浜崎貴司「弾き語りの嵐!GACHIスペシャル・春の大感謝祭!!~浜崎貴司&GACHIオールスターズ」渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
今日は渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ、
「弾き語りの嵐!GACHIスペシャル・春の大感謝祭!!~浜崎貴司&GACHIオールスターズ」を観に行く。
2008年から始まった浜崎貴司主催のシリーズライブ「GACHI」、
シーズン1とシーズン2に出演したアーティストが一堂に会してのスペシャルライブ。
もちろんお目当てはCHABOなのだけれど、他にも好きなアーティストが勢ぞろいしている。
開演予定時間17時の15分ほど前に会場入り。いつもとは若干違った客層かな。
ドリンクを受け取って、自分の席1階G列2番へ。ステージ向かって左端だけど、視界は良好。
チケットはソールドアウトということで、2階席までお客さんでびっしり。
予定より遅れて、17時10分過ぎにスタート。
まずは浜崎貴司がひとりステージに登場して、挨拶に続いて一曲披露。
それからゲストが入れ替わりで登場、それぞれが二曲づつ演奏していくという展開。
最初に登場したのは“真心ブラザーズ”の桜井秀俊。
このシリーズのために書きおろしたという「GACHIのテーマ」を浜崎とセッション。
そのあと、佐藤タイジ、高野 寛、黒沢健一、曽我部恵一、古内東子、中村 中、
YO-KING、宮沢和史、泉谷しげる、仲井戸麗市の順番でセッションしていく。
ゲストが入れ替わるたびに楽屋が盛り上がる様子が聞こえてくるのが可笑しい。
次々に繰り広げられた演奏の中で、印象に残ったものを書き連ねていく。
佐藤タイジと演った“BO GUMBOS”のカバー「トンネルぬけて」、これは胸に染みた。
高野 寛と演った「デイドリーム・ビリーバー」、日本語の歌詞は当然“タイマーズ”バージョン。
黒沢健一は正直知らなかったけど、“THE BEATLES”の「In My Life」のカバーは秀逸。
シリーズには出演していないという曽我部恵一、激しいギターストロークが印象的。
紅一点の古内東子、初めて観たけど独特の世界観があって不思議な雰囲気。
だけど今日イチバン際立っていたのは、なんと言っても中村 中。
“FLYING KIDS”のナンバーに「いじめにあうとわかっていて学校に通う少年」という歌詞があり、
「争い事が起こるとわかるとわかっていて学校に向かう少年。
通うのが学校かそうでないかの差で、私たちにもそれは当てはまる・・・」というコメントのあと、
オリジナルナンバーの「戦争を知らない僕らの戦争」を演奏。
髪の毛を振り乱して激しい慟哭を交えつつ唄う姿に、鳥肌が立ちっぱなし。
明らかにこの時間だけ、会場の空気がまったく違っていた。
続いて体育教師のようなポロシャツ姿のYO-KINGが登場、ここでまたガラリと雰囲気を変える。
さらには桜井秀俊が加わり、“真心ブラザーズ”+浜崎貴司として「素晴らしきこの世界」を演奏。
次もさわやか路線で宮沢和史が登場、高野 寛と浜崎貴司とで「風になりたい」。
ミヤはひとりステージに残り、三味線の弾き語りで「島唄」。心の奥底を突き動かされる感じ。
そして登場したのは泉谷しげる。いつものように「コラッ、お前らよぅー!」と悪態をつきながら登場。
浜崎貴司・佐藤タイジと「春夏秋冬」を演奏したあと、盛り上がりナンバー「野生のバラッド」。
アコースティックセットだし、お客さんはずっと座ったままだし、どうなるのかなー?と思っていたら、
しっかりとお客さんを総立ちにさせ、ジャンプさせ、自分は腕立て伏せをし、客席を練り歩き・・・
気がつけばいつもどおりのステージを繰り広げていたのであった。
嵐のようなひとときが過ぎ去り、浜崎がギターでリズムを刻みだすとからみついてくるBluesyなギター。
もちろんそのギターを弾いているのはCHABO、「いい事ばかりはありゃしない」だ。
清志郎の「完全復活祭」を意識したようなCHABOの登場シーンは泣けた。
それから“FLYING KIDS”のナンバーで「ちぎれぬ時間」。バッキングに徹するCHABOがまた・・・。
最後に浜崎貴司が「幸せであるように」を、ひとりで弾き語りして本編は終了。
アンコール、出演者全員が再びステージに・・・ということはなく、
浜崎は「ありがとうー!」と言いながら、ひとりひとりの名前を読みあげる。
「GACHI」シーズン3が始まるという予告に続いて、最後の曲は「かえりみち」。
浜崎の想いがいっぱい詰まったナンバー、今日のライブを締めくくるのにふさわしい曲だった。
エンディングでは「ROCKY」の感動的なテーマ曲「The Final Bell」が二回流れ、
曲にあわせて浜崎が手を上にかざす姿が何とも言えず可笑しかった。
こうして、3時間35分にも及ぶライブは幕を閉じた。
それでもまだ21時前だったので、日曜日だけど飲んでいくことにした。
体調がちょっといまいちというのもあり、「多古菊」で短期に鋭く飲む。
こんなときは熱燗がイチバンだな~♪ 1時間ほど満喫して帰宅。
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