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2011年6月19日 (日)

ケラ & ザ・シンセサイザーズ「Joy Ride vol.92」高円寺HIGH

今日は高円寺HIGHへ、「Joy Ride vol.92」というイベントを観に行く。
お目当ては“ケラ & ザ・シンセサイザーズ”。なんだか久しぶりに観る。
20時50分ごろの出演だというので、いつごろ行こうかと迷っているうちに18時過ぎ・・・。
重い腰をあげて電車に乗り込み、高円寺駅に到着したのは開演時間19時をかなりまわった頃。
駅から少し歩くと、会場の“KOENJI HIGH”に到着。初めて来たけど、なかなかお洒落な造り。
1階のモニタでフロアの様子を確認してから、階段をおりて地下のフロアへ。
フロアはぎっしり超満員で、お客さんの熱気なのかものすごく蒸し暑い。。。
とりあえずフロア最後方に居場所を見つけて、そこからじっくり楽しむことに。
ステージ上では、二番目のバンド“ADAPTER。”がセッティング中。

19時35分ごろ、“ADAPTER。”の演奏開始。
ドラム、ベース、ヴォーカル兼コンピュータ兼ギターという三人編成。
ピコピコピコピコとテクノポップではあるけれど、ズシリと重い低音BEATが今っぽい感じ。
お客さんといっしょにシンガロング&踊りまくりのナンバーが、次から次へと繰り出される。
ステージ後方のスクリーンに映し出される映像が、曲とばっちりシンクロしている。
ルックスはヴィジュアル系なのかな? 十二単みたいな豪華絢爛な衣装。
それでもヴォーカルのキャラなのか、どこかおもしろ可笑しい雰囲気がなんとも言えない。
若い女子が踊りまくるフロアを眺めていて、なんだか隔世の感があったのは何故だろな?
55分というけっこう長時間の演奏で、20時30分ごろ終了。

セットチェンジになって若干お客さんの入れ替えがあったので、フロア前方の一段低いフロアへ。
けっこう混雑しているけど、ステージ向かって右の壁際になんとか居場所を見つける。
ステージ上ではケラさん以外のメンバーが自らセッティングしていて、なんだかヘンな感じ。
20時50分過ぎ、SEが流れる中を“ケラ & ザ・シンセサイザーズ”のメンバーがステージに登場。
「MORE SONG」から始まり、「ニセモノ」「今はミイラ」とアルバム「BODY AND SONG」からの曲が続く。
「むかし高円寺に“ナゴムレコード”のオフィスがあって、大槻ケンヂや内田雄一郎が遊びに来てた」
「高円寺のどこだか名前を忘れたライブハウスで“ホルモンズ”というバンドのライブを観た」
なんてMCを交えつつ、ライブは進んでいく。
「パパのジャズ」「オンガク」「機械じかけの子供たち」「ケムリの王様」と、
これまた「BODY AND SONG」の曲が続くなーと思っていたら、ここでケラさんがタネあかし。
今日は「BODY AND SONG」の曲を、収録順どおりに演奏しているとのこと。
アルバムが8曲しか入ってないからと、アルバムのラストナンバー「BODY AND SONG」で本編は終了。

アンコール、ケラさんがひとりステージに登場してMC。
「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」再開のお知らせから始まり、
「チケット発売したばかりは600円で、ライブが迫ってくると90,000円とかにしたらどうか?」とか、
「内田裕也と原宿で偶然会って挨拶した」とか、「ひとつになろうじゃなくて、七つになろうニッポン」とか、
「政治家は逆の意味で菅さん大好きでしょ」とか、堰を切ったようにしゃべるケラさんが可笑しい。
おもしろい中にも毒のあるケラさんの話、たまらなく大好きだ。。。
「トークショーはこれぐらいにして、サービスで音楽でもやりましょうか」と、アンコールの演奏が始まる。
「LIVES」「さよならのセオリー」、有頂天ナンバーから「オードリー・ヘプバーン泥棒」。
そして最後の曲は、「神様とその他の変種」。
曲のアタマ「神様にお願い もしもちゃんといるなら 世の中に平和を もうちょっとください」と唄ったところで、
「だろ?」と問いかけるケラさん・・・ 曲の中で感情をこんなにあらわにするケラさんは初めて見た。
いまの世の中ホントにクソみたいなことばかりで、いろいろと考えさせられるからなー。
いつもとはちょっと違った思いの中、22時05分ごろ演奏はすべて終了。

【ケラ & ザ・シンセサイザーズ:セットリスト】
M01. MORE SONG
M02. ニセモノ
M03. 今はミイラ
M04. パパのジャズ
M05. オンガク
M06. 機械じかけの子供たち
M07. ケムリの王様
M08. BODY AND SONG

アンコール
EN1. LIVES
EN2. さよならのセオリー
EN3. オードリー・ヘプバーン泥棒
EN4. 神様とその他の変種

せっかく高円寺に来たので、どこかへ寄って行こうとあたりをウロウロ。
日曜日の夜だというのに、どこも混んでるのはさすが高円寺。
「桃太郎すし」がけっこう空いていたので、本店でビールを飲みながら寿司をつまむ。
なかなか美味しかったけど、4,750円はけっこうイイ値段だったな。
23時10分ごろ、おひらきにして帰宅。

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コメント

シンセはもう有頂天ナンバーあまり演らないんですね。
進化しているんだ。。。
退化に期待している僕としては寂しい限りです。
Chacoやファイヤーはともかく、ミューちゃんは
まだいるんですか???

投稿: するめー | 2011年6月25日 (土) 08時02分

>するめーさん

ここまで有頂天ナンバーをやらなかったのも珍しいですけどね。
シンセナンバーもけっこうイイ曲があるので、そちらも是非。
ミューはもちろんまだ居ますよ。

投稿: KANN | 2011年7月 3日 (日) 18時29分

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