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2012年1月29日 (日)

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」新宿バルト9

今日は新宿バルト9へ、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を観に行く。
日曜日の11時40分の回ということで、劇場はそこそこに混雑していた。
ストーリーはいまさら説明するまでもなく、昭和を舞台にしたほのぼの人情ドラマ。
東京オリンピック開催に湧く1964年(昭和39年)にスポットをあて、
登場人物のさまざまな出会いと別れ、新しい旅立ちを描いていく。
日常によくある出来事と言ってしまえばそれまでだけど、
昭和という時代背景がそれをノスタルジックな感動に変えてくれる。
最先端技術を駆使したシリーズ初の3D上映というのも驚いたけど、
オープニングで東京タワーが飛び出してくる様子は感動的だった。(上映時間:2時間22分)

14時15分に映画は終了したので、日曜日の昼下がりの新宿の街をブラブラ。
東口の「disc union」などCDショップをあれこれ覘いてまわり、
西口の「RECORD SHOP VINYL」で“LEW LEWIS BAND”と“THE MANFREDS”のチケットを購入。
昼食を食べていなかったので、西口の「タカマル鮮魚店 2号館」という店で食事。
この店は、“築地市場直送”というふれこみの鮮魚専門店。
刺身や焼魚などメニューが豊富で迷ったけど、ウニ・いくら・トリ貝がのった“三宝丼”をチョイス。
なかなか美味しかったけど、他のお客さんが注文する料理に目移りしまくり・・・。
満腹になったところで、いくつかCDショップをまわったあと17時前に帰宅。

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2012年1月28日 (土)

THE DAMNED「35th Anniversary Tour」SHIBUYA-AX

今日はSHIBUYA-AXへ、“THE DAMNED”「35th Anniversary Tour」を観に行く。
“THE DAMNED”の来日は2009年以来。
前回はDaveが欠席で、Captainがヴォーカルをとったんだっけな。
今回は無事にDaveも来日したようだし、久しぶりの完全版“THE DAMNED”が観られるのが嬉しい。
土曜日ということもあって、18時開演。SHIBUYA-AXに来るのも、なんだか久しぶりだな。
開演時間の10分ほど前に会場入り。フロアはまだけっこう余裕があって、難なくステージ右前をゲット。
お客さんはやはり年齢層高めで、バリバリのPUNKSはいなくてみんな普通の感じ。
でも、ライブへの期待感がじわじわと湧き出していて、なかなかいい雰囲気ではあるな。

18時からオープニングアクトの“But by Fall”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ギター&ヴォーカルの4人編成のバンド。
ルックスもサウンドも、良くも悪くも最近のバンド・・・って感じかな。
“THE DAMNED”へのリスペクトが言葉の端々に感じられたけど、
ちょっとオーバーアクションなところがハナについちゃったかな。
それでも30分近くをしっかりと演り抜いたのは、見事と言えよう。

セットチェンジをはさんで、18時50分からいよいよ“THE DAMNED”のステージ。
Drums:Pinch、Bass:Stu West、Keyboards:Monty Oxy Moron、
Guitar:Captain Sensible、Vocal:Dave Vanian、メンバーが次々とステージに登場。
気がつけば、“THE DAMNED”をこんなに近くで観るのは初めてかもしれない。
メンバー全員、とっても元気そうでまったく年齢を感じさせない。
いきなり「We Are “THE CLASH”!!」と言ってのけるセンスはさすが。
“THE DAMNED”は初期の頃を中心に聴いているので、序盤は知らない曲が続いたけど、
「New Rose」や「I Just Can't Be Happy Today」が飛び出すとやっぱり嬉しい。
サウンドがだんだん爆音になってきて、すさまじい音圧で耳が痛い。

その後も「I fall」「Love Song」「Neat Neat Neat」といったパンクナンバーを織り交ぜつつ、
ゴシック期の“THE DAMNED”を象徴するナンバーも披露していく。
紙袋をかぶった客に向かって「ジョニー・ロットンか? いや、ドラエモンみたいだな」と野次を飛ばし、
何故だか“AKB48”の「ヘビーローテーション」をアカペラで唄い出すCaptainが可笑しい。
最後は「Fan Club」から「Ignite」をお客さんといっしょに大合唱して本編は終了。
アンコールは、Montyのアバンギャルドなキーボードソロから「Anti-Pope」。
Captainは、ピンクのバードスーツに身を包んでギターを激しくかき鳴らす。
演奏は「Nasty」「Eloise」と続いて、ラストは「Smash It Up」。
まだまだ現在進行形の“THE DAMNED”を満喫した1時間30分であった。

まだ20時半ということもあり、駅前の「山家」で飲んでいくことに。
なんだか久しぶり・・・という感じ。渋谷に来る機会もちょっと減ってるしな。
いつもどおりに注文して、いつもどおりに満喫。
最後は誘惑に耐え切れず、「C&Cカレー」でシメて23時ごろ帰宅。

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2012年1月27日 (金)

花の金曜日

地味に過ごすと決めた一週間、予定どおり地味に終わりそう。
今日は花金だけど、ソッコー帰宅>食事>勉強>あれこれ…で地味に過ごすつもり。

と、思っていたが、せっかくの金曜日なので柴崎「アウーの王国」へ寄り道。
店内の装飾やメニューが、ちょっとだけマイナーチェンジしていた。
店員さんと話をしながら、1時間半ほどねばる。満足。。。
家に帰っていつの間にか寝オチ。風邪をひかないように気をつけよう。

朝、仕事に行って、夜、家に帰って一息つく。
平日、仕事して、週末、趣味を楽しむ。
一年が終わって、新しい年を迎える。
そして、今年もよろしくと言う。
時の流れは延々と続いているけど、そこには区切りがある。
素晴らしい仕組み。なんだか感謝。。。

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2012年1月22日 (日)

未唯mie「"Pink Lady Night" リターンズ」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「"Pink Lady Night" リターンズ」を観に行く。
未唯mieのライブを観るのは、ちょうど1年ぶりになるのか・・・。
昨年は“ピンク・レディー”の「解散やめ!」ツアーがあったから、それも致し方なしか。
久しぶりのライブは仙波清彦プロデュース、久米大作アレンジによる「"Pink Lady Night" リターンズ」。
大所帯の和洋折衷打楽器軍団が、“ピンク・レディー”の曲を独自のアレンジで演奏するというもの。
2年前の「MONTHLY LIVE」、昨年の「"Pink Lady Night" Encore 2days」に続いて
今回が3回目となる。
最初聴いたときはあまりにも大胆なアレンジに驚愕したけれど、これが意外とクセになるんだなー。
今日は第一部のみ参戦ということで、開場時間15時の10分前ぐらいに会場に到着。
整理番号5番だったけれども、通し券の人が先ということでけっきょく30番目ぐらいに入場。
それでもステージ正面の前から3番目のテーブルを陣取ることが出来た。

予定より少し遅れて、16時05分過ぎに開演。バンドメンバーが続々とステージに登場していく。
Cond/Per/小鼓:仙波清彦、Arr/Key:久米大作、
G:白井良明、B:バカボン鈴木、Vln:高橋香織、Cho:葛岡みち&渡部沙智子、
笛:福原 寛、小鼓:望月真結&望月太三郎&ロー・キョンスン、大鼓:梅屋 巴、太鼓:美朋直三朗、
Ds:大西英雄、Bongo:村瀬"Chang-woo"弘晶、Conga:山田智之、Tabla:MA★TO&小林武文、
Per:Izumi&澤田 聡、Chango:チェ・ジェチョル&山田貴之、Djembe:石川雅康、
そしてSpecial GuestとしてDs:則竹裕之、Tb:村田陽一。
総勢25名という大所帯が、ステージ狭しと並ぶだけで圧巻。
それだけに出す音もブ厚く、壮大なイントロにあわせて未唯mieがステージに登場。
お正月らしく赤い着物を基調とした衣装、思わずうっとりと見とれてしまう。

演奏は「S・O・S」からスタートし、「カメレオン・アーミー」「透明人間」へと続く。
“KING CRIMSON”と“DEEP PURPLE”が巧みに組み込まれた「透明人間」がサイコー!
そしてメンバー紹介を曲の合間に散りばめながら、演奏は続いていく。
「UFO」「サウスポー」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」、大胆にアレンジされたお馴染みの曲たち。
見たこともないような打楽器が奏でるアンサンブルは、聴いているだけで身が清められそう。
未唯mieいわく「打楽器は邪気払いになる」とのことだが、まさにそんな感じだ。
後半戦は「ペッパー警部」からスタート。ここでSpecial Guest:則竹裕之のドラムが炸裂。
則竹のドラムは初めて聴いたけど、パワフルで音数が多くてもうスゴいとしか言いようがない。
演奏は「カルメン'77」「Kiss In The Dark」へと続き、ここでお客さんはスタンディング。
最後は「マンデー・モナリザ・クラブ」で盛り上がって、本編は終了。
アンコールは、「ピンク・タイフーン」をみんなで元気に唄い踊ってフィナーレ。
時間はちょうど17時30分、久々の未唯mieソロライブは大満足のひとときだった。

【メンバー】
Vo:未唯mie
Cond/Per/小鼓:仙波清彦
Arr/Key:久米大作
G:白井良明
B:バカボン鈴木
Vln:高橋香織
Cho:葛岡みち、渡部沙智子
笛:福原 寛
小鼓:望月真結、望月太三郎、ロー・キョンスン
大鼓:梅屋 巴
太鼓:美朋直三朗
Ds:大西英雄
Bongo:村瀬"Chang-woo"弘晶
Conga:山田智之
Tabla:MA★TO、小林武文
Per:Izumi、澤田 聡
Chango:チェ・ジェチョル、山田貴之
Djembe:石川雅康
★Special Guest
Ds:則竹裕之
Tb:村田陽一

【セットリスト】
M01. S・O・S
---- MC
M02. カメレオン・アーミー
M03. 透明人間
---- MC
M04. UFO
M05. サウスポー
---- MC
M06. 渚のシンドバッド
M07. ウォンテッド
---- MC
M08. ペッパー警部
M09. カルメン'77
M10. Kiss In The Dark
M11. マンデー・モナリザ・クラブ
アンコール
---- MC
EN1. ピンク・タイフーン

久しぶりに来た目黒、まだ時間も早いので、どこかへ寄っていこうとあたりを散策。
「鳥キング」という店を見つけて、入ってみることにした。
店名どおり鶏肉がおすすめのようだけど、他のつまみも安くて美味しい。
おかげでビールとホッピーがグイグイ進んでしまったのであった。
これはけっこうイイ店見つけちゃったな・・・ これからごひいきにしてみたい。
19時半ごろ店を出て、「天下一品」でこってりラーメンを食べて帰宅。

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2012年1月19日 (木)

仲井戸"CHABO"麗市「ギャラリー新年会2012 “ことしもよろしく”」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市「ギャラリー新年会2012 “ことしもよろしく”」を観に行く。
平日にもかかわらず18時開場ということで、会社をほぼ定時に出ても会場入りは18時半ごろ。
フロアに入ると既にお客さんがいっぱいで、カウンター前で立ったまま観ることに。
反対側の一段高くなっているフロアも立ち見になっていて、こんな状態のMANDALAは初めての経験。
前に立っている人のアタマをよけつつ、なんとかステージを観ることが出来た。

予定より少し遅れて、19時05分過ぎに開演。
いつもどおりのいでたちで、CHABOがひとりステージに登場。
まず第一部はミニ・ライブということで、「年賀状」から演奏がスタート。
事前に募ったリクエストの集計結果を眺めながらも、「リクエストはやりません!」と早々に宣言。
そして、ライブでは初めて演奏するという「Good Morning」を弾き語る。
ここから古井戸特集という趣きになり、「冬の夜」「Rhythmic Lullaby」「バスケットシューズ」。
曲の合間にテレビ出演時やレコーディング時のエピソードを交えつつ、レア曲を連発していく。
「バスケットシューズ」は清志郎との共作、前半をCHABO・後半を清志郎が作ったのだそうだ。
それから、浅川マキのイメージで書いたという「ステーション・ホテル」を少しだけ披露。

“THE BEATLES”のカバーで「HERE, THERE AND EVERYWHERE」を唄ったあと、
MANDALAで演奏するために書きおろしたという「俺のGET RHYTHM」を演奏。
お客さんとのコール&レスポンスが途中に挿入され、ボツにしておくには勿体ない曲だな。
Bluesyな「GOING DOWN」を唄って、CHABOという愛称にまつわる話をしばし。
「この歌を唄わなくてすむようになれるといいと思ってる」とCHABOはポツリと言って「いつか笑える日」。
そしておまけということで、最後の曲は「プレゼント」。
ミニ・ライブと言いつつも、1時間15分にも及ぶ充実したライブであった。

15分ほどの休憩をはさんで、20時35分ごろから第二部が始まる。
第二部は抽選会。ステージ中央には抽選箱のみが置かれて、ちょっと異様な雰囲気。
Tシャツやパーカー、ポスターにパネル、CHABOが読んだ本、CHABOのセレクト曲が入ったCD、
CHABOがこのために特別にレコーディングしたというCD、
そしてCHABOの今年のライブがすべて観られるというフリーパス!
豪華なプレゼントに心躍るも、いかんせんクジ運悪く何も当たらなかった・・・。
でも、いろいろな人が当選して喜んでいる様子を見ているのは、何とも言えず面白かった。
最後にライブの告知とスタッフの紹介をして、21時50分ごろイベントは終了。

まだ木曜日ではあるけれども、せっかくなので渋谷で飲んでいくことに。
どの店もけっこう混雑していて、「多古菊」にようやく居場所を見つける。
いつもとはちょっと変わったセレクトのおつまみにして、ビールと酎ハイ、そして日本酒を飲む。
けっきょくラストオーダーまで粘って、23時半頃おひらきにして帰宅。

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2012年1月17日 (火)

映画「デビルズ・ダブル」TOHOシネマズ府中

今日は午後から府中へ出張。
みんな豊洲に引越してしまったから誰にも会わないかと思っていたのに、いろいろな人に会った。
最近ちょっと人に会うのを避けてるところがあったけど、
こうして会って話してみると、それはそれでイイものだ。
少し考えを改めて、いろいろな人と会話するようにしたほうがいいかもな。

17時に退社して、「ケーズデンキ」でDVD-RAMを買い、「ABC-MART」でスニーカーを購入。
そして18時20分からTOHOシネマズ府中で、「デビルズ・ダブル」を観る。
イラクの独裁者サダム・フセイン、悪名高いサダムさえ呆れていたという長男・ウダイ・フセイン。
権力と暴力を駆使して、金や女やすべての欲求を思うままに満たしていく。
そしてそのウダイに顔が似ているという理由で、影武者として雇われた男。
映画は男の苦しみと葛藤を中心に、ドキュメンタリータッチで描かれていく。
それでも突然スプラッターな場面があったり、アダルトな場面があったり、R-18指定というのもうなづける。
それなりに面白かったけど、最後のオチがなんとも言えず、ちょっと不完全燃焼な感じ。
オチがないのがまたリアリティーなのかもしれないけど。。。(上映時間:109分)

20時30分ごろ映画が終わったので、府中恒例の「焼きたる」へ。
けっこう混んでいたけど、なんとか入ることが出来たので、いつもどおりにオーダー。
ビールとホッピーをじっくりと楽しんで、22時前にはおひらき。
勢いに任せて、「博多ラーメン 長浜や」でラーメンを食べて帰宅。
ヤバイ、太るぞ! ほどほどにしないとな。。。

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2012年1月16日 (月)

CD「表現者」石橋 凌

Ishibashiryohyogensha元“ARB”のヴォーカル石橋 凌が、キャリア初のソロアルバムを引っさげてROCKシーンに帰ってきた。書き下ろしの新曲から、“ARB”時代のナンバー「喝!」「乾いた花」「淋しい街から」「AFTER '45」「魂こがして」のセルフカバーまで全12曲。すっかり遠い世界に行ってしまったと思っていたけど、久しぶりに聴く凌の唄声はあいもかわらず熱く燃えていた。どちらかと言うと“ARB”のセルフカバーを聴きたいと思って買ったのだけれど、新曲が現在の凌をしっかりと表現している感じがしてなかなかイイのである。“魂”は永遠にこがし続けるものなのだというひとつの証明。

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2012年1月15日 (日)

ミュージカル「モンティ・パイソンのスパマロット featuring SPAM」赤坂ACTシアター

今日は赤坂ACTシアターへ、「ミュージカル モンティ・パイソンのスパマロット featuring SPAM」を観に行く。
「モンティ・パイソン」は“有頂天”のケラさんの影響で、一時期ビデオを借りて観ていたなー。
オチがなくナンセンス、シュールでブラック、そんな世界に魅了されていたものだ。
そんな「モンティ・パイソン」がミュージカルになり、ユースケ・サンタマリアが主演するという。
演劇やミュージカルはあまり観ない私だけれど、それだけで観てみたいと思ったわけだ。
マチネということで、13時ちょうど開演。その20分ほど前に会場入り。
会場の赤坂ACTシアターは、赤坂BLITZのすぐ後にあるんだな・・・ あまり意識したことなかったけど。
入口を抜けると、SPAMの缶詰が山積みになっている。“featuring SPAM”というのはそういうことか。
私の席は、1階U列2番。ステージ向かって右端、けっこう後方だけどステージはよく見える。

ほぼ予定どおり、13時ちょうどに開演。
ストーリーは英国に伝わる「アーサー王伝説」をパロディ化したもので、
聖なる剣:エクスカリバーを授けられたアーサー王が、
円卓の騎士たちを率いて聖杯探しの冒険に出るというもの。
それをベースにナンセンスなやりとりが繰り広げられ、そのほとんどに意味がない。
ゲラゲラ笑うというよりも、思わずニタリとさせられるといった感じの笑い。
そんなテイストがユースケ・サンタマリアのいい加減キャラにぴたりとハマってる。

それでも演技や歌やダンスは、8人のメインキャストみんな流石という感じだ。
宝塚出身の紅一点:彩吹真央は素晴らしい歌唱力でミュージカルシーンを牽引していたし、
ユースケを除く男性キャストはほとんどがひとりでいくつもの役をこなしていた。
ミュージカルであること自体をギャグにしてしまうあたりも、ナンセンスでおもしろい。
第一部が65分、休憩20分をはさんで第二部が80分という二部構成。
実際にはもう少し長かったけど、それほど長さを感じさせないユルーイひとときであった。

時間はちょうど16時、ちょっと早いけど飲んで行こうと赤坂の街をブラブラ。
日曜日ということもあるのか、はたまた時間が早いからか、開いている店があまりない。
以前入ったことのある「うまいもん酒場」が開いていたので、迷わずそこをチョイス。
ビールから始まって黒ホッピーへ、美味しいつまみを食べながらじっくりと満喫。
1時間半ほどでおひらきにして、「無双」というラーメン屋でシメの一杯。
いつも丸ノ内線の赤坂見附駅を利用するのだけれど、今日は行きも帰りも溜池山王駅を利用。
いつもと違う風景を楽しみつつ、ブラブラ歩いて家路についた。

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2012年1月14日 (土)

石橋 凌「石橋凌ソロライブ「表現者」~我 歌う 魂こがして~」鴬谷・東京キネマ倶楽部

今日は鴬谷・東京キネマ倶楽部へ、「石橋凌ソロライブ「表現者」~我 歌う 魂こがして~」を観に行く。
石橋 凌は“ARB”のヴォーカル、それ以上の説明はもはや要らない。
このところすっかり俳優としてのイメージが強くなってしまったけれど、
俺にとっての凌はどう考えても“ARB”のヴォーカル=ロッカーなのだ。
そんな凌が音楽活動を再開し、初めて臨むソロライブ。
あの頃の熱い魂を見ることが出来るのか? それとも期待はずれに終わるのか?
いろいろな想いを抱きながら、会場である東京キネマ倶楽部へと向かった。

東京キネマ倶楽部は、JR鴬谷駅の南口から徒歩1分のところにある。
鴬谷は初めて来たかなぁ~? 駅周辺はホテルばっかりというのが驚き。
開演まで少し時間があったので、上野公園まで足を延ばす。
ここもなかなか来る機会がないので、急ぎ足ながらもそこそこに満喫。
そんなことをしているうちにすっかり暗くなってしまったので会場へ。
元キャバレーということでビルの6階にあるため、エレベータに乗るのにひと苦労。
会場内は大勢の人でごった返していたけど、雰囲気があってなかなかイイ。
席は1階154番。椅子の並べ方がイレギュラーでよくわからなかったけれども、
気がつけば前から5列目。ステージ向かってやや左寄りだけど、なかなかの好ポジション。
見事なほどにフロアは超満員で、始まる前から熱気でムンムンしている。

ほぼ予定どおり、18時過ぎ開演。
まずはステージ後方に、「カクテル・トゥナイト」のプロモーションビデオが流される。
それが終わると、メンバーがステージに登場。Drums:池畑潤二、Bass:渡辺圭一、
Keyboards:伊東ミキオ、Guitar:藤井一彦という強力なメンツ。
そしてVocalはもちろん石橋 凌。ソフト帽をかぶって、ベージュのコートを着ている。
すっかり貫禄がついてしまったなぁー。表情は帽子に隠れてよく見えない。
ライブは「AFTER '45」からスタート。それからソロアルバム「表現者」の曲が次々と演奏される。
「どこかに余白のある演奏を目指した」と言う凌、椅子に座ったままじっくりと演奏に聴き入る。
3曲ほど演奏したところで、Sax:梅津和時が演奏に加わる。
「RCサクセションの・・・」という紹介だったので、誰が出てくるのか?とちょっとドキドキしてしまった。
「乾いた花」「PALL MALLに火をつけて」など、シブく激しくキメてくれた。

梅津さんは3曲で退場し、再び5人での演奏。メンバーは椅子に腰かけ、アコースティックセットとなる。
「Just a 16」や「Heavy Days」といった定番のナンバーもさることながら、
「待合室にて」や「縁のブルース」といった新曲もなかなかイイ。
今日は「参加型のライブ」ということで、ここでメンバーから客席へシェイカーが投げ込まれる。
こういうのをキャッチするのはいまいち苦手なんだけど、今日はラッキーなことに見事ゲット。
ここからはお客さんも見えないシートベルトをはずして、スタンディングで盛り上がる。
ステージサイドの踊り場に、梅津さんを始めとする4人のホーンセクションが登場。
その中に渡辺隆雄さんの姿が・・・。知ってるアーティストが出てくるのは、単純に嬉しい。
ソウルフルなアレンジで「TOKYO SHUFFLE」「ダディーズ・シューズ」「パブでの出来事」を唄い、
「今の時代にもう一回唄いたくて、これからも叫び続けます!」と言って「喝!」。
リアレンジされても、この曲の魅力は変わらない・・・ いや、むしろ強力になっている。
そして最後は、ソロアルバムから壮大なバラードナンバー「我がプレッジ」。
この曲がまたイイ・・・ 年齢を重ねたからこそ唄える歌、そして年齢を重ねたからこそわかる歌。

あっという間に本編は終了し、アンコールへと突入。
黒いシャツに白いベストといういでたちから、白いシャツに黒いベストに着替えた凌。
藤井一彦のBluesyなギターに先導され、「I Got My Mojo Working」を唄い出す。
続いて始まったのは「Route 66」、スタンダードなRock'n'Rollナンバーを唄う凌もイカしている。
それから“ARB”のハードナンバー「R&R AIR MAIL」を演奏して、再びステージは暗転。
2回目のアンコール、今度は赤いシャツに黒いベストという格好で凌はステージに登場。
伊東ミキオのキーボードと梅津さんのサックスをバックに、「魂こがして」を唄う。
じっくりとしっとりと唄いあげる凌、むせび泣く梅津さんのサックスが感動的。
バンドメンバー全員が再びステージにあがり、書きおろしの新曲「ピカドンの唄」。
3回目のアンコール、メンバーは全員ツアーTシャツに着替えてステージに登場。
ハンチング帽を逆にかぶった凌、ようやくその表情がはっきりと見える。
ラストの曲は「STAND BY ME」、会場全体を包み込むような唄声でライブは大団円を迎えた。
時間は20時40分、大満足で会場をあとにした。

時間は21時を過ぎていたけれど、せっかくの鴬谷なので飲んでいこうとあたりを散策。
ホテル街を横目に駅の北口へまわり、駅前の「関所」という店で飲むことにする。
安くて美味しい料理がたくさん揃っていて、なかなかいい感じのお店。
自分の行動圏内にあったら、絶対通ってしまうんだろうなー。
そんなことを思いつつ、22時半ごろおひらきにして帰宅。

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2012年1月12日 (木)

The Ventures with special guest Nokie Edwards「LIVE」六本木 Billboard Live TOKYO

今日は六本木 Billboard Live TOKYOへ、“The Ventures”のライブを観に行く。
“The Ventures”はいまさら説明するまでもない、アメリカのエレキ・インストゥルメンタル・バンド。
日本の音楽シーンに与えた影響はとてつもなく大きく、最近は毎年1月と夏の2回来日しているとのこと。
なんでも1月はNokie Edwards、夏はGerry McGeeがリードギターを担当しているのだそうだ。
というわけで、今回は“The Ventures with special guest Nokie Edwards”としての公演。
忙しかったので20時近くまで残業して、そのまま六本木へと向かう。
21時15分ごろ会場入り。今日の席は、メンバーズシート26A。
ステージ真正面という最高のポジション、個人的にはこの席がベストかな。
ヒューガルデンビールを飲みながら、ワクワクしながら開演を待つ。

予定より少し遅れて、21時35分過ぎ開演。
大々的なバンド紹介アナウンスが流れる中、Drums:Leon Taylor、Lead Guitar&Bass:Bob Spalding、
Bass&Lead Guitar:Nokie Edwards、Rhythm Guitar:Don Wilsonがステージに登場。
ライブ前半はNokieがベース、Bobがリードギターを担当し、中盤でパートチェンジ。
演奏は「Walk Don't Run」から始まり、曲紹介を交えながら次々とインストナンバーを演奏していく。
お馴染みのオリジナルナンバーだけでなく、「Peter Gunn Theme」とかのカバー曲も飛び出す。
管楽器がない「Peter Gunn Theme」は初めて聴いたけど、ギターだけでも充分雰囲気が出ていた。

Bobの強烈なバイオリン奏法、Donがかき鳴らす“テケテケテケテケ”、
Leonの激しいドラミング、そしてNokieのカントリー・ピッキング、
それぞれのパートがガッチリと組み合って、鉄壁のサウンドを奏でていく。
Donの“テケテケテケテケ”は、どちらかと言うと“ガシガシガシガシ”という感じで大迫力。
親父バンドの教祖的な扱いで、とかく軽く見られがちだけど、決してナメてはいけませんな。
中盤では「雨の御堂筋」「京都慕情」「二人の銀座」「京都の恋」といった日本向けの曲を交え、
「Wipe Out」「Pipeline」という涙チョチョ切れものの大ヒットナンバーを演奏してフィナーレ。

メンバーがステージを去るまでもなく、そのままアンコールに突入して、演奏されたのは「Caravan」。
“NANIWA EXP”の東原力也をして、「絶対カバー出来ない」と言った超絶のドラムプレイが炸裂。
単に音数が多いとかパワフルだとか、そういう表現を超えたプレイであったことは間違いない。
ステージ中央でBobが抱えたベースを、ドラムスティックで叩きまくるLeon。
激しいドライブ感がかもし出されて、なんだかとてつもなく凄いものを見たって感じ。
22時55分、演奏はすべて終了。ステージを去ろうとするLeonと握手することが出来た。

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2012年1月 9日 (月)

映画「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」角川シネマ有楽町

今日は角川シネマ有楽町へ、「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を観に行く。
この映画はジョージ・ハリスンの誕生から“THE BEATLES”結成、絶頂期の活躍と葛藤、解散からソロ活動、
生涯を通じての音楽遍歴をマーティン・スコセッシが描いたドキュメンタリー作品。
PART.1が上映時間1時間35分、PART.2が上映時間1時間55分という超大作である。
11時30分上映開始というので、近くのマクドナルドでちょっと早めの昼食を済ませてから映画館へ。
角川シネマ有楽町はビックカメラの8階、こんなところに映画館があるとは知らなかった。
三連休の最終日、13日までの上映ということもあってか、意外に混んでいてビックリ。
3時間半という上映時間に若干気おくれしていたのだけれど、あっという間に観終わったという感じ。
インタビューと当時のフィルムで構成されているドキュメンタリーなのだけれども、
妙に思い入れが過ぎるところがなく、淡々と進んでいくところがジョージらしくて良かった。
1999年にジョージが自宅で暴漢に襲われたエピソードは正直なところ知らなかったけど、
その数年後の2001年11月29日、ジョージは遠い世界へと旅立って行った。
映画の後半は精神世界と物質文明とのはざまで揺れ動くジョージの気持ちが、
観ているこちらに何かを投げかけてきているような気がした。

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15時20分に映画は終了。まだ帰るには惜しい時間なので、ブラブラと歩いて汐留へ。
特に目的があったわけではないけれど、行ったことがなかったので話のタネに。
日本テレビをはじめとしていろいろなビルが建ち並んでいるけれど、まだ発展途上な感じがした。
汐留シティセンターの42階に上がってみたけれど、レストランになっていて展望は出来なかった。
次第にあたりが暗くなってきたので、そのまま歩いて新橋へ。
新橋も昔よく来てたよなー。なんだか懐かしくって、思わずセンチメンタル。。。
お腹がすいたので、「三田製麺所」という店で餃子をつまみつつビールとホッピー。
つけ麺まで食べてお腹イッパイ・・・。大満足で家路につく。

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2012年1月 5日 (木)

CD「河島英五 未発表録音集」河島英五

Kawashimaeigomihappyorokuonshu2012年、一番最初に購入したのがこのアルバム。神保町でブラリと立ち寄った「タクト」で発見。発売日は2011年5月4日になっているが、発売されたのは全然知らなかった。やはりネットだけではなく、店頭を見てみるというのも大切なんだな。さて、内容はタイトルどおり、大阪のフォークシンガー:河島英五の未発表音源。Disc1は京都のレコード店「十字屋」スタジオでの録音で、約半数が未発表曲。録音日は不明となっているが、歌詞がまだ充分に固まっていなかったりして、“ホモサピエンス”のかなり初期の音源ではないかと思われる。Disc2は1981年1月大阪サンケイホールにおける「年始ライブ365分」の音源。本編6時間・アンコール2時間という長時間におよぶライブの音源ということで、途中で英五の声が出なくなっている(?)場面が何箇所かあり、ライブならではの生々しさを感じ取ることが出来る。解説によれば、「河島英五がこの世を去ってから、2011年4月16日で10年を迎える。この節目を前にして、マスターテープ倉庫から彼の未発表音源が多数発見された」とのことなので、他にもたくさんの未発表音源があるはず。これを機会に一気にリリースなんてことにならないだろうか? いずれにしても、まだまだ楽しみは終わらない。

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2012年1月 3日 (火)

全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012新春シャイニングシリーズ」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、全日本プロレス「40th Anniversary Year
2012新春シャイニングシリーズ」を観に行く。
例によって直前までノープランでいたので、試合開始時間12時ギリギリに会場へ。
既に雛壇席は売り切れ、南側C列42番の特別席7,000円を購入。
ちょっと端っこだけど南側の正面、とても観やすくてなかなかイイ席。
客席はほぼ満席、もう少し苦戦しているのかと思いきや、けっこう好調な客入り。
ホールに入ったのは12時を過ぎていたけれど、まだ前説をやっているところだった。
対戦カード発表に続いて、いよいよ試合開始となる。

第1試合は、KENSO&BLACK BUSHI vs 菊タロー&菊地 毅のタッグマッチ。
オープニングマッチと言えば、絶対に欠かせないのが菊タロー。
KENSOや菊池といったキャラクターの濃いメンツの中でも、ひときわ光を放っている。
試合も菊タローのコミカルな動きを中心に、KENSOと菊池の独特の動きがスウィング。
そしてBLACK BUSHIが華麗な空中弾で、試合にアクセントをつけていく。
最後はKENSOが菊タローを葉隠れから片エビ固めでフォール。

第2試合は、武藤敬司&大森隆男&征矢 学 vs 渕 正信&太陽ケア&カズ・ハヤシの6人タッグマッチ。
前日の後楽園大会で観客のジャッジメントで全日本再入団が決まった大森に対して、
全日本の歴代主要メンバーが査定をしていくような試合展開。
それでも試合の主軸を担っていたのは渕、久しぶりに観るファイトはあいかわらずのいぶし銀。
観客の声援に乗せられて、痛い腰を気にしながらもボディースラムを連発。
しかし最後は大森が踏ん張りを見せ、渕にアックスボンバーを叩き込んでスリーカウントを奪取。

第3試合は、諏訪魔&近藤修司&征矢 匠 vs 船木誠勝&河野真幸&田中 稔の6人タッグマッチ。
諏訪魔率いる“チーム・ディストラクション”と、船木率いる“STACK OF ARMS”との対決。
前半は征矢がひとりつかまり、“STACK OF ARMS”に一方的に痛めつけられる。
船木・河野・田中の攻撃はエゲつなく、諏訪魔と近藤はすっかり影が薄くなってしまった。
最後は船木・田中の絶妙なフォローを受けて、河野が征矢をジャイアントニードロップで仕留めた。
試合後に船木は、「28年間いろんな選手を見てきたけど、全日本プロレスのエースはお前じゃ無理だ!」と
諏訪魔を挑発。それに対して、諏訪魔は「お前に言われたくねぇよ!」と応戦。
ここは船木の言い分に軍配があがるような気がするが、諏訪魔の今後の奮起にも期待したい。

ここで休憩時間となる。休憩時間はロビーに出て、選手を真近で見るのが楽しみ。
大森・菊池・KENSOとともに、グッズ売場の片隅にアブドーラ・ザ・ブッチャーの姿が・・・。
なんでも足腰の具合が相当悪いらしく、昨日の後楽園大会で引退を表明したとのこと。
身体がひとまわり小さくなったような感じで、オーラも若干薄れてしまったような。。。
これも時代の流れなのであろうか・・・ ちょっと寂しい気がした。

休憩時間が終わり、第4試合は大日本プロレス:関本大介&岡林裕二の王者組に
曙&浜 亮太の“SMOP”が挑戦するアジアタッグ選手権試合。
前半は曙と浜が桁外れの巨体を活かして、圧倒的なパワーで押しまくる。
関本と岡林もパワーファイトで牙城を崩そうとするが、いまひとつ形勢は不利のまま。
それでも浜に照準を絞って、フロッグスプラッシュや合体攻撃で徐々に相手を追い詰めていく。
最後は岡林と浜との一騎打ちとなり、激しい肉弾戦を繰り広げたあと、
岡林がラリアットからの体固めで浜をピンフォールした。
大日本はアウェーの立場ではあるが、会場での声援は圧倒的に上回っている。
2度目の王座防衛に対して、大きな拍手が贈られていた。

第5試合は、王者:ケニー・オメガに大和ヒロシが挑戦する世界ジュニア・ヘビー級選手権試合。
ケニー・オメガはゴングが鳴っても水を飲んだりして、相手をすっかりナメきった態度。
会場の雰囲気としては、大和ヒロシを応援するムード一色になっていく。
だけどケニーもファイト内容は素晴らしく、ビルドアップされたボディで華麗な技をキメていく。
ケニーのセコンドの中澤マイケルが何度も介入して、試合はかなり混戦模様。
観客の声援を受けて大和が怒涛の攻撃を見せ、ケニーを追い込んでいく。
しかしケニーはそれを耐え抜き、最後はクロイツ・ラスで大和をノックアウト。
ケニーが2度目の王座防衛に成功した。

メインイベントは、ダーク・オズ&ダーク・クエルボ vs 真田聖也&KAIの世界タッグ選手権試合。
ダーク・オズ&ダーク・クエルボは、メキシコ“AAA”から来たルチャドール。
顔面におどろおどろしいペイントを施し、怪奇派レスラーと言ってもいい。
華麗な空中殺法だけでなく、場外乱闘やイス攻撃で真田とKAIを追い込んでいく。
真田とKAIも精一杯のファイトで応戦するが、王者組に一日の長があるように見えた。
最後はレフェリーを巻き込む混沌とした展開から、オズがオズ・ドライバーでKAIをピンフォール。
王者組が2度目の王座防衛に成功した。
気がつくと全日本勢はすべて負け。新春の興業としては、あまりにもバッドなエンディング。
最後にKENSOがリングをジャックして締めたが、全日本の現在を象徴するような幕切れであった。
終わったのは15時05分過ぎ。6試合で3時間はけっこう長丁場だったけど、充実した大会となった。

【対戦カード、試合結果】

<第1試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
○KENSO、BLACK BUSHI
(11分32秒 葉隠れ→片エビ固め)
●菊タロー(アキバプロレス)、菊地 毅(餃子の王将)

<第2試合:6人タッグマッチ 30分1本勝負>
武藤敬司、○大森隆男(フリー)、征矢 学
(16分59秒 アックスボンバー→エビ固め)
●渕 正信、太陽ケア、カズ・ハヤシ

<第3試合:6人タッグマッチ 30分1本勝負>
諏訪魔、近藤修司、●征矢 匠
(14分1秒 ジャイアントニードロップ→体固め)
船木誠勝、○河野真幸、田中 稔

<第4試合:アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]関本大介(大日本プロレス)、○岡林裕二(大日本プロレス)
(14分22秒 ラリアット→体固め)
[挑戦者組]曙(フリー)、●浜 亮太
※第87代王者組が2度目の防衛に成功

<第5試合:世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王 者]○ケニー・オメガ(DDT)
(24分58秒 クロイツ・ラス)
[挑戦者]●大和ヒロシ
※第31代王者が2度目の防衛に成功

<第6試合:世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]○ダーク・オズ(AAA)、ダーク・クエルボ(AAA)
(16分9秒 オズ・ドライバー→片エビ固め)
[挑戦者組]真田聖也、●KAI
※第60代王者組が2度目の防衛に成功

昼食をとってなかったので、食事をしていこうと水道橋駅前を探索。
正月だから閉まっている店も多かったけど、「藤井屋」で餃子を食べることにした。
おせち料理に飽きた舌には、餃子の全部盛りがとっても美味しかった。
それから神保町へ向かって歩き、中古盤屋を覘いてまわる。
「タクト」で河島英五の「未発表曲集」を見つけて購入。
これが2012年度初のCD購入となる。今年もたくさんの音楽に巡り会いたいものだ。
そんなわけで、けっきょく18時ごろ帰宅。

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2012年1月 1日 (日)

新しい年

新しい年が始まった。
年が明けたからと言って、問題がすべて解決したわけではない。
むしろ重たい現実となって、心に重くのしかかってくるかもしれない。
だけど現実からは目をそむけずに、夢は忘れないようにしたい。
そんな一年になりますように。。。

テレビを観ながらウトウトし、目が覚めたら「朝まで生テレビ」をやっていた。
場所を福島に移しての討論、テーマは原発問題。
正月明けから、とってもヘヴィーな内容・・・ でもこれが現実なんだな。
「被曝をするのはリスクだが、住んでいる場所や家族や仕事を捨てるのもリスク。
たくさんのリスクの中から、いかにうまくリスクを選択していくか・・・を考えるしかない」
という意見が、いちばんもっともだと思った。

そうこうしているうちに6時50分、初日の出の時間だ。
曇りがちの空だったけど、ほんのりと明けていく様子は感慨深かった。
せっかくなので、そのまま初詣へ。この時間だと、さすがに人は少ない。
「今年はいい年になりますように・・・」と、心から祈願する。

そのまま起きて、テレビを観ながらウダウダと過ごす。
正月ということもあり、くだらないお笑い番組ばかりだけど、まぁこれもまた正月。
おせち料理を食べて、お酒を飲んで、ゴロゴロして・・・。
喰っちゃ寝、喰っちゃ寝・・・を、そのまま地で行くような展開。
そんなこんなで一日が終わる。

そんな中、14時半ごろ大きな揺れを感じる。
正月早々、地震だ・・・。けっこう揺れたと思ったけど、震度3なのだと。
いやだなー、正月だと浮かれてばかりはいられない。
今年もこういう現実と、直面していかなければならないのだ。

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