« まだまだ続く、引越作業 | トップページ | 松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2012 Very Very」日本武道館 »

2012年7月 8日 (日)

VA「NO NUKES 2012」幕張メッセ国際展示場4・5ホール

午前中は、引き続き部屋の片付け。
パンフレット等の大判の書籍と文庫本を整理して終了。

午後からは幕張メッセへ、イベント「NO NUKES 2012」を観に行く。
イベント自体は12時開始だけれど、体力を温存するため16時50分ごろ会場入り。
お目当ての“忌野清志郎スペシャルセッション”は17時25分開始だから、ちょうどいい時間。
引越して少しは近くなったと言っても、幕張までは1時間強・・・やっぱり遠い。
今日は4・5ホールのみでの開催ということで、「COUNTDOWN JAPAN」をコンパクトにした感じ。
ライブスペースに入るとフロアはまずまず埋まっていて、ステージでは“ACIDMAN”が演奏中。
お客さんの間をすり抜けて、ステージ前へと移動。年齢層はけっこう低めなのかしら?
予定ではそろそろ終わるころだと思っていたのに、実はまだ始まったばかりの様子。
時間がけっこう押しているようだ。それならば・・・と、演奏を楽しむことにする。
“ACIDMAN”の演奏はゴリゴリのRockというより、ネオサイケ風な幻想的なサウンド。
こういう感じ、イマ風のRockというのかな? 悪くはないけど、個人的にはいまひとつ。
演奏は17時40分ごろ終了。けっきょく30分遅れということかな・・・。

セットチェンジに入り、私はステージ前へと突っ込んでいく。
通路際のガードフェンスを見事にゲット。最前列ではないけれど、前に人がいないからよく見える。
そして18時ごろ、いよいよ「NO NUKES 2012 忌野清志郎スペシャルセッション」が始まる。
まずはステージ後方のスクリーンに、“RCサクセション”のVTR「Love Me Tender」が流される。
今日の趣旨にピッタリとはまった演奏、清志郎のメッセージが心に突き刺さる。
それが終わるとステージに、Drums:新井田耕造、Bass:早川岳晴、Keyboards:坂本龍一、
Guitar:仲井戸麗市、AltoSax:片山広明が勢ぞろい。いよいよライブが始まるのだ。
早川さんのブッといベースが聴きなれたイントロを弾き出し、「よォーこそ」が始まると、
ヴォーカルのトータス松本がステージに駆け出してくる。

続いて「トランジスタ・ラジオ」。CHABOが腕をグルグル振り回して、ギターをかき鳴らす。
MCをはさんで「君が僕を知ってる」。先日の武道館で披露されたソウルフルなヴァージョンでの演奏。
続いてメンバー紹介。なんと言っても、教授とCHABOとコーちゃんが並んで立っているのがたまらない。
このメンバーとくれば、「い・け・な・い ルージュマジック」しかないでしょう。
教授とCHABOのコーラスも良かったけど、トータスのヴォーカルもかなり頑張ってる感じがした。
そして「Summertime Blues」に続いて、教授がつまびくピアノのイントロに乗せて「スローバラード」。
「上を向いて歩こう」を演奏したあと、トータスは感無量といった感じで「最後の曲になっちゃいました・・・」。
清志郎の口調を真似たつもりが、どことなくスギちゃんのようだったのはご愛敬。
最後の曲は、もちろん「雨あがりの夜空に」。みんなでコブシを振り上げながら大合唱。
こうして18時50分、「NO NUKES 2012 忌野清志郎スペシャルセッション」は終了。

ちょうどいい時間なので、ライブスペースをあとにして食事をとることにした。
いろいろな出店が並んでいて目移りしたけど、夏野菜とチキンのカレーをチョイス。
ビールを飲みながら食べるカレーは、なかなかのお味だったのでした。
ライブスペースでは19時15分から山崎まさよしの演奏が始まっていたけれど、しばらくまったりとする。
20分ほど経過してからライブスペースへ。ステージには山崎まさよしと江川ゲンタの姿が・・・。
アコースティック・デュオスタイルの演奏。山崎まさよしっぽいと言えば、とってもらしい演奏。
「セロリ」を聴くことが出来たのは、なかなか嬉しかったな。。。
19時55分ごろ、山崎まさよしの演奏は終了。

続いて20時20分過ぎから、斉藤和義のステージ。
演奏前に流れた原発に関するインタビューVTRが、今日のイベントの趣旨を伝える。
そしてドラム、ベース、ギターをバックに、いつもどおりひょうひょうとした雰囲気で演奏を始める。
まずは「ずっと好きだった」から。歌詞がオリジナルのままというのが、ちょっと残念・・・。
と思っていたら、ちゃんとやってくれました。歌詞を反原発の内容に書き替えた「ずっとウソだった」。
せっちゃん曰く、「今日は怒られなそうな雰囲気だったから」・・・ うん、妙に納得。
最後に「やさしくなりたい」を演奏して、21時ごろ終了。

そしていよいよイベントの大トリ、“YMO”のステージを残すのみとなる。
2012年のいま、“YMO”をナマで観ることが出来るなんて、なんとも感慨深いものがある。
せっかくなのでよく見ようと、ステージ正面にまわって観ることにした。
演奏前に再び原発に関するインタビューVTRが流れたあと21時15分、
「NO NUKES, MORE TREES」と書かれたフラッグを持ってメンバーがステージに登場。
細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一に加えて、三人のメンバーがサポート。
演奏にあわせて、ステージ後方のスクリーンに映った映像が変化していく。
なかなか凝ったステージングだけど、曲はけっこう地味なナンバーが続く。
うーん・・・こんな感じだったかなぁ~と思っていたら、最後に「東風」「Rydeen」の二連チャン。
もんじゅ君やライディーン君もステージに登場して、演奏を盛り上げる。
アンコールは、「SOLID STATE SURVIVOR」。
MCは一切なかったけど、最後に教授が「NO NUKES」と一言。
こうして55分を超える“YMO”の演奏はすべて終了。

そのままステージのスクリーンには、“割烹着ーず”というグループの映像が流される。
曲は「Love Me Tender」。ずいぶんとポップなアレンジが施されていたけれど、メッセージは強力。
今回のイベントを締めくくるにふさわしい幕切れ・・・。こうして22時20分、すべてが終了。

喉が渇いたので出店でビールを買おうとしたら、どの店も売り切れ。
ちょっと焦ったけど、4軒目でようやくビールをゲット。
グッと飲み干して帰路につき、24時過ぎに帰宅。

|

« まだまだ続く、引越作業 | トップページ | 松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2012 Very Very」日本武道館 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: VA「NO NUKES 2012」幕張メッセ国際展示場4・5ホール:

« まだまだ続く、引越作業 | トップページ | 松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2012 Very Very」日本武道館 »