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2011年9月29日 (木)

RETURN TO FOREVER「Returns to Japan Tour 2011」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、RETURN TO FOREVER「Returns to Japan Tour 2011」を観に行く。
“RETURN TO FOREVER”は、1970年代に活動したFusionバンドの先駆け的存在。
Chick CoreaとStanley Clarkeとが中心となって結成され、
数々のメンバーチェンジと再結成とを繰り返しながら、今回30年ぶりの来日となった。
個人的には、やはりStanley Clarkeのルーツとも言えるバンドをナマで観れるのが嬉しい。

仕事を早めに切り上げて、18時40分ごろ会場入り。
つい10日前はあんなにハジけていた国際フォーラムも、さすがに今日は落ち着いた雰囲気。
同じ会場でも客層が違うと、こんなにも雰囲気が変わるんだなぁ~と実感。
今日の席は、1階14列1番。ステージ向かって一番左端だけど、まずまずよく見える。
ステージ上は左からピアノ、キーボード、ヴァイオリン、ベース、ギター、ドラムというセッティング。
BGMはもちろんJazz、アダルトな空気が会場内に充満していく。

予定より少し遅れて、19時10分ごろコンサートはスタート。
Keyborads:Chick Corea、Drums:Lenny White、Bass:Stanley Clarke、
Guitar:Frank Gambale、Violin:Jean-Luc Pontyというメンバー、
客席中央の扉から登場して通路を通ってステージへ。
意外な演出にお客さんは総立ちになったが、演奏が始まると静まりかえってプレイに聴き入る。
JazzやFusionというよりちょっとプログレがかった演奏に、思わず目が釘付けになってしまう。
Chick Coreaのプレイはちょうど背中越しに見える位置だったけど、その指の動きの速さに驚愕。
Stanley Clarkeのベースは硬めのメリハリが効いた音だけど、低音はビンビン響いてくるのがスゴイ。
ドラムもギターもパワフルでゴキゲン、Jean-Luc Pontyのエレクトリカルなヴァイオリンソロもいい。

MCは一本のマイクを使って、メンバー全員が交互に行うというスタイル。
「僕たちの音楽はJazzかい? Fusionかい? いいや、Space Musicだ!」というようなコトを
言っていたけど、“RETURN TO FOREVER”の音楽を的確に表現しているような気がした。
何曲かはアコースティックセットでの演奏、Stanley Clarkeはウッドベースを自由自在に操る。
単なる指弾きだけでなく、スラップや弓を使ったプレイなど、バリエーションに富んだプレイ。
最後はスタンダードナンバーとも言える「Spain」、アンコールはまさかの「School Days」。
カーテンコールでStanley Clarkeが、「みんなこっちに来て握手しようぜ!」という感じで手招きをする。
ステージ前には次々とお客さんが駆け寄る。私もタイミングを見計らって、ステージ前へ。
ちょうどStanley Clarkeがこちらに来たタイミングで、がっちりと握手することが出来た。
憧れのStanley Clarkeと握手出来るなんて! うーん、ホントに生きてて良かった・・・。
コンサートがすべて終了したのは、21時15分過ぎ。大満足のひとときだった。

【Setlists】
M01. Medieval Overture
M02. Snor Mouse
M03. Sorceress / Shadow of Lo
M04. Renaissance
M05. After The Cosmic Rain
M06. Romantic Warrior
M07. Spain

Encore
EN1. School Days

コンサートのあとは有楽町のガード下に繰り出し、「金陵本店」で飲み。
さんま刺身や焼鳥を食べながら、ビール、黒ホッピー、マッコリのフルコース。
けっこうじっくりと飲んで、23時ごろおひらきにして帰宅。

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2011年9月26日 (月)

CD「美空ひばり ゴールデンベスト」美空ひばり

Misorahibarigoldenbest“女王”美空ひばりのベストアルバム。彼女の長いキャリアの中からまんべんなく選曲されていて、なかなか聴きごたえのあるアルバムである。若いころのハツラツとした唄声も魅力的であるが、年齢を重ねるにつれて円熟味を増していく唄声もまた魅力的である。特にアルバム終盤の「愛燦燦」からラスト曲「川の流れのように」への流れは、思わずうっとりと聴き惚れてしまう。日本の心・昭和の心は、間違いなくここにあるのだ。

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2011年9月24日 (土)

高中正義「高中正義 40周年記念第1弾LIVE「40年目の虹」」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、「高中正義 40周年記念第1弾LIVE「40年目の虹」」を観に行く。
夏の終わりの日比谷野音、気持ちのいい天気の中、気持ちのいい音楽を聴く・・・。
その目論見どおり、今日は暑くもなく寒くもなく、絶好の野音日和といったところ。
高中はデビュー40周年ということで、そのセットリストも期待できるな。
17時30分過ぎに会場へ到着。ちょうど開場したばかりで、長蛇の列が続いている。
顔なじみのテキ屋のお兄さんから飲み物を買って、しばらくそのまま待機。
次第にあたりは暗くなってきて、17時50分ごろ入場する時にはすっかり夕闇に包まれていた。
今日の席はC13列99番、ステージにはそれほど近くないけど今日のところはまぁイイか。
ステージバックには「TAKANAKA 40th Anniversary」のロゴが掲げられ、
南国っぽい椰子の木がステージのあちこちに何本も立っている。

予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
Drums:宮崎まさひろ、Percussion:斉藤ノヴ、Bass:岡沢 章、Keyboards:重実 徹、
Keyboards:河野啓三、Guitar:稲葉ナルヒ、そしてGuitar:高中正義がステージに登場。
高中はトレードマークのSGをはじめ、ギターを何本も持ち替えてメロディを奏でていく。
速弾きにライトハンド、バイオリン奏法にワウワウ、変幻自在なプレイは目を離せない。
ライブ中盤では「虹伝説」のナレーションから「THE MOON ROSE」「THUNDER STORM」、
そして「40年目の虹」が演奏され、あまりの懐かしさに思わず鳥肌が立つ。

全体的には新旧織り交ぜたような感じのセットリストだったけれども、
「BLUE LAGOON」や「READY TO FLY」などが演奏されるとやっぱり燃えるなぁー。
それまで座って聴き入っていたお客さんも、ここぞとばかりにスタンディング。
日本の夏、高中の夏・・・ そんな気分にぴったりのゴキゲンな演奏。
アンコールは、「獅子座流星群」に続いて「Breakin' Loose」。
それで終わりかと思いきや、高中がひとりで再びステージに登場。
ウクレレで何曲かつま弾いたあと、最後はウクレレと言えばの“あの曲”で終了。
時間は20時20分、私にとって今年の野音はこれでおしまい。
また来年、素晴らしいライブを聴かせてくれることを楽しみにしています。

まだ時間も早いので、有楽町のガード下へと繰り出す。
土曜日だからけっこう混んでいたけど、「たもつ」という店に居場所を見つけて飲み出す。
「コンサート帰りか?」なんて話から、知らないアニキ二人と話をする。
二人ともけっこう音楽に詳しくて、Bluesの話題で盛り上がってしまった。
ふと差し出されたノートの表紙に書いてあった「Blues Is Alright!!」の文字が、
今日の素敵な出会いを象徴しているようだった。
おかげで2時間どっぷりと飲んでしまった。。。

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2011年9月22日 (木)

萩原健一「DEEDS, NOT WORDS. KENICHI HAGIWARA LIVE2011」赤坂BLITZ

今日は赤坂BLITZへ、
萩原健一「DEEDS, NOT WORDS. KENICHI HAGIWARA LIVE2011」を観に行く。
ショーケンのライブを観るのは、ほぼ一年ぶりとなる。
前回は“トーク&ミニライブ”という形だったが、今回はどんなライブになるのか楽しみ。
17時20分には仕事を切り上げて、雨の降る中を赤坂見附駅へと急ぐ。
18時40分過ぎに会場入り。チケットは2階指定席を買っていたのだけれど、
1階フロアを覘くとけっこう余裕があったので、ステージ向かって左5列目ぐらいに陣取る。
それでも開演が近づくにつれて、フロアはイイ感じに埋まってきた。

ほぼ予定どおり、19時過ぎにスタート。
バッハの「トッカータとフーガ」が鳴り響く中、バンドメンバーがステージに登場。
Drums:渡辺慎ニ、Bass:渡辺 健、Keyboards:斉藤浩哉、
Guitar:瀬田一行&長井ちえのフルバンド編成。
中でもベースが渡辺 健っていうのが、全盛期を彷彿とさせて嬉しい。
演奏が始まるとともに、ステージ中央にブルーのシャツ姿のショーケンが登場。
ステージ床に這いつくばって、そのままじわりじわりとマイクスタンドへにじり寄る。
あいかわらず人を喰った演出、それがサマになってしまうところがショーケンだ。
喉の調子はまずまずといったところだけど、とっても元気そうなのが嬉しい。

選曲は、現在のショーケンベストと言ってもいいようなラインナップ。
気がつくと開演前に購入した1000枚限定のCDアルバムとまったく同じ内容になっていた。
こういう企画はなかなか珍しいけど、ライブが二度楽しめる感じでイイなぁ~。
途中、何度かMCをはさみながらも、ひらすら歌を唄いまくるショーケン。
歌詞がちょっとキワどい感じに変えられていたり、ショーケンらしい毒をあちこちに感じた。
珍しいところでは、“Rolling Stones”の「Ruby Tuesday」をカバー。
ショーケンが唄うMickというのも、なかなかイイ味出していた。
それにしても、ショーケンが吹くBlues Harpはカッコいい。
激しいバンドの演奏に負けず、曲に強烈なインパクトを残していく。
アンコール2曲を含む、1時間30分ほどのステージ。
ショーケンはあくまでもショーケンらしく、とっても素敵なライブだった。

まだ時間も早いので、赤坂で飲んでいくことに。
休日前ということもあってか街は賑わっていたけれど、「うまいもん酒場」という店に落ち着く。
かなりリーズナブルな雰囲気だけど、料理もそこそこに旨くて良かった。
1時間ほどでおひらきにして、シメに「康竜」でラー油そばを食べて帰宅。

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2011年9月19日 (月)

ピンク・レディー「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」を観に行く。
ピンク・レディーの復活ツアーもいよいよ今日でラスト、個人的には六回目の参戦となる。
15時30分に会場入り。今日の席は、1階14列27番。
ミーちゃんの真正面、しかも通路際なので思い切り踊りまくれる最高の席。
超満員の客席は昨日に増して大盛り上がり、開演前から異様な雰囲気に包まれている。

ツアーファイナルではあるけれど、セットリストは昨日と同じ。
なので今日は、MCなど昨日との違いを中心に記載していこうと思う。
開演直前のSEは昨日と同じ「愛するデューク」、開演時間は16時07分ごろだったか。
オープニング「マンデー・モナリザ・クラブ」「カルメン '77」後の挨拶では、
ケイちゃんがいきなり感激で涙ぐみそうになると「まだ早い」とミーちゃんが突っ込む。
ステージ前や客席横には、DVD収録やテレビ放送のためのカメラが多数。
ステージ前のスペースを確保するため、私の席は実質11列目になっていた。

お客さんいじりのコーナーでは、タオルで汗をふきながら「私たちお風呂あがりみたいね」とケイちゃん。
最前列にミーちゃんのお父さんとお母さんが来ていて、照れながら紹介するミーちゃん。
15分近くに渡って、お客さんの凝りに凝ったコスプレ衣装、もと親衛隊のハッピや幟を紹介。
コンサート中盤、バックバンドのみのインスト演奏は昨日と同じく「モンスター」。
うーん・・・欲を言えば、今日は「カメレオン・アーミー」を演って欲しかったなぁ~。

「Show Me The Way To Love」のあとのMCでは、YAMAHAのレッスン生時代の練習曲の話。
「思い出は泪とともに」「にがい涙」を、アイコンタクトしながらハモっていく。
「にがい涙」はミーちゃんが昨年のマンスリーソロライブで唄っていたから、
ミーちゃんが唄うのに合わせてケイちゃんがかぶせていくような形になっていた。
本編ラストの「UFO」を紹介する際、「ツアー最後で名残惜しいね」とミーちゃんが言うと、
「そういうこと言わないで・・・」と涙ぐむケイちゃん。
でも、「解散やめ!」宣言をしたからには、これでおわりじゃないんだ。
そしてお互いあまり変わらないスタイルでいられたのはお互い努力したからだと、
肩を叩いて「頑張った、頑張った・・・」と褒め合う二人が微笑ましかった。

アンコール、フルコーラスの「サウスポー」にワンハーフの「ジパング」。
「今度「ジパング」フルやるか!」と言うケイちゃんに、「いいよぉー!」と応えるミーちゃん。
そして、「私たちにとって宝物の曲になりました」という紹介で「OH!」。
ここでスタッフとお客さんから、ピンク・レディーのふたりには内緒のサプライズ演出。
実は入場時に、「本公演のアンコール曲として30年前の解散時に
ピンク・レディー最後のシングルとして発売された曲「OH!」を披露します。
この曲になりましたら、こちらに同封のサイリウムで客席一面をピンク色に染めてください。」
という文書とともに、ピンク色のサイリウムがお客さん全員に配られていたのだ。
曲が始まると同時に、ピンク色のサイリウムで客席が埋め尽くされる。
その様子を見て、ミーちゃんとケイちゃんはこみあげる涙をおさえていた。
ダブルアンコールは、メンバー全員ツアーTシャツに着替えて「ピンク・タイフーン」。
曲が始まると同時に、ふたりのメッセージ入りのリボンがキャノン砲で客席に向かって発射される。
最後にメンバー紹介をしてから、たくさんの「ありがとう」を言ってふたりは退場。
スクリーンには「Thank you」という文字が映し出され、ふたりの「Thank you」というアナウンス。
こうして今回の復活ツアーは、18時40分ごろすべて終了。

まだ時間も早いので、有楽町ビルディングの「串かつ お酒 創作茶漬け こめらく」という店に寄る。
ちょっと小洒落た雰囲気の店だけど、それなりに美味しくて料金もリーズナブル。
ひとしきり満喫して、20時30分におひらきにして帰宅。

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2011年9月18日 (日)

ピンク・レディー「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、「Pink Lady Concert Tour 2011 "INNOVATION"」を観に行く。
ピンク・レディーの復活ツアーも今日明日でファイナル、個人的には五回目の参戦となる。
17時40分ごろ会場入り。今日の席は、1階13列19番。
ステージ向かってやや左寄り、通路際でないのでちょっと窮屈だけどガマンガマン。
広い客席は2階までぎっしり超満席、開演前から期待感ではち切れそうな雰囲気。

ミーちゃんケイちゃん自身による場内アナウンスが流れたあと、
SE「愛するデューク」が終わるとともに、18時05分ごろコンサートはスタート。
一曲目の「マンデー・モナリザ・クラブ」に続いて、フラメンコ風のギターソロから「カルメン '77」。
これまではワンハーフのところ、今日はフルコーラスの演奏。さすがツアーファイナルのスペシャル感。
いつもながらの挨拶に加えて、「今日明日はDVDの収録がある」との説明。
そして、「乾杯お嬢さん」「Strangers When We Kiss」「Kiss In The Dark」を続けて唄う。
恒例のお客さんいじりのコーナー、客席を見廻して「キラキラで目がつぶれそう!」と言うケイちゃん。
実に15分以上に渡って、お客さんの凝りに凝ったコスプレをくまなく紹介。
「By Myself」をじっくり聴かせたあとは、「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」を披露。

ここでひとまずふたりは退場し、バックバンドのみのインスト演奏で「モンスター」。
そして再びふたりがステージに登場し、
「Body & Soul」「ミラノ・ローズ」「Show Me The Way To Love」と、
ミディアムテンポのナンバーを抜群のハーモニーでじっくりと聴かせていく。
MCでは中学時代に唄っていた練習曲の話から、ケイちゃんが「ジョニーへの伝言」、
ミーちゃんが「アルプスの少女」をそれぞれアカペラで披露。
それから「ポプラの季節」「思い出は泪とともに」を、アイコンタクトしながらハモっていく。
静まり返った会場にふたりの唄声が響きわたる・・・ なんて素敵な瞬間。
再び「愛・GIRI GIRI」「Give Me Your Love」と、
聴かせるナンバーを続けて披露したあと「Do Your Best」。
曲の途中でソロまわしとバンドメンバー紹介。ステージバックのスクリーンに、メンバーの名前が表示される。
続いて「S・O・S」「渚のシンドバッド」、そしてスクリーン映像をバックにバラード「希望への旋律」。
ひとしきり感謝の言葉を述べたあと、最後に「UFO」を唄って本編は終了。

アンコールに突入し、一曲目は「サウスポー」。いつもより長い、フルコーラスの大サービス。
続く「ジパング」はワンハーフだったけれど、曲が終わるとふたりは肩で大きく息をする。
最後にもう一曲・・・ということで、「私たちにとって宝物の曲」という「OH!」を唄う。
ステージ中央の階段をのぼって、星に帰っていくふたり。
ダブルアンコール、メンバー全員ツアーTシャツに着替えて「ピンク・タイフーン」。
曲が始まると同時に、リボンキャノンが客席に向かって発射される。
銀色のリボンにはピンク色の文字で、「Thank you」
「あなたに出逢えたこと ありがとう mie」「最高の幸せをありがとう KEI」
「“しあわせ”は心のあり方 mie」「あなたの全てに喝采!KEI」と二人からのメッセージ。
最後にメンバー紹介をしてから、特大の投げキッスをしてふたりは退場。
こうしてコンサートは、20時30分ごろすべて終了。

外へ出るとものすごい暑さ・・・ だけど喉が渇いたので有楽町あたりへ繰り出す。
ガード下は大混雑だったけど、「まつ惣」という店に居場所をみつけて飲み始める。
開放的な店の中から外の様子を眺めていると、なんだか縁日みたいな気分。
刺身や焼鳥をつまみながら、ビールとホッピーを飲む。
雰囲気はけっこう気に入ったけど、ここは粋にいこうと50分ほどでおひらきにする。
だけどちょっと物足りなかったので、22時から「宝来」という中華屋で飲み直し。
何故か無性に食べたかった焼売と冷し坦坦麺でシメて、今日のところは終了。

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2011年9月17日 (土)

杏里「杏里ライブツアー2011 Heart to Heart ~with you~」昭和女子大学人見記念講堂

今日は昭和女子大学人見記念講堂へ、
「杏里ライブツアー2011 Heart to Heart ~with you~」を観に行く。
杏里は言うまでもなく、1970年代後半から活動している日本を代表するポップシンガー。
特に熱心に聴いてきたわけではないけど、彼女の唄のいくつかはバッチリと口ずさめる。
何故か無性に「オリビアを聴きながら」が聴きたくなって、今回のライブ参戦を決めたのだ。
もちろん演ってくれるかどうかはわからないので、ある意味ちょっとした賭けだ。
だけど会場の昭和女子大学人見記念講堂というのも独特の雰囲気があるところなので、
そこでライブが聴けるだけでもイイかなぁ~という気もする。

下高井戸駅から世田谷線に乗り換え、三軒茶屋へと向かう。
世田谷線というのは何度乗っても、やはり独特なタッチがあるな。
16時ごろ三軒茶屋駅に到着。なんだか久しぶりに来たような気がする。
せっかくなので街をブラブラ。三軒茶屋といえば・・・ということでインディーズの聖地「フジヤマ」へ。
予想どおり絶賛閉店中! 仕方がないので、記念写真を撮ったりする。
それから「Open Heart Records」「Flap Notes」と、中古盤屋を見てまわる。
「Flap Notes」は見たことのないようなBOXセットがたくさん置いてあって、
めちゃくちゃ目移りしたけれど、今日のところはグッとガマン。
9月の中旬だというのにまだまだ暑くて、すっかりACDC(あーせーだーくー)。

開演時間が近づいてきたので、17時15分ごろ会場入り。
人見記念講堂は長い歴史を感じさせる、それでいて上品な雰囲気がいい。
わたしの席は1階セ列47番、前から14列目のステージ向かってかなり右。
ギターがちょっと見切れてしまっていたけど、ポジション的にはまずまずかな。
ステージにはシースルーの幕がおろされ、セッティングされた機材がうっすらと見えている。

予定より少し遅れて、17時40分ごろ開演。
空港のノイズと思われるオープニングSEをバックに、シースルーの幕にシルエットが映し出され、
そしてその幕が上にあがるといよいよコンサートの始まり。
バンドは、ドラム、ベース、キーボード、ギター、サックス、コーラス×2、それに杏里という編成。
黒人のベーシストは、“SMAP”の中国公演を終えて今日帰国したばかりとのこと。
曲によって男性のダンサーふたりが加わって、演奏を盛り上げるというスタイル。
演奏はまずスローなバラードが続き、次第にアップテンポの曲が繰り広げられていく。
当たり前の話だけど、知らない曲ばかり・・・ だけど演奏はうまいし、杏里のヴォーカルもいい。

なんでも4年ぶりのホールコンサートということで、杏里自身もテンションが高い。
お客さんと適度にコミュニケーションをとりながら、ステージを進めていく。
衣装も3回チェンジ。年齢を感じさせず、あいかわらずスタイルがいい。
コンサート中盤で聴き覚えのあるイントロ、「思いきりアメリカン」じゃないですか!
それほど大ヒットした曲ではないけれど、乾いた空気感がけっこう好きだったな。
終盤になると代表曲の「CAT'S EYE」、アレンジが変わっていたのはちょっと残念だけど、
かわいらしい振り付けとともに唄う様子はなんとも魅力的。
そして「悲しみがとまらない」、いやはやなんとも懐かしすぎて涙・・・。
知らず知らずのうちに口ずさんでいる唄、それこそがほんとうの“うた”なんだと思う。

アンコールに突入し、まずはアップテンポなナンバー。
客席から紙飛行機が飛び交うというのが、定番のムーブの模様。
それぞれのアーティストごとに、いろいろな約束事があるんだな。
そして「友達の神田うのに捧げる」ということで、「SUMMER CANDLES」をしっとりと唄う。
二回目のアンコール、始まったのはお待ちかねの「オリビアを聴きながら」。
杏里の透きとおった声、もの哀しいピアノの旋律・・・ 鳥肌が立ちまくり。
やっぱりこの曲は、永遠に唄い継がれる名曲だな。。。
19時50分終了。当初の目的達成というところだけど、コンサートとしてもかなり大満足だった。

ひょっとして開いているのでは?と、もう一度「フジヤマ」に行ったけど残念ながら閉まっていた。
お腹も空いたので、どこかで飲んでいこうと街をブラブラする。
良さそうな店がたくさんあるけど、土曜日ということもありけっこう混雑している。
すずらん通りに「日本再生元気酒場 三軒茶屋ホルモン」という店を見つけて入ってみる。
普通の飲み屋かと思ったら、七輪で焼く焼肉屋スタイル。
ちょっとどうかな?と思ったけど、お店のお兄さんと会話しながら楽しむことが出来た。
カルビとハラミと豚トロ、そしてポテトサラダを食べながら、ビールと黒ホッピーを満喫。
1時間半以上のんびりと食事して、ふたたび世田谷線に乗って帰宅。

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2011年9月16日 (金)

和田 唱 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し⑤」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

今日は渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ、「CHABOの恩返し⑤」を観に行く。
「CHABOの恩返し」シリーズも、今回で5回目。“トライセラトップス”の和田 唱がゲストだ。
“トライセラトップス”は、むかし何かのフェスで観たような気がする・・・ うーん、思い出せない。
ストレートでピュアな感じのサウンドがかなり好印象だったけど、それ以来聴いていない。
正直なところ、CHABOのトリビュートに参加したときも「どういうつながり?」という感じだったし、
今日のライブもそれほど期待はしていなかった。
ところが、ライブというのはわからないものである。。。

ところでPLEASURE PLEASUREは、CHABOのライブの会場としてすっかり定着した感じだ。
もと映画館だけあって、座り心地の良い椅子と観やすいステージがなんともイイ。
今日の席は1階C列4番、ちょっと端っこだけど申し分のないポジション。
椅子に備え付けのドリンクホルダーにドリンクをセットし、じっくりとライブに臨む。

予定より少し遅れて、19時05分ごろ開始。
まずは“司会の”CHABOがステージに登場し、いつものように話し出す。
還暦を迎えて、トリビュートアルバムが発売され、ライブイベントが行われ、
その恩返しとして「CHABOの恩返し」シリーズをやっている律儀なオレ・・・ ってな感じ。
10分近く話をしたあと、ステージに和田 唱を呼び込む。

和田 唱はスーツでバッチリ決めて登場、アコースティックギターで弾き語りを始める。
一曲目は「Crossroads」、Bluesyなギターとヴォーカルが最高にイカしている。
アコースティックギターで弾き語りをすると、いわゆる“フォークソング”になる人とそうでない人がいる。
もちろんCHABOはそうでない人の典型なんだけど、和田 唱もそういうタイプ。
単なるコードストロークだけでなく、細かいオカズのはいったギタープレイがすごくカッコいい。
選曲はカバーとオリジナルと半々ぐらいだったかと思うけど、オリジナルもなかなかイイ。

和田 唱は若干ナルシスティックな雰囲気をかもし出しながらも、それが嫌味にならないところが好印象。
それでも客席に鋭い視線を投げかけ、お客さんを煽る様子はさすがRockerというところ。
CHABOと初めて会ったとき、「オレ、君の書く曲好きだよ」と声をかけてもらったと嬉しそうに話す。
「どんなチャートやどんなセールスにも勝るものをもらっちゃった」という様子は、少年のようだった。
CHABOのカバー曲は「ポスターカラー」。とっても大切そうに、しっとりと唄いあげてくれた。
最後はBurt Bacharachのカバーを演奏して、55分ほどで和田 唱のステージは終了。

セットチェンジをはさんで、20時15分過ぎからCHABOの演奏が始まる。
和田 唱の軽やかな動きを真似しながら、「サウンドチェック・・・」と小声で呟き「Till There Was You」。
そして「どっぷり重たいの演るぜ」と言うと、激しいコードストロークから「ムーンライト・ドライヴ」。
「和田 唱は1975年生まれ、オレが結婚した年です。ライブ中止しようかと思った」と話したあと、
スライドギターをバシバシ決めながら「ブルースでぶっとばせ」。
いつものようにお客さんとコール&レスポンスするが、声が拡散するのか?ちょっと不完全燃焼。
Elton Johnの「Your Song」をカバーしたあと、和田 唱との出会いのエピソードを話す。
「CHABOの恩返し」シリーズ恒例の逆カバーは、“トライセラトップス”の「New World」。
「あいつの唄は難しい」と言いながらも、見事にCHABOの世界観になっていた。

“Derek and the Dominos”の「Little Wing」を少しつま弾いてから、初期のRCナンバー「九月になったのに」。
「清志郎くんが家に来て、布団の上で唄ってくれた」という想い出話を交えつつの演奏。
そして、おそらく久しぶりに演奏されるであろう「スケッチ '89・夏」。
「唄の説明なんてしなくていいんだけど」と言いながら、お父さんと愛犬との想い出を語る。
短いポエトリーリーディングに続いて、インスト曲「9月の素描」。
CHABOのさまざまな想いが伝わってきて、会場全体にHeavyな空気が張りつめていく。
それは死・・・ それでも生きていくことを選んでいくオレたち。。。
最後は、爽やかな夏を思わせるようなミディアムテンポのナンバー。
リズムボックスにトラブルがあった様子でちょっとハラハラしてしまったけれど、
お客さんの手拍子をバックに最後まで見事に唄いきってみせた。

アンコール、まずはCHABOがひとりステージに登場して宣伝コーナー。
そして和田 唱をステージに呼び込み、二人揃ってのセッションが始まる。
「アドリブでやろう! 適当BLUES!」と言って、お互いの名前を呼びながらのBLUES。
それから「ROUTE 66」「僕が泣く」「GIBSON」と、ゴキゲンなRockナンバーを立て続けに演奏。
それぞれのギタープレイが激しいバトルを繰り広げ、交互にヴォーカルをとっていく。
最後は“トライセラトップス”のナンバーで「SPACE GROOVE」。
「トライセラのライブでもあまり演ったことがない」というこの曲、
今の時代・今の気持ちにぴったりとマッチするような雰囲気の名曲。
「大丈夫、この感じ・・・ ほら、僕が笑ってる」というフレーズにはグッときた。
演奏が終了してSE「What A Wonderful World」が流れると、お客さんはスタンディングオベーションで応える。
和田 唱の気持ちとCHABOの想いが素敵な化学反応を起こして、
想像以上という言葉では言い表せないほど素晴らしい演奏であった。
終了したのは22時ちょうど、約3時間に及ぶライブを満喫することが出来た。

金曜日ということもあり渋谷の街はとっても賑わっていたけれど、「鳥市」に居場所を見つける。
ここに来ると注文するものがいつも一緒だな~と思いつつ、今日もまた同じようなオーダー。
でもそれが旨いのだから、まぁ良しとしよう。
けっきょく1時間半ほど居座って、23時半ごろ家路につく。
予想外の雨が降り出してきたけど、なんとか濡れずに帰ることが出来た。

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2011年9月 9日 (金)

Leyona「Leyona & The Band "LIVE TRIP 2011"」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

今日は渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ、
「Leyona & The Band "LIVE TRIP 2011"」を観に行く。
Leyonaのワンマンライブを観るのは、5月29日に続いて今年2回目。
7月にCHABOとのジョイントもあったから、2ヶ月毎に観ていることになる。
今日もまた素晴らしいライブになることを予感しつつ、18時45分ごろ会場入り。
席はまーさーかーのー最前列、1階A列14番。しかもほぼ真ん中という特等席。
ステージ中央には一輪の大きな花(空気を浄化してくれるとの説明あり)がそびえ立ち、
Leyonaの立ち位置にはカーペットが敷きつめられている。

19時を10分ほど過ぎようとする頃、客電が落ちてメンバーがステージに登場。
Drums:沼澤 尚、Bass:中條 卓、Keyboards:エマーソン北村、そしてVocal&Guitar:Leyona。
ギターを弾きながら唄うLeyonaというのも、すっかりお馴染みになってきたな。
演奏は「Honey」から始まり「STARS」へと続き、初っ端から心に染みるナンバーが披露される。
「STARS」ではLeyonaの瞳に映るスポットライトが、キラキラ輝いて本当の星のようだった。
だんだんとビートの効いたナンバーが演奏され、「ダンスミュージック☆あいつ」で大盛り上がり。
原曲に比べてずいぶんとRockっぽいタッチになっていたのが印象的だった。

Leyonaは「せっかくダンスナンバーで盛り上がってきたところを落とす」と言いながら、
アコースティックギターを抱えながらステージ縁にひとり腰をおろす。
うっ、なんとその距離1メートル! あまりにも近くて、胸がドキドキしてしまった。
そんなシチュエーションで唄ってくれたのは「パッチワーク」。
ギターはほとんど生音、最高に贅沢な一曲、心に残る一生モンの唄声だった。
ひとりになったLeyonaは「バンドメンバーに迷惑かけないように」と言って
ここぞとばかりにMCを始めるが、いつもどおり上手くいかないのがLeyonaらしくてイイ。
アーティストに対してこう言ってしまうと大変失礼かもしれないけど、
Leyonaの場合はライブを“見守ってあげる”という感覚があるな・・・。
試行錯誤しながらも前向きに取り組んでいる感じが、なんとも言えず応援したくなる。

再びステージにメンバーが登場して、バンドでの演奏が再開される。
ミディアムテンポのナンバーを中心に、ストイックに演奏が繰り広げられていく。
中條さんのベースが、ほど良い硬さとほど良い太さでブリブリ鳴り響き最高にカッコいい。
沼澤さんのタイトなドラムとガッチリ組み合わさって、ゴキゲンなGrooveを生みだしている。
Leyonaのギターはカッティングが中心で、ソロはBlues Harpで吹くという変わったスタイル。
だけどそれもまた、とってもLeyonaっぽくてイイと思うのだ。
「どうもありガット! C'MON Leyona!」と言いながら、演奏を始める姿もまたヨシ。
本編ラストナンバーの「LOVE」、そしてアンコールでは、座って聴いていたお客さんも総立ち。
ほのぼのとしたホットな雰囲気の中、21時10分ごろライブは終了。

終演後、グッズ売場にLeyonaが。。。
まだ持っていなかったアルバム「One blooD」を購入して、サインを入れてもらう。
「近くで唄ってくれて嬉しかったけど、緊張してACDC(あーせーだーくー)になってしまった」と話すと、
バカ受けしてくれた。「ライ・クーダー(ダークの意味)もよろしく!」とのお言葉もあり、
とっても満足して会場をあとにしたのであった。

金曜日なので街は賑わっていたけれど、「鳥市」に居場所を見つけて飲み出す。
ちょっとしたサービスもあったりして、なんだか今日はツイているなー。
充分過ぎるほど満喫、23時前にはおひらきにして帰宅。

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2011年9月 8日 (木)

映画「大鹿村騒動記」ニュー八王子シネマ

14時45分からニュー八王子シネマで、映画「大鹿村騒動記」を観る。
この映画館はずいぶん昔に一回来たかな・・・ こんな造りだったっけ?
いくつかの作品を複数のスクリーンで上映しているのでシネコンと言えばシネコンだけど、
券売機の仕組みや劇場の雰囲気は昔ながらの映画館という感じ。
「大鹿村騒動記」は以前から観たかったのだけれど、ようやく観ることが出来た。
言うまでもなく、原田芳雄の遺作。この頃はイメージ通りの原田芳雄だ。
ストーリーは、山村で食堂を営む男のもとに18年前に駆け落ちした妻と幼なじみが突然現れ、
脳に疾患を抱え記憶を失いつつある妻をいきなり返されることから始まる人間模様。
300年以上も伝わる伝統の村歌舞伎をバックに、さまざまな想いが交錯していくというもの。
あまりハッキリとした決着はつかないものの、原田芳雄や松たか子の演技がよかった。
エンディングに流れるのは、清志郎が唄う「太陽の当たる場所」。
ほっと温かくなるような、それでいてちょっと切なくなるような、そんな気持ち。。。
いい映画だった。(上映時間:93分)

映画を観たあと、八王子の街をブラブラ。
放射線通りや駅前通り、なんだかとっても懐かしい・・・。
スーパーが「ドンキホーテ」に変わっていたり、変わってしまったところもたくさんあるけど、
「松屋」とか帰れなくなってよく泊まったホテルとか、変わらないところは全く変わっていない。
むかし職場があったビルはすっかり様変わりしていたけど、エレベータと非常口の感じは昔のまま。
良くも悪くも、想い出深い街であることは事実だな・・・八王子。
そろそろイイ時間になってきたけれど、さすがにお腹が減ってないので、
調布でここのところずっと食べたかったケンタを買って帰宅。

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温泉の朝

朝、6時30分に起床。旅に出ると、意味もなく目覚めがよくなる。
しばらくウダウダしてから、朝風呂へ。朝のさわやかな空気の中、入る温泉もまた格別。
なんだかんだで1時間ほど満喫したあと、朝食となる。
美味しい料理を満喫して部屋に戻る。旅に出ると、朝食のご飯をおかわりしてしまうのも不思議だ。
最後にもう一回温泉に入ろうかとも思ったけど、そのままウダウダして過ごす。
10時にチェックアウト、とっても素晴らしい旅館で大満足。
それからしばらくあたりをブラブラ・・・ 山梨だけにブドウ畑が目につく。
駅に着くとちょうど電車の来る時間だったので、急いで切符を買って10時37分発の特急に乗り込む。
20110908_1010

12時前に立川駅に到着。そろそろお昼だけどさすがにお腹が空いていないので、しばらくあたりをブラブラ。
立川は久しぶりに来るけど、町並みはすっかり変わってしまったなぁ~。
このあとどうしようかと迷ったけど、八王子で映画を観ることに決定。
電車で八王子に行こうと思ったら青梅線に乗ってしまい、ちょっとばかり焦る。
ドアの開閉が押しボタン式だったので、なおさら焦ってしまった。
立川駅に引き返して改めて八王子駅へ、時間は既に13時過ぎ。
放射線通りをブラブラと歩き、ふと目についた「我飯 わがまんま」という店で昼食にする。
昼間からビールを飲みながら、美味しいお刺身を食べる・・・ なんて贅沢な時間。

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2011年9月 7日 (水)

やっぱ温泉でまったりするのが一番でしょ・・・

せっかくの夏休みなので温泉でも行ってまったりするか!ということで、泊まりで出かけることにした。
ネットで調べて箱根にするか石和にするか迷った挙句、交通の便を考えて石和温泉にした。
立川駅から特急電車で約1時間、石和温泉はちょっと懐かしい時間が流れている。
駅前の土産屋にいきなり飛び込み、今夜飲むための地酒を購入。
それからブラブラと歩くこと10分、今夜泊まる「石和温泉郷 旅館深雪温泉」に到着。
案内された部屋は、畳の香りがとっても気持ちイイ。
20110907_1625b

しばらく休んで、さっそく温泉へ。
ここの温泉は「完熟の湯」といい、自墳自家源泉の100%かけ流しなのだそうだ。
36.0℃のお湯と50.8℃のお湯とがうまい具合にミックスされ、ちょうどいい湯加減になっている。
露天風呂と内風呂とそれぞれほど良い広さで、なかなかゴキゲンな造りだ。
オフシーズンの平日なのに、けっこうたくさんお客さんがいたのはビックリしたけど、
それでもゆったりのんびり出来たので良かった。
1時間ほど満喫して、18時30分ごろから夕食。
部屋でまったりとしながら、美味しい料理に舌鼓を打つ。
もぅサイコー! ビールもお酒も自然と進んでしまった。
お腹いっぱいになったところで、再び温泉へ・・・ やっぱりこれがイイんだよね。
19時で男女交替となっていて、さっきとは違う浴場へ。
ちょっとこじんまりした感じだけど、誰も居なかったのでのんびりと満喫。
部屋に戻って再びチビチビやりながら、いつの間にか沈没。

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2011年9月 6日 (火)

映画「うさぎドロップ」TOHO CINEMAS府中

今日はTOHO CINEMAS府中へ、「うさぎドロップ」を観に行く。
“vit”のポイントが貯まっていたので、6ポイントを使って無料で鑑賞。
16時ちょうど開映、平日のこんな時間だからお客さんはまばら。
座席はお気に入りのK-4、スクリーンをちょっと見降ろす感じで観るのが好き。

ストーリーは、祖父のお葬式で出会ったおじいちゃんの隠し子:鹿賀りん[芦田愛菜]を、
27歳独身サラリーマンの河地ダイキチ[松山ケンイチ]が引き取って育てるというもの。
りんを想うダイキチの心の葛藤や、それをとりまく周囲の人々の気持ちが、
いくつかの出来事を通して(いささか淡々と)描かれていく。
マツケンと芦田愛菜の演技は“さすが”という感じではあったけれど、
それ以上でもそれ以下でもないような・・・そんな感じの映画だった。(上映時間:114分)

18時過ぎに映画が終わったので、行きつけの「焼たる」で飲むことに。
まだこんな時間なのに、お客さんがたくさん居て賑わっている。
1時間半ほど満喫して、21時前に帰宅。

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2011年9月 3日 (土)

ボガンボローザ「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」下北沢CLUB 251

今日は下北沢CLUB 251へ、「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」を観に行く。
「日本国中多くの人が計画なんかされなくても自分なりに節電し、間接的にでも被災地を応援しています。
でも多くの祭りがそうであるように、一年に一度ぐらいは大いに羽目を外したいものです。
そこで9月3日を「計画放電の日」とし、大音量ロックンロールLiveで電気を消費したいと考えました。
「計画停電」は死語になったのか復活するのか分かりませんが、
この日は「計画放電」して、自粛停滞ムードの日本をちょっと明るくしましょう!」
という趣旨のもとで行われる、ちょっと久しぶりとなる“ボガンボローザ”のライブ。
チケットの整理番号が1番ということで、開場時間18時にあわせて張り切って出かける。
ところがプレイガイド以外で販売されたチケットを持っている人が先の入場ということで、
けっきょく30番目ぐらいの入場になってしまった。
でもフロア内に入ってみるとまだまだ余裕だったので、ステージ向かって右の壁際に陣取る。
お客さんの入りがあまり良くなくて心配したけど、開演時間にはそれなりに埋まっていたのでひと安心。

予定より遅れて、18時40分ごろ開演。
まずは“マチルダロドリゲス”の演奏からスタート。
Vocal&Guitar:玉城宏志、Bass:笠原直樹、Drums:小関純匡のトリオ編成。
聴いたことがない曲ばかりだったけど、どこか“ローザ”っぽい雰囲気を感じた。
そう言うと本人は怒るのかしら? でもこういう感じが好きなのだからイイよね。
15分ほどで終了して、続いて登場したのは山川のりを。
バックを務めるのは、Bass:笠原直樹、Drums:岡地曙裕。
ストレートなRockが心地よい。こういう曲も叩きこなしてしまう岡地さんはやっぱりスゴイ。
山川のりをと言えば「お弁当箱」・・・ この唄を聴くと、なんとも言えない穏やかな気持ちになる。
こちらもあっという間に終了し、次はうつみようこのステージ。
Drums:小関純匡と二人だけのユニットで、“メスカリンドライブ”やJanis Joplinのナンバーを演奏。
“ピンク・レディー”の「UFO」まで飛び出したりして、音楽的キャパの広さを感じた。
そして登場したのは、Dr.kyOnと玉城宏志から成る“kyOnタマブクロ”というユニット。
アコースティックギターとアコーディオンとで、いろいろな曲を弾き語り。
途中から“ポカスカジャン”の大久保ノブオが加わって、“ローザ”の「かべ」等を演奏。

ここまでが第一部、既に1時間半ぐらい経過している。今日は長丁場になりそうな予感・・・。
第二部ということで、大久保ノブオの進行でチャリティーオークションが始まる。
ガリガリ君グッズを始め、山川のりをTシャツ、岡地さんの使用済Tシャツ、
“BO GUMBOS”ファンクラブ会報、“ローザ・ルクセンブルグ”のソノシート等が次々に落札される。
そして始まったのは、“ボガンボローザ”をバックにしたのど自慢大会。
Drums:岡地曙裕、Drums:小関純匡、Bass:笠原直樹、Guitar&Keyboards:Dr.kyOn、
Guitar:玉城宏志、Chorus:うつみようこ の演奏をバックに唄うってスゴイ体験だよなー。
でもみんなとっても上手で、ほとんど通常のライブのように盛り上がる。
「FLOWERS」「ひなたぼっこ」「カーニバル」「助けて!フラワーマン」と、選曲もなかなかイカしてた。

そしていよいよ第三部、“ボガンボローザ”のステージが始まる。
いきなり「ダイナマイトに火をつけろ」から始まり、フロアは一気に踊りの渦と化す。
「ボガンボでもなくローザでもない」うつみようこが、主にヴォーカルをとって演奏は進んでいく。
演奏はボガンボ⇒ローザ⇒ボガンボという流れで、かなりベストな選曲。
NewOrleansあり、Rock'n'Rollあり、Danceナンバーあり、バラードあり・・・。
ステージ上のミュージシャンとフロアのお客さんとが一体になって、ライブが盛り上がっていく。
なんとも言えないこの幸福感は、“ボガンボローザ”でしか味わえない感覚だな。
最後は「あこがれの地へ」。ちょっぴり切ない気持のまま、アンコールへと突入。
アンコールは、「ボガンボローザのテーマ」に続いて「目が覚めた」。
そして最後は「少女の夢」。ひとつ大きなコトをやり切ったような爽快感!
思い残すことは何ひとつなく、22時20分過ぎにライブは終了。

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