藤井 裕「ボンド中毒60ベクレル 祝!藤井裕 IQ52-2012」下北沢 CLUB Que
今日は下北沢 CLUB Queへ、「ボンド中毒60ベクレル 祝!藤井裕 IQ52-2012」を観に行く。
藤井 裕の還暦祝いのため、三宅伸治、金子マリ、Char、上田正樹といった豪華ゲストが勢ぞろい。
うーん・・・なかなかオレ好みのアーティストばかり揃っているのが嬉しい。
特にCharのプレイをこんな至近距離で観られる機会はなかなかナイからなぁー。
そんなわけでなるべく近くで観たいと、開場時間の18時30分に会場へ。
整理番号55番ということでけっこう前だったけど、入場順がかなりいい加減だったのでビックリ。
それでもその甲斐あってか、ステージ向かって左の裕さん側、前から二列目をゲット。
それほどギュウギュウ詰めという感じではなかったけれど、そのうちフロアはお客さんでぎっしり。
予定より少し遅れて、19時10分過ぎにスタート。
“THE BEATLES”の「Birthday」が流れる中、本日の主役の藤井 裕がステージに登場。
まずは裕さんが今メインにやっているというユニット“華たかだか”の演奏。
アコースティックギターとエレキギター、そして裕さんのベースというドラムレスの編成から始まり、
途中からドラムと女性ヴォーカルが加わる。正直初めて聴いたのだけれど、もちろんながら好みの音。
裕さんのベースラインは、自虐的を通り越した超絶的な指弾きフレーズ。
わたしも若干ベースをかじってるのでわかるのだけど、絶対に指がつりそうなフレーズばかり。
強力なタッチで延々と5弦ベースを弾き続ける姿は、ちょっと感動的でさえある。
曲はオリジナルばかりだったけど、途中で「POWER TO THE PEOPLE」をお客さんと唄う場面も。
それからゲストが入れ替わりで登場。最初は“最年少のゲスト”伸ちゃん。
裕さんはベースをギターに持ち替え、伸ちゃんといっしょに「人間のクズ」を弾き語り。
そして“華たかだか”のメンバーを加えて、「MONA」の替え歌をセッション。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」に続いて、「QUEなのにラフィータフィーの曲」と言いながら「QTU」。
「かつては出入禁止となっていたのに、人生何があるかわからない・・・」という重みのあるお言葉。
最後に「世界中の人に自慢したいよ」をしっとりと唄いあげて、伸ちゃんはステージをあとにする。
次に登場したのは金子マリちゃん、そしてギターはChar。
マリちゃんは登場するやいなや怒涛のようにしゃべり出し、お客さんの爆笑を誘う。
Charはいつものような帽子をかぶっていなくて、とってもラフな雰囲気でカッコいい。
演奏は「Get To Paradise」から始まり、カバー曲(?)をはさんで「Lean On Me」。
「MARI FIRST」の中でもとりわけ大好きな曲、この曲をナマで聴くことが出来るとは・・・。
Charのワウワウギターが心地よい「風を追いかけて」を最後に、マリちゃんは退場。
ここからドラムと裕さんとCharのトリオ編成となる。個人j的にはここが最高潮!
裕さんぶりぶり、Charぶりぶり、ドラムは知らない人だった(失礼!)けどぶりぶり!
なんて言うのか、Rockのカッコ良さってこういうことを言うのかな?と思った。
中でも裕さんとCharといっしょに書いたという「あっかんべー」という曲がスゴかった。
すごくバカな感想になるけれど、Charってギターうまいな・・・。
テレビやDVDで何度も観ているし、ライブだって何回も行っているのだけれど、
初めてこんなに至近距離で観て、改めてとんでもなく上手いと思ったのだ。
オリジナルアレンジの「Crossroads」など、シブい選曲でキメまくったひとときだった。
そして、いよいよ上田正樹がステージに登場。
裕さんはキー坊のことを、「この人が居なかったら、今の自分はない」と紹介。
伸ちゃんも加わって、ちょっとメロウなナンバーをいくつか・・・。
うーん、こんな感じだったっけか?と、正直なところちょっと戸惑う。
だけどアッパーな曲が始まり、それまで座っていたキー坊が立ち上がって唄い出すと、
これがもうものスゴい迫力! はっきり言ってぶっ飛んでしまった。
“SOUTH TO SOUTH”時代のナンバー「最終電車」などをFunkyにシャウトして本編は終了。
アンコール、真っ赤なスーツに着替えて裕さんがステージに登場。
お客さんにプレゼントされた赤のハンチング帽がぴったりと似合ってカッコいい。
ここで石田長生がステージへ。キー坊がヴォーカルをとって、Bluesセッション。
またしてもバカな感想・・・ 石やんギターうまいわぁ~。
石やんもこんなに近くで観たのは初めてなもんで、ついついこんな感想。
Charもそうなんだけど、指遣いが他の人とは違うというか・・・ なんかスゴいんだよな。
ラストは全員揃ってセッション。キー坊、マリちゃん、Char、石やん、伸ちゃん、裕さんって、ありえないやろ!
中でもCharのはしゃぎっぷりがスゴくて、髪の毛振り乱してヘッドバンキング。
こんなライブハウスでやる機会はなかなかないからなーなんて、勝手な想像。
3時間20分を超えるライブは、22時半ごろ幕を閉じた。
ライブ終了後、渇いた喉を潤そうと「紅とん」へ行ってみる。
食べ物は23時にラストオーダーということだったけど、
ドリンクは23時半までオッケーというので、短期に鋭く飲むことにする。
つまみを適当にオーダーして、ビールと黒ホッピー、そしてマッコリ。
閉店ギリギリまで粘って、23時30分過ぎにおひらきにして帰宅。
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