仲井戸"CHABO"麗市×BAN BAN BAZAR「とぼけた顔して バン・バン・バン」南青山MANDALA
14年間加入していた「スカパー!」の契約を「スカパー! e2」に変更することにしたので、
今日はネットで手続きをする。ちょっとわかりにくくて悩んだけれど、
「スカパー!」を解約してから「スカパー! e2」に加入しなおすという段取り。
それが済んだら、再びビデオの整理を継続。いったん全て整理することが出来た。
昼にはテレビ用のホームシアターオーディオシステムが届いたので、早速セッティング。
なかなかイイ感じの音を出す。これで12,500円というのはけっこうお得だったかも?
夕方から南青山MANDALAへ、
仲井戸"CHABO"麗市×BAN BAN BAZAR「とぼけた顔して バン・バン・バン」を観に行く。
MANDALAでCHABOを観るのは、1月の新年会以来になるのかー。
会場のまわりの景色も、ところどころちょっと違っていたりする。
引越してから初めてのMANDALA行き、どうやって行こうか?と迷ったけど、
千代田線の代々木公園まで歩いて、そこから地下鉄を乗り継ぐのがベストだと判断。
かなりアクセスが良くなって、こいつはなかなかゴキゲンだぜ!
そんなわけで開場時間17時に会場へ到着、ほどなくして入場が始まる。
整理番号A-051、まずまずの順番。お気に入りのステージ左手のスタンド席(?)に座る。
予定より少し遅れて、18時10分ごろ開演。
まずは司会のCHABOが登場して、“BAN BAN BAZAR”をステージに呼び込む。
“BAN BAN BAZAR”は、パーカッション、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターの4人編成。
うちふたりは“契約社員”だそうで、正式メンバーはベースとヴォーカルのふたりだけ。
それでもバンドのアンサンブルは抜群で、素敵な演奏を聴かせてくれた。
「高田馬場に住んでいたので、新宿に住んでいたCHABOへ勝手にシンパシーを感じていた」という
ヴォーカルの福島さんのエピソードが微笑ましい。CHABOへのリスペクトがビシビシと感じられる。
そのサウンドは誤解を恐れないで書くならば、「ちょっとライトな憂歌団」というところか・・・。
ベースはBluesなのだろうけど、そんなにHeavyな歌詞やサウンドではなく、
どこか心がウキウキしてしまうような、そんな華やかで楽しいBluesという感じだ。
ベースがウッドベースということもあり、どこかJazzyな雰囲気もある。
ステージングも楽しかったし、とっても大満足なひとときだった。
1時間05分ほどの演奏が終わり、そのままセットチェンジに入る。
セットチェンジが終わり、19時20分ごろからCHABOのステージが始まる。
南国ムード満点のSEが流れる中、ステージにCHABOが登場。
まずは“CREAM”の「Crossroads」風のイントロから「顔」。
「Blues Is Alright」風のコール&レスポンスもあり、いろいろな仕掛けが散りばめられている。
続いて、「“3G”用に書いた曲をひとりで演ります」ということで「DEAL」。
新宿にまつわる話をひとしきりしたあと、「ハミング」。夏らしく爽やかな雰囲気の唄。
CHABOは、曲のエンディングで唄いながら帰るという新しい芸風を披露。
“THE POGUES”のカバー「祝祭」は、アップテンポな演奏でお客さんをホットにさせる。
CHABOがコマーシャルに出演した「STONES BAR」をMANDALAが仕入れてくれたという話で、
今回の撮影秘話やこれまでの映像にまつわるエピソードをいくつか紹介する。
これまでのイメージを打破するようなSweetな新曲「SWEET HONEY」を唄ったあと、
“BAN BAN BAZAR”のカバーで「君とコーヒー」を披露。
本人たちと選曲がカブってしまい、「さっきあいつらが演っちゃったけど・・・」と言いながらの演奏。
だけどCHABOのイメージにぴったりとハマっていて、とっても素敵な演奏だった。
「コーヒーを飲んだのでお酒の曲を・・・」ということで“KINKS”のカバー「ALCOHOL」。
CHABOは「エネルギー問題だ!」と言ってから、RCナンバー「エネルギー oh エネルギー」。
続いて、先日亡くなった荒木一郎のカバーで「空に星があるように」。
最近のCHABOは、ちょっと古めの日本の曲を好んでカバーしているな。
この曲は詩の世界観からメロディーに至るまで、CHABOにぴったりとマッチしている。
それから再び新曲で「やせっぽちのBLUES」。CHABO曰く「仲井戸本来の重たいバージョン」。
うん、こういうCHABOのHeavyな世界もやっぱり大好きだな。
「おおくぼさんの写真集と同じタイトルで曲を作るよ」と妻に言って作ったという「HORIZON」。
そして、Harry Belafonteの「DANNY BOY」をギターでつま弾く。
“BAN BAN BAZAR”がやっている「勝手にウッドストック」の話からJerry Garciaの話になり、
「ガルシアの風」を演るのかと思いきや、「今日はやんない!」とCHABO。
先日「NO NUKES」というイベントに出たとき、梅津さんは別のスケジュールが入っていて出られず、
そんないきさつもあって、梅津さんと共作したという「祈り」を選んだとのこと。
そんな意外な選曲続きのステージだったけど、完全にどっぷりとCHABOの世界だった。
アンコール、まずはCHABOが登場して、“BAN BAN BAZAR”のメンバーをステージに呼び込む。
福島さんは「ウクレレキヨシロー」というアルバムを作ったときのエピソード、
“BAN BAN BAZAR”のお誘いでCHABOが参加してウクレレまで弾いたという話を披露。
そして「いいことばかりはありゃしない」をセッション。もちろんCHABOもウクレレを弾く。
CHABOを前にして緊張気味の福島さんの紹介で、“BAN BAN BAZAR”のナンバー「俺とタシロと校庭で」。
新宿にまつわる話に花を咲かせたあと、「FEEL LIKE GOING HOME」。
CHABOはひたすらアコースティック・ギターを弾き、それにスチールギターが加わる。
続いて、「ティーンエイジャー」。ちょっぴりハワイアンな雰囲気での演奏。
「今度のライブのテーマソングやっちゃおう!」ということで、「バン・バン・バン」。
これが本当に楽しかった。会場全体が一体となって盛り上がっていた。
ここで全員がひとまず退場して、ダブルアンコールに突入。
演奏されたのは「Red river valley」。音楽の教科書に載っていた誰でも知ってるあの曲。
こうして聴いてみると心に染み込んできて、なんとも言えない気持ちになる。
パーカッションの人が使っていた水のしずくの音を出す楽器、あれはなんと言うのだろう?
最後に「What A Wonderful World」が流れて、スタンディングオベーションとなり終了。
気がつくと21時40分、3時間半もやっていたのか・・・。
それでも全然長く感じなかったのは、とってもスウィングした演奏だったからなのだろう。
明日からまた仕事だけど、せっかくなので渋谷「山家」で飲むことにする。
休みの日のこの時間帯は、空いているからイイな。
23時に閉店となり、どうやって帰ろうかと思案。
バスはまだあるようだけど、深夜料金みたいだ。
天気も良かったので、そのまま歩いて帰ることにした。
のんびり歩いて、渋谷から35分。まぁまぁの時間かな?
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