今日はさいたまスーパーアリーナへ、「Seiko Matsuda Concert Tour 2012 Very Very」を観に行く。
聖子ちゃんの夏コン、これが始まると今年もいよいよ夏だなぁ~という気分になる。
新宿から埼京線に乗って北与野駅に着いたのは、開場時間の15時ごろ。
会場前はたくさんの人でごった返していたけど、まずはグッズ売場へ。
既に大勢の人が列を作っていて、15分ほど並んで必須アイテムのうちわ等をゲット。
しばらくあたりを散策したあと、15時45分ごろ会場入り。
今日の席は200レベル5列801番、ステージ向かって右側の位置。
ステージからはちょっと距離があるけれど、スタンド席の前から5列目という好ポジション。
ステージ両サイドには巨大なモニターが設置され、ツアータイトル「Very Very」の文字が・・・。
「聖子、チャチャチャ!」のコールが鳴り響く中、予定より遅れて16時14分過ぎ開演。
いつものようにレーザー光線が交錯し、ツアータイトル「Very Very」の文字を描き出すとライブの始まり。
オープニングは「涙のしずく」。聖子ちゃんは、ジュディ・オングのような袖がヒラヒラとした白いロングドレス。
続けて「You are everything ~あなたがすべて~」、MCをはさんで「あなたと生きること」
「あなたに逢いたくて~Missing You~」と、いきなりバラードばかりが並ぶ意外な展開。
「bless you」をバックに女性ダンサーが踊りを披露している間に、聖子ちゃんは衣装チェンジ。
黒い半袖のロングドレスに着替えて、「瞳はダイアモンド」「小麦色のマーメイド」を唄う。
懐かしいナンバーではあるけれども、どちらもミディアムテンポというのがまた驚き。
いつもとは違った展開に若干戸惑いつつ観ていると、聖子ちゃんは「ちょっと趣向を変えて・・・」と言い、
ドラム、ベース、キーボード、ギター×2、サックス、6人のバンドメンバーをステージ中央に呼び寄せる。
生ギターを中心としたアコースティック・アレンジで、お馴染みの曲を演奏するという趣向らしい。
まずは「Sweet Memories」。まるでテレビのコマーシャルのような、Jazzyなアレンジが印象的。
続く「秘密の花園」は、曲の途中にバンドメンバー紹介を織り交ぜての演奏。
「白いパラソル」を唄い終わると、客席からはアンコールの大きな手拍子が沸き起こる。
聖子ちゃんは戸惑いながらもバンドメンバーと相談し、「秘密の花園」を再び披露する。
“アコースティック・コーナー”が終了し、聖子ちゃんの「そろそろバッグの中から
取り出してもらいたいものがあります・・・」という言葉とともに「赤いスイートピー」。
ここでステージが暗転し、コンサートツアーのリハーサルの模様がスクリーンに映し出される。
ステージセットが都会の夜景のように変わり、「The fantastic world」「Your Magic」と
ダンサブルな曲を続けて演奏。聖子ちゃんは黒を基調としたセクシーなノースリーブに、
ボトムはパンツルックからスカートに早替わりするという凝った衣装チェンジ。
続く「Very Very!」では、胸に「VERY」と書かれたチアガールのようなミニの袖なしワンピース。
女性ダンサーをバックに、チアリーディング風の華やかなダンスを披露。
ここで「Let's Talk Again」のメロディーに乗せてダンサー紹介が入り、
曲の後半で薄いピンクのラメのミニドレスに着替えて再び聖子ちゃんが登場。
「このままメドレーに突入します!」と聖子ちゃんは言い、ステージがキラキラと輝き出す。
演奏はそのまま「Rock'n Rouge」「時間の国のアリス」「渚のバルコニー」「天国のキッス」
「チェリーブラッサム」と続き、ラストは「夏の扉」で本編は終了。
アンコールに突入し、始まったのは「20th Party」。
リボンキャノンが何度もアリーナ席に向かって発射され、とっても華やいだ雰囲気。
続いて「30th Party」。「20th Party」から「30th Party」という流れっていうのは初めてかもな。
ここでメンバー全員がステージ中央に並んで挨拶。聖子ちゃんは、メンバーをひとりひとり紹介。
最後は聖子ちゃんひとりステージに残り、「いくつの夜明けを数えたら」をお客さんとともに唄う。
ちょっとだけ涙ぐみながら、一生懸命に唄いあげる聖子ちゃんが印象的だった。
こうして18時30分、約2時間15分のライブがすべて終了した。
ここのところ、「ニューアルバムの曲」「懐かしめの曲」「バラードコーナー」「リクエストコーナー」「キラキラ」
「業務連絡」「掛け声~メドレー」「ダブルアンコール」という流れが定番になっていた聖子ちゃんのライブ。
それはそれでとっても楽しくて、完成されたものであったけれど、
若干ワンパターンとなりつつあったのはまぎれもない事実だ。
その流れをばっさりと断ち切り、新たな展開にチャレンジした今回のライブ。
演奏時間はずいぶんと短くなってしまったけれど、原点回帰のような感じがして良かった。
前半のバラード展開、アコースティック・コーナーという新たな企画も誕生して、
「また次を観たい!」という気持ちにさせるライブなのであった。
まだ時間は早かったけれども、ここは埼玉。
そのまままっすぐ帰っても、家に着くころには20時を過ぎていた。
最近のコメント