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2012年1月28日 (土)

THE DAMNED「35th Anniversary Tour」SHIBUYA-AX

今日はSHIBUYA-AXへ、“THE DAMNED”「35th Anniversary Tour」を観に行く。
“THE DAMNED”の来日は2009年以来。
前回はDaveが欠席で、Captainがヴォーカルをとったんだっけな。
今回は無事にDaveも来日したようだし、久しぶりの完全版“THE DAMNED”が観られるのが嬉しい。
土曜日ということもあって、18時開演。SHIBUYA-AXに来るのも、なんだか久しぶりだな。
開演時間の10分ほど前に会場入り。フロアはまだけっこう余裕があって、難なくステージ右前をゲット。
お客さんはやはり年齢層高めで、バリバリのPUNKSはいなくてみんな普通の感じ。
でも、ライブへの期待感がじわじわと湧き出していて、なかなかいい雰囲気ではあるな。

18時からオープニングアクトの“But by Fall”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ギター&ヴォーカルの4人編成のバンド。
ルックスもサウンドも、良くも悪くも最近のバンド・・・って感じかな。
“THE DAMNED”へのリスペクトが言葉の端々に感じられたけど、
ちょっとオーバーアクションなところがハナについちゃったかな。
それでも30分近くをしっかりと演り抜いたのは、見事と言えよう。

セットチェンジをはさんで、18時50分からいよいよ“THE DAMNED”のステージ。
Drums:Pinch、Bass:Stu West、Keyboards:Monty Oxy Moron、
Guitar:Captain Sensible、Vocal:Dave Vanian、メンバーが次々とステージに登場。
気がつけば、“THE DAMNED”をこんなに近くで観るのは初めてかもしれない。
メンバー全員、とっても元気そうでまったく年齢を感じさせない。
いきなり「We Are “THE CLASH”!!」と言ってのけるセンスはさすが。
“THE DAMNED”は初期の頃を中心に聴いているので、序盤は知らない曲が続いたけど、
「New Rose」や「I Just Can't Be Happy Today」が飛び出すとやっぱり嬉しい。
サウンドがだんだん爆音になってきて、すさまじい音圧で耳が痛い。

その後も「I fall」「Love Song」「Neat Neat Neat」といったパンクナンバーを織り交ぜつつ、
ゴシック期の“THE DAMNED”を象徴するナンバーも披露していく。
紙袋をかぶった客に向かって「ジョニー・ロットンか? いや、ドラエモンみたいだな」と野次を飛ばし、
何故だか“AKB48”の「ヘビーローテーション」をアカペラで唄い出すCaptainが可笑しい。
最後は「Fan Club」から「Ignite」をお客さんといっしょに大合唱して本編は終了。
アンコールは、Montyのアバンギャルドなキーボードソロから「Anti-Pope」。
Captainは、ピンクのバードスーツに身を包んでギターを激しくかき鳴らす。
演奏は「Nasty」「Eloise」と続いて、ラストは「Smash It Up」。
まだまだ現在進行形の“THE DAMNED”を満喫した1時間30分であった。

まだ20時半ということもあり、駅前の「山家」で飲んでいくことに。
なんだか久しぶり・・・という感じ。渋谷に来る機会もちょっと減ってるしな。
いつもどおりに注文して、いつもどおりに満喫。
最後は誘惑に耐え切れず、「C&Cカレー」でシメて23時ごろ帰宅。

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