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2011年12月 9日 (金)

浜崎貴司 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し⑧」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

今日は渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ、
「CHABOの恩返し⑧」を観に行く。
「CHABOの恩返し」シリーズも今回で第8弾。ゲストは“FLYING KIDS”の浜崎貴司。
浜崎貴司といえば主催の「GACHI」シリーズでのCHABOとの共演が記憶に新しいところだが、
今回は立場替わってCHABOが主催で浜崎貴司がゲストというシチュエーション。
いったいどのようなライブが繰り広げられるのか、開演前から興味津津である。
開演時間19時の10分前に会場入り。今日の席は、1階D列14番。
ステージ向かって右側というのは、自分としてはけっこう珍しいかもしれない。

予定より遅れて、19時10分過ぎにスタート。
“司会の古舘伊知郎”こと、CHABOがマイクを片手にひとりステージに登場。
まずはオープニングSEである“BOOKER T. & M.G.s”の「Jingle Bells」にあわせてダンス。
それから「CHABOの恩返し」シリーズをひとしきり振り返ったあと、浜崎貴司をステージに呼び込む。

浜ちゃんはひょうひょうとした表情で、アコースティックギターを弾きながら唄い出す。
バンドだとFunkyなイメージなのだけど、今日はかなりHeavyで重たいナンバーが続く。
MCも地味だなーと思っていたら、「会場の雰囲気にのまれてしまって・・・」とは本人の談。
小泉今日子のカバーをはさんで、CHABOのカバーで「ガルシアの風」を演奏。
圧倒的なヴォーカルで唄いあげるこの曲、CHABOとはまた違った感じで素敵だ。
後半も依然としてどっぷりと重たいナンバーを演奏し、1時間強のステージは20時20分ごろ終了。

セットチェンジをはさんで、20時25分からいよいよCHABOのステージ。
まずは“麗蘭”のナンバーから「Love Love Love」、続いて「清掃の唄」。
珍しい曲が続くと思っていたら、「CHABOの恩返し」シリーズで選曲が重複しないようにしているとのこと。
確かに振り返ってみるとそうだよな・・・ そういうこだわりがなんともCHABOらしい。
クリスマスシーズンまでとっておいたという「スケッチN.Y.'98」、久しぶりに聴けて嬉しい。
これまた「CHABOの恩返し」シリーズ恒例の共演相手の曲のカバー、
「GACHIのテーマ」は口ずさむだけにとどめて、ちょっとメロウなナンバー「SHINE」。
「ここは映画館なんだね。客席をここから見てると、もの凄いナマイキなんだ」と言うCHABOに爆笑。

渋谷にまつわる想い出話をしたあと、クリスマスにまつわる曲ということで
“The Band”のナンバー「Christmas Must Be Tonight」をカバー。
CHABOが楽器を盗まれたときに清志郎が「今度のクリスマスまでにきっと出てくる」と
言ってくれた出来事をもとに、歌詞を書き換えたというエピソードが泣かせる。
「さらば悲しみ、いいことあるぞって・・・だって今夜はクリスマス」という歌詞が、心にズシンと響く。
それから「RCの曲の中で好きな質感のナンバー」という紹介で、“RCサクセション”の名曲「まぼろし」。
この曲をCHABOのヴォーカルで聴くのは初めて。清志郎の唄声がチラチラと浮かんでくる。
続いて「Danny Boy」をギターでつま弾く。CHABOが人生の中で一番好きな曲のひとつなのだそうだ。
激しくギターをかき鳴らしながら「LIFE」を唄ったあと、今度はギターを叩きながら「労働歌」を唄う。
最後はLucinda Williamsのカバー「Are You Alright?」でフィナーレ。
演奏時間は約1時間10分、時間は21時35分を過ぎていた。

アンコール、まずはCHABOがひとりステージに登場してスタッフの紹介。
今後の「CHABOの恩返し」シリーズの予定を話したあと、浜崎貴司をステージに呼び込む。
「今日、浜ちゃんからコーヒーとお米をたくさん頂きました」とCHABOは嬉しそうに話し、
“テキトーなアドリブBlues”のアンコール・セッション。いつも以上にヘンな展開に大盛り上がり。
それから浜ちゃんのオリジナルで、「AIと身体のSWING」「オンナライフ」。
とってもイカしたFunkチューン、CHABOはアコースティックギターにワウをかます。
続いてふたりで共作したという「僕らのMerry X'mas」、なにげに名曲で心に染みる。
“The Beatles”の「彼氏になりたい」をハードにカバーしたあと、最後の曲「ちぎれぬ時間」。
CHABOがどうしても聴きたい曲ということで、リクエストしたのだそうだ。
しみじみと切ないながらも、力強く唄いあげる浜ちゃんがとっても印象的だった。
最後は「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはいっせいにスタンディングオベーション。
こうして今年最後の「CHABOの恩返し」は、22時25分過ぎに幕を閉じた。

アフターライブはいつものようにどこかで飲んでいこうと思ったのだけれど、
12月の金曜日の渋谷はさすがに混んでいて、どこの店も超満員の大混乱。
仕方がないのでおとなしく帰宅。

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