吉田拓郎「LIVE 2012」NHKホール
13時前にひとまず家に戻って、あれこれ用事を済ます。
そして夕方になって再び外出。バスに乗って渋谷へと向かう。
今日はNHKホールで、吉田拓郎「LIVE 2012」があるのだ。
吉田拓郎と言えば、2009年に「生涯最後の全国ツアー」と銘打ってツアーを開始したものの、
体調不良のため4公演を終了したところで中止になってしまったという経緯がある。
今回は有楽町・大宮・横浜・渋谷の4ヶ所、首都圏のみのコンサートツアー。
無事に行われるのか正直心配だったのだけれど、これまでの3ヶ所は順調に行われ、
今日がめでたくツアーファイナルとなるのだ。
開演時間が18時30分というので、18時10分過ぎに会場入り。
物販をひやかしつつ、自分の席:3階C5列4番へと向かう。
ステージはかなり遠いけど、傾斜が急なので観やすいことは観やすい。
開演5分前のアナウンスが流れると、客席から拓郎コールが沸き起こる。
予定時間ジャスト、18時30分に開演。
紺色のシャツにネクタイというスタイルでひとり登場した拓郎、
先日亡くなったシルビア・クリステルに捧げるということで「エマニエル夫人のテーマ」を唄う。
そしてそのまま一曲目の「ロンリー・ストリート・キャフェ」に突入。
その間にバンドメンバー、Drums:宮田繁男、Percussion:朝倉真司、Bass:松原秀樹、
Keyboards:武部聡志、Guitar:鳥山雄司、Guitar:渡辺 格、Chorus:今井マサキ、
Chorus:岩崎元是、Chorus:大嶋吾郎 がステージに勢ぞろいする。
そして始まったのは「落陽」。この曲がナマで聴けるなんて、めちゃめちゃ感激。
立ち上がるお客さんもいたけど、3階席なのでじっくり座って観る人も多かった。
だけどものすごい大歓声に包まれて、お客さんの想いというのがビシビシと伝わってくる。
拓郎はとっても調子よさそうだったけど、MCはかなりぶっきらぼう。
「そろそろ飽きてきたので、今日が最後でちょうど良かった」というのは本音か照れ隠しか・・・。
それでも拓郎が今そこに立っているだけで、ファンとしては嬉しいわけなのだけど。
セットリストはかなり幅広い選曲だったようで、正直言って知っている曲が少なかった。
長年活動しているアーティストだと、よほど熱心に追いかけていないと全ては把握できないからな。
やっぱり「流星」とか「春だったね」とかが唄われると、涙モノで感動してしまうのであった。
本編は「純情」でちょっとあっさりと終わり、ライブはアンコールへと突入。
白いワイシャツに着替えた拓郎、「リンゴ」に続いて「外は白い雪の夜」を唄う。
Bluesyなピアノに引っ張られる感じで、朗々と唄いあげる拓郎。
もっと聴きたい曲はたくさんあったけど、この曲が聴けただけでもヨシとしよう。
こうして20時45分ごろ、本日のライブはすべて終了。
【セットリスト】
M00. エマニエル夫人のテーマ
M01. ロンリー・ストリート・キャフェ
M02. 落陽
M03. こうき心
M04. 僕の道
M05. 白夜
M06. 家に帰ろう
M07. ウィンブルドンの夢
M08. Voice
M09. 白いレースの日傘
M10. 虹の魚
M11. 冬が来た
M12. 慕情
M13. 歩こうね
M14. 花の店
M15. 伽草子
M16. 流星
M17. 全部抱きしめて(メンバー紹介)
M18. 春だったね
M19. 僕達はそうやって生きてきた
M20. 純情
アンコール
EN1. リンゴ
EN2. 外は白い雪の夜
まだ時間も早いので、駅ビルの「鳥市」で飲んでいく。
鶏の唐揚やかつお刺身をつまみに、ビールとチューハイ、そして日本酒のフルコース。
22時過ぎにはおひらきにして、バスに乗って帰宅。
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