ピンク・レディー「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」東京国際フォーラム
今日は東京国際フォーラムへ、「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」を観に行く。
2005年5月27日、ピンク・レディーがこの場所で「メモリアルコンサート」のフィナーレを飾ってから6年が経つ。
「メモリアルコンサート」は2003年から2005年にかけてVOL.1からVOL.3に分けて開催され、
“いまこの瞬間を楽しむしかない!”という熱い思いで、全国各地に出かけていっしょに楽しんだ。
そのフィナーレとなった国際フォーラム、ピンク・レディーの集大成とも言える充実した内容と
もうこれで最後という寂しさの入り混じった感じが、なんとも言えない想い出として胸に刻まれている。
そして昨年9月の「解散やめ!」宣言から今年3月31日の「初陣式」を経て、
2011年6月5日の今日、ピンク・レディーが国際フォーラムに帰ってきた!
ドキドキワクワク・・・期待に胸を膨らませて、ちょっぴり早めの15時20分過ぎに会場入り。
グッズ売場に直行して、パンフレットとピンク色のアームバンドを購入。
しばらくロビーで時間をツブしたあと、自分の席1階20列22番へ。
ステージ向かってやや左寄り、ステージからは意外と近くてイイ感じ。
客席はたくさんのお客さんでびっしり、いつものようにキラキラ衣装の人たちが目立つ。
予定より少し遅れて、16時05分過ぎに開演。
ステージが暗転してステージ上空のセットが降りてきて、まばゆい光がステージから放たれる。
その光に映し出されるシルエット、そこにはミーちゃんとケイちゃんの姿が・・・。
ドラム、ベース、ギター、キーボード×2のバックバンドが演奏を始める。
オープニングは「マンデー・モナリザ・クラブ」。この曲で始まるとは思ってもみなかった。
とたんに会場全体が、巨大なダンスフロアと化す。もちろん私も、ノリノリで踊りまくる。
アコースティックギターのソロをはさんで、始まったのは「カルメン '77」。
往年の大ヒットナンバーに、悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。
そしてふたりは、「デビューから35年分の想いをこのコンサートにぶつけていきます」と挨拶。
演奏は「乾杯お嬢さん」「Strangers When We Kiss」「Kiss In The Dark」と、
ちょっとシブ目に続いていく。
ここで恒例となっている、キラキラ衣装を着たお客さんいじりのコーナー。
「カメレオン・アーミー」の衣装を着ているお客さんが多いというのが二人の感想。
「私たち光り方が弱いんじゃない?」と言うミーちゃんに対して、
「存在が光っているから大丈夫なんじゃない?」とすかさず答えるケイちゃんはさすが。
「あそこにもお客さんがいるのかな?」とフロアサイドのガラスを指さすケイちゃんに、
「違う違う・・・映ってるのよガラスに」と突っ込むミーちゃん。ふたりの呼吸はまさにぴったり。
「私たちのお気に入りの曲、その1」ということで、始まったのは「By Myself」。
じっくりと聴くふたりのハーモニー、これもまたピンク・レディーの魅力のひとつ。
だけど続いて始まった「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」で、
ふたたびグイグイと踊りの渦にお客さんを巻きこんでいく。
ここでひとまずふたりは退場し、バックバンドのみの演奏が始まる。
ちょっとした休憩タイムと勘違いして座りだすお客さんを、「座ってる場合じゃない、立ちなさい」とうながす。
そして始まったのは「カメレオン・アーミー」。ハードな雰囲気のインスト演奏。
ステージ背面に並べられたモニタースクリーンに、往年のピンク・レディーの姿が映し出される。
だけどこのハードな曲をお客さんだけに踊らせるなんて、ミーちゃんケイちゃんずるいな。。。
再びふたりがステージに登場し、「Body & Soul」「ミラノ・ローズ」「Show Me The Way To Love」と、
ミディアムテンポのナンバーを抜群のハーモニーでじっくりと聴かせていく。
ふたりのルーツであるTom Jonesなどアメリカン・ポップスの話をしばらくしたあと、
「こんな大人になったミーと、こんな面白くなった私が、大人の曲をお届けします」というケイちゃんの紹介で、
「愛・GIRI GIRI」「Give Me Your Love」と聴かせるナンバーが続けて披露される。
コンサートは終盤戦に突入し、ここからは怒涛の盛りあがりナンバーが続いていく。
「Do Your Best」は「メモリアル・コンサート」の振り付けバージョンで披露され、
曲の途中でバンドメンバー紹介とともにそれぞれのソロが挿入される。
「S・O・S」「渚のシンドバッド」でひとしきり盛りあがったあと、バラードナンバー「希望への旋律」。
ステージバックに映し出される映像を背景に、ふたりのヴォーカルが響き渡る。
曲の後半ではバンドの音がとまり、ふたりはアカペラで朗々と唄いあげる。
これがいまのピンク・レディー・・・大人になったピンク・レディーの味なんだな。
エンディングの挨拶をはさんで、最後の曲は「UFO」。大盛り上がりの中、本編は終了。
ちょっと長めのアンコールのあと、フロアにこだまする打球の音。
始まったのは「サウスポー」、この疾走感がたまらなくカッコいい。
そして間髪いれずに「ジパング」。個人的に好きな曲だけに、アンコールでの演奏は嬉しい。
ここでふたりから重大発表。ツアーファイナルを国際フォーラムで、9月18日・19日に行うとのこと。
またここで会うことが出来るんだな~と思うと、なんだかとっても嬉しくなる。
最後の曲は「OH!」。じっくりと唄いあげ、ステージ中央の階段をのぼっていくふたり。
これはいつか見た光景・・・ だけど、またそのうちすぐに会えるのが嬉しい。
これで終わりかと思いきや、まさかのダブルアンコール開始。
「ピンク・タイフーン」をみんなで唄い踊って、18時10分ごろコンサートはすべて終了。
まだ18時をまわったばかりなので、新橋のガード下へ飲みに行く。
宮崎の地頭鶏(じとっこ)が楽しめる店を見つけて、ビールと焼酎を飲みながら楽しむ。
21時にはおひらきにして、そのまままっすぐに帰宅。
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