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2013年4月23日 (火)

梅津和時「梅津和時 プチ大仕事 2013」新宿 PIT INN

今日は新宿 PIT INNへ、「梅津和時 プチ大仕事 2013」を観に行く。
19時30分開場だから余裕だなぁ~と思っていたら、会場到着がギリギリになってしまった。
予定時刻ちょうどに開場し、整理番号93番で入場。
前方の椅子席はすべて埋まっていたので、立ち見の最前列に陣取る。
座れなかったのが痛いけど、見やすさで言えば申し分のないポジション。
立ち見のお客さんはだんだん増えてきて、開演時間が近づくにつれてフロアはぎっしり。

ほぼ予定どおり、20時過ぎに開演。
Sax:梅津和時、Guitar:鬼怒無月、Vocal&Guitar:仲井戸"CHABO"麗市というメンツ。
何と言っても、CHABOと鬼怒無月との初顔合わせというのが興味深い。
梅津さんは、RC時代にメンバーへ配られたというRCのロゴ入りシャツを着ている。
まずはインストで「Green Onion」。生ギターをバックに、サックスがメロディーを奏でる。
鬼怒さんのギターはあいかわらずブリブリで、縦横無尽に弾きまくっている。
CHABOも負けじと、味わいのあるギタープレイで対抗。なんだかスゴイ光景。
続く「Everyday, I Have The Blues」では、梅津さんのソウルフルなヴォーカルが聴けた。
鬼怒さんは、アコースティックギターとエレキギター、時にはマンドリンまでプレイ。
一方のCHABOは全編アコースティックギターで、そのコントラストが良かった。
「BLUE MOON」はものすごく速いテンポでの演奏で、CHABOは「RAMONESかよ俺たちは・・・」と一言。

梅津さんのコントラバスサックスが、RCの「ボスしけてるぜ」のイントロを奏でる。
CHABOが唄う「ボスしけてるぜ」、清志郎とはまた違った雰囲気を醸し出している。
CHABOは梅津さんと初めて出会ったときの話をして、「ここで自慢しておきたいんだけど、
リズム&ブルースのサックスを日本でやってくれたのは、梅津・片山コンビだよねー!」と叫ぶ。
そして始まったのはRCの「お墓」。アルバム「OK」に収録されたレゲエ・バージョンそのままなのが嬉しい。
ここで梅津さんがヴォーカルをとり、「Vietnamese Gospel」を切々と唄いあげる。
「打破」「HUSTLE」に続いて、梅津さんのピアノをバックに
アシャのカバー「アイ・アタバ」をポエトリーリーディング風に演奏。
そしてそのまま「ガルシアの風」へ。鬼怒さんのエレキと梅津さんのサックスが、その世界を広げる。

こうして本編は終了し、アンコールへと突入。
梅津さんは29日に行う“KIKI BAND”のワークショップの話をしたあと、CHABOをステージに呼び込む。
そして「リンゴの唄」をサックスで吹き、その演奏をバックにCHABOがポエトリーリーディング。
鬼怒さんもステージに登場し、「いい事ばかりはありゃしない」のイントロが始まる。
梅津さんばかりか鬼怒さんまでヴォーカルをとり、なかなか貴重なものを見せてもらった。
ここのところ毎回のように演奏される「Route 66」に続いて、Sam Cookeのカバーで「You Send Me」。
ロッカバラード調のイントロが「ティーンエイジャー」かと思ったけれど、今日はSam Cookeでしたね。
そして最後の曲は、梅津さんとCHABOとの共作だという「祈り」。
梅津さんのピアノをバックに、じっくりと丁寧に唄いあげるCHABOにグッときた。
こうして22時35分、素晴らしいライブは幕を閉じた。

ライブ終了後、要町の「串かつでんがな」で打ち上げ。
短時間にもかかわらず、けっこう飲んでしまった。
でも、楽しかったからイイや。
お店の閉店時間になるまで粘って、24時ごろおひらき。

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