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2013年4月22日 (月)

清志郎を読む「ロックで独立する方法」忌野清志郎

不定期気まぐれ連載「清志郎を読む」。
六冊目の今回は、忌野清志郎 著「ロックで独立する方法」。

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雑誌「Quick Japan」に2000年12月から2002年2月まで連載された清志郎による人生論。
雑誌「宝島」に掲載されていた「なぜなにキーワード図鑑」の作者で有名な山崎浩一が、
2000年に数回に渡って清志郎へ行った超ロング・インタビューを構成したもの。
最初はインタビュー形式で構成されていたが、途中からエッセイ形式に変わっている。
文中にはその理由を「インタビュー形式に飽きたから」とイキがって書いてあるが、
清志郎の考えをストレートに伝えるにはエッセイ方式が良いと思ったのであろう。
その考えが功を奏して、他では触れることの出来ない清志郎の人生観が窺える。

話は本のタイトルどおり、「独立」をテーマに進んでいく。
(1)まずRCとしてバンド活動を始めることによる親や学校、周囲からの独立
(2)次にRCごとプロダクションを設立した第一期独立。
(3)そして忌野自身の個人事務所を設立した第二期独立。
(4)さらにそれと前後してRCそのものからの独立。
こうしてみると、清志郎の人生は「独立」の繰り返しだということがわかる。
清志郎だけではない、どんな人でも何回かの独立を経て今に至っているのではないか?
もちろん清志郎の話は音楽界・ロック界での出来事を中心に語られているのだけど、
「独立」に対する考え方はどんな世界でも共通しているのではないかと思う。

この本は清志郎が遠いところに旅立つ前に出版する予定だったらしいのだが、
実際には2009年7月に出版されている。いろいろな事情があったにせよ、
そのことがいつまでたっても心残りだと山崎さんは書いている。
やりたいことは迷わずにやっておく、会いたい人には迷わずに会っておく、
それが大切なんだな・・・としみじみと思う。

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