ピンク・レディー「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」グリーンホール相模大野
今日はグリーンホール相模大野へ、「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」を観に行く。
2010年9月の「解散やめ!」宣言以来初のツアー、東京国際フォーラムに続いて二度目の参戦となる。
相模大野へはJR南武線で登戸駅まで出て、そこから小田急線で20分ほどの距離。
小田急線は駅の様子や電車の種類(急行・準急など)がすっかり様変わりしていて、
かつて毎日のように利用していたときの面影はほとんどと言っていいほど無くなっている。
ちょっとした感傷にひたりながら、15時50分ごろ相模大野駅に到着。
会場は駅から歩いて5分ほどのところ・・・ なかなか便利な場所にある。
少し寄り道してから会場に到着すると、既に開場していたのでそのまま入場。
今日の席は、1階14列18番。フロアのほぼ真ん中あたり、どちらかと言うとミーちゃん側。
客席はいつものようにキラキラと着飾ったお客さんでイッパイ。
ミーちゃんケイちゃん自らが務める場内アナウンスに続いて、16時35分過ぎに開演。
SE「Soul Train」が流れる中をステージが暗転、まばゆい光が輝くとそこに映し出されるシルエット。
バックバンドが演奏を始め、赤い衣装に身を包んだふたりが「マンデー・モナリザ・クラブ」を唄い出す。
アコースティックギターのソロが入ったあと、「カルメン '77」をワンハーフ。
そしてふたりは「唄って踊って、ピンク・レディーを全員で楽しみたいと思います」と挨拶。
そのあと、「乾杯お嬢さん」「Strangers When We Kiss」「Kiss In The Dark」を続けて披露。
ここで恒例となっている、キラキラ衣装を着たお客さんいじりのコーナー。
ミーちゃんがいろいろと褒めるのだけれど、ケイちゃんが正直なコメントをかぶせていくのが可笑しい。
スモークがかかって見にくい2階席を見上げて、「曇ってる?」と言ったときには場内大爆笑。
ミーちゃんが「今度ベストドレッサーを選ぼう」と言うと、ケイちゃんは「選んでどうすんの?」と返す。
息があっているのかいないのかわからないけれど、とっても楽しいトークであることは間違いない。
「By Myself」でしっとりとハーモニーを聴かせたあと、衣装を脱ぎ棄ててゴールドのミニに変身。
「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」を続けて唄い、それにあわせてお客さんも踊りまくる。
ここでひとまずふたりは退場し、バックバンドのみの演奏が始まる。
ひとしきりお客さんを煽ったあと、“ダンスタイム”ということで「モンスター」のインスト演奏。
ただでさえハードなこの曲が、より一層ハードなアレンジになっている。
そして白と黒の羽根がアレンジされた衣装に身を包んで、再びふたりがステージに登場。
「Body & Soul」「ミラノ・ローズ」「Show Me The Way To Love」と、
ミディアムテンポのナンバーを抜群のハーモニーでじっくりと聴かせていく。
その後のMCは、ミーちゃんとケイちゃんが出会って40年・・・なんて話から、
ライブ終了後の打ち上げで「Soul Train」のかかっているBARに行ったという話まで。
あいかわらず毒を吐き続けるケイちゃんに、お客さんはお腹をかかえて笑い転げる。
「大人になって心が豊かになった二人から、この曲を贈ります」というケイちゃんの紹介で、
「愛・GIRI GIRI」「Give Me Your Love」と聴かせるナンバーが続けて披露される。
ステージがひとまず暗転し、黄色いミニの衣装に着替えたふたりが登場。
「Do Your Best」でひとしきり盛り上がり、曲の途中でバンドメンバー紹介。
続いて「S・O・S」から「渚のシンドバッド」、このあたりの流れはサイコー!
だけどミーちゃんは、「渚のシンドバッド」の間奏の振りを思い切り間違えて苦笑い。
ここで雰囲気はガラリと変わり、スクリーン映像をバックにバラード「希望への旋律」を唄う。
ふたりの奏でる美しくも力強いハーモニーに、思わず息を飲んで聴き入る。
エンディングの挨拶、お客さんへの感謝を述べているうちに言葉を詰まらせるミーちゃん。
それを見てもらい泣きするケイちゃん。なんだかとっても感動的なシーン。
そんな空気を吹き飛ばすように、「最後の曲になっちゃいました!」と叫ぶケイちゃん。
ラストの曲は「UFO」。二番目の歌詞を、二人して間違えるという珍しい事件発生。
それでも最後はバッチリと決めて、ひとまず本編は終了。
ちょっと長めのアンコール、お客さんからは「ミーちゃん!ケイちゃん!」というコールが起こる。
「サウスポー」に続いて「ジパング」、ちょっと意外な展開だけどなかなかイイ流れかも。
「UFO」の歌詞を間違えた事について、「みんなの声に聴き入ってたら、
何コーラス目なのかわからなくなった」と説明するミーちゃん。
大丈夫だよ、ここにいるみんながピンク・レディーなのだから。。。
最後の曲は「OH!」。じっくりと唄いあげてから、ステージ中央の階段をのぼってふたりは退場。
ダブルアンコールは、「ピンク・タイフーン」。
イントロの手拍子の合間に、お客さんから「Who~!!」と歓声があがる珍しい展開。
みんなでたっぷり唄い踊り、最後にツアーの追加公演のインフォメーションをして終了。
こうして異常な盛り上がりの中、18時50分ごろコンサートはすべて終了。
喉がメチャメチャ乾いていたけれど、相模大野で飲むのもなんなのでひとまず電車に乗り込む。
稲田堤駅まで戻って、19時45分から「筑前屋」という店で飲み始める。
博多の屋台を意識しているのか、それらしいメニューが揃っている。
料理が来るのが遅かったりしたけど、美味しかったのでまぁヨシとするか。
シメに焼ラーメンを注文して、21時ごろおひらきにして帰宅。
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