松田聖子「seiko matsuda concert tour 2011 Cherish」さいたまスーパーアリーナ
今日はさいたまスーパーアリーナへ、「seiko matsuda concert tour 2011 Cherish」を観に行く。
毎年恒例の聖子ちゃんの夏コン・・・これが始まると、今年も夏がやってきた!という感じになる。
日曜開催ということで16時開演、その50分ほど前に埼京線の北与野駅へ到着。
聖子ちゃんのコンサートと言えばこれだけは欠かせないと、グッズ売場で聖子ちゃんウチワを購入。
けっこう長い行列だったのでためらったけど、意外と早く進んでいき10分ほどで目的達成。
開演20分前ぐらいに会場入り。今日の席は、200レベル8列284番。
ステージ向かって左側スタンド、8列目なのでステージとの距離はそれほど感じない。
ステージ両サイドにはモニタースクリーンが設置され、ピンク色で「Cherish」と表示されている。
200レベルしか座席を解放していなかったけど、客席はお客さんでぎっしりと埋まっている。
予定より遅れて、16時10分ごろ開演。
いつものようにステージ後方のスクリーンに、レーザー光線でツアータイトルが描かれる。
炸裂音がはじけるとともに、ステージに中央に作られたお立ち台に聖子ちゃんが登場。
黒い衣装に身を包んだ聖子ちゃん、手にエレキギターを持って「I can't stop falling in love」を唄う。
ステージ前面には火柱が立ちのぼり、いつもながらに凝ったステージングだ。
前半はニューアルバム「Cherish」からの選曲。頻繁に衣装チェンジしながら、次々と披露していく。
バックバンドは、ドラム、ベース、キーボード、ギター×2、サックスといういつもどおりの編成。
ダンサーも男性4人・女性3人というお馴染みの編成で、聖子ちゃんとの息もぴったり。
「I wanna hold you tight」「Oh! baby」「You're the reason of my life」「DOKI DOKI !!」と続いたところで、
聖子ちゃんは退場。衣装替えの間のブリッジとして、「素敵にOnce Again」がインスト演奏される。
ブルーの衣装に着替えて登場した聖子ちゃん、「マイアミ午前5時」を唄ったあと挨拶。
「ここからはちょっと懐かしい曲」ということで「ピーチシャーベット」「雨のリゾート」、
そして「赤いスイートピー」。アリーナを中心に、赤いスイートピーが咲き乱れる。
「椰子の木陰から」をバックにしたバンドメンバー紹介をはさんで、再び「Cherish」から「「ありがとう」」。
白いマーメイドドレスに着替えた聖子ちゃん、今回のツアーについての想いを語り出す。
震災のため中止にしようかと思ったけど、「こういう時だからこそ唄って欲しい」という声に応えたい。
この会場に来たかったけれど来られなかった人にも届くように・・・ と言って「瑠璃色の地球」を唄う。
「もう少しバラードを続けてもいいですか?」と言いながら「Cherish」より「Cause you're my destiny」、
そして定番の「いくつの夜明けを数えたら」へ。唄いながら泣き出しそうになる聖子ちゃん。。。
「ねえ逢いたいの そばにいたいの 寄り添いあって生きていたいの」という歌詞が
あまりにも重く心に響いて来て、聴いているこちらも思わずグッと涙がこみ上げてくる。
正直言ってそれほど好きではない曲だけど、この瞬間には見えない大きな何かが降りてきていた。
バラードコーナーの最後は「あなたに逢いたくて~Missing You~」。
この曲もまたいつもとは違う聴こえ方がして、なんとも言えない気持ちがした。
「It's Style」に乗せたダンサー紹介をはさんで、「天使のウインク」のイントロが流れ出す。
ステージ全体がキラキラと輝き出し、中央のプレゼントBOXから黒いミニスカート姿の聖子ちゃんが登場。
開演前に「節電のため消費電力を抑え、LEDライトを使用します」というアナウンスがあったけど、
いつものド派手なギンギラのイルミネーションに比べると若干地味な感じかな。。。
でもそれなりに工夫のあとが垣間見れて、これはこれで良かったかもしれない。
そのあとのMCは、例によってとっても盛りだくさんな内容。
バンドメンバーから一言と言いつつ、いつの間にかツアーグッズ紹介になっているのはいつもの事。
そして、恒例の“リクエストコーナー”に突入。
「現実的なリクエスト」と言いつつ、お客さんの掲げるプラカードを読み上げる聖子ちゃん。
「はぁ゙ー」と言いながら、ひとつひとつにリアクションする聖子ちゃんが可笑しい。
昨年のツアーを欠席したキーボードの野崎さん復帰記念ということで、
いつのまにか野崎さんが練習してきた曲を演るというの“野崎さんのリクエストコーナー”に。
「野菊の墓」のテーマ曲「花一色」、本人も言っていたけどこれはなかなかいい曲。
お客さんからのアシストを受けながら「ハッピーサンデー」「ひまわりの丘」を唄ったあと、
「なんだか中途半端なリクエストコーナーになってしまいました」と締めようとする聖子ちゃんに対して、
お客さんからブーイングの声。それに応えて「水色の朝」を唄うけど、どこか歌詞が怪しい・・・。
まぁそれでこそ、ガチの“リクエストコーナー”ということになるわけだけど。
「最後にピシっと締められる曲」ということで、バンドをバックに「SQUALL」を唄い“リクエストコーナー”は終了。
「それではいよいよメドレーの時間がやってまいりました」という声とともに、コンサートも終盤。
「メドレーの前に結びの言葉を・・・」ということで、聖子ちゃんがシメの挨拶。
いつものように「準備はオッケーかな?」と声をかけあったあと、いよいよメドレーがスタート。
「青い珊瑚礁」から始まり「風は秋色」、ちょっと意表をついたところで「制服」、
ステージサイドの花道を駆け上がって「渚のバルコニー」「時間の国のアリス」「Rock'n Rouge」、
ラスト2は「チェリーブラッサム」、そしてラストは「夏の扉」。
いつもながらの疾走感あふれるフィナーレ、充分に堪能することが出来た。
アンコール、レインボーカラースパンコールのミニに着替えた聖子ちゃんがステージに登場。
「輝いた季節へ旅立とう」を唄ったあと、お馴染みの盛り上がりナンバー「20th Party」。
アリーナに向かってキャノンリボンが発射され、会場はグッと華やいだ印象。
神田沙也加もステージに登場して、より一層の盛り上がりを見せる。
いったん終了して、二回目のアンコール。まずは聖子ちゃんがひとりステージに登場。
ひとしきり感謝の言葉を述べたあと、バンドとダンサーをステージに呼び込む。
ひとりひとりコメントを聞いてから、新たな定番となった「30th Party」。
最後はバックに流れ出した「いくつの夜明けを数えたら」をみんなで合唱して終了。
18時58分、「素晴らしい初日をありがとうございました」の言葉とともに聖子ちゃんは去って行った。
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