全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012エキサイトシリーズ」後楽園ホール
今日は午後からルミエール府中で試験。
それなりに勉強したから、それなりに出来たんじゃないかなー。
ルミエール府中は3階~4階が図書館になっているので、
試験の合間に学生さんに混じってお勉強。
まぁ、こんなこともたまにはイイかな。。。
16時前には試験終了。さて、終わってしまえばこっちのもの!
いったん家に帰ってから、17時半ごろ再び外出。
19時から後楽園ホールで、全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012エキサイトシリーズ」。
正月の試合を観に行ったときに、メインの秋山 準 vs 大森隆男のカードに魅かれて購入したチケット。
試合開始15分前ぐらいに会場に着くと、立ち見までギッシリの超満員札止め状態。
今日の席は西側B列9番、雛壇席の前から2列目通路際。
ちょうど雛壇の段差が始まるところなので、前の人のアタマが邪魔にならずにちょうどイイのだ。
18時55分ごろから阿部リングアナによる前説が始まり、会場の雰囲気がだんだん盛り上がっていく。
19時ちょうどに試合開始。第1試合は、大和ヒロシ&中之上靖文 vs 渕 正信&佐藤光留のタッグマッチ。
大和ヒロシと佐藤光留との対立構造を軸に、渕がいぶし銀のテクニックで試合を味つけ。
その闘いの中で中之上も負けじと健闘したが、いかんせん力足らずで佐藤にギブアップ負け。
試合後、大和と佐藤とでマイク合戦となったが、大和が話そうとすると会場の照明が落ちるという展開。
なにやら大和に霊がとりついているというギミックらしいが、いったいどうなることやら・・・。
第2試合は、西村 修&征矢 学 vs KENSO&吉江 豊のタッグマッチ。
「無我」を退団したときの遺恨をひきずる吉江が、ガウン姿の西村を徹底的に痛めつける。
あまりにも徹底したケンカマッチに、さすがのKENSOもいささか影が薄くなっている。
ところがその攻撃を巧みにかわした西村は、逆さ押さえ込みで吉江をあっという間にフォール。
吉江は「あんた本当に相変わらずセコいね!」と毒づくが、西村は相手にせず無言のまま退場。
最後はKENSOがいつものように“ビチッと!”決めてみせたが、既にあとの祭りという感じだった。
第3試合は、諏訪魔&近藤修司&征矢 匠 vs 太陽ケア&真田聖也&KAIの6人タッグマッチ。
ヘビーとジュニアの元チャンピオンがゴロゴロいるという、中盤戦を飾るにふさわしいカード。
肝心の試合も、ド迫力のパワーと華麗な空中弾とが交錯する白熱した展開。
じっくりと安心して楽しめる、いかにも全日本プロレスらしい試合だ。
最後は真田がトリッキーな動きから、回転足折り固めで征矢をピンフォールしてみせた。
第4試合は、全日本プロレスvs新日本プロレスの団体対抗戦。
“STACK OF ARMS”の河野真幸&田中 稔が、“青義軍”の永田裕志&井上 亘を迎え撃つ。
新日本プロレス1・4東京ドーム大会で、“STACK OF ARMS”の大将:船木誠勝の顔面を破壊した永田。
その恨みを晴らすべく、河野と田中は永田を徹底的に狙っていく。
体力的にはいささか劣る田中が、がむしゃらに永田に喰らいついていく姿が感動的。
それでも最後は、永田がバックドロップホールドで田中をガッチリと決めてみせた。
ここで休憩時間。例によって、ロビーでファンサービスするレスラーを観察。
大和ヒロシ・太陽ケア・征矢 学は黙々と、KENSOは“ビチッと!”大騒ぎしながらファンとふれあう。
なんとも微笑ましい光景で、見ているだけでなんだか楽しくなってしまうんだな。
そして後半戦、第5試合は全日本プロレスvs大日本プロレスの団体対抗戦。
武藤敬司&曙&浜 亮太 vs 関本大介&岡林裕二&佐々木義人の6人タッグマッチ。
アジアタッグ王座をめぐって火花を散らす“SMOP”曙&浜と関本&岡林に、
武藤と佐々木がそれぞれ加わっての激しい試合展開。
ゴツゴツとした闘いの中でも、武藤のプロレスセンスがキラリと光る。
最後はシャイニング・ウィザードで佐々木を見事にピンフォール。
第6試合は、王者:ケニー・オメガにカズ・ハヤシが挑戦する世界ジュニア・ヘビー級選手権試合。
セコンドの中澤マイケルを引き連れてナメきった態度をとるケニーに対して、
会場にいるほぼ全員がカズの勝利を信じて声を限りに応援する。
その声援に応えて、カズは華麗な技でケニーを追い詰める。
だけどケニーはなかなかしぶとく、次第に形勢を逆転していく。
最後は粘りに粘るカズを、片翼の天使でマットに叩きつけて3カウントを奪取。
そしてメインイベント、秋山 準 vs 大森隆男の三冠ヘビー級選手権試合。
同期としてデビューし、優等生でエリートの秋山と劣等生で雑草の大森と揶揄され、
事あるごとに比較され馬鹿にされ・・・そんな大森にどうしても思い入れが強くなる。
会場のお客さんもほぼ大森を応援しているようで、大きな声援が飛んでいる。
しかし、秋山は強い。徹底した冷徹さで、大森を痛めつけていく。
スキンヘッドになって凄みを増したルックスが、その攻撃をさらに激しく印象づける。
最後はスターネスダストαからの体固めで、秋山が大森をピンフォール。
試合後、秋山は武藤に「もうあなたしかいないです」と対戦を申し込む。
リングにあがった武藤は、無言のまま秋山とガッチリ握手。
いよいよ武藤が、全日本プロレスの象徴を取り返すための闘いに乗り出した。
時間はちょうど22時、こうして本日の試合はエンディングを迎えた。
【対戦カード/試合結果】
<第1試合:タッグマッチ 20分1本勝負>
大和ヒロシ、●中之上靖文
(07分48秒 腕ひしぎ逆十字固め)
渕 正信、○佐藤光留(パンクラスMISSION)
<第2試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
○西村 修(フリー)、征矢 学
(04分08秒 逆さ押さえ込み)
KENSO、●吉江 豊(フリー)
<第3試合:6人タッグマッチ 30分1本勝負>
諏訪魔、近藤修司、●征矢 匠
(10分50秒 回転足折り固め)
太陽ケア、○真田聖也、KAI
<第4試合:全日本プロレスvs新日本プロレス タッグマッチ 30分1本勝負>
河野真幸、●田中 稔
(11分04秒 バックドロップホールド)
○永田裕志(新日本プロレス)、井上 亘(新日本プロレス)
<第5試合:アジアタッグ前哨戦 6人タッグマッチ 全日本プロレスvs大日本プロレス 30分1本勝負>
○武藤敬司、曙(フリー)、浜 亮太
(16分28秒 シャイニング・ウィザード→体固め)
関本大介(大日本プロレス)、岡林裕二(大日本プロレス)、●佐々木義人(大日本プロレス)
<第6試合:世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○ケニー・オメガ(DDT)
(21分55秒 片翼の天使→片エビ固め)
●カズ・ハヤシ
※第31代王者が3度目の防衛に成功
<第7試合:三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○秋山 準
(23分21秒 スターネスダストα→体固め)
●大森隆男
※第44代王者が2度目の防衛に成功
試合を観ながらけっこう飲んでしまったので、軽く食事をして帰ることにした。
神保町に向かう道すがら、「大熊製麺」というつけ麺屋を見つけて入る。
辛味噌つけ麺はかなり辛かったけど、味はイイ感じで美味しかった。
けっきょく日付が変わろうとするころ帰宅。
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