VA「ケロリン猛獣會 第一夜 *デリシャスウィートス号外企画版」吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
今日は吉祥寺 STAR PINE'S CAFEへ、
「ケロリン猛獣會 第一夜 *デリシャスウィートス号外企画版」を観に行く。
お目当ては“母檸檬”。メンバーが大幅に入れ替わったので、どんな感じになっているかの不安もありつつ。
共演者も超豪華。早川義夫に友川カズキ、それに“デリシャスウィートス”というスペシャルな顔合わせ。
18時45分ごろ会場に到着。STAR PINE'S CAFEに来るのも、なんだか久しぶりだな。
ネットで予約しておいたチケットは整理番号25番。まぁとっくに開場していたので関係ないけど。
フロアはほど良い混み具合で、なかなかイイ感じ。何故か一番前のテーブルが空いていたので、そこに座る。
ステージにはスクリーンが掲げられていて、なにやらVTRが上映されている。
ほぼ予定どおり19時過ぎにスタート。
まずは活弁の山田広野による1分半ほどの活弁映画の上映。映画というより紙芝居といった感じ。
そして始まったのは、“母檸檬”のステージ。
ドラムが入れ替わり、花女さんがいなくなって水子さんのみとなったヴォーカル。
片輪の檸檬・・・どうしても寂しい感じは否めないけれど、水子さんの存在感はあいかわらず。
赤い長襦袢を身にまとい、帽子を目深にかぶって、次から次へ淡々と唄っていく。
曲はほとんど新曲で、新生“母檸檬”を感じさせる演奏。以前よりハードになったかな。
どんな感じなのか正直心配していたけど、大満足の内容だった。
惜しむらくは演奏時間、20分弱というのは短過ぎだな。次はもっとじっくりと観たい。
再び二本の活弁映画上映をはさんで、19時45分から早川義夫+遠藤里美のステージ。
ステージ中央にグランドピアノが置かれ、そこに早川義夫。ステージ右側にはサックスの遠藤里美。
一曲目は“デリシャスウィートス”のメンバーが加わっての演奏。
そして早川義夫+遠藤里美のみとなり、次々と曲を演奏していく。
ナマで観る早川義夫のヴォーカル、その迫力に思わず身体が硬直する。
“ジャックス”時代のヴォーカルスタイルとは明らかに違うけど、唄にとてつもない力を感じる。
シャウトするわけでもなく朗々と唄いあげるわけでもなく、つぶやくように唄っているだけなのに、
これほどまでに迫力があるのは何故なのだろうか? これが本当の“うた”なのだな。
サックスの遠藤里美のサポートぶりも秀逸、唄を邪魔することなく入り込んでくる。
35分ほどの演奏、こちらももっとたっぷりと聴きたいところであった。
15分の休憩時間をはさんで、20時35分ごろから友川カズキの演奏。
友川カズキって、むかしラジオの深夜放送でDJをやっていた・・・ぐらいのイメージしかない。
風邪気味だとボヤきながら、フォークギターを弾きながら唄っていく。
いわゆるフォークソングなんだけど、ギターの弾き方が独特でおもしろかった。
後半は“デリシャスウィートス”のバックバンド“女横丁痺れ腰”が加わっての演奏。
ベースがベースラインを弾かないというアバンギャルドなプレイ。
40分ほどのステージは、21時15分ごろ終了。
短い休憩時間のあと、中野の居酒屋「八海」が舞台の活弁映画をはさんで、
21時35分ごろから“デリシャスウィートス”のステージが始まる。
バンド“女横丁痺れ腰”の演奏をバックに、6人の女性が唄い・踊り・寸劇を繰り広げていく。
ドギツいメークに派手な髪型、ゴージャスな衣装にちょっぴりお色気。
なんと言っていいのだろう? 場末のキャバレーで夜な夜な繰り広げられるショウのような。
でもどこか懐かしい感じがとっても素敵。全員が個性的で、それぞれに魅力的。
最前列に座っていたこともあり、ハイタッチしたり汗をふかされたりわかめ汁をもらったり、
いろいろなところで強制的に(?)パフォーマンスに参加することになった。
途中でお客さんインタビューみたいなコーナーになり、私もマイクを向けられる。
「今日は誰を観に来たのか?」との質問に“母檸檬”と迷わず答えたのは、
“デリシャスウィートス”のステージ中なのに良かったのかな?と反省。
22時30分に“デリシャスウィートス”のステージは終了。
山田広野に呼び込まれて、本日出演したアーティストがステージ勢ぞろい。
と思いきや、けっきょく出てきたのは“母檸檬”と“デリシャスウィートス”のみ。
普段の水子さんを見るのは初めてだけど、ニコニコ笑顔でとってもキュートなのね。
その後ちょっとしたインタビューが繰り広げられ、22時35分ごろすべて終了。
ずいぶん遅くなってしまったけれど、明日は休みをとったので飲んでいくことに。
どこに行こうかあれこれ迷ったけど、けっきょく「千尋」に落ち着く。
24時まで飲んで、24時20分の深夜バスに乗って帰宅。
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