ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD「JAPAN TOUR 2011」日本武道館
今日は日本武道館へ、ERIC CLAPTON & STEVE WINWOODのコンサートを観に行く。
Steve Winwoodは、“BLIND FAITH”時代のEric Claptonの盟友。
そんな二人が2011年も暮れようとする12月、日本で共演するというのだからたまらない。
Claptonのいつものツアーのように全国各地を転々とし、武道館は5日間という公演日程。
確実に行けそうな土曜日をチョイスしたわけだが、かなり人気が集中した模様。
UDO先行予約のS席だというのに、2階南西V列39番というのはちょっと参ったな・・・。
16時45分ごろ会場入りして、階段をいくつもあがり天井近くの自分の席へ。
座ってみるとステージが意外に近く感じたのは、先日の東京ドームと比較しているからか?
ステージ上空に白い布のようなものが垂れ下がっているだけのシンプルなステージセット。
2階席までぎっしり超満員の客席は、今夜のショーの始まりを静かに待っている。
予定より少し遅れて、17時10分ごろスタート。
ステージにスポットライトがあたると、黒のストラトを抱えたEric Claptonの姿が浮かびあがる。
ドラム、ベース、キーボード、コーラス×2という編成のバンド、
そしてギターを抱えたSteve Winwoodがスタンバイすると、いよいよ演奏の始まり。
たっぷりとタメの効いた、ミディアムテンポのRock&Blues。
お客さんはアリーナを含めて、全員座ったまま演奏に聴き入っている。
総立ちにならない、コブシを突き上げない・・・こういうRockもまたイイものである。
Winwoodはギターとキーボードとを行ったり来たりしながら、ゴキゲンなプレイを聴かせる。
それに呼応するように、Claptonもいつもに増してシブいギターを弾きまくる。
ヴォーカルはWinwoodとClaptonが交互にとり、それをバックバンドがガッチリとサポートする。
中盤でアコースティックセットがあったり、代表曲である「Crossroads」や「Wonderful Tonight」が
演奏されたりするのは、Claptonのライブではお馴染みのパターン。
だけど今日のセットリストはそれだけではなく、リズム&ブルースの名曲が数多くプレイされた。
「Hoochie Coochie Man」「Georgia On My Mind」「Gimme Some Lovin'」、
そして本編最後は「Voodoo Chile」。二人の激しいギターバトルで、ライブは締めくくられた。
アンコールは、「Dear Mr. Fantasy」からスタート。ここでアリーナは総立ちになる。
そしてラストは「Cocaine」。これはまぁお決まりという感じで盛り上がって、19時15分ごろ終了。
演奏時間は約2時間5分、なんだかあっという間のひとときであった。
【Members】
Vocal, Guitar:Eric Clapton
Vocal, Guitar, Keyboards:Steve Winwood
Keyboards:Chris Stainton
Bass:Willie Weeks
Drums:Steve Gadd
Backing Vocal:Michelle John
Backing Vocal:Sharon White
【Setlists】
M01. Had To Cry Today
M02. Low Down
M03. After Midnight
M04. Presence Of The Lord
M05. Glad
M06. Well Alright
M07. Hoochie Coochie Man
M08. While You See A Chance
M09. Key To The Highway
M10. Pearly Queen
M11. Crossroads
M12. Georgia On My Mind
M13. Driftin'
M14. That's No Way To Get Along
M15. Wonderful Tonight
M16. Can't Find My Way Home
M17. Gimme Some Lovin'
M18. Voodoo Chile
Encore
EN1. Dear Mr. Fantasy
EN2. Cocaine
まだ時間も早いので、下高井戸で途中下車して「紅とん」へ寄り道。
いつものようにネギ盛りと焼きとんをパクつきながら、ビールと黒ホッピー。
22時前にはおひらきにして、「ミラン」でマトンカレーを食べてから帰宅。
| 固定リンク
« Irma Thomas「SOUL QUEEN of NEW ORLEANS」六本木 Billboard LIVE TOKYO | トップページ | 麗蘭「麗蘭2011」六本木 Billboard Live TOKYO »
コメント