ミュージカル「モンティ・パイソンのスパマロット featuring SPAM」赤坂ACTシアター
今日は赤坂ACTシアターへ、「ミュージカル モンティ・パイソンのスパマロット featuring SPAM」を観に行く。
「モンティ・パイソン」は“有頂天”のケラさんの影響で、一時期ビデオを借りて観ていたなー。
オチがなくナンセンス、シュールでブラック、そんな世界に魅了されていたものだ。
そんな「モンティ・パイソン」がミュージカルになり、ユースケ・サンタマリアが主演するという。
演劇やミュージカルはあまり観ない私だけれど、それだけで観てみたいと思ったわけだ。
マチネということで、13時ちょうど開演。その20分ほど前に会場入り。
会場の赤坂ACTシアターは、赤坂BLITZのすぐ後にあるんだな・・・ あまり意識したことなかったけど。
入口を抜けると、SPAMの缶詰が山積みになっている。“featuring SPAM”というのはそういうことか。
私の席は、1階U列2番。ステージ向かって右端、けっこう後方だけどステージはよく見える。
ほぼ予定どおり、13時ちょうどに開演。
ストーリーは英国に伝わる「アーサー王伝説」をパロディ化したもので、
聖なる剣:エクスカリバーを授けられたアーサー王が、
円卓の騎士たちを率いて聖杯探しの冒険に出るというもの。
それをベースにナンセンスなやりとりが繰り広げられ、そのほとんどに意味がない。
ゲラゲラ笑うというよりも、思わずニタリとさせられるといった感じの笑い。
そんなテイストがユースケ・サンタマリアのいい加減キャラにぴたりとハマってる。
それでも演技や歌やダンスは、8人のメインキャストみんな流石という感じだ。
宝塚出身の紅一点:彩吹真央は素晴らしい歌唱力でミュージカルシーンを牽引していたし、
ユースケを除く男性キャストはほとんどがひとりでいくつもの役をこなしていた。
ミュージカルであること自体をギャグにしてしまうあたりも、ナンセンスでおもしろい。
第一部が65分、休憩20分をはさんで第二部が80分という二部構成。
実際にはもう少し長かったけど、それほど長さを感じさせないユルーイひとときであった。
時間はちょうど16時、ちょっと早いけど飲んで行こうと赤坂の街をブラブラ。
日曜日ということもあるのか、はたまた時間が早いからか、開いている店があまりない。
以前入ったことのある「うまいもん酒場」が開いていたので、迷わずそこをチョイス。
ビールから始まって黒ホッピーへ、美味しいつまみを食べながらじっくりと満喫。
1時間半ほどでおひらきにして、「無双」というラーメン屋でシメの一杯。
いつも丸ノ内線の赤坂見附駅を利用するのだけれど、今日は行きも帰りも溜池山王駅を利用。
いつもと違う風景を楽しみつつ、ブラブラ歩いて家路についた。
| 固定リンク
コメント