」「You're the reason of my life」「DOKI DOKI !!」と続いたところで、
聖子ちゃんは退場。衣装替えの間のブリッジとして、「素敵にOnce Again」がインスト演奏される。
ブルーの衣装に着替えて登場した聖子ちゃん、「マイアミ午前5時」を唄ったあと挨拶。
「ここからはちょっと懐かしい曲」ということで「ピーチシャーベット」「雨のリゾート」、
そして「赤いスイートピー」。アリーナを中心に、赤いスイートピーが咲き乱れる。

「椰子の木陰から」をバックにしたバンドメンバー紹介をはさんで、再び「Cherish」から「「ありがとう」」。
白いマーメイドドレスに着替えた聖子ちゃん、今回のツアーについての想いを語り出す。
震災のため中止にしようかと思ったけど、「こういう時だからこそ唄って欲しい」という声に応えたい。
この会場に来たかったけれど来られなかった人にも届くように・・・ と言って「瑠璃色の地球」を唄う。
「もう少しバラードを続けてもいいですか?」と言いながら「Cherish」より「Cause you're my destiny」、
そして定番の「いくつの夜明けを数えたら」へ。唄いながら泣き出しそうになる聖子ちゃん。。。
「ねえ逢いたいの そばにいたいの 寄り添いあって生きていたいの」という歌詞が
あまりにも重く心に響いて来て、聴いているこちらも思わずグッと涙がこみ上げてくる。
正直言ってそれほど好きではない曲だけど、この瞬間には見えない大きな何かが降りてきていた。
バラードコーナーの最後は「あなたに逢いたくて~Missing You~」。
この曲もまたいつもとは違う聴こえ方がして、なんとも言えない気持ちがした。

「It's Style」に乗せたダンサー紹介をはさんで、「天使のウインク」のイントロが流れ出す。
ステージ全体がキラキラと輝き出し、中央のプレゼントBOXから黒いミニスカート姿の聖子ちゃんが登場。
開演前に「節電のため消費電力を抑え、LEDライトを使用します」というアナウンスがあったけど、
いつものド派手なギンギラのイルミネーションに比べると若干地味な感じかな。。。
でもそれなりに工夫のあとが垣間見れて、これはこれで良かったかもしれない。
そのあとのMCは、例によってとっても盛りだくさんな内容。
バンドメンバーから一言と言いつつ、いつの間にかツアーグッズ紹介になっているのはいつもの事。

そして、恒例の“リクエストコーナー”に突入。
「現実的なリクエスト」と言いつつ、お客さんの掲げるプラカードを読み上げる聖子ちゃん。
「はぁ゙ー」と言いながら、ひとつひとつにリアクションする聖子ちゃんが可笑しい。
昨年のツアーを欠席したキーボードの野崎さん復帰記念ということで、
いつのまにか野崎さんが練習してきた曲を演るというの“野崎さんのリクエストコーナー”に。
「野菊の墓」のテーマ曲「花一色」、本人も言っていたけどこれはなかなかいい曲。
お客さんからのアシストを受けながら「ハッピーサンデー」「ひまわりの丘」を唄ったあと、
「なんだか中途半端なリクエストコーナーになってしまいました」と締めようとする聖子ちゃんに対して、
お客さんからブーイングの声。それに応えて「水色の朝」を唄うけど、どこか歌詞が怪しい・・・。
まぁそれでこそ、ガチの“リクエストコーナー”ということになるわけだけど。
「最後にピシっと締められる曲」ということで、バンドをバックに「SQUALL」を唄い“リクエストコーナー”は終了。

「それではいよいよメドレーの時間がやってまいりました」という声とともに、コンサートも終盤。
「メドレーの前に結びの言葉を・・・」ということで、聖子ちゃんがシメの挨拶。
いつものように「準備はオッケーかな?」と声をかけあったあと、いよいよメドレーがスタート。
「青い珊瑚礁」から始まり「風は秋色」、ちょっと意表をついたところで「制服」、
ステージサイドの花道を駆け上がって「渚のバルコニー」「時間の国のアリス」「Rock'n Rouge」、
ラスト2は「チェリーブラッサム」、そしてラストは「夏の扉」。
いつもながらの疾走感あふれるフィナーレ、充分に堪能することが出来た。

アンコール、レインボーカラースパンコールのミニに着替えた聖子ちゃんがステージに登場。
「輝いた季節へ旅立とう」を唄ったあと、お馴染みの盛り上がりナンバー「20th Party」。
アリーナに向かってキャノンリボンが発射され、会場はグッと華やいだ印象。
神田沙也加もステージに登場して、より一層の盛り上がりを見せる。
いったん終了して、二回目のアンコール。まずは聖子ちゃんがひとりステージに登場。
ひとしきり感謝の言葉を述べたあと、バンドとダンサーをステージに呼び込む。
ひとりひとりコメントを聞いてから、新たな定番となった「30th Party」。
最後はバックに流れ出した「いくつの夜明けを数えたら」をみんなで合唱して終了。
18時58分、「素晴らしい初日をありがとうございました」の言葉とともに聖子ちゃんは去って行った。

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2011年6月 8日 (水)

豊洲という街

今日は会議のため、午後から豊洲へ出張。
先週末に外から眺めてはみたものの、建物の中に入るのは初めて。
1階はだだっ広いスペースになっていて、その片隅に受付がある。
そこで入館手続きをして、わが社のフロアである8階へ。
新しい建物の匂いが充満するフロア、さすがにおしゃれでキレイ。
フロアをぐるりと探検しているうちに、16時になったので会議に出席。
会議が終わったあとも、入退館のルートや2階の食堂エリアを見学。
ひととおり見てまわって満足したので、18時ごろ退社。

それからオフィスの前にある「ららぽーと」を探検。
巨大なイメージがあったのだけれど、3階建の意外とこじんまりとした雰囲気。
それなりにテナントが入っているけれど、可もなく不可もなくという感じかな。
店の前が海になっていたので、しばらく散策しているうちに19時を過ぎる。
そろそろイイ時間ということで、豊洲駅前の「とんがり村」という店で飲み始める。
カウンター席がイイ感じ。ビールも料理もなかなか旨い。
こんな無機質な街だけど、こんなふうに生活が息づいているんだなぁ~と実感。
店員さんに訊いたら、なんでも17年ほど前から営業しているのだそうな。
1時間半ほど満喫して、20時50分ごろ店を出る。
そのまままっすぐ帰っても、家に着いたのは22時過ぎ。やっぱり遠い・・・。

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2011年6月 5日 (日)

ピンク・レディー「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」を観に行く。
2005年5月27日、ピンク・レディーがこの場所で「メモリアルコンサート」のフィナーレを飾ってから6年が経つ。
「メモリアルコンサート」は2003年から2005年にかけてVOL.1からVOL.3に分けて開催され、
“いまこの瞬間を楽しむしかない!”という熱い思いで、全国各地に出かけていっしょに楽しんだ。
そのフィナーレとなった国際フォーラム、ピンク・レディーの集大成とも言える充実した内容と
もうこれで最後という寂しさの入り混じった感じが、なんとも言えない想い出として胸に刻まれている。
そして昨年9月の「解散やめ!」宣言から今年3月31日の「初陣式」を経て、
2011年6月5日の今日、ピンク・レディーが国際フォーラムに帰ってきた!
ドキドキワクワク・・・期待に胸を膨らませて、ちょっぴり早めの15時20分過ぎに会場入り。
グッズ売場に直行して、パンフレットとピンク色のアームバンドを購入。
しばらくロビーで時間をツブしたあと、自分の席1階20列22番へ。
ステージ向かってやや左寄り、ステージからは意外と近くてイイ感じ。
客席はたくさんのお客さんでびっしり、いつものようにキラキラ衣装の人たちが目立つ。

予定より少し遅れて、16時05分過ぎに開演。
ステージが暗転してステージ上空のセットが降りてきて、まばゆい光がステージから放たれる。
その光に映し出されるシルエット、そこにはミーちゃんとケイちゃんの姿が・・・。
ドラム、ベース、ギター、キーボード×2のバックバンドが演奏を始める。
オープニングは「マンデー・モナリザ・クラブ」。この曲で始まるとは思ってもみなかった。
とたんに会場全体が、巨大なダンスフロアと化す。もちろん私も、ノリノリで踊りまくる。
アコースティックギターのソロをはさんで、始まったのは「カルメン '77」。
往年の大ヒットナンバーに、悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。
そしてふたりは、「デビューから35年分の想いをこのコンサートにぶつけていきます」と挨拶。
演奏は「乾杯お嬢さん」「Strangers When We Kiss」「Kiss In The Dark」と、
ちょっとシブ目に続いていく。

ここで恒例となっている、キラキラ衣装を着たお客さんいじりのコーナー。
「カメレオン・アーミー」の衣装を着ているお客さんが多いというのが二人の感想。
「私たち光り方が弱いんじゃない?」と言うミーちゃんに対して、
「存在が光っているから大丈夫なんじゃない?」とすかさず答えるケイちゃんはさすが。
「あそこにもお客さんがいるのかな?」とフロアサイドのガラスを指さすケイちゃんに、
「違う違う・・・映ってるのよガラスに」と突っ込むミーちゃん。ふたりの呼吸はまさにぴったり。
「私たちのお気に入りの曲、その1」ということで、始まったのは「By Myself」。
じっくりと聴くふたりのハーモニー、これもまたピンク・レディーの魅力のひとつ。
だけど続いて始まった「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」で、
ふたたびグイグイと踊りの渦にお客さんを巻きこんでいく。

ここでひとまずふたりは退場し、バックバンドのみの演奏が始まる。
ちょっとした休憩タイムと勘違いして座りだすお客さんを、「座ってる場合じゃない、立ちなさい」とうながす。
そして始まったのは「カメレオン・アーミー」。ハードな雰囲気のインスト演奏。
ステージ背面に並べられたモニタースクリーンに、往年のピンク・レディーの姿が映し出される。
だけどこのハードな曲をお客さんだけに踊らせるなんて、ミーちゃんケイちゃんずるいな。。。
再びふたりがステージに登場し、「Body & Soul」「ミラノ・ローズ」「Show Me The Way To Love」と、
ミディアムテンポのナンバーを抜群のハーモニーでじっくりと聴かせていく。
ふたりのルーツであるTom Jonesなどアメリカン・ポップスの話をしばらくしたあと、
「こんな大人になったミーと、こんな面白くなった私が、大人の曲をお届けします」というケイちゃんの紹介で、
「愛・GIRI GIRI」「Give Me Your Love」と聴かせるナンバーが続けて披露される。

コンサートは終盤戦に突入し、ここからは怒涛の盛りあがりナンバーが続いていく。
「Do Your Best」は「メモリアル・コンサート」の振り付けバージョンで披露され、
曲の途中でバンドメンバー紹介とともにそれぞれのソロが挿入される。
「S・O・S」「渚のシンドバッド」でひとしきり盛りあがったあと、バラードナンバー「希望への旋律」。
ステージバックに映し出される映像を背景に、ふたりのヴォーカルが響き渡る。
曲の後半ではバンドの音がとまり、ふたりはアカペラで朗々と唄いあげる。
これがいまのピンク・レディー・・・大人になったピンク・レディーの味なんだな。
エンディングの挨拶をはさんで、最後の曲は「UFO」。大盛り上がりの中、本編は終了。

ちょっと長めのアンコールのあと、フロアにこだまする打球の音。
始まったのは「サウスポー」、この疾走感がたまらなくカッコいい。
そして間髪いれずに「ジパング」。個人的に好きな曲だけに、アンコールでの演奏は嬉しい。
ここでふたりから重大発表。ツアーファイナルを国際フォーラムで、9月18日・19日に行うとのこと。
またここで会うことが出来るんだな~と思うと、なんだかとっても嬉しくなる。
最後の曲は「OH!」。じっくりと唄いあげ、ステージ中央の階段をのぼっていくふたり。
これはいつか見た光景・・・ だけど、またそのうちすぐに会えるのが嬉しい。
これで終わりかと思いきや、まさかのダブルアンコール開始。
「ピンク・タイフーン」をみんなで唄い踊って、18時10分ごろコンサートはすべて終了。

まだ18時をまわったばかりなので、新橋のガード下へ飲みに行く。
宮崎の地頭鶏(じとっこ)が楽しめる店を見つけて、ビールと焼酎を飲みながら楽しむ。
21時にはおひらきにして、そのまままっすぐに帰宅。

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2011年6月 4日 (土)

JUN SKY WALKER(S)「東日本大地震復興支援LIVE "START"」お台場 Zepp Tokyo

今日はお台場 Zepp Tokyoへ、“JUN SKY WALKER(S)”の
「東日本大地震復興支援LIVE "START"」を観に行く。
会場へはいつもどおり、京王線→都営新宿線→都営有楽町線→ゆりかもめ というコースをたどる。
青海駅で下車して少し歩くと、会場のZepp Tokyoへ17時30分ごろ到着。
しばらくあたりを散策してから、17時45分ごろ会場入り。
会場前は意外と空いていたのに、フロアに入るとたくさんのお客さんでぎっしり。
最初はステージ向かって右側のフロア中ほどに甘んじていたのだけど、
「もうすぐ開演」のアナウンスとともに押し寄せる人波に乗って前方へと移動。
けっきょく、ステージ最前のブロック右端で楽しむことになった。

ほぼ予定どおり、18時ごろ開演。SEをバックに、メンバーがステージに登場。
Vocal:宮田和弥、Guitar:森 純太、Bass:寺岡呼人、Drums:小林雅之・・・
4人が4人とも、まったく昔と変らない雰囲気でステージに立っている。
演奏は「歩いて行こう」でスタート。それから「カギは誰が」「Jack&Betty」「BAD MORNING」、
挨拶をはさんで「明日が来なくても」「悲しすぎる夜」「声がなくなるまで」。
「ガンガン王道パターンで行くからよ!」という和弥の言葉どおり、お馴染みの曲のオンパレード。
高島屋の店員は最高だとか、ジュンスカの再結成とともにタバコも再結成したとか、
他愛のないエピソードを楽しそうに話すMCも和弥らしくてイイ感じだ。

ここで、Guitarの森 純太がヴォーカルをとって「あきらめたくない」。
2008年に再結成時に観たときよりも、ずいぶんとスマートになった印象。
腕をブンブン振り廻しながらギターをかき鳴らす姿が、ステージ映えしてカッコいい。
それからタオルをグルグル振り廻して、お客さんといっしょに和弥が「Let's Go ヒバリーヒルズ」を唄う。
この曲はそれほど思い入れがないのだけれど、その後「ななしの詩」「風見鶏」と続くともう感無量。
今回のツアーにまつわるエピソードを交えつつ、ここでメンバーをひとりひとり紹介。
「東京の空はどうなのか?と・・・ でも信じていたい」と和弥は言い、「すてきな夜空」。
「いつもここにいるよ」「青春」を演奏したあと、本日のテーマである“復興支援”について語る和弥。
自らの強い意志を熱く語る和弥、これから再び出発したいという思いを込めて「START」を熱唱。
本編ラストは「全部このままで」。この曲はもう~たまらない!
あのときのあんな気持ちこんな気持ち、いろいろな思いがはじけまくって終了。

アンコール、ふたたび森 純太がヴォーカルをとって「ヘビードリンカー」。
この曲は知らなかったけど、「ビール片手に未成年!」というフレーズがなんとも可笑しい。
続いてミディアムテンポの「PARADE」を演奏して、ふたたびステージは暗転。
二回目のアンコール、和弥はメンバーをひとりひとり紹介しながらステージに呼び込む。
そして、最後の曲は「MY GENERATION」。“僕たちの時代”・・・そう“僕たちの時代”。
どんなくだらない出来事があったとしても、いま僕たちはこの時代を生きている。
生きているからには、どこかの汚いヤツらに惑わされず、僕たち自身の時代にしていきたい。
そんな思いを馳せながら、約2時間にわたるライブは終了。

帰りは再びゆりかもめに乗って、とりあえず新木場駅へ。
せっかくの機会なので、新しくオフィスの入ったビルへ行ってみる。
駅から歩いて5分ぐらい・・・ 思っていたよりも遠い印象。
土曜日なので入口は閉まっていたけれども、外から見る限りなんともゴージャスな感じ。
ここがオフィスなんて、なんだか信じられないなぁ~。
まぁ、とりあえず関係ないと言えば関係ないんだけど。。。

それから駅前の「豊洲ラーメン」で、餃子と坦坦つけ麺を食べる。
いい加減疲れたので帰ろうかと思ったけど、「タワレコ」に寄りたかったので新宿で途中下車。
既に22時を過ぎていたけど、新宿の街はまだまだ賑わってる。
松田聖子のニューアルバムと、美空ひばりのベストアルバムを買って帰宅。

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2011年6月 2日 (木)

麗と蘭「祝! 結成20周年! アコースティカルライブ THANK YOU Everybody」南青山MANDALA

今日は創立記念休暇でお休み。天気は雨模様なので、昼間は部屋でまったりと過ごす。
そして夜からは南青山MANDALAへ、“麗と蘭”のライブを観に行く。
タイトルは、「祝! 結成20周年! アコースティカルライブ THANK YOU Everybody」。
そうかぁ、“麗蘭”は結成20周年になるのか~。。。
正直言って初期の頃はあまり熱心に聴いていなかったのだけれど、
ある日ファーストアルバムを聴いたときの衝撃は忘れられない。
「ミュージック」のサビ「Ah 忘れてたミュージック 今 思い出すミュージック」というフレーズが、
ちょっとばかり音楽から遠ざかっていた当時の私を素晴らしい音楽の世界に一気に連れ戻してくれた。
そんな“麗蘭”の結成20周年記念ライブ、当初は4月6日~8日に行われるはずだったのだが、
震災の影響で延期となってしまい、2ヶ月後の6月1日~3日に行われることになったのだ。
延期は残念だったけれど、こうして無事にライブの日を迎えられる事にとにかく感謝。
ライブ二日目にあたる今日、はずむ気分で17時45分ごろ会場へ到着。
予定どおり18時に開場、整理番号50番で入場してドリンクを受け取る。
いつもどおりステージ向かって左側、一段高くなったフロアの最前列に座る。
平日の18時開場というのはハードルが高いのか、最初は空席が目立っていたけど、
開演時間が近づくにつれて次第に席が埋まっていく。

予定より少し遅れて、18時05分過ぎ開演。
SEが「麗蘭のテーマ」から「波路はるかに」に変わり、CHABOと蘭丸のふたりがステージへ。
この二人がステージに並んだ感じ、なんとも言えずイイんだよな~。
“麗蘭”20周年といいつつ、今日は“麗と蘭”のライブなのでアコースティックでの演奏。
オープニングは「ミッドナイト・ブギ」で始まり、挨拶をはさんで「待ちわびるサンセット」「顔」。
「一日目は固くなるし、手を抜いておいた。明日は疲れてヘトヘトで。二日目、一番いいぞ!」と
CHABOは20年間変わらないMCをしつつも、蘭丸が「CHABOさん、二日目のほうがイイですね」とフォロー。
“麗蘭”を結成するにあたり初めてミーティングをしたときの話から、
CHABOが蘭丸のイメージで描いたという曲「シャスターデイジィー」を演奏。
グッとBluesyな雰囲気で「運」を演奏したあと、“The Rolling Stones”のカバー「As Tears Go By」。
CHABOは3月に起こった震災についての想いをしばらく話したあと、
「当時はそんな気持ちで書いたんじゃないけど」と言って「SOSが鳴ってる」を唄う。

フロアに波の音が流れ出し、その音に合わせて「Well Alright」が始まる。
この曲は、“麗と蘭”のアルバム「1+1」に収録されているナンバーだ。
今日はこのアルバムから他にも何曲か演奏されたけれど、
バンドとしての“麗蘭”にない“麗と蘭”としての空気感があってけっこう気に入ってる。
このときのツアーは2007年か・・・ 全国各地いろいろと遠征して聴いたものだよな。。。
次の曲も「1+1」から「おいしい水」。この曲もボサノバタッチで、独特の雰囲気がある。
ここで蘭丸がMC。CHABOは去年還暦を迎えたけど、蘭丸は50歳になったのだそうだ。
50歳になった記念ということで、弾き語りで「千の祈りより小さな羽ばたきひとつ」を披露。
続いて蘭丸のヴォーカルでもう一曲、お馴染みのナンバーで「光るゼブラのブギー」。
リズムボックスは入っているものの、ギター2本でこのFunkyなグルーヴはさすがとしか言いようがない。

続いて、何年か前に作ったけどあまり演奏していないという「ミラクル(麗蘭のバカンス)」を演奏。
この曲はライブでしか演奏されてないのかな? 確か音源にはなっていないような気がする。
そして「あこがれの Southern Man」。なんだかとても久しぶりに聴くような気がする。
この曲も、2本のギターだけで弾いているとは思えないほどのド迫力。
CHABOと蘭丸のソロの掛け合いもスリリングで、“麗蘭”の魅力はやっぱりこれなんだな。
間髪を入れずに「Blue Blue」が始まる。お客さんとのコール&レスポンスで盛り上がる。
「ボクタチハモウイカナクチャナラナイ」と、これもずっと言い続けているPaul McCartneyの物真似で挨拶。
最後の曲は「Get Back」。アコースティックバージョンならではのスローテンポ。
Beatの効いたバンドバージョンもいいけど、ゆったりとゆったりと唄いあげるこのバージョンもイイ。
なんだかとってもすがすがしい気分になって、本編は幕を閉じる。

アンコール、いつものように「いいTシャツを着てるじゃないですか!」とのやりとりから、
20周年の感謝の気持ちを込めた新曲ということで「THANK YOU Everybody」。
サビの「THANK YOU Everybody」というフレーズを、お客さんもいっしょに大合唱。
なんだかとってもソウルフルな空間に、どっぷりと浸ることが出来た。
「じゃぁまた会いましょう」と言いながらギターを持っているという芸風・・・
もう20年やっているけど、これからもずっとやるとCHABOは宣言。
もうすぐ始まる夏に想いを馳せつつ「夏の色調」を演奏して、帰ろうとするCHABOに蘭丸が耳打ち。
「外は大雨なのでもう一曲やりましょう」と、ホントに耳打ちしているというのが笑える。
CHABOはひとしきりスタッフを紹介してから、インストの「Eden.」を演奏。
“麗蘭”の夏っぽいインストナンバー「霧のスプートニク」が流れ出し、ライブはフィナーレを迎える。
CHABOはアロハシャツを肩にかけ、「マントショー」ならぬ「アロハショー」を披露。
しまいには蘭丸をシャブちゃんにみたてて、二人で何度も同じムーブを繰り返す。
“麗蘭”20周年を迎えて、新たなネタというところかな・・・。
とっても楽しい2時間半、21時40分ごろにライブはすべて終了。

帰りは渋谷まで出て、久しぶりに「鳥市」で飲む。
木曜日だからかそこそこの混み具合で、じっくりと堪能することが出来た。
調子に乗って日本酒とにごり酒を飲んだら、ちょっとばかり飲み過ぎたかな。。。

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2011年6月 1日 (水)

通院と閉店

今日は午前中フレックスにして、歯医者と病院とハシゴ。
歯医者は、左下の歯の治療がもう少しで終わりそうな雰囲気。
右下の歯の残骸も抜くって言ってた。やだなー。。。
病院はあいかわらず。もうずいぶん長いこと通っているなー。
うまいことつきあっていくしかないのかもしれない・・・。

21時まで仕事して、帰りに国領「さくらい」へ。
今月末でいよいよ閉店か・・・ なんだかなぁ~。
行きつけの店がなくなるというのは、ちょっとツラいものがある。

それにしても、今日から6月。早いものだ。。。
あっという間に、今年も終わってしまうんだろうな。

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