CD「OPUS ALL TIME BEST 1975-2012」山下達郎
ソロデビュー35周年を迎えた山下達郎、キャリア初となるレーベルを越えたオールタイム・ベストアルバム。ソロデビュー前のシュガー・ベイブ時代から今日まで、数多くの作品の中から山下達郎本人がセレクトしたナンバーが収録されている。「曲数の関係で、どうしてもシングルリリースした曲が中心になってしまった」と本人が言っていたとおり、メジャーなナンバーが中心の選曲となっている。もちろんアルバムの中にも名曲は数多くあるわけで、達郎のキャリアの長さを考えると、3枚組という限られた枚数ではおのずと限界があるのかもしれない。それを補うのは初回限定盤付属のボーナスディスク。貴重なデモ音源が聴けるという、マニアにはたまらない仕様になっている。音にうるさい達郎のこと、全曲リマスタリングされて、極上の音質になっていることは言うまでもない。
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