映画「大鹿村騒動記」ニュー八王子シネマ
14時45分からニュー八王子シネマで、映画「大鹿村騒動記」を観る。
この映画館はずいぶん昔に一回来たかな・・・ こんな造りだったっけ?
いくつかの作品を複数のスクリーンで上映しているのでシネコンと言えばシネコンだけど、
券売機の仕組みや劇場の雰囲気は昔ながらの映画館という感じ。
「大鹿村騒動記」は以前から観たかったのだけれど、ようやく観ることが出来た。
言うまでもなく、原田芳雄の遺作。この頃はイメージ通りの原田芳雄だ。
ストーリーは、山村で食堂を営む男のもとに18年前に駆け落ちした妻と幼なじみが突然現れ、
脳に疾患を抱え記憶を失いつつある妻をいきなり返されることから始まる人間模様。
300年以上も伝わる伝統の村歌舞伎をバックに、さまざまな想いが交錯していくというもの。
あまりハッキリとした決着はつかないものの、原田芳雄や松たか子の演技がよかった。
エンディングに流れるのは、清志郎が唄う「太陽の当たる場所」。
ほっと温かくなるような、それでいてちょっと切なくなるような、そんな気持ち。。。
いい映画だった。(上映時間:93分)
映画を観たあと、八王子の街をブラブラ。
放射線通りや駅前通り、なんだかとっても懐かしい・・・。
スーパーが「ドンキホーテ」に変わっていたり、変わってしまったところもたくさんあるけど、
「松屋」とか帰れなくなってよく泊まったホテルとか、変わらないところは全く変わっていない。
むかし職場があったビルはすっかり様変わりしていたけど、エレベータと非常口の感じは昔のまま。
良くも悪くも、想い出深い街であることは事実だな・・・八王子。
そろそろイイ時間になってきたけれど、さすがにお腹が減ってないので、
調布でここのところずっと食べたかったケンタを買って帰宅。
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