仮面貴族FIESTA実行委員会「ミル・マスカラス来日40周年記念試合 仮面貴族FIESTA2011~僕らの夢のオールスター戦~」後楽園ホール
今日は会社を休んだ。何故なら後楽園ホールで、「ミル・マスカラス来日40周年記念試合
仮面貴族FIESTA2011~僕らの夢のオールスター戦~」があるからだ。
総武線が止まるというアクシデントに見舞われつつも、16時ちょうどに水道橋駅に到着。
ちょっと一杯ひっかけて行こうというわけで、駅前の「酔の助」という店で飲み出す。
あまり酔っぱらうとなんなので、ちょっとセーブしつつもそれなりに飲む。
試合開始時間が近づいてきたので、18時ごろ後楽園ホールへと向かう。
会場に入るやいなや、フロアでドス・カラスを発見。
すかさず近づいていき、ガッチリと握手! これはかなり嬉しかった。
今日の席は、“アレナシートB”東側B列13番。
雛壇席の前から2列目ということで、なかなかのベストポジション。
お客さんは1,250人満員札止めということで、客席は隅から隅までギッシリ。
18時30分、試合開始。入場セレモニーはなく、そのまま第1試合が始まる。
第1試合には欠かせない菊タローと、謎のマスクマン:テロリスト“F”との一戦。
菊タローに続いて、テロリスト“F”は「ワルキューレの騎行」をバックに入場。
その時点で(というより最初から)正体はバレバレだったけど、
試合開始早々にマスクを脱ぎ去り、その正体が藤原喜明であることを明らかにする。
若干腰が引け気味の菊タローを、組長は頭突きと関節技で一方的に攻め込む。
最後は菊タローが前口上つきのブレーンバスターを狙ったところを、
組長がワキ固めで切り返してギブアップ勝ち。
第2試合は、王者:A☆YU☆MIに挑戦者:大畠美咲が挑戦するX-LAW女子選手権試合。
立会人として風香がリングに上がり、タイトルマッチ宣言を読み上げる。
試合は、女子らしいハイスパートなレスリングが繰り広げられていく。
A☆YU☆MIはコーナーポスト最上段で卍固めを決めたり、ネチっこいグラウンド技で大畠を追い込む。
大畠は立体的な技で反撃を試みるが、A☆YU☆MIは余裕でこれを切り返していく。
最後はA☆YU☆MIが変形裏投げを決め、見事にピンフォールを奪ってみせた。
第3試合は、グラン浜田&NOSAWA論外&TAKAみちのく vs
ブラック・タイガーV&サスケ・ザ・グレート&山縣 優の6人タッグマッチ。
メキシコ仕込みのルチャの使い手とマスクマンと女子レスラー・・・ なんとも不思議な組み合わせ。
それぞれの選手が持ち味を活かした派手な空中戦が期待されたものの、
ブラック・タイガーVがNOSAWA論外にデスバレーボムを決めて呆気なくフィニッシュ。
若干、消化不良な感じの残る試合となってしまった。
第4試合は、愛川ゆず季&高木三四郎 vs パッション・ナッキー&岩谷麻優のタッグマッチ。
高木社長が個人的な趣味で、“グラビアレスラー”ゆずポンと念願のタッグ“爆乳222cm砲”を結成。
女子3人に囲まれた社長が調子に乗って、やりたい放題の試合展開。
それでも女子3人の動きが素晴らしく、試合をスウィングさせている。
特にパッション・ナッキーは初めて観たけど、すばやい動きから繰り出す空中殺法が輝いていた。
ゆずポンも単にビジュアルだけでなく、テクニックやガッツもなかなかのもので好印象。
最後は高木社長とゆずポンが、ダブルゆずポンキックを岩谷に決めてピンフォール勝ち。
続くダブルメインイベント第1試合は、“ハヤブサ・プロデュースマッチ”と題された6人タッグマッチ。
大ハヤブサ&新崎人生&ザ・グレート・サスケ vs 佐々木健介&プリンス・デヴィット&エル・サムライ
という組み合わせ。当初は飯伏幸太がメンバーに入っていたが、左肩脱臼のため欠場。
その替わりにザ・グレート・サスケが加わっての対戦となった。
一時代を築いたジュニア戦士と現IWGP世界ジュニアヘビー級チャンピオン、
プロレス界きってのパワーファイターと“謎のマスクマン”大ハヤブサ。
どの顔合わせもたいへん興味深く、文句なしに見応えのある試合展開。
サスケとデヴィットの華やかな空中殺法、サムライの粘っこいテクニック、
人生の拝みロープ渡り、健介と大ハヤブサとの激しいチョップ合戦。
試合終盤に繰り広げられた全員参加の大空中戦は、大ハヤブサがプランチャで締めてみせた。
混戦を制したのは大ハヤブサ、サムライをテキサスクローバーホールドでガッチリと仕留めた。
ここで休憩時間。いつも思うことだけど、このタイミングっていうのはどうなんだろ?
残り2試合ぐらいのところで休憩にしたら、ちょうどいいと思うんだけどな。
それはともかく、休憩時間はロビーでレスラーと触れ合うに限る。
グラン浜田と何故か目があってしまい、写真つきサイン色紙を購入していっしょに写真に収まる。
20時30分ごろ試合再開。
ダブルメインイベント第2試合は、“ミル・マスカラス来日40周年記念試合”
ミル・マスカラス&ドス・カラス&初代タイガーマスク vs タイガーマスク&CIMA&ウルティモ・ゲレーロ。
さぁ、いよいよマスカラス兄弟と初代タイガーマスクとの夢の共演が始まる。
ウルティモ・ゲレーロとCIMAもタイガーのマスクをかぶり“タイガーマスクトリオ”を演出するが、
やはり初代タイガーマスクとマスカラス兄弟を前にすると存在感が薄れてしまう。
「スカイ・ハイ」のメロディーに乗って颯爽と登場したマスカラス兄弟、
オーバーマスクを客席に投げ込むお馴染みのパフォーマンスに心が躍る。
そう、気分はあの頃のまま、プロレス少年だったあの時と変わらない。
試合はもちろんマスカラス兄弟を中心に展開。
粘っこいストレッチ技で試合を組み立て、ここぞとばかりにフライングクロスチョップ。
マスカラスのクロスヘッドシザーズの定番ムーブ、ドス・カラスのトぺ・コンヒーロ。
そして兄弟そろって、フライングクロスチョップの編隊飛行。
ロープの反動を利用したラリアットで、バッタバッタと相手をなぎ倒してみせる。
最後はドス・カラスがCIMAを、初代タイガーマスクがタイガーマスクをストレッチに決めたところを、
マスカラスがウルティモ・ゲレーロにロープ最上段からフライング・ボディアタック。
見事なピンフォール勝ちを奪ってみせた。
試合後のセレモニー、今日の出場選手全員に加えてハヤブサがリングに上がる。
車椅子ではなく、自分の足で・・・。決して楽ではなさそうだけれど、その気持ちに胸が熱くなる。
思わずリングサイドに駆け寄り、ハヤブサへ声援をおくる。
ハヤブサは最後に「お楽しみは、これからだぁ~っ!」とシメてくれた。
私は初代タイガーマスクと握手し、マスカラスと触れ合うことが出来た。
とにかく感無量・・・ 素敵なひとときは21時過ぎに幕を閉じた。
【対戦カード/試合結果】
<第1試合:超異次元マスクマン・バトル 30分1本勝負>
○テロリスト“F”
(05分51秒 ワキ固め)
●菊タロー
<第2試合:X-LAW女子選手権試合 30分1本勝負>
○A☆YU☆MI [王者]
(09分37秒 変形裏投げ→体固め)
●大畠美咲 [挑戦者]
※立会人:風香
<第3試合:スペシャル6人タッグ 30分1本勝負>
グラン浜田、●NOSAWA論外、TAKAみちのく
(04分33秒 デスバレーボム→片エビ固め)
○ブラック・タイガーV、サスケ・ザ・グレート、山縣 優
<第4試合:スターダム提供試合 30分1本勝負>
○愛川ゆず季、高木三四郎
(07分01秒 ダブルゆずポンキック→体固め)
パッション・ナッキー、●岩谷麻優
<第5試合:Wメインイベント第1試合~ハヤブサ・プロデュースマッチ~ 60分1本勝負>
○大ハヤブサ、新崎人生、ザ・グレート・サスケ
(19分35秒 テキサスクローバーホールド)
佐々木健介、プリンス・デヴィット、●エル・サムライ
<第6試合:Wメインイベント第2試合~ミル・マスカラス来日40周年記念試合~ 60分1本勝負>
○ミル・マスカラス、ドス・カラス、初代タイガーマスク
(17分13秒 フライング・ボディアタック→片エビ固め)
タイガーマスク、CIMA、●ウルティモ・ゲレーロ
| 固定リンク
« 泉谷しげるBAND VS 仲井戸麗市BAND「ONE NITE BLUES 61 「番外編:チャボのしっぺ返し」」 渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE | トップページ | 仲井戸麗市BAND「ONE NITE BLUES 61 「仲井戸麗市BAND FULL LIVE」」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE »
コメント