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2011年6月24日 (金)

寺岡呼人 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し②」南青山MANDALA

今日は南青山MANDALAへ、寺岡呼人 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し②」を観に行く。
CHABOの還暦を祝ってくれたアーティストに恩返しをしていくというこのシリーズ、
今日明日はそのイベントの中心人物の寺岡呼人をゲストに招いての2daysライブ。
18時00分開場ということもあり、ちょっと早目に16時半ごろフレックス退社。
ムシムシと暑い中を、電車を乗り継いで東京メトロ銀座線の外苑前駅へと急ぐ。
予定どおり18時30分開場。整理番号28番で入場し、CHABO前の3列目をゲット。
ステージにCHABOのマイクはまだセッティングされておらず、ガラーンとした空間がなんかヘンな感じ。

予定より少し遅れて、19時05分過ぎ開演。
CHABOが黒ぶちのメガネをかけて登場し、“前説”がわりにハンドマイクで話し出す。
5月に“さだまさよし”を迎えて「CHABOの恩返し①」を行ったという話から、
「この人には絶対足を向けて寝られないほど感謝している」と言って寺岡呼人を呼び込む。
呼人は、CHABO還暦イベントの赤いTシャツを着てステージに登場。
アコースティックギターを弾きながら、「有限会社モンキービジネス」を唄い出す。
呼人は清志郎やCHABOにまつわる想い出を話しながら、オリジナルのナンバーを披露していく。
その中で一曲だけ、CHABOのカバー「ティーンエイジャー」を織り込む。
呼人の唄はどちらかと言うとフォークっぽい色合いが強いのかな。。。
「大人」という曲はなんとも身につまされる感じがして良かったけど、
全体的にしんみりとした雰囲気はちょっとタイプが違うかなーと思った。
それでもラストは「Hello Good-Bye」で、お客さんといっしょにコール&レスポンスして賑やかに終了。
演奏時間はちょうど1時間、ステージが暗転してセットチェンジに突入。

20時05分過ぎからCHABOのステージ。
「寺岡っていうことで、関連の懐かしいの」という紹介で、「飲んだくれジョニー」から演奏はスタート。
寺岡呼人への感謝の言葉を述べつつ、6月にしか唄えない曲ということで「ねぇHISAKO」。
「CHABOの恩返し」というタイトルにちなんで、羽をむしるポーズをとるCHABOが可笑しい。
そのテーマソングということで、“Simon & Garfunkel”のカバー「4月になれば彼女は」。
「第二のふるさと」となったMANDALAで演奏するようになったきっかけを話したあと、
以前“The Band”のカバーで演奏した曲をリアレンジしたという曲「僕等のBIG・PINK」を演奏。
そしてJohn Lennonのカバーで、「マイ・マミーズ・デッド」から「ハ・アーアーアー・ノ・ヨーヨーヨー」。
CHABOはサラリと唄っていたけれど、5月に起きた出来事がモチーフになっているのだろう。
“母の死”・・・誰にでも訪れる出来事だけれど、たやすく乗り越えることのできない出来事だ。

ここで寺岡呼人のカバーで、「アイデア」という曲を披露。
リズムボックスをバックに、唄いながら単音でメロディーをつま弾いていくという斬新なアレンジ。
CHABOは「間奏になると急に元気になっちゃう」と言い、お客さんからも笑いがこぼれる。
「これも6月っていう感じ」という紹介で、「夏に続く午後」を久しぶりに演奏。
「もうイッパツいくー?」とCHABOは叫んで、日本のユーメーなRock'n'Roll「上を向いて歩こう」。
曲の途中でお客さんの手拍子が「パン・パ・パン」と変わることに、「スゴイ!」とCHABOは感心していた。
「RCのときそういうのあったんだっけ?」って、ずっと前からありましたよーっ!(笑)
CHABOのステージは「夜想曲」で終了。ちょっと長めの1時間05分ほどの演奏。

そのままアンコールに突入し、ステージには二本のスタンドマイクが並ぶ。
CHABOと呼人は、おそろいの「恩返し」Tシャツを着てステージに登場。
CHABOはアコギ、呼人はベースを手にとり、まずは“テキトーなアドリブBlues”でいまの気持ちを唄う。
呼人は「もう一回DVDの宣伝しちゃいます」と、還暦ライブのDVDをフライヤー持参で紹介。
続いて「“飲んだくれジョニー”を探して」。CHABOのセットリストの一曲目は、ここにつながっていたのね。
少年時代の呼人といまの呼人・・・CHABOのスライドギターが時空を越えて響きわたったいた。
それから呼人がプロデュースしてCHABOが曲を書いたナンバー、矢野真紀の「Good Time」を演奏。
呼人がとっても大好きだという曲「慕情」を演ったあと、麗蘭のナンバーで「今夜R&Bを…」。
「バンド以外でこの曲を演るのは初めて」とCHABOは言っていたけど、これはかなり意外な選曲。
蘭丸も早川さんもいない演奏に最初はちょっと違和感あったけど、聴いているうちに自然とのめり込んでいく。
なんとも言えないBeat感・・・CHABOやみんながR&Bを愛する限り、この曲はいつでも輝いているんだな。
最後はSE「What a Wonderful World」が流れて、CHABOと呼人が並んでカーテンコール。
終了したのは、21時55分。とっても内容の濃いライブ、たっぷりと堪能させて頂きました。

ひとまず渋谷まで戻って、飲んでいこうと飲み屋を探す。
金曜日だから混んでるかな~?と思っていたけど、「鳥市」が空いていたのでココに決定。
22時半ごろから1時間ほど堪能して電車で帰宅。

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