CACTUS「CACTUS LIVE IN JAPAN 2012」Shimokitazawa GARDEN
夕方からShimokitazawa GARDENへ、「CACTUS LIVE IN JAPAN 2012」を観に行く。
“CACTUS”は1970年、Carmine AppiceとTim Bogertとが中心になって結成したスーパーバンド。
“Beck, Bogert & Appice”の結成とともに
Carmine AppiceとTim Bogertが脱退して崩壊してしまうわけだが、
2006年に再結成して活動を続け、今回の(なんと!)初来日を迎えたのだ。
メンバーを見るとTim Bogertがいなかったのでチケットを買わなかったのだけれど、
twitterのフォロワーさんが行った様子を読んで、急遽参戦を決めたのだ。
18時40分ごろ会場へ行き、当日券を購入して入場。
フロアは若干余裕があるけど、ほぼほぼ埋まっている状態。
ステージ向かって右側、前から4列目あたりをキープ。
ほぼ予定どおり、19時過ぎに開演。
司会の人に呼び込まれて、“CACTUS”のメンバーがステージに登場。
Drums:Carmine Appice、Bass:Pete Bremy、Guitar:Jim McCarty、Vocal:Jimmy Kunes、
そしてHarmonica:Randy Prattはライブ中盤から曲によって参加。
一曲目は「Long Tall Sally」。“CACTUS”ならではのハードなサウンドが炸裂する。
メンバーそれぞれそれなりの年齢だと思うのだが、みんなとってもカッコいい。
ヴォーカルはあちこち動き回って唄いまくって、ものすごくエネルギッシュ。
ギターは恍惚の表情を浮かべながら、ブラックレスポールを弾きまくっている。
ベースは6弦ベースを駆使して、幅広いプレイを聴かせてくれる。
だけど注目すべきは、やっぱりドラムのCarmine Appice。
曲ではわりとシンプルな演奏に徹しているのだが、スネアの音がスコーンと抜け、
ツーバスでどっしりとリズムをキープしているところがまさに強力。
ライブ中盤ではドラムソロを披露。スティックだけでリズムを刻むという超人技も飛び出す。
いったい腕が何本あるのだ~?と突っ込みたくなるような、ド迫力のパフォーマンス。
アンコールを含めて、2時間05分に及ぶライブ。たっぷりと楽しませてくれた。
演奏終了後は、サイン会のファンサービス。メンバー5人が並んでサインに応じる。
Carmine Appiceならでは、ドラムヘッドにサインをするのが印象的だった。
22時近くなりお腹が空いたので、「紅とん」へ行って打ち上げ。
下北沢に来るのも、この店に来るのも、久しぶりのような気がする。
考えてみれば、引越してから初めての下北沢になるのか・・・。
代々木八幡駅から小田急線一本で来られるのが嬉しい。
そんな想いを抱きながら、23時前にはおひらきにして帰宅。
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