Procol Harum「ROCK LEGEND」六本木 Billboard Live TOKYO
今日は六本木 Billboard Live TOKYOへ、“Procol Harum”のライブを観に行く。
“Procol Harum”は1967年結成のバンド。1977年に一度解散し、1991年に再結成して現在に至る。
オリジナルメンバーはVocal&PianoのGary Brookerのみになってしまったけれど、
2012年も暮れようとするこの時期に、ナマで観られるなんてなんだか夢のようだ。
いつものように2nd STAGEを予約したので、いったん家に帰ってから再度出かける。
21時15分ごろ会場入り。受付に大行列が出来ていて、ずいぶんと人気があるのだなーと感心。
今日の席はメンバーズシート19c。ステージ向かって左側、前からふたつめのテーブル。
この席はもともと自由席だったのだけれど、レイアウト変更によりメンバーズシートになったもの。
若干端っこではあるけれど、ステージがよく見えてなかなかの好ポジション。
予定より少し遅れて、21時38分ごろ開演。
フロア中央の階段をおりて、メンバーがステージに登場。
ドラム、ベース、ギター、ハモンドオルガン、そしてヴォーカル&ピアノのGary Brooker。
バリバリのロックというわけではなく、かと言ってプログレというのでもなく、
いい意味でまったりとした雰囲気のサウンドが心地いい。
ギタリストがタッピングを多用してけっこう激しく弾きまくっているのだけれど、
何故かそれほどギラギラとハードに感じられないのが不思議だ。
ピアノとハモンドオルガンのアンサンブルが、そういう雰囲気を醸しだしているのかもしれない。
演奏を聴いていて意外だったのは、ヴォーカルがものすごく良かったということ。
“Procol Harum”というとどうしてもそのサウンドに注目が集まってしまうけど、
シブい声で高らかに唄いあげるGary Brookerのヴォーカルがとっても素敵だった。
演奏のハイライトは、なんと言っても本編のラスト。
Bob Marleyの「No Woman, No Cry」から始まった演奏が
「When A Man Loves A Woman」に変わり、
そして彼らの代表作「A Whiter Shade Of Pale」へと変化していく。
うーん、この曲をナマて聴くことが出来るとは思ってもいなかった。
演奏が終わると客席はスタンディング・オベーション。
そのままアンコールに突入して、22時45分ごろ演奏は終了。
ちょうど私の席の横を通って帰るメンバーに、しっかりと握手してもらったのであった。
帰りは乃木坂から千代田線に乗って代々木公園で下車。
小腹が空いたので、「天下一」でピータンと餃子をつまみにビールを飲む。
すっかり満足して、24時ごろ帰宅。
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