RETURN TO FOREVER「Returns to Japan Tour 2011」東京国際フォーラム
今日は東京国際フォーラムへ、RETURN TO FOREVER「Returns to Japan Tour 2011」を観に行く。
“RETURN TO FOREVER”は、1970年代に活動したFusionバンドの先駆け的存在。
Chick CoreaとStanley Clarkeとが中心となって結成され、
数々のメンバーチェンジと再結成とを繰り返しながら、今回30年ぶりの来日となった。
個人的には、やはりStanley Clarkeのルーツとも言えるバンドをナマで観れるのが嬉しい。
仕事を早めに切り上げて、18時40分ごろ会場入り。
つい10日前はあんなにハジけていた国際フォーラムも、さすがに今日は落ち着いた雰囲気。
同じ会場でも客層が違うと、こんなにも雰囲気が変わるんだなぁ~と実感。
今日の席は、1階14列1番。ステージ向かって一番左端だけど、まずまずよく見える。
ステージ上は左からピアノ、キーボード、ヴァイオリン、ベース、ギター、ドラムというセッティング。
BGMはもちろんJazz、アダルトな空気が会場内に充満していく。
予定より少し遅れて、19時10分ごろコンサートはスタート。
Keyborads:Chick Corea、Drums:Lenny White、Bass:Stanley Clarke、
Guitar:Frank Gambale、Violin:Jean-Luc Pontyというメンバー、
客席中央の扉から登場して通路を通ってステージへ。
意外な演出にお客さんは総立ちになったが、演奏が始まると静まりかえってプレイに聴き入る。
JazzやFusionというよりちょっとプログレがかった演奏に、思わず目が釘付けになってしまう。
Chick Coreaのプレイはちょうど背中越しに見える位置だったけど、その指の動きの速さに驚愕。
Stanley Clarkeのベースは硬めのメリハリが効いた音だけど、低音はビンビン響いてくるのがスゴイ。
ドラムもギターもパワフルでゴキゲン、Jean-Luc Pontyのエレクトリカルなヴァイオリンソロもいい。
MCは一本のマイクを使って、メンバー全員が交互に行うというスタイル。
「僕たちの音楽はJazzかい? Fusionかい? いいや、Space Musicだ!」というようなコトを
言っていたけど、“RETURN TO FOREVER”の音楽を的確に表現しているような気がした。
何曲かはアコースティックセットでの演奏、Stanley Clarkeはウッドベースを自由自在に操る。
単なる指弾きだけでなく、スラップや弓を使ったプレイなど、バリエーションに富んだプレイ。
最後はスタンダードナンバーとも言える「Spain」、アンコールはまさかの「School Days」。
カーテンコールでStanley Clarkeが、「みんなこっちに来て握手しようぜ!」という感じで手招きをする。
ステージ前には次々とお客さんが駆け寄る。私もタイミングを見計らって、ステージ前へ。
ちょうどStanley Clarkeがこちらに来たタイミングで、がっちりと握手することが出来た。
憧れのStanley Clarkeと握手出来るなんて! うーん、ホントに生きてて良かった・・・。
コンサートがすべて終了したのは、21時15分過ぎ。大満足のひとときだった。
【Setlists】
M01. Medieval Overture
M02. Snor Mouse
M03. Sorceress / Shadow of Lo
M04. Renaissance
M05. After The Cosmic Rain
M06. Romantic Warrior
M07. Spain
Encore
EN1. School Days
コンサートのあとは有楽町のガード下に繰り出し、「金陵本店」で飲み。
さんま刺身や焼鳥を食べながら、ビール、黒ホッピー、マッコリのフルコース。
けっこうじっくりと飲んで、23時ごろおひらきにして帰宅。
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