曽我部恵一 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し⑥」南青山 MANDALA
今日は南青山 MANDALAへ、「CHABOの恩返し⑥」を観に行く。
「CHABOの恩返し」も今回で第6弾、会場は久しぶりのMANDALA、迎えるゲストは曽我部恵一。
曽我部恵一って、正直言ってあまりよく知らない・・・ イベントで何度か観たことがある程度かな。
それはさておき、今日はちょっと早目の17時開場ということで17時10分前に会場に到着。
あまり人が集まっていなくて時間を間違えたか?と思ったけど、ほどなくいつものように集まり出す。
整理番号B-007なのであきらめていたのだけれど、A・B・Cの並列入場ということでかなり早目に入場。
ステージ前CHABO側のテーブルに座ることが出来た。これはかなりツイているぞ。。。
隣に座った人とおしゃべりしながら、ジントニックを片手に開演を待つ。
予定より遅れて、18時10分ごろ開演。
唐突にCHABOがひとりステージに現れ、いつものように前説が始まる。
「CHABOの恩返し」シリーズをひとしきり振り返り、曽我部恵一をステージに呼び込む。
曽我部恵一というと“長髪で髭づら”というイメージだったのに、
髭を剃り髪の毛も短めにカットして、なんだかとってもこざっぱりとした印象。
MCでは所在なさげにポツリポツリと言葉を発していたけれども、演奏になるとなかなか圧巻。
アコースティックギター、バンジョー、セミアコギター、ピアノ、さまざまな楽器を弾きながら、
素晴らしい声量でシャウトする様子は観ていてある種の清々しさまで感じてしまう。
曲もフォーク調のものからちょっとアバンギャルドなものまで、バリエーションに富んでいる。
CHABOの音楽と出会ったのは「THE仲井戸麗市BOOK」だったという話や、
静岡にある喫茶店にちなんだ曲の話を交えながら、1時間10分ほどで演奏は終了。
ほどなくしてセットチェンジが終了し、いよいよCHABOがステージに登場。
“Rolling Stones”の「Honky Tonk Women」風のイントロから、「夜のピクニック」で演奏はスタート。
スライドギターを響かせて「You Gotta Move」、いつもはほんのさわりをつま弾く程度なのに、
今日は日本語の歌詞を乗せたフルバージョンでの演奏。シブくてとってもカッコいい。
新曲の「JO-JO」でお客さんと掛け合いをしたあと、曽我部恵一との出会いの話。
それから、今日演奏する曲の中で一番古いという“古井戸”の「熊野神社を通って」を演奏。
“はちみつぱい”がバックで演奏していたという話から、古井戸時代の話へ。
「さなえちゃん」にはいろいろな苦い想い出があり、例えてみればEric Claptonが
「For Your Love」をプレイしたくなくて“YARDBIRDS”を脱退したようなものなのだそうだ。
MANDALAで生まれた曲「サンドイッチ」を演奏したあと、曽我部恵一のカバーで「恋はいつも」。
正確には“SUNNY DAY SERVICE”のレパートリーになるのか・・・ お洒落な雰囲気のナンバー。
ここでおまけのコーナー。このタイミングで飛び出すのはかなり珍しいかも。
土曜日にちなんで「Take You To The Movies Tonight」を演奏したあと、
Woody Guthrie「わが心のふるさと」から「Freight Train」を弾き語る。
軽快なスリーフィンガーがとっても心地よく、なんだか得した気分。
雰囲気はガラリと変わり、秋っぽい曲ということで「甲州街道はもう秋なのさ」。
変わっていく景色と残っていく景色・・・そこに行き交う人々も変わっていく。
ポエトリーリーディング「ひととき」をはさんで、リズムボックスをバックに「QUESTION」。
そして最後の曲は「Feel Like Going Home」。この曲も久しぶりに聴くような気がする。
エンディングに「ふるさと」が挿入され、CHABOのステージは1時間15分ほどで終了。
アンコール、まずはCHABOがひとりステージに登場し、スタッフの名前を次々に呼びあげる。
そして曽我部恵一をステージに呼び込み、恒例のアドリブBluesセッションが始まる。
曽我部さんはCHABOの突然のフリに戸惑いつつも、ギターの弦を切るほどの大熱演。
それから曽我部恵一のナンバーで「江の島」、CHABOはギターを弾きながらコーラス。
「仲井戸に“チュッ チュッ”をやらせたらスゴイって、ツイッターに書いておけ」とCHABO。
曽我部さんの「ツイッターやってらっしゃるんですか?」という質問に、CHABOは「やり方教えろ!」と返す。
“SUNNY DAY SERVICE”の「きれいだね」をBluesyに演奏したあと、
日本のユーメーなロックーンロール「上を向いて歩こう」。
曽我部さんのシャウトが清志郎を意識した感じで、なかなかゴキゲンな演奏。
CHABOが聴きたいからというリクエストで、ラストは曽我部恵一のナンバー「遠い光」。
CHABOのポエトリーリーディングから始まり、徐々に壮大な広がりを見せてフィナーレ。
SE「What A Wonderful World」が流れ、お客さんはスタンディングオベーション。
こうして21時20分ごろ、ライブはすべて終了。
「さなえちゃん」も「ONE NITE BLUES」も演奏されず、曽我部恵一特集とも言える選曲だったけど、
思っていた以上に素敵なライブで、大満足のまま会場をあとにした。
意外と遅くなってしまったけれど、このまま帰るのもなんなので渋谷「鳥市」で飲んでいくことに。
つまみはちょっと少なめにして、ビールとチューハイと日本酒を飲む。
シメに「金伝丸」という店でラーメンを食べて帰宅。
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