The Ventures with special guest Nokie Edwards「LIVE」六本木 Billboard Live TOKYO
今日は六本木 Billboard Live TOKYOへ、“The Ventures”のライブを観に行く。
“The Ventures”はいまさら説明するまでもない、アメリカのエレキ・インストゥルメンタル・バンド。
日本の音楽シーンに与えた影響はとてつもなく大きく、最近は毎年1月と夏の2回来日しているとのこと。
なんでも1月はNokie Edwards、夏はGerry McGeeがリードギターを担当しているのだそうだ。
というわけで、今回は“The Ventures with special guest Nokie Edwards”としての公演。
忙しかったので20時近くまで残業して、そのまま六本木へと向かう。
21時15分ごろ会場入り。今日の席は、メンバーズシート26A。
ステージ真正面という最高のポジション、個人的にはこの席がベストかな。
ヒューガルデンビールを飲みながら、ワクワクしながら開演を待つ。
予定より少し遅れて、21時35分過ぎ開演。
大々的なバンド紹介アナウンスが流れる中、Drums:Leon Taylor、Lead Guitar&Bass:Bob Spalding、
Bass&Lead Guitar:Nokie Edwards、Rhythm Guitar:Don Wilsonがステージに登場。
ライブ前半はNokieがベース、Bobがリードギターを担当し、中盤でパートチェンジ。
演奏は「Walk Don't Run」から始まり、曲紹介を交えながら次々とインストナンバーを演奏していく。
お馴染みのオリジナルナンバーだけでなく、「Peter Gunn Theme」とかのカバー曲も飛び出す。
管楽器がない「Peter Gunn Theme」は初めて聴いたけど、ギターだけでも充分雰囲気が出ていた。
Bobの強烈なバイオリン奏法、Donがかき鳴らす“テケテケテケテケ”、
Leonの激しいドラミング、そしてNokieのカントリー・ピッキング、
それぞれのパートがガッチリと組み合って、鉄壁のサウンドを奏でていく。
Donの“テケテケテケテケ”は、どちらかと言うと“ガシガシガシガシ”という感じで大迫力。
親父バンドの教祖的な扱いで、とかく軽く見られがちだけど、決してナメてはいけませんな。
中盤では「雨の御堂筋」「京都慕情」「二人の銀座」「京都の恋」といった日本向けの曲を交え、
「Wipe Out」「Pipeline」という涙チョチョ切れものの大ヒットナンバーを演奏してフィナーレ。
メンバーがステージを去るまでもなく、そのままアンコールに突入して、演奏されたのは「Caravan」。
“NANIWA EXP”の東原力也をして、「絶対カバー出来ない」と言った超絶のドラムプレイが炸裂。
単に音数が多いとかパワフルだとか、そういう表現を超えたプレイであったことは間違いない。
ステージ中央でBobが抱えたベースを、ドラムスティックで叩きまくるLeon。
激しいドライブ感がかもし出されて、なんだかとてつもなく凄いものを見たって感じ。
22時55分、演奏はすべて終了。ステージを去ろうとするLeonと握手することが出来た。
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