CD「The Singles Chisato Moritaka」森高千里
今年でデビュー25周年を迎える森高千里、レーベルの垣根を越えてシングルA面・全45曲を初めてコンプリートするシングル・コレクション。森高はそれほど熱心に聴いていたわけではないので、収録曲のうちの半分も知らないのだが、1980年代後半から1990年代にかけて同時代を生きた者にとっては欠かせない存在なのである。「17才」とか「私がオバさんになっても」とか「気分爽快」とかのアッパーな曲もいいけれど、「渡良瀬橋」のような唄いあげる曲もなかなかイイのである。それから「ハエ男」「ロックン・オムレツ」など、ちょっとヒネりの効いたナンバーというのも森高の持ち味。極彩色のCGをバックに、にこやかに唄い踊るブラウン管の向こうの森高の姿が、なんとも懐かしく感じられる今日この頃である。
| 固定リンク
コメント