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2013年4月 5日 (金)

清志郎を読む「Dreams to Remember 清志郎がおしえてくれたこと」今井智子

不定期気まぐれ連載「清志郎を読む」。
三冊目の今回は、今井智子 著「Dreams to Remember 清志郎がおしえてくれたこと」。

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この本の著者、今井智子という人、音楽評論家・ライターということは知っているのだが、
正直なところそれ以上の情報はまったく知らない。
だけどRCや清志郎のファンであれば、一度ならずともその名前を聞いたことがあるだろう。
そんな彼女の書いたこの一冊、一連の清志郎本の出版ラッシュの中でイチバン期待していた。
ブックカバーの装丁や、それをはずした本自体の装丁、丁寧に作られているのがわかる。
そしてその内容は・・・。

今井智子はラジオを聴いていてフォーク時代のRCサクセションに出会ったものの、
いつしかそのことを忘れていってしまう・・・。そして、ひょんなことからRCに再会。
それからRCの動きを追いかけるようにインタビューを試み、
そのときそのときのインタビューの記録をもとに、
現在の気持ちを追記する形でこの本は構成されている。
彼女自身がインタビューしたその記録、清志郎との微妙な距離感がリアルで、
ここはやはり自分の体験をもとに書かれている文章は説得力が違う。

RCが活動停止となって清志郎がソロ活動を始めたとき、
なんとなく遠ざかってしまったというのもうなづけるし、
「GLAD ALL OVER」や「RESPECT!」で清志郎とCHABOが共演したときの喜びも共感できる。
音楽ライターという立場でありながら、本当に清志郎のことを考えているんだなと感じる。
「ブーアの森」や「KING」「GOD」「夢助」にまつわるインタビュー、そして最後のやりとり。。。
もちろんそんなことになるとは本人も思っていないわけで、
そのことに関する記載が少ないことも、私たちの気持ちと同じなんだなーと思わせる。

清志郎ファンの自分にとって、ファン目線でリアルに共感できる一冊。

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