VA「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2012」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2012」を観に行く。
暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候のこの時期、野外で聴くBLUESは格別!
しかも、今年の目玉はJohnny Winterの二度目の来日。こりゃあたまらんわい。
というわけでなかなかゴキゲンな空模様の中、開演時間16時の約10分前に会場入り。
会場前の屋台は無くなってしまったので、仕方なく会場内の売店へ飲み物を買いに行く。
かなり長蛇の列だったので、並んでいるうちに司会のゴトウゆうぞうがステージに登場。
あいかわらずの調子で喋りまくり、そのままバンドの演奏に突入。
今日の席は、B1列16番。Bブロック最前列で、申し分の無いポジション。
最初のバンドは、“ゴトウゆうぞう ワニクマ・デロレン&マキ”。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、トランペット、テナーサックス、
そしてヴォーカル&楽器全般を担当するゴトウゆうぞう という編成。
“スカパラ”のような感じの「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVALのテーマ」から演奏は始まり、
Marvin Gayeのカバー「What's Going On」へと続いていく。
途中でゲスト・ヴォーカルの安富祖貴子を加えて、何曲かセッション。
安富祖貴子という人は初めて観たけど、なかなかソウルフルでいい感じだ。
トップにふさわしい求心力のあるパフォーマンスで、35分の演奏は終了。
「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL」と言えばゴトウゆうぞうとカメリヤマキの司会と
「ブルース・クイズ」ということで、セットチェンジの間にはかなりゆるーい時間が流れる。
まぁ空は晴れてるし、ビールでも飲みながらグダグダ過ごすのもイイのではないかと。
そうこうしているうちにセッティングが整い、16時45分ごろから近藤房之助の登場。
ドラム、ベース、キーボードに、ハープはKOTEZ、ヴォーカル&ギターが近藤房之助。
近藤房之助は初めて観るけど、ギターを弾きながら唄っているのが意外。
ヴォーカルはなかなか良かったけど、ギターはもう少しなんとかならないのかな?
それよりもKOTEZのハープが印象に残った。身体全体で吹きまくってる感じがイイ。
こちらも35分ほどの演奏時間で、あっという間に終了。
続いて17時30分ごろから、Sonny Landrethの演奏が始まる。
ドラム、ベース、ヴォーカル&ギターのトリオ編成。
なんと言ってもSonny Landrethのギタープレイが、他に類を見ない感じ。
胸のあたりでストラトを抱えて、左手はボトルネックバーを使ったスライドギター、
右手はサムピックを使ったスリーフィンガーといった感じで演奏するのだ。
世の中にはまだまだいろいろな個性を持ったアーティストが存在するのだなと思った。
ドラムとベースもROCK寄りな感じで、なかなかハードなプレイを聴かせてくれた。
アンコール1曲を含む演奏で、45分ほどで終了。
そして18時30分過ぎから、いよいよ本日のトリJohnny Winterの演奏。
まずはドラム、ベース、ギターのバンドだけでインスト・ナンバーを繰り広げたあと、
盛大な拍手の中をJohnny Winterがステージに登場。
中央の椅子に腰かけて、ギターを構えて激しいブギーを繰り出す。
さっきまで座って聴いていたお客さんも、立ちあがってノリまくる。
そのうち次々にステージ前へと押し寄せてきて、あたりはもう大騒ぎ。
まぁせっかくなので、みんなで楽しく盛り上がるのも悪くはないか・・・。
Johnny Winterは、途中何度か椅子から立ち上がっての大熱演。
うーん、なんだかスゴいものを観たような気がするな。
アンコールでは出演者全員でセッションして、19時45分ごろすべて終了。
日比谷公園ではなにかのイベントなのか、屋台がたくさん出ていた。
せっかくなので寄ってみたかったけれど、体調がいまいちなのでおとなしく帰宅。
| 固定リンク
コメント