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2011年12月 2日 (金)

Irma Thomas「SOUL QUEEN of NEW ORLEANS」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、Irma Thomasのライブを観に行く。
Irma Thomasは、“SOUL QUEEN of NEW ORLEANS”と呼ばれる伝説の女性シンガー。
1991年以来20年ぶりの来日公演ということで、これは見逃すわけにはいかない。
2nd STAGEを予約したので開演は21時30分、18時に仕事が終わったのでかなり時間がある。
会社から自宅にひとまず帰ってしばらく待機、20時前に再び自宅を出て21時前に六本木駅に到着。
ミッドタウンのクリスマスイルミネーションをしばらく眺めてから、21時20分ごろ会場入り。
入場時にちょっと待たされてヤキモキしたけど、なんとか無事に自分の席へ。
今日の席は、メンバーズシート25A。ステージほぼ正面で、個人的にはベストポジション。
ジントニックをオーダーして、チビチビやりながら開演を待つ。
ステージ前を熱烈なファンが陣取り、フロアはぎっしりと満席。

予定より少し遅れて、21時35分過ぎに開演。
まずはドラム、キーボード×2、ギター、サックス、トランペットのバンドのみがステージへ。
Bobby Womackのカバー「Woman's Gotta Have It」を、人の良さそうなドラマーが唄う。
なんだかとってもゆるい感じの演奏で、正直大丈夫なのかな?と不安になる。
だけど次の曲からIrma Thomasが加わると、そんな不安は一気に吹っ飛んでしまった。
貫録たっぷりといった体格のIrmaは、旦那さんに手を引かれながらゆっくりとステージに登場。
そして満を持して唄い出すと、ソウルフルでぶっといヴォーカルが響きわたる。
いわゆるシャウトするタイプではなくて、じっくりと唄いあげていく感じのヴォーカル。
さっきまでゆるーく感じていたバンドサウンドが、なんだか心地よく耳に入ってくる。

MCはほとんどなく、ほぼノンストップで次から次へと曲が繰り広げられていく。
アップテンポの曲からスローなバラード、ディープなBluesからコミカルで軽快なナンバー、
そしてNew Orleansならではのお馴染みのセカンドライン。。。
いろいろな曲をさらりと唄いこなしてしまうIrmaの一挙手一投足に、すっかり釘付けである。
お客さんにナプキンをシェイクするよう指導して、みんなでいっせいにシェイク!シェイク!
曲は「Iko Iko」から「Hey Pockey Away」だったか、フロア全員総立ちでゴキゲンに踊りまくる。
そうした楽しい展開から、いっきに聴かせるバラードへ・・・ どちらもとっても素晴らしい。

アンコールは、Bob Dylanのカバーで「Forever Young」。
Irmaはここで感極まったのか、涙ぐみながらの熱唱。
ステージ真上からスポットライトが降りそそぎ、神々しささえ感じる。
映画「BLUES BROTHERS」で、Jakeが神様の思し召しでBluesに目覚めるシーンを連想した。
いまさらIrmaにその必要はないと思うけど、観ているこちらが心を洗われたような気がした。
素敵な時間はあっという間に過ぎ去り、22時50分過ぎに演奏は終了。
いつまでもいつまでも、アンコールの拍手が鳴りやむことはなかった。

会場ではこのあとサイン会が行われるということだったが、サインを貰うものがないので断念。
事前に情報収集して、何か持っていくべきだったな・・・と後悔することしきり。
時間はすでに23時、夕食も食べてしまったことだし、そのままおとなしく帰宅。

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