ボガンボローザ「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」下北沢CLUB 251
今日は下北沢CLUB 251へ、「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」を観に行く。
「日本国中多くの人が計画なんかされなくても自分なりに節電し、間接的にでも被災地を応援しています。
でも多くの祭りがそうであるように、一年に一度ぐらいは大いに羽目を外したいものです。
そこで9月3日を「計画放電の日」とし、大音量ロックンロールLiveで電気を消費したいと考えました。
「計画停電」は死語になったのか復活するのか分かりませんが、
この日は「計画放電」して、自粛停滞ムードの日本をちょっと明るくしましょう!」
という趣旨のもとで行われる、ちょっと久しぶりとなる“ボガンボローザ”のライブ。
チケットの整理番号が1番ということで、開場時間18時にあわせて張り切って出かける。
ところがプレイガイド以外で販売されたチケットを持っている人が先の入場ということで、
けっきょく30番目ぐらいの入場になってしまった。
でもフロア内に入ってみるとまだまだ余裕だったので、ステージ向かって右の壁際に陣取る。
お客さんの入りがあまり良くなくて心配したけど、開演時間にはそれなりに埋まっていたのでひと安心。
予定より遅れて、18時40分ごろ開演。
まずは“マチルダロドリゲス”の演奏からスタート。
Vocal&Guitar:玉城宏志、Bass:笠原直樹、Drums:小関純匡のトリオ編成。
聴いたことがない曲ばかりだったけど、どこか“ローザ”っぽい雰囲気を感じた。
そう言うと本人は怒るのかしら? でもこういう感じが好きなのだからイイよね。
15分ほどで終了して、続いて登場したのは山川のりを。
バックを務めるのは、Bass:笠原直樹、Drums:岡地曙裕。
ストレートなRockが心地よい。こういう曲も叩きこなしてしまう岡地さんはやっぱりスゴイ。
山川のりをと言えば「お弁当箱」・・・ この唄を聴くと、なんとも言えない穏やかな気持ちになる。
こちらもあっという間に終了し、次はうつみようこのステージ。
Drums:小関純匡と二人だけのユニットで、“メスカリンドライブ”やJanis Joplinのナンバーを演奏。
“ピンク・レディー”の「UFO」まで飛び出したりして、音楽的キャパの広さを感じた。
そして登場したのは、Dr.kyOnと玉城宏志から成る“kyOnタマブクロ”というユニット。
アコースティックギターとアコーディオンとで、いろいろな曲を弾き語り。
途中から“ポカスカジャン”の大久保ノブオが加わって、“ローザ”の「かべ」等を演奏。
ここまでが第一部、既に1時間半ぐらい経過している。今日は長丁場になりそうな予感・・・。
第二部ということで、大久保ノブオの進行でチャリティーオークションが始まる。
ガリガリ君グッズを始め、山川のりをTシャツ、岡地さんの使用済Tシャツ、
“BO GUMBOS”ファンクラブ会報、“ローザ・ルクセンブルグ”のソノシート等が次々に落札される。
そして始まったのは、“ボガンボローザ”をバックにしたのど自慢大会。
Drums:岡地曙裕、Drums:小関純匡、Bass:笠原直樹、Guitar&Keyboards:Dr.kyOn、
Guitar:玉城宏志、Chorus:うつみようこ の演奏をバックに唄うってスゴイ体験だよなー。
でもみんなとっても上手で、ほとんど通常のライブのように盛り上がる。
「FLOWERS」「ひなたぼっこ」「カーニバル」「助けて!フラワーマン」と、選曲もなかなかイカしてた。
そしていよいよ第三部、“ボガンボローザ”のステージが始まる。
いきなり「ダイナマイトに火をつけろ」から始まり、フロアは一気に踊りの渦と化す。
「ボガンボでもなくローザでもない」うつみようこが、主にヴォーカルをとって演奏は進んでいく。
演奏はボガンボ⇒ローザ⇒ボガンボという流れで、かなりベストな選曲。
NewOrleansあり、Rock'n'Rollあり、Danceナンバーあり、バラードあり・・・。
ステージ上のミュージシャンとフロアのお客さんとが一体になって、ライブが盛り上がっていく。
なんとも言えないこの幸福感は、“ボガンボローザ”でしか味わえない感覚だな。
最後は「あこがれの地へ」。ちょっぴり切ない気持のまま、アンコールへと突入。
アンコールは、「ボガンボローザのテーマ」に続いて「目が覚めた」。
そして最後は「少女の夢」。ひとつ大きなコトをやり切ったような爽快感!
思い残すことは何ひとつなく、22時20分過ぎにライブは終了。
| 固定リンク
コメント