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2012年2月29日 (水)

CD「思い出は美しすぎて」八神純子

Yagamijunkoomoidewautsukushisugite2010年、約10年ぶりに日本でライブを行った八神純子。透きとおったハイトーン・ヴォイスはあの頃のままで、なんだかとっても嬉しかった。そんな八神純子のデビューアルバムがこちら。まだ少年だった私はアルバムを買うお金があまり無くて、ラジオから流れる唄声を一生懸命エアチェックしたものだ。それだけに一曲一曲、思っていた以上に印象が深くって、自分でもちょっとビックリしている。八神純子はこのアルバムとセカンドアルバムが個人的にはベストかな。まだブレイクする前ののびのびとした唄いっぷりが、はっきりと刻まれている感じがして大好きなのだ。

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2012年2月26日 (日)

八神純子「コンサートツアー2012 翼 -私の心が聞こえますか。-」中野サンプラザ

午前中は幡ヶ谷へ行き、笹塚で昼食をとってから中野へ。
今日は中野サンプラザで、八神純子「コンサートツアー2012 翼 -私の心が聞こえますか。-」があるのだ。
15時開演ということでまだまだ時間に余裕があるので、中野の街を散策。
中古レコード屋をいくつか廻ろうと思ったのだけど、既に無くなってたりして寂しい限りだ。
とりあえず「RARE」と「disc union」を覘いてみたけど、特に掘り出し物はなかった。

そうこうしているうちに開演時間が近づいてきたので、中野サンプラザへと移動。
中野の駅前は再開発が進んでいるみたいで、絶賛工事中の様相。
14時45分ごろ会場入り。今日の席は1階18列14番、まずまずのポジションかな。
チケットは完売ということで、客席は隅から隅までお客さんでぎっしり。
ステージ両サイドには、映像収録のためのカメラがスタンバイしている。

ほぼ予定どおり、15時過ぎに開演。
ドラム、ベース、ギター、キーボード×2、そして中央のキーボードの前に八神純子。
白のパンツルックという、いかにも彼女らしい衣装がとってもイイ。
演奏は「思い出は美しすぎて」からスタート。
イントロのエレキギター、ちょっとアンニュイなリズム、鳴り響くサンバホイッスル、
あの頃聴いていたオリジナルアレンジのままの演奏。じーんと心に染みる。
そして何よりも八神純子のヴォーカル、透きとおるほどのハイトーンヴォイスは健在。
そして続いて、「みずいろの雨」。冒頭の2曲だけで、もう充分満足という感じだ。

途中15分の休憩時間をはさんで、二部構成のステージ。
お茶目なMCを交えながら、次々と曲を披露していく。
アルバム曲からは「夜間飛行」のみで、前半はポプコン関連の曲を中心に唄う。
名曲「白いページの中に」や「時代」を、純子さんの澄んだ唄声で聴けるのがイイ。
後半はサプライズということで、弦楽四重奏を加えて2曲ほど演奏。
ドレッシーなベージュのワンピースに着替えた純子さんにほどよくマッチしている。
一青 窈のカバーで「ハナミズキ」を唄ったあと、東日本復興支援テーマソングの「翼」。
ステージに掲げられたスクリーンに、被災地で唄う純子さんの姿が映し出される。
こういう活動もしていたのか・・・知らなかった。こういうのを本当の唄というんだな。
終盤は「Mr.ブルー」「ポーラスター」と涙もののナンバーを続けて演奏して本編は終了。

アンコール、パープルのスパンコールの衣装に着替えた純子さんがステージに登場。
本日ふたつ目のサプライズということで、お笑いコンビ“TKO”のふたりがステージへ。
TBS系「サタネプ」の収録ということで、なんだか「ザ・ベストテン」を思い出してしまった。
思い出すといえば、今日のステージセットとライティング。
ステージ後方の壁一面に青や緑のライティングがあたっているのを見ていたら、
石川優子のライブを思い出してしまった。ヤマハ系・ニューミュージック系のライティングなのかな?
「パープルタウン」「想い出のスクリーン」とアッパーなナンバーが飛び出したところで、
お客さん全員がスタンディング。純子さんもノリノリで応えるが、勢い余って尻もちをつく。
うーん、これぞまさにライブ。最後にステージ中央にメンバーが並んで挨拶。
ひとりステージに残った純子さん、Charles Chaplinのカバーで「スマイル」を唄う。
ハイヒールを脱いで裸足になり、客席に降りて唄う純子さん。
まるで女神のような唄声、不覚にもちょっとホロリときてしまった。。。
こうして17時40分、とっても素敵なコンサートは幕を閉じた。

CDを購入すると握手会に参加できるというので、休憩時間に最新アルバム「VREATH」を購入。
終演後、握手会。ほんの一瞬だったけど、純子さんの素敵な笑顔に会うことが出来た。
「アレンジが昔のままというのが良かった」と私が言うと、「良かった~」と答えてくれた。
コンサート・終演後ともに本当に素敵なひととき、大満足で会場をあとにした。

【セットリスト】
M01. 思い出は美しすぎて
M02. みずいろの雨
M03. 夜間飛行
M04. 待ちわびて
M05. 白いページの中に
M06. 時代
M07. あなたを愛しすぎて
---- 休憩
M08. 傷ついた翼
M09. さくら証書
M10. ハナミズキ
M11. 翼
M12. Mr.ブルー
M13. ポーラスター
M14. 涙をこえて
アンコール
EN1. パープルタウン
EN2. 想い出のスクリーン
EN3. スマイル

時計は18時をまわり、ちょうどいい時間なので「味 酒処 八海」で飲むことに。
この店は初めて来たけど、本当の居酒屋という感じでなかなかイイ雰囲気。
食べ物も安くて美味しいし、なかなかいい店を見つけたなー。
1時間半ほど満喫して帰宅。

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2012年2月20日 (月)

明石家さんま「PRESS ~プレス~」渋谷 Bunkamura シアターコクーン

今日は渋谷 Bunkamura シアターコクーンへ、お芝居「PRESS~プレス~」を観に行く。
主演は明石家さんま。あの“お笑い怪獣”を是非ともナマで観たいと思ってチケットを購入したのだ。
シアターコクーンへ行くのは初めて。なんのことはない、Bunkamuraの1階にあるのね。
早めに会社を出たら18時半ごろ会場に着いてしまい、まだ開場していなかった。
隣接する東急本店でしばらく時間をツブして、18時50分ごろ会場入り。
席は1階I列7番。フロアを前後に分ける通路に面した席で、とっても観やすいポジション。

予定より少し遅れて、19時05分過ぎ開演。
まずは中尾明慶のモノローグから芝居は始まる。
1960年代後半。大阪に本社を置くスポーツ新聞「堂島スポーツ」が物語の舞台。
部長の才谷(明石家さんま)を中心とした文化部の個性的なメンバー。
そんなところに、カメラマン(温水洋一)がとっておきの大スクープを撮ったと駆け込んでくる。
スキャンダルを撮られたのは、売り出し中の若手女優・木村なでしこ(相武紗季)。
なでしこ、そしてその彼である売れない元青春スター・萩原(音尾琢真)、
さらにはなでしこのマネージャーであり、かつては元代議士秘書だった若狭(生瀬勝久)までが
「堂島スポーツ」へやってきて、丁々発止のやり取りを繰り広げていく。

お芝居の中心は、やはり何といってもさんまさん。
マシンガンのような喋りで、芝居をグイグイ引っ張っていく。
たぶんかなりアドリブが入っていたのだろうな・・・若干暴走気味なのはいつも通りか?
それに対する他のメンバー、特に温水さんと生瀬さんのリアクションがサイコーに面白い。
何と言うのか、ほとんど屁理屈と屁理屈との闘いというような・・・。
あと印象的だったのは、相武紗季ちゃんの可愛さ。
ここのところコミカルなキャラクターが定着した感じだけど、やっぱり実物は可愛いのだ。
それにしても、役者さんというのは声がよく通るものなんだな。
今日の芝居はマイク無しで演じられたのだけれども、ホール全体に声が響き渡っていた。
生瀬さんはもともと声が大きそうな印象があったけれど、
温水さんは普段テレビで観ているのとはちょっと違ったのが面白かった。
上演時間は2時間20分。休憩なしで一気に楽しませてもらいました。

お芝居が終わったのは21時30分ごろ、いつものように「山家」で飲み。
お馴染みのメニューを満喫して、23時前にはおひらきにして帰宅。

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2012年2月19日 (日)

笹塚をブラり・・・

幡ヶ谷から笹塚を散策。
笹塚の街をブラつくなんて、いったい何年ぶりになるのだろう?
「笹塚音楽館」によく通ったなーと行ってみたら、もう無くなっていて残念。
1時間以上歩き続けて、さすがに疲れたのでどこかで一服・・・
と思って、ついつい入ってしまうのが飲み屋。うーん、これだからいかん。。。
だけど自分に正直に、「山陰海鮮炉端かば」という店に入ってみる。
大盛の刺身が1,300円はめちゃくちゃ安くないか? それだけでほぼお腹いっぱい。
それを肴にビールと黒ホッピーを満喫して、1時間ほどでおひらき。
京王線のダイヤが乱れていて帰るのに苦労したけど、18時半には帰宅。

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2012年2月18日 (土)

榊原郁恵、早見 優、松本伊代、石野真子「ミュージカル NEW ヒロイン ~女たちよ タフであれ!~」銀座 博品館劇場

今日は銀座博品館劇場へ、「ミュージカル NEW ヒロイン ~女たちよ タフであれ!~」を観に行く。
このミュージカルは、昨年この時期に上演された「ミュージカル ヒロイン」の続編。
なんと言っても、榊原郁恵・早見 優・松本伊代・石野真子が主演というところがミソ。
1970年代後半から1980年代前半を駆け抜けたアイドル達に、揃って会えるのが嬉しい。
というわけで、銀座博品館劇場に来るのも一年ぶり。開演時間13時の20分ほど前に入場。
今日の席はA列4番ということで、ステージ向かって左端だけど最前列。
ちょっと観にくいところもあったけれど、みんなの顔がはっきりと見えるのが嬉しい。

予定どおり13時に開演。いきなりバスガイド姿の4人が出てきて、思わずモエモエ~って感じ。
ストーリーは、前回「一日だけの再結成」を果たしたアイドルグループ“ミューズ”が、
ファンの声援に応えて「一日だけのリサイタル」をすることになり、リハーサルに打ち込む。
その中でそれぞれの人生を語り合い、それぞれの想いを打ち明け合っていくというもの。
ミュージカルというだけにもちろん歌もたくさん唄われるわけだが、
前回唄われた曲と今回書きおろしの曲とを交えて、テンポよく展開されていく。

今回は演出家役として川崎麻世も出演していて、懐かしのアイドル勢ぞろいという感じだ。
4人とのコンビネーションもさすがにピッタリで、まるで「レッツゴーヤング」を観ているみたい。
郁恵ちゃん、優ちゃん、伊代ちゃん、真子ちゃん、それぞれ素敵に年齢を重ねているけど、
あのころの面影はそのままで、みんなとってもプリティなんだなーこれが。。。
カーテンコールで全員がコメントしたのだけれど、それぞれキャラクターが出ていて面白かった。
中でも真子ちゃんのなんとも言えない天然ぶりが、とってもハッピーにさせてくれたのだった。
上演時間は1時間40分ほど、14時40分ごろすべて終了。

せっかく銀座へ来たのだからと、「銀座熊本館」へ寄ってみる。
お目当ては、熊本のゆるキャラ“くまモン”のグッズ。
もっと大々的に売っているのかと思ったら、店の片隅にちょっと置いてある程度。
メインは熊本の名産品で、たくさんのお客さんがあれこれと買い求めていた。
けっきょく、“くまモン”グッズをいくつかと「デコポン飴」を購入。

時間は既に15時半、お腹が空いたので、どこかで食事をしていくことにする。
いろいろと迷ったのだけれど、けっきょく「金陵本店」に落ち着く。
外はまだ明るいというのに、ビールと黒ホッピーをグビグビ。
なんて言うかー、こういうのが本当の贅沢っていうんですかねー。
16時40分ごろまで、思う存分満喫して店を出る。

すっかり日が長くなったから、外はまだ明るい。
せっかくなので日比谷公園を散策。誰もいない野音とかを見てまわる。
のんびりとしたいところだったけど、あまりにも寒いので途中で切り上げる。
シメに「丸亀製麺」でカレーうどんを食べて、18時ごろ家路につく。

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2012年2月17日 (金)

Judas Priest「EPITAPH JAPAN TOUR 2012」日本武道館

今日は日本武道館へ、Judas Priest「EPITAPH JAPAN TOUR 2012」を観に行く。
今回が最後のワールドツアーになるらしいので、今日が日本でのラストライブということになる。
“Judas Priest”は1974年デビューだから、もう40年近く活動しているのか・・・。
そんな歴史を感じながら、最後のライブをじっくりと味わうことにしよう。
ということで、定時に会社を脱出して18時半には会場に到着。
今日の席は1階南スタンドG列39番ということで、ステージ真正面の好ポジション。
ステージ中央には、「EPITAPH」と書かれた黒い幕が張られている。

開演予定時間の19時ピッタリに、会場内のBGMが爆音に変わりライブが始まる。
今回の来日メンバーは、Drums:Scott Travis、Bass:Ian Hill、Guitar:Richie Faulkner、
Guitar:Glenn Tipton、Vocal:Rob Halfordというメンツ。K.K.Downingがいないのがなんとも残念。
ステージ後方のスクリーンに次々とアルバムジャケットが映し出され、
それにあわせてオールタイムベスト的なナンバーを繰り広げていく。
重低音ツーバスドラムに、重厚なベース、感応的なツインリードに、ロブのハイトーンヴォーカル。
さすが“メタル・ゴッド”と言われるだけはある、とにかく強力なパフォーマンス。
面白いのは曲が終わるたびにフロント4人がステージ袖に引っ込むというステージング。
そのたびにロブくんは衣装をチェンジして、ギタリスト二人もギターを持ち替えたりしてた。

演奏が素晴らしいのもさることながら、なによりもロブくんが元気そうなのが嬉しい。
ギターソロを弾く二人の間を行ったり来たりしながら煽る姿がとてもカッコいい。
気がかりだった喉の調子も絶好調のようで、伸びのあるハイトーンがたまらない。
ライブ中盤では悪魔のような衣装になったり、アンコールではハーレーに乗って登場したり。
これぞヘヴィ・メタルの世界!という感じで、兎にも角にも楽しませてくれた。
「The Green Manalishi」とか「Electric Eye」とか「Hell Bent For Leather」とか、
大好きな曲もたくさん演ってくれたのでかなり大満足。
最後は特別にもう一曲という感じで、「Living After Midnight」を演奏。
Glenn Tiptonはステージを降りてファンにピックをプレゼントしたり、
最後までサービス精神満点のライブを心ゆくまで堪能することが出来た。
21時25分、ライブ終了。これで終わりなんて勿体ないというのが正直な感想であった。

【Setlists】
M01. Rapid Fire
M02. Metal Gods
M03. Heading Out To The Highway
M04. Judas Rising
M05. Starbreaker
M06. Victim Of Changes
M07. Never Satisfied
M08. Diamonds And Rust
M09. Dawn Of Creation / Prophecy
M10. Night Crawler
M11. Turbo Lover
M12. Beyond The Realms Of Death
M13. The Sentinel
M14. Blood Red Skies
M15. The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)
M16. Breaking The Law
M17. Painkiller
Encore
EN1. The Hellion / Electric Eye
EN2. Hell Bent For Leather
EN3. You've Got Another Thing Comin'
EN4. Living After Midnight

降り始めた雨が雪に変わってきたので、今日のところはおとなしく帰ることにした。

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2012年2月15日 (水)

斉藤和義 with 仲井戸"CHABO"麗市「CHABOの恩返し⑩」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

今日はひさしぶりに休みをとった。
このところちょっとお疲れ気味だったので昼間はウダウダのんびりと過ごし、
夕方から渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ
「CHABOの恩返し⑩」を観に行く。
去年の5月から始まった「CHABOの恩返し」シリーズも今回が最後。
斉藤和義がゲストということで、チケットはかなりプレミアがついている模様。
おかげで私も立見席・・・ 12番という整理番号に、わずかながらの希望を見いだす。
開場時間18時ちょっと前に会場に到着して、階段でしばらく整列。
開場時間を過ぎてもすぐには入場させてもらえず、けっきょく入場したのは18時半ごろ。
一番右端ではあったものの、なんとか1階立見エリアの最前列をゲット。
床が微妙に斜めになっているのが若干キツいけど、まずはこれで快適に過ごせそう。

予定より遅れて、19時10分過ぎスタート。
“BOOKER T. & M.G.s”の「GREEN ONIONS」が流れる中、CHABOがステージに登場。
これまでの「CHABOの恩返し」シリーズをひとしきり振り返ってから、
「いい歌、唄ってくれるぜ~!」とステージに斉藤和義を呼び込む。

斉藤和義はあいかわらずヌーボーとした雰囲気なんだけど、唄はやっぱりイカしている。
アコースティックギターを激しくかき鳴らしながら、フォークソングではないBluesを聴かせてくれる。
CHABOと初めて出会ったときのエピソードを語り、「CHABOは全然変わらない・・・」としきりに言う。
中盤でCHABOの曲のカバーということで、“RCサクセション”の「うぐいす」を唄う。
曲の解釈をCHABOに話したらまったく違っていたそうだが、ストレートな唄いっぷりがイイ感じだ。
アルバム曲に交えて、スマッシュヒットとなった「やさしくなりたい」「ずっと好きだった」も披露。
「やさしくなりたい」のイントロはスタジオ盤をそのまま、アコギ一本で再現していたのには感動。
後半になるにつれて唄は激しさを増していき、「僕と彼女とロックンロール」「猿の惑星」「I Love Me」と
立て続けに演奏して、ちょうど1時間ほどで斉藤和義のステージは終了。

セットチェンジをはさんで、20時35分ごろからいよいよCHABOのステージ。
「よォーこそ!」から始まって「エネルギーohエネルギー」と、“RCサクセション”のナンバーが続く。
それから“MANFRED MANN”のカバー「シャ・ラ・ラ」を、お客さんといっしょにハミング。
レア曲の「清掃の唄」に続いて、斉藤和義のカバーで「僕の見たビートルズはTVの中」。
唄い終わったあと、CHABOは「僕の見たビートルズは武道館♪」と何度も自慢(笑)。
“The Beatles”を違った形で経験してきた二人が、こうして同じステージに立っているのが素敵だ。
渋谷という場所にちなんで「詩とファンタジー」という雑誌に寄せた清志郎へのコメントを朗読し、
初期のRCナンバー「もっとおちついて」。CHABOが唄う初期のRCというのもまたイイ。
続けて、「ダニーボーイ」をギターでつま弾く。なんとも言えない空気が会場にただよう。
ガラリと雰囲気が変わり「Voltage」を激しく演奏したあと、意外なカバーで「いつでも夢を」。
橋 幸夫と吉永小百合がデュエットした、超有名な国民的大ヒットナンバー。
日本人の原点なのかなー、最近のCHABOはこのへんにシンパシーを感じているようだ。
そのままラストの「ガルシアの風」へと続き、なんともおだやかな雰囲気でCHABOの演奏は終了。

アンコールに突入し、先に登場したCHABOが斉藤和義をステージに呼び込む。
まずは「CHABOの恩返し」シリーズ恒例の「アドリブBLUES」が始まる。
演奏はとってもカッコいいんだけど、ヴォーカルに詰まるせっちゃんがらしくて可笑しい。
そして二人の間にはもうひとつマイクスタンドがセットされ、“クロマニヨンズ”の真島昌利が登場。
黒の革パンに上半身ハダカというスタイルに、「ひとのライブにハダカで出るな」とCHABO。
そんなマーシーを交えて、「Crossroads」風のアレンジで「ギブソン」をセッション。
続いて「I Saw Her Standing There」を演奏して、ここでマーシーは退場。
再び二人で斉藤和義のナンバー「男節」を唄ったあと、「上を向いて歩こう」で大盛りあがり。
これで終わりかと思いきや「最後だからミュージシャンが覘きに来てくれた」という紹介で、
客席後方から奥田民生、寺岡呼人、浜崎貴司、YO-KING、Leyonaがステージへ。
全員で「歩いて帰ろう」を唄い、お客さんもスタンディングでそれに応える。
最後はSE「What A Wonderful World」が流れ、22時40分過ぎにすべて終了。

ずいぶん遅くなってしまったけれど、せっかくなので「鳥市」で飲んでいくことにする。
平日のこの時間ともなると、お店の中も若干空いていて居心地がよい。
ついつい欲張ってしまい、ビール・チューハイ・日本酒・にごり酒とフルコース。
けっきょく0時過ぎまで飲んで帰宅。

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2012年2月14日 (火)

DVD「コッキーポップ・コレクション Vol.2」石川優子

Ishikawayukocockeypopcollection2待ちに待ったユッコのDVD「コッキーポップ・コレクション」の第2弾。当初の発売予定から、かれこれ一年以上経ったのかな? いやぁ~、すいぶんと待たされました・・・。でもまぁ兎にも角にも無事に発売されたのだから、SONYさんにはありがとう!と言いたい。さて肝心の内容だけど、1980年~82年の映像ということで、個人的には一番好きだったろのユッコということになる。収録曲も、「あなたへの歌 ~Only Loving You~」「Mr. Silent Shadow」「Last Song~燃えつきた日のために~」「Kiss Me すうぃ~と」「Fly Away」「さよならはしても」「シンデレラ サマ-」「Take off Today」「夏のスケッチ」「City Girlの振りをして」「夢色気流」「優しい関係」「熱い予感」「恋のトラブルメ-カ-」「噂のLady」「ミルキ-ウェイ ファンタジア」「真夜中のラブコ-ル」「フラミンゴ」と、いったい何回聴いたのかわからないほど好きな曲ばかり。ちょっと垢ぬけない少女から洗練された大人の女性に変わっていく様子が、なんとも言えない甘酸っぱい気持ちにさせるのだ。

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2012年2月13日 (月)

バッキバキ緩和政策

あまりにも肩がこって仕方がないので、会社帰りに国領のマッサージ整骨院「けやきの森」へ寄る。
30分コースで2,625円也。10分1,000円というのが相場だから、ちょっと安めなのかな?
バッキバキにこっているので焼け石に水かもしれないけど、プロにやってもらうとさすがに気持ちいい。
肩も心も少しだけ楽になって、大満足で家路についた。

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2012年2月12日 (日)

京王線沿線ぶらり旅

ここのところ遊びすぎたので、今日はじっくり落ち着いて過ごすことにした。
まずは12時前に下高井戸へ行き、今年初めてのお墓参り。
それからいつものように、「さか本そば店」でまったり・・・。
ビールの大ジョッキを飲みながら、サバ焼き定食を食べる。

13時半になろうとする頃、京王線沿線ぶらり旅を開始。まずは幡ヶ谷へと向かう。
幡ヶ谷の街は初めて歩いたけど、商店街が充実していてなかなかイイ感じ。
それから再び電車で代田橋へ。代田橋も初めて歩く街、なんだか独特の風情がある。
そのまま明大前まで歩いていく。学生街だからか街に深みが感じられない。
いい加減疲れたので、このへんで切り上げて帰宅。

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2012年2月11日 (土)

堀ちえみ「Chiemi Hori 30th Anniversary Live 2012」SHIBUYA-AX

17時30分からSHIBUYA-AXで、堀ちえみ「Chiemi Hori 30th Anniversary Live 2012」。
席は1階G列11番ということで、まずまずのポジションといったところか。
開演前から親衛隊のコールが沸き起こったりして、アイドルのコンサートだなぁ~と実感。
ステージには銀色の緞帳がかかり、そんなところにもいつもとは違う雰囲気を感じる。

フロア内の空気が最高潮に達し、17時35分ごろ演奏がスタート。
稲妻が光って緞帳があがると、白と黒のコントラストが鮮やかな衣装を纏ったちえみちゃん。
バンドは、ドラム、ベース、ギター、キーボード、マニュピレーター、コーラスという編成。
一曲目は「稲妻パラダイス」。お客さんは一気に総立ちになって、大盛り上がりで声援する。
今日のセットリストは、リリースしたシングル曲をすべて唄うというもの。
全部知っているかというと正直疑問なのだけど、聴いてみると意外と知っていたりして。

ショートボブの髪型のちえみちゃんは、途中何度か衣装チェンジしながら唄いまくる。
シングル全曲唄うので時間がない・・・ということで、MCはいつもより若干控えめ。
途中、感激で涙ぐみながらも、しっかりと唄うところはさすがだな。
中央から客席に向かってステージがせり出していて、より真近で観られるのがイイ。
MCでは座るようにたしなめられるお客さんも、曲が始まるとすぐにスタンディングになって、
みんなで盛り上げようとする雰囲気が感じられて心があたたまる。
アンコールも大盤振る舞いの5曲。「最後はこの曲でシメないとね」と、ラストは「Wa・ショイ!」。
賛否両論ある曲だけど、なんとも言えないタッチが嫌いじゃないよ。
最後にメンバー紹介して、コンサートは19時40分過ぎに終了。

終演後は握手会。30分ほど座席で待機して、前の列から順番に・・・。
確か去年もそうだったっけ。いつも思うけれど、ちえみちゃんはとっても小さいんだな。
「来年も楽しみにしてます」と言葉をかわし、大満足で会場をあとにした。
だけど、さすがにダブルヘッダーは疲れたー。
今度からはもっと余裕を持ったスケジュールにしたいものだ。

【セットリスト】
M01. 稲妻パラダイス
M02. 白いハンカチーフ
M03. 夏色のダイアリー
M04. とまどいの週末
M05. 夢千秒
M06. ジャックナイフの夏
M07. 夏咲き娘
M08. 素敵な休日
M09. 東京Sugar Town
M10. クレイジーラブ
M11. 愛のランナー
---- Instrumental
M12. 潮風の少女
M13. メルシ・ボク
M14. 真夏の少女
M15. 待ちぼうけ
M16. 青い夏のエピローグ
M17. 風のサザン・カリフォルニア
M18. 青春の忘れ物
M19. 夕暮れ気分
M20. 愛を今信じていたい
アンコール
EN1. Deadend Street GIRL
EN2. リ・ボ・ン
EN3. さよならの物語
EN4. 名前を呼んで
EN5. Wa・ショイ!

渋谷に来るのも久しぶりなので、「鳥市」で飲んでいくことに。
土曜日だから混んでるかと思ったけど、意外と空いてて良かった。
いつものように食べ物をオーダーして、いつものように飲む。
22時半にはおひらきにして、「春日亭」で油そばを食べて帰宅。

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古田新太「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」池袋サンシャイン劇場

今日はミュージカル観劇とライブ参戦というダブルヘッダー。
池袋と渋谷とを股にかけての強行軍・・・ さて、どうなることやら。

というわけで、まずは池袋サンシャイン劇場で「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」。
今日で三度目の観劇。明日でフィナーレを迎えるので、個人的にはこれがラストチャンス。
席は、1階6列15番という超良席。
最前の2列がステージセットでつぶれているので、実質4列目のほぼ中央。
この上ない好ポジションに大感激、思わずポップコーンをお姉さんから購入。

予定より少し遅れて、14時05分過ぎにスタート。
ステージが近いので、役者さんの表情が手に取るようにわかる。
ブラッドがジャネットにあげた婚約指輪まではっきりと見えるじゃないか!
おまけに通路にも近い席だったので、役者さんが客席に降りて演じるときはホントに真近。
今日はペンライトを持参したので、ブラッドとジャネットが唄うシーンでフリフリ・・・。
こんなに至近距離なのであれば、もうちょっと小細工してきても良かったかなー。
みんなバッチリとメイクをしているわけだけど、やっぱりいい顔しているのだな。
特に岡本健一なんて、リフラフの格好していてもめちゃめちゃカッコいいのだ。

でもやっぱり古田さん、フランクの衣装もさることながら、ひとつひとつの表情に味がある。
ストーリーの中心を担う役柄を演じながらも、ところどころに入れるアドリブがおもしろい。
劇中の「タイムワープ」では、けっこうたくさんのお客さんがスタンディング。
もちろん私もいっしょになって踊りまくる。やっぱりこうでないとね。。。
それからフランクの登場シーン、まるで教祖様を迎えるような大盛り上がり。
マジェンタにコロンビア、ロッキーにエディ、もうホントにみんな大好き。
カーテンコールでは古田さんが「あなたたちの時間をください」と言い、
ロッキー役の辛源とファントム役のJUNGLEの誕生日を祝う。
ROLLYのギターに誘われて、古田さんは「サザエさんのテーマ」まで唄う始末。
ホントにもうこれ以上楽しいことはないんじゃないか?と思う瞬間は、16時15分に終了した。

名残惜しくはあるけれど、次がある・・・。東池袋駅から地下鉄で池袋駅まで出て渋谷へ。
事故のため山手線が止まっているというので、副都心線に乗って移動。
普段はあまり使わない路線だけど、こういう時には便利だなー。

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2012年2月10日 (金)

The Bar-Kays「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、“The Bar-Kays”のライブを観に行く。
“The Bar-Kays”は1967年デビューというから、実に45年という歴史があるバンド。
とはいえオリジナルメンバーは、Otis Reddingとともに飛行機事故で亡くなってしまった。
だから現在残っているオリジナルメンバーは、BassのJames Alexanderのみ。
現在の“The Bar-Kays”はいったいどのように進化を遂げているのか?
この目で確かめておきたいと思って会場を訪れた。
今日の席は、メンバーズシート25C。お気に入りの席よりひとつ後だけどまぁイイか。
3階席の後方や4階・5階のカウンターに空席が目立って、ちょっとばかり寂しい雰囲気。

開演予定の21時30分からややフライングして、メンバーがステージに登場。
Drums:Michael Beard、Bass:James Alexander、Guitar:Mike Anderson、
Keyboards:Ezra Williams、Keyboards:Emanuel Jason Cole、
Background Vocals:Archie Love、Background Vocals:Darrell Stanley、
そしてLead Vocals:Larry "D" Dodsonというラインナップ。
それからひたすらFunkyでダンサブルなナンバーを次々と披露する。
お客さんもスタンディングでノリまくり、ライブはホットな雰囲気で盛り上がっていく。
それなりに楽しいのだけれど、なんだか思っていたのとちょっと違うかなー。
洗練され過ぎていると言うか、お洒落な雰囲気がなんとも違和感。。。

ヴォーカルは3人それぞれに個性的な唄を聴かせるし、
ベースはぶりぶりとしたフレーズを弾きまくるし、演奏はけっこうイイのだけどな。
それにライブ中盤で「Knock On Wood」や「Hold On」「Soul Man」など、
ユーメーなSoulナンバーをカバーするコーナーも良かったけど・・・。
なんと言っても「Soul Finger」を演ってくれなかったというのが、今日イチバンの不満。
もうあの頃の“The Bar-Kays”じゃないんだな・・・と、あらためて実感。
1時間20分を超える白熱の演奏ではあったけれど、どことなく不完全燃焼なライブだった。

今週は連日の夜遊びでさすがに疲れたので、今日のところはそのままおとなしく帰宅。

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2012年2月 9日 (木)

藤井 裕「ボンド中毒60ベクレル 祝!藤井裕 IQ52-2012」下北沢 CLUB Que

今日は下北沢 CLUB Queへ、「ボンド中毒60ベクレル 祝!藤井裕 IQ52-2012」を観に行く。
藤井 裕の還暦祝いのため、三宅伸治、金子マリ、Char、上田正樹といった豪華ゲストが勢ぞろい。
うーん・・・なかなかオレ好みのアーティストばかり揃っているのが嬉しい。
特にCharのプレイをこんな至近距離で観られる機会はなかなかナイからなぁー。
そんなわけでなるべく近くで観たいと、開場時間の18時30分に会場へ。
整理番号55番ということでけっこう前だったけど、入場順がかなりいい加減だったのでビックリ。
それでもその甲斐あってか、ステージ向かって左の裕さん側、前から二列目をゲット。
それほどギュウギュウ詰めという感じではなかったけれど、そのうちフロアはお客さんでぎっしり。

予定より少し遅れて、19時10分過ぎにスタート。
“THE BEATLES”の「Birthday」が流れる中、本日の主役の藤井 裕がステージに登場。
まずは裕さんが今メインにやっているというユニット“華たかだか”の演奏。
アコースティックギターとエレキギター、そして裕さんのベースというドラムレスの編成から始まり、
途中からドラムと女性ヴォーカルが加わる。正直初めて聴いたのだけれど、もちろんながら好みの音。
裕さんのベースラインは、自虐的を通り越した超絶的な指弾きフレーズ。
わたしも若干ベースをかじってるのでわかるのだけど、絶対に指がつりそうなフレーズばかり。
強力なタッチで延々と5弦ベースを弾き続ける姿は、ちょっと感動的でさえある。
曲はオリジナルばかりだったけど、途中で「POWER TO THE PEOPLE」をお客さんと唄う場面も。

それからゲストが入れ替わりで登場。最初は“最年少のゲスト”伸ちゃん。
裕さんはベースをギターに持ち替え、伸ちゃんといっしょに「人間のクズ」を弾き語り。
そして“華たかだか”のメンバーを加えて、「MONA」の替え歌をセッション。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」に続いて、「QUEなのにラフィータフィーの曲」と言いながら「QTU」。
「かつては出入禁止となっていたのに、人生何があるかわからない・・・」という重みのあるお言葉。
最後に「世界中の人に自慢したいよ」をしっとりと唄いあげて、伸ちゃんはステージをあとにする。

次に登場したのは金子マリちゃん、そしてギターはChar。
マリちゃんは登場するやいなや怒涛のようにしゃべり出し、お客さんの爆笑を誘う。
Charはいつものような帽子をかぶっていなくて、とってもラフな雰囲気でカッコいい。
演奏は「Get To Paradise」から始まり、カバー曲(?)をはさんで「Lean On Me」。
「MARI FIRST」の中でもとりわけ大好きな曲、この曲をナマで聴くことが出来るとは・・・。
Charのワウワウギターが心地よい「風を追いかけて」を最後に、マリちゃんは退場。

ここからドラムと裕さんとCharのトリオ編成となる。個人j的にはここが最高潮!
裕さんぶりぶり、Charぶりぶり、ドラムは知らない人だった(失礼!)けどぶりぶり!
なんて言うのか、Rockのカッコ良さってこういうことを言うのかな?と思った。
中でも裕さんとCharといっしょに書いたという「あっかんべー」という曲がスゴかった。
すごくバカな感想になるけれど、Charってギターうまいな・・・。
テレビやDVDで何度も観ているし、ライブだって何回も行っているのだけれど、
初めてこんなに至近距離で観て、改めてとんでもなく上手いと思ったのだ。
オリジナルアレンジの「Crossroads」など、シブい選曲でキメまくったひとときだった。

そして、いよいよ上田正樹がステージに登場。
裕さんはキー坊のことを、「この人が居なかったら、今の自分はない」と紹介。
伸ちゃんも加わって、ちょっとメロウなナンバーをいくつか・・・。
うーん、こんな感じだったっけか?と、正直なところちょっと戸惑う。
だけどアッパーな曲が始まり、それまで座っていたキー坊が立ち上がって唄い出すと、
これがもうものスゴい迫力! はっきり言ってぶっ飛んでしまった。
“SOUTH TO SOUTH”時代のナンバー「最終電車」などをFunkyにシャウトして本編は終了。

アンコール、真っ赤なスーツに着替えて裕さんがステージに登場。
お客さんにプレゼントされた赤のハンチング帽がぴったりと似合ってカッコいい。
ここで石田長生がステージへ。キー坊がヴォーカルをとって、Bluesセッション。
またしてもバカな感想・・・ 石やんギターうまいわぁ~。
石やんもこんなに近くで観たのは初めてなもんで、ついついこんな感想。
Charもそうなんだけど、指遣いが他の人とは違うというか・・・ なんかスゴいんだよな。
ラストは全員揃ってセッション。キー坊、マリちゃん、Char、石やん、伸ちゃん、裕さんって、ありえないやろ!
中でもCharのはしゃぎっぷりがスゴくて、髪の毛振り乱してヘッドバンキング。
こんなライブハウスでやる機会はなかなかないからなーなんて、勝手な想像。
3時間20分を超えるライブは、22時半ごろ幕を閉じた。

ライブ終了後、渇いた喉を潤そうと「紅とん」へ行ってみる。
食べ物は23時にラストオーダーということだったけど、
ドリンクは23時半までオッケーというので、短期に鋭く飲むことにする。
つまみを適当にオーダーして、ビールと黒ホッピー、そしてマッコリ。
閉店ギリギリまで粘って、23時30分過ぎにおひらきにして帰宅。

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2012年2月 8日 (水)

古田新太「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」池袋サンシャイン劇場

今日は午後から、豊洲で打ち合わせ。
18時前には終わったので、そのまま池袋サンシャイン劇場へ
「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」を観に行く。
チケットを持っていないのでどうかな?と思ったのだけれど、すんなり当日券をゲット。
しかも先日より良席の1階13列27番、目の前が通路という絶好のポジション。
平日の夜ということもあってか、コスプレのお客さんは見当たらない。

予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
二度目の観劇であり前回よりステージに近い席ということで、また違った発見があって感動もひとしお。
正直なところ観る前はどうかな?と思っていた古田さんのフランクも、すっかり板についた感じ。
原作どおり忠実に再現している部分と、オリジナルの要素とを織り交ぜているところがサスガ。
いきなり平泉 成の物真似って・・・ こまかいところに笑いが散りばめられている。
岡本健一のリフラフ、二枚目俳優が演じるフリークスというのも味がある。
マジェンタにコロンビア、どちらもキュートでチャーミングで申し分ない。
ロッキーはちょっと細身だけど、筋肉はムキムキでいかしてる。
ROLLY演じるエディー、ギターをバリバリ弾きまくって客席を大いにわかせる。
そしてブラッド&ジャネット、素敵なルックスなのにどこかおまぬけな感じがよく出てる。

カーテンコールではお客さん全員がスタンディングして、「タイムワープ」を踊りまくる。
今日は比較的おとなしめの客層だったのに、みんなで盛り上がっているのがおもしろい。
通路際というポジションが幸いして、ステージから降りてきたマジェンタとハイタッチ。
こういう思いがけないハプニングがあるから、何度も劇場に足を運びたくなるのだ。
前半40分・休憩20分・後半55分ということだけど、若干時間延長で21時10分ごろ終了。
ホントに楽しくてしょうがない・・・ もうずっとこの快楽に身をまかせていたい。
個人的に観られるチャンスはあと一回、思いっきりエンジョイしたいと思う。

明日は仕事だけど、せっかくなので池袋で飲んでいくことに。
「豊田屋一号店」という店を見つけて、入ってみる。
老夫婦がやっているこじんまりとした店、最初は愛想ないと思ったけどそうでもない。
料理もなかなか美味しかったし、また来たいと思わせる店だった。
そうは言ってもまだ水曜日なので、22時半過ぎにはおひらきにして帰宅。

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2012年2月 5日 (日)

KEITH「~波瀾万丈~ KEITH 還暦 LIVE PARTY」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへ、「~波瀾万丈~ KEITH 還暦 LIVE PARTY」を観に行く。
あのKEITHが還暦かぁー、なんだかウソみたいだな・・・。
KEITHのドラムは、スネアの音がスコーン!と突き抜けるのが気持ちいい。
派手なドラムソロはないけれど、歌モノのRockを叩かせたら右に出るものはいない。
開演時間18時の20分ほど前に会場入り。フロアはほどよく混みあってイイ感じだ。
いつものように、ステージ向かって右前のスペースに居場所を見つける。

予定より少し遅れて、18時05分ごろスタート。まずは“Groovin'”の演奏。
Drums:KEITH、Bass:寺岡信芳、Guitar:古見健二、Vocal:SHYというメンツ。
VocalのSHYは、あの“HEART BEATS”の元メンバーなのだそうだ。
なかなかシブいヴォーカルで心に染みる曲を唄ってくれて、けっこう好きかもしれない。
KEITHは還暦にちなんだ特注の赤いスティックで、リズミカルにドラムを叩く。
KEITHといえば“ARB”ということで、“ARB”のナンバーから「HEAVY DAYS」をセレクト。
25分ほどのステージは、あっという間に終了。

18時35分から、二番手の“PERSONZ”のステージが始まる。
メンバーは言うまでもなく、Drums:藤田 勉、Bass:渡邉 貢、Guitar:本田 毅、
そしてVocal:JILLという不動のラインナップ。
「MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE」から始まり、ファンにはたまらない選曲。
KEITHの顔がアレンジされたお札をばら撒いたり、KEITHへ誕生日プレゼントを手渡したりと、
JILLの女性らしい細やかな心遣いが感じられて、なんだかとっても微笑ましい。
KEITHを交えて「7 COLORS」と「ラ・ラの女」を演奏したあと、ラストは「DEAR FRIENDS」。
30分という短い時間だったけれど、“PERSONZ”の魅力が満載されたステージだった。

19時10分過ぎから、“稲田JOE+井上アツシ SECTION”。
Drums:KEITH、Bass:EBI[ユニコーン]、Guitar:内藤幸也[SDR]、Guitar:SHIHOをバックに、
まずは“G.D.FLICKERS”の稲田JOEがヴォーカルをとる。
“Rolling Stones”の「Ruby Tuesday」から始まり、“ARB”の「飲まずにいられない」「HOLIDAY」。
すっかり“ARB”色が強くなってきたステージに、さらに追い打ちをかける人が登場。
「なんちゃってARB」と言いながら、“ニューロティカ”の井上アツシが唄い出す。
「クレイジーラブ」から始まり、「R&R AIR MAIL」「ノクターン・クラブ」。
本人も言っていたけど、「気持ちイイですね!」という言葉がぴったりの瞬間だった。

続いて19時45分ごろから、“THE ROCK BAND”の演奏。
メンバーはもちろん、Drums:小林高夫、Bass:寺岡信芳、Guitar:藤沼伸一、Vocal:仲野 茂。
このメンバーが揃って目の前で演奏しているなんて、なんだか信じられない。
そんじょそこらのガキには真似できない、一本スジの通った骨太なロックが繰り広げられる。
それぞれに年齢を重ねたけど、みんな良い意味で上手くなったな…としみじみ思う。
中盤で二曲ほどKEITHが参加したけど、全曲“THE ROCK BAND”のオリジナルという選曲が良かった。
30分ほどのステージ、まだまだ現役バリバリの“THE ROCK BAND”を満喫することが出来た。

20時20分過ぎから、“ジェームス藤木+内海利勝 SECTION”が始まる。
Drums:KEITH、Bass:寺岡信芳、Guitar:古見健二をバックに、
“Cools”のジェームス藤木がシブい唄声を聴かせる。
今までそんなこと思わなかったけど、ジェームス藤木の唄はスゴい。
ヴォーカルが前に前に出てきて、歌詞がはっきりと聞こえてくるところがスゴい。
“Cools”のナンバーから「バースディ」「シンデレラ」を続けて演奏。
ここでヴォーカルが、元“CAROL”の内海利勝に交替。
“Cools”に“CAROL”って、なんだかスゴい展開だなー。
ここはもちろん、「ルイジアンナ」と「ファンキー・モンキー・ベイビー」だな。
だけどその間に演奏された「天国の扉」が、何気に一番良かったかもしれない。
このSECTIONは若干長めで、35分ほどで終了。

そして21時05分ごろから、お待ちかねの“仲井戸麗市 SECTION”。
Drums:KEITH、Bass:渡邉 貢、Guitar:本田 毅をバックに、いつもどおりの佇まいでCHABOが登場。
「Fox, trot」で「KEITH還暦おめでとうー!」と唄ったあと、「気持ちいらないから、プレゼント渡せ」と一言。
そして始まったのは「BGM」。“PERSONZ”とCHABOって正直どうなんだろ?と思っていたけど、
渡邉さんも本田さんもBluesyでFunkyな演奏で、どっぷりと組み合ってくれていた。
CHABOの「KEITHはずっと年上だと思ってた。いい兄貴だと思ってた」というコメントに、
大きくざわめくお客さんが可笑しい。確かに見た目では・・・なんて言ったら失礼か。
そして元“CAROL”の内海利勝が来年還暦って、なんだかよくわからない状態だな。
CHABOパートの最後は、KEITHのリクエストということで「雨あがりの夜空に」。
押し合いへしあい、ぎゅうぎゅうの状態で盛り上がる「雨あがり」も久しぶりだな。
途中でシゲルがヴォーカルで加わり、さらにグチャグチャになって21時20分過ぎに終了。

そして21時30分過ぎから、“JEAN JACQUES BURNEL SECTION”。
JEAN JACQUES BURNELが出演するとはまったく知らず、正直言って驚いた。
でも先日“THE DAMNED”を観て、「まだ観ていないパンクヒーローって誰だろう?」と思ったときに、
真っ先に思い浮かんだのがJEAN JACQUES BURNELだったので、こうして観れたのは感激。
Drums:KEITH、Guitar:内藤幸也、Guitar:藤沼伸一、そしてVocal&Bass:JEANという編成で、
“THE STRANGLERS”のナンバーを次々に繰り出していく。
JEANは若干ふくよかになってしまったものの、長身で長い足を蹴り上げるアクションはカッコいい。
「Something Better Change」から始まり、「No More Heroes」で終わるというたまらない選曲。
20分ちょっとという時間だったけれども、とっても濃密なひとときだった。

アンコールに突入し、KEITH、小林高夫、EBI、内藤幸也、藤沼伸一がステージに登場。
そんな錚々たるメンバーをバックに、JILL、稲田JOE、井上アツシ、仲野 茂がヴォーカルをとる。
演奏されるナンバーは、こんなシチュエーションにぴったりの「LOFT23時」。
いつまでも続きそうな勢いで演奏は続き、お客さんもいっしょに唄いまくる。
二度目のアンコールに応えて、KEITHがひとりステージに登場。
「一日でも長く叩けるよう頑張ります。応援してね!」と言うKEITHの笑顔が最高だった。
こうしてゴキゲンなイベントは、22時05分過ぎに幕を閉じた。

明日は仕事ではあるけれど、せっかくなので飲んでいくことに。
久しぶりに思い出横丁の「鳥園」へ行き、鯨の竜田揚などをつまみに飲む。
けっこうイイ感じに飲んでいたのだけれど、23時半で閉店というのでおひらき。

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2012年2月 4日 (土)

古田新太「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」池袋サンシャイン劇場

今日は池袋サンシャイン劇場へ、「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR Show」を観に行く。
「ROCKY HORROR SHOW」は、カルト的な人気を誇るB級ホラーミュージカル。
私自身にとっても、好きな映画の中で三本の指に入るかもしれない。
そんな「ROCKY HORROR SHOW」を、古田新太を中心とした日本人キャストで上演するという。
映画のイメージが壊れるかもしれないから、正直行くかどうか迷ったのだけれども、
やっぱり見ずして語るのはいかがなものかと思ってチケットを購入。
チケットはいったん売り切れてしまった模様で、追加席として1階22列29番を確保することが出来た。
池袋サンシャイン劇場に行くのは今回が初めて。サンシャインシティのはずれ、文化会館の4階にある。
開演時間の20分ほど前に劇場に到着。まずはパンフレットと日本語版サントラCDを購入。
そして自分の席へ。何のことはない、1階の後ろから2列目、ステージ向かって右端のブロック。
場内では、メイド姿のポップコーン売りのお姉さんがウロウロと歩きまわっている。
お客さんがポップコーンを買うと「お買い上げ頂きました~!」と大きな声で叫び、
まわりのお客さんがいっせいに拍手するという流れ。雰囲気はイヤでも盛りあがっていく。

客席中央でポップコーン売りのお姉さんが前説(?)をしたあと、14時05分過ぎに開演。
ポップコーン売りのお姉さんのひとりが、そのまま「サイエンスフィクション」を唄い出す。
それからは映画の内容に忠実かつ、ところどころアレンジをしながら舞台は進んでいく。
日本語版の歌詞もオリジナルの雰囲気を壊すことなく、すんなりと耳に響いてくる。
ジャネットにブラッド、リフラフにマジェンタにコロンビア、みんなイイ感じだ。
そして登場したのは、古田新太演じるフランク・フルター!!
ちょっとガッシリとした体格だけど、怪しげな雰囲気がまさにフランク・フルターそのもの。
それから筋肉ムキムキのロッキーと、ROLLY演じるエディ・・・ うーん、いいぞ!

「ROCKY HORROR SHOW」というと、お客さんのリアクションも楽しみのひとつ。
だけどコスプレの人が何人か居たものの、わりとおとなしく観入っているという感じ。
それでもジャネットといっしょに新聞紙をかぶったり、ペンライトを照らしたりしてた。
「タイムワープ」で立ちあがって踊る人はほんの数名・・・ これではちょっと勇気が出ないな。
でも舞台は本当に素晴らしく、観ていて単純に楽しめるところが良かった。
前半40分・休憩20分・後半55分ということで、トータル約2時間はあっという間。
カーテンコールでは生バンドをバックに、お客さん総立ちで「タイムワープ」を唄い踊る。
いやぁ~ホントに楽しい! こんな楽しい舞台は初めてだ。
けっきょくすべて終わったのは16時15分過ぎ。興奮冷めやらぬまま、劇場をあとにする。

空腹だし喉も乾いたので、「帆立屋」で昼食兼夕食ということで飲み。
この店はすごく久しぶりに来るような気がする。あいかわらず飾らない雰囲気がイイ。
つまみを数点たのんで、飲み物はビールとホッピー・・・ 思う存分満喫。
シメは「名古屋うどん」という店で、関西風のきしめん。
そんなこんなで、20時前には帰宅。

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2012年2月 3日 (金)

全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012エキサイトシリーズ」後楽園ホール

今日は午後からルミエール府中で試験。
それなりに勉強したから、それなりに出来たんじゃないかなー。
ルミエール府中は3階~4階が図書館になっているので、
試験の合間に学生さんに混じってお勉強。
まぁ、こんなこともたまにはイイかな。。。
16時前には試験終了。さて、終わってしまえばこっちのもの!
いったん家に帰ってから、17時半ごろ再び外出。

19時から後楽園ホールで、全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012エキサイトシリーズ」。
正月の試合を観に行ったときに、メインの秋山 準 vs 大森隆男のカードに魅かれて購入したチケット。
試合開始15分前ぐらいに会場に着くと、立ち見までギッシリの超満員札止め状態。
今日の席は西側B列9番、雛壇席の前から2列目通路際。
ちょうど雛壇の段差が始まるところなので、前の人のアタマが邪魔にならずにちょうどイイのだ。
18時55分ごろから阿部リングアナによる前説が始まり、会場の雰囲気がだんだん盛り上がっていく。

19時ちょうどに試合開始。第1試合は、大和ヒロシ&中之上靖文 vs 渕 正信&佐藤光留のタッグマッチ。
大和ヒロシと佐藤光留との対立構造を軸に、渕がいぶし銀のテクニックで試合を味つけ。
その闘いの中で中之上も負けじと健闘したが、いかんせん力足らずで佐藤にギブアップ負け。
試合後、大和と佐藤とでマイク合戦となったが、大和が話そうとすると会場の照明が落ちるという展開。
なにやら大和に霊がとりついているというギミックらしいが、いったいどうなることやら・・・。

第2試合は、西村 修&征矢 学 vs KENSO&吉江 豊のタッグマッチ。
「無我」を退団したときの遺恨をひきずる吉江が、ガウン姿の西村を徹底的に痛めつける。
あまりにも徹底したケンカマッチに、さすがのKENSOもいささか影が薄くなっている。
ところがその攻撃を巧みにかわした西村は、逆さ押さえ込みで吉江をあっという間にフォール。
吉江は「あんた本当に相変わらずセコいね!」と毒づくが、西村は相手にせず無言のまま退場。
最後はKENSOがいつものように“ビチッと!”決めてみせたが、既にあとの祭りという感じだった。

第3試合は、諏訪魔&近藤修司&征矢 匠 vs 太陽ケア&真田聖也&KAIの6人タッグマッチ。
ヘビーとジュニアの元チャンピオンがゴロゴロいるという、中盤戦を飾るにふさわしいカード。
肝心の試合も、ド迫力のパワーと華麗な空中弾とが交錯する白熱した展開。
じっくりと安心して楽しめる、いかにも全日本プロレスらしい試合だ。
最後は真田がトリッキーな動きから、回転足折り固めで征矢をピンフォールしてみせた。

第4試合は、全日本プロレスvs新日本プロレスの団体対抗戦。
“STACK OF ARMS”の河野真幸&田中 稔が、“青義軍”の永田裕志&井上 亘を迎え撃つ。
新日本プロレス1・4東京ドーム大会で、“STACK OF ARMS”の大将:船木誠勝の顔面を破壊した永田。
その恨みを晴らすべく、河野と田中は永田を徹底的に狙っていく。
体力的にはいささか劣る田中が、がむしゃらに永田に喰らいついていく姿が感動的。
それでも最後は、永田がバックドロップホールドで田中をガッチリと決めてみせた。

ここで休憩時間。例によって、ロビーでファンサービスするレスラーを観察。
大和ヒロシ・太陽ケア・征矢 学は黙々と、KENSOは“ビチッと!”大騒ぎしながらファンとふれあう。
なんとも微笑ましい光景で、見ているだけでなんだか楽しくなってしまうんだな。

そして後半戦、第5試合は全日本プロレスvs大日本プロレスの団体対抗戦。
武藤敬司&曙&浜 亮太 vs 関本大介&岡林裕二&佐々木義人の6人タッグマッチ。
アジアタッグ王座をめぐって火花を散らす“SMOP”曙&浜と関本&岡林に、
武藤と佐々木がそれぞれ加わっての激しい試合展開。
ゴツゴツとした闘いの中でも、武藤のプロレスセンスがキラリと光る。
最後はシャイニング・ウィザードで佐々木を見事にピンフォール。

第6試合は、王者:ケニー・オメガにカズ・ハヤシが挑戦する世界ジュニア・ヘビー級選手権試合。
セコンドの中澤マイケルを引き連れてナメきった態度をとるケニーに対して、
会場にいるほぼ全員がカズの勝利を信じて声を限りに応援する。
その声援に応えて、カズは華麗な技でケニーを追い詰める。
だけどケニーはなかなかしぶとく、次第に形勢を逆転していく。
最後は粘りに粘るカズを、片翼の天使でマットに叩きつけて3カウントを奪取。

そしてメインイベント、秋山 準 vs 大森隆男の三冠ヘビー級選手権試合。
同期としてデビューし、優等生でエリートの秋山と劣等生で雑草の大森と揶揄され、
事あるごとに比較され馬鹿にされ・・・そんな大森にどうしても思い入れが強くなる。
会場のお客さんもほぼ大森を応援しているようで、大きな声援が飛んでいる。
しかし、秋山は強い。徹底した冷徹さで、大森を痛めつけていく。
スキンヘッドになって凄みを増したルックスが、その攻撃をさらに激しく印象づける。
最後はスターネスダストαからの体固めで、秋山が大森をピンフォール。

試合後、秋山は武藤に「もうあなたしかいないです」と対戦を申し込む。
リングにあがった武藤は、無言のまま秋山とガッチリ握手。
いよいよ武藤が、全日本プロレスの象徴を取り返すための闘いに乗り出した。
時間はちょうど22時、こうして本日の試合はエンディングを迎えた。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合:タッグマッチ 20分1本勝負>
大和ヒロシ、●中之上靖文
(07分48秒 腕ひしぎ逆十字固め)
渕 正信、○佐藤光留(パンクラスMISSION)

<第2試合:タッグマッチ 30分1本勝負>
○西村 修(フリー)、征矢 学
(04分08秒 逆さ押さえ込み)
KENSO、●吉江 豊(フリー)

<第3試合:6人タッグマッチ 30分1本勝負>
諏訪魔、近藤修司、●征矢 匠
(10分50秒 回転足折り固め)
太陽ケア、○真田聖也、KAI

<第4試合:全日本プロレスvs新日本プロレス タッグマッチ 30分1本勝負>
河野真幸、●田中 稔
(11分04秒 バックドロップホールド)
○永田裕志(新日本プロレス)、井上 亘(新日本プロレス)

<第5試合:アジアタッグ前哨戦 6人タッグマッチ 全日本プロレスvs大日本プロレス 30分1本勝負>
○武藤敬司、曙(フリー)、浜 亮太
(16分28秒 シャイニング・ウィザード→体固め)
関本大介(大日本プロレス)、岡林裕二(大日本プロレス)、●佐々木義人(大日本プロレス)

<第6試合:世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○ケニー・オメガ(DDT)
(21分55秒 片翼の天使→片エビ固め)
●カズ・ハヤシ
※第31代王者が3度目の防衛に成功

<第7試合:三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○秋山 準
(23分21秒 スターネスダストα→体固め)
●大森隆男
※第44代王者が2度目の防衛に成功

試合を観ながらけっこう飲んでしまったので、軽く食事をして帰ることにした。
神保町に向かう道すがら、「大熊製麺」というつけ麺屋を見つけて入る。
辛味噌つけ麺はかなり辛かったけど、味はイイ感じで美味しかった。
けっきょく日付が変わろうとするころ帰宅。

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2012年2月 1日 (水)

CD「ARB 3 NIGHTS LIVE AT SHINJUKU LOFT,23.24.25.JULY.1999」ARB

Arb3nights8年ぶりに復活した新生“ARB”が、1999年7月23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間、歌舞伎町へ移転して間もない新宿ロフトに出演したときのライブテイク。23日は“In the Soup”、24日は“グループ魂”、25日は“THE GROOVERS”との2マンであり、セットリストは3日とも違う趣向だったとのこと。満を持して復活した“ARB”が、ノリにノリまくっている様子がアルバムからあふれ出してくる。ボーナストラックとして、「Tokyo Cityは風だらけ」のライヴ・バージョンが収録されている。これは1980年3月9日に旧・新宿ロフトで行われたライブで、2ndアルバム「BAD NEWS」に収録するためにライブ・レコーディングされたテイクであるが、アルバム収録時にボツとなった別バージョンが今回収録されている。この「Tokyo Cityは風だらけ」のアナザー・バージョンが聴けるだけでも、このアルバムは価値があると言えよう。

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