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2011年7月 4日 (月)

浜崎貴司/仲井戸"CHABO"麗市「GACHI・シーズン2[全4回](2010-2011) 春夏秋冬~春の陣(最終回) 浜崎貴司 vs. 仲井戸"CHABO"麗市 再戦スペシャル」渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

今日は渋谷 duo MUSIC EXCHANGEへ、「GACHI・シーズン2[全4回](2010-2011)
春夏秋冬~春の陣(最終回) 浜崎貴司 vs. 仲井戸"CHABO"麗市 再戦スペシャル」を観に行く。
このライブはもともと3月28日に予定されていたのだが、震災のため今日に延期になったのだ。
サマータイムのため16時30分ごろ退社して、かなり余裕をもって渋谷へと向かう。
井の頭線の各駅停車に乗ったので、たまには神泉駅から歩いてみようと途中下車。
ぶらぶら歩いていくと、じきに会場に到着。あたりは静まり返っているので、東急本店で時間をつぶす。
開場時間18時30分の少し前に再び会場へ。時間通りに入場開始となる。
わたしは整理番号147番だったけど、ステージ向かって左端の2列目をゲット。
フロアには椅子がぎっしり並べられていたけど、若干の空席が見られる。

ほぼ予定どおり、19時過ぎに開演。
まずはステージ後方のスクリーンに、これまでの「GACHI」シリーズの模様が映し出される。
桜井秀俊(真心ブラザーズ)、佐藤タイジ(THEATRE BROOK)、仲井戸"CHABO"麗市、斉藤和義、
古内東子、宮沢和史(THE BOOM)、高野 寛、泉谷しげる、YO-KING(真心ブラザーズ)、
ムッシュかまやつ 、黒沢健一(L⇔R)、スガシカオ、中村 中・・・ 実に錚々たるメンツ。
浜崎貴司がステージに登場して「GACHI」シリーズの内容を紹介したあと、いよいよCHABOがステージへ。
しばらくふたりのトークをはさんで、「「GACHI」のテーマ」から演奏が始まる。
なんともほのぼのとしたふたりの掛け合いに、なんだかホッとさせられる。
続いて、「魔法を信じるかい?-Do You Believe In Magic?-」。
まだまだ肩慣らし程度に軽くセッションという感じだけど、浜ちゃんの力強いヴォーカルが素晴らしい。

ここで浜ちゃんはひとまず退場し、19時20分ごろからCHABOのソロステージとなる。
CHABOはえらく丁寧に浜崎ファンに向けて挨拶したあと、「BLUES IS ALRIGHT」を唄い始める。
サビのコール&レスポンスの部分がいつもとはちょっと変わっていたけど、
「Oh~!!」「ナガシマ」のくだりはいつもどおりで、お客さんを爆笑の渦に巻き込んでいた。
duoではシナロケや梅津さんのライブに出演したことがあるという話をしたあと、
“CCR”のカバーで「Who'll stop the rain」。久しぶりに聴くこの曲、いまの季節(気分)にぴったり。
次に浜崎貴司ナンバーの仲井戸バージョンということで「SHINE」という曲をカバー。
残念ながら原曲は聴いたことがないけど、ポエトリーで始まったりしてCHABOらしい解釈。
“おまけ”ということで、John Lennonの「Oh My Love」をつま弾くCHABO。
いつもはナイロン弦のChet Atkins CEを使うのだが、今日はスチール弦のSSTを使用しての演奏。
それだけで曲のニュアンスがかなり違って聴こえたのは、今更ながらちょっと驚きだった。

続いて、村上“ポンタ”秀一と吉田 健と結成したニューバンド“3G”の
オリジナルから「My Home Townの夜」。
先日の“3G”のライブではそれほど印象に残らなかったけど、ものすごくCHABOっぽいナンバー。
CHABOのホームタウン新宿への想いを吐露したあと、誰もが知ってる唱歌「ふるさと」。
遠藤ミチロウの「仰げば尊し」、シナロケの「この道」を彷彿とさせるRock調のアレンジ。
誰にとっても「忘れがたきふるさと」・・・ いまの時期にはちょっとHeavyに聴こえてしまったけど、
この曲に込めたCHABOの想いは痛いほどに伝わってきた。
これまた今の季節にぴったりの「夏に続く午後」を唄ったあと、「いつか笑える日」。
この曲も久しぶりに聴くけど、いまの状況にあまりにもハマり過ぎていて胸が痛くなる。
「またひとつ踏みこたえ またひとつ乗り切って いつか笑える日まで いま居る日々を・・・」
CHABOのそんな言葉に、ほんのちょっとだけ勇気をもらう。
わたしがCHABOのライブに通い続ける理由は、こんなところにあるのかもしれない。
ちょうど1時間ほどでCHABOのステージは終了し、セットチェンジに入る。

15分ほどの休憩をはさんで、20時35分ごろから浜崎貴司のステージ。
アコースティックギターをかき鳴らしながら、ソウルフルにシャウトする浜ちゃん。
圧倒的な声量と独特の存在感、アコースティックだけれどもひたすらSoulなナンバー。
浜ちゃんの唄をじっくりと聴くのは初めてだけれど、心にかなりズシリと来たな。
オリジナル曲の合間に、CHABOのカバーで「チャンスは今夜」「ガルシアの風」を唄う。
「チャンスは今夜」は「CHABOといっしょに演ろうとしたのに断られた」ため“おまけ”の演奏だったけど、
「ガルシアの風」はアコースティックギターをつま弾きながら渾身のヴォーカルを聴かせる。
心に染みるとっても素晴らしいステージ、45分と短めだったけど満喫しました。

そのまま浜ちゃんはステージに残り、CHABOを呼び込んでセッションタイムが始まる。
今回「GACHI」のためにふたりで共作したという「4月を待つメロディ」で演奏はスタート。
続いて「ホーボーへ」。ヴォーカルは浜ちゃんが中心、CHABOは間奏でスライドギターを聴かせる。
“The Beatles”のカバーで「ALL MY LOVING」を演奏したあと、
最高のソウルナンバー「君が僕を知ってる」。
浜ちゃんがヴォーカルをとり、CHABOはバッキングに徹するという夢のような展開。
もちろんKEYはオリジナルKEY。今日イチバンの見どころという感じで大満足。
最後に再び「「GACHI」のテーマ」を唄って、ひとまず演奏は終了。

アンコール、まずは浜崎貴司がひとりステージに登場し、続いてCHABOを呼び込む。
「日本のユーメーなロックンロール!」とCHABOが叫び、「上を向いて歩こう」が始まる。
CHABOと浜ちゃんが交互にヴォーカルをとり、お客さんは手拍子でそれに応える。
それから浜ちゃんのオリジナルナンバー「かえりみち」を、しっとりと演奏。
浜ちゃんのヴォーカルは、静かなナンバーでも素晴らしい輝きを見せる。
ここでCHABOは退場し、最後に浜ちゃんひとりで「響き」を唄って終了。
時間は22時10分、3時間を越えるライブは「陽のあたる場所」のメロディーとともに終わりを迎えた。

帰りは駅前の「はが屋」に寄って、焼とんや焼ナスをつまみながらビールと黒ホッピー。
この店は値段は若干高めだけど、美味しくてけっこう落ちつくのでなかなか気にいった。
1時間ほど飲み喰いして、電車に乗って帰宅。

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