« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月31日 (金)

飲み会三連チャン

今日は、久しぶりに会う後輩と月島で飲む。
18時過ぎに退社して、ブラブラと歩いて月島へと向かう。
昼間はけっこう暑いけど、この時間になると風が気持ちよくて、歩くにはちょうどいい。
18時45分過ぎに後輩と落ち合い、どの店で飲もうかとあたりを散策。
いまひとつ決め切れずに、先週行った「鶴ちゃん」で飲むことにした。
もんじゃ焼といくつかのつまみを頼んで、ビールとチューハイ、そして日本酒を飲む。
久しぶりに会うけれども、すぐにあの頃と同じように楽しく飲めるのが嬉しい。
大切にしたい関係・・・。昨日・今日と続けて、そんなことを思ったりしたのであった。
22時過ぎにはおひらきにして、いつもどおりの電車に乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月30日 (木)

飲み会二連チャン

今日は21時過ぎまでせっせとお仕事。
そろそろ帰ろうかなぁ~と思っていたら、元の職場の後輩から「飲みに行こう」と誘われる。
二連チャンはけっこうキツいものがあったけど、せっかくなので新宿で飲むことにした。
「十徳」へ行って、ビールと焼酎を飲む。最初は調子出なかったけど、そのうち絶好調に。
24時に閉店というので、斜め前の「磯丸水産」へ行って再び飲み出す。
もともとは同じ職場の仲間だけど、職場が別になってもこうして飲んで話せるのは嬉しい。
けっきょく閉店時間の2時まで飲んで、ブラブラと歩いて帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月29日 (水)

会社の飲み会考

今日は京橋の「ラグナヴェール東京」で、部の新発会。
予定では4月に行われるはずだったのに、風疹が流行したので延期になっていたのだ。
18時開始だったけれども、夕方から会議があるので遅刻して参加。
ほとんど知らない人ばかりでかなりアウェイ感を持っていたのだけれど、
行ってみればなかなか楽しく過ごすことが出来た。
というわけで二次会にまで参加して、すっかりイイ気分の夜なのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月26日 (日)

今週末は“植木 等三昧”

今週末は“植木 等三昧”ということにして、借りてきたクレージー映画のDVDを観まくる。
二日間で「ニッポン無責任時代」「ニッポン無責任野郎」「クレージー作戦 くたばれ!無責任」
「日本一のゴリガン男」「日本一の男の中の男」と、時代の流れに沿って鑑賞。
初期の無責任社員からモーレツ社員へキャラクターが変わっていくけど、
そのバイタリティーの痛快さを観てるとなんだか元気が湧いてくる。
それにしても植木 等、カッコよすぎる。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月25日 (土)

水戸華之介「<デビュー25周年記念興業>【不死鳥~十全】」Shibuya O-WEST

今日は渋谷O-WESTへ、水戸華之介「<デビュー25周年記念興業>【不死鳥~十全】」を観に行く。
水戸華之介といえば、1980年代後半を席巻したポコチンロックのひとつ“アンジー”のヴォーカリスト。
“アンジー”解散後は病気で休んでいた時期もあったようだが、今年めでたく25周年を迎えるのだそうだ。
水戸さんの唄はとっても温かくて優しいから、ときどき無性に聴きたくてたまらなくなる。
私の心の中のFavoriteヴォーカリストの一人であることは間違いない。
そんなわけでドキドキワクワクしながら、開演時間19時の少し前に会場のO-WESTに到着。
既に開場していたので、そのまま階段をあがって2階にあるフロアへ入っていく。
入口のあたりまでギッシリとお客さんが入っていて、身動きが取れない状態。
それでもなんとかステージ正面にまわりこみ、居場所を確保する。

予定より遅れて、19時10分ごろスタート。
まずはステージ上のスクリーンに、10年間行われてきた「不死鳥」ライブの映像が映し出される。
と思いきや途中から、北島三郎、さだまさし、サザエさん、Michael Jackson、
Rolling Stonesとの共演シーンという大爆笑の映像に変わっていた。
そんな中をバンドメンバーのDrums:田中元尚、Bass:内田雄一郎、Guitar:澄田 健、
Keyboards:藤原マヒトがステージに登場、いよいよ演奏が始まる。
「祈り」のイントロが始まるとスクリーンが上にあがり、女性ダンサーふたりを従えた水戸さんが現れる。
続けざまに「すべての若き糞溜野郎ども」。いきなりのキラーチューン連発に、テンションはあがりまくり。
「サムライSKA」を演奏したあと、「25周年で超満員だけど、25周年なんて自称だから」とMC。

そのあとソロ時代のナンバー(?)を数曲演奏してから、ゲストの“人間椅子”和嶋慎治がステージに登場。
MCではやたらと低姿勢なワジーだったけど、演奏はバリバリとギターを弾きまくってくれた。
「夜と男と運命の魔の手」に続いて演奏された「ゴルゴダ」は、澄田とのギターバトルが素晴らしかった。
そこへさらに“筋肉少女帯”大槻ケンヂが加わり、
「31のブルース」と「ヘイ・ユウ・ブルース」のコラボ・ソング。
そしてオーケンはミミズが嫌いだから「ミミズ」は唄えないけど、ハエなら唄えるということで「蠅の王様」。
ここでワジーとオーケンは退場して、入れ替わりに“LA-PPISCH”のGuitar:杉本恭一がステージに登場。
「不死鳥」ライブにほぼ毎回出演しているという恭一、「ナイタラダメヨ」をバンドアレンジで披露。
そして“ポコチンロックのテーマ”が演奏されると、ステージ後方のスクリーンがせり上がっていく。
するとそこには、女性ダンサー二人を従えた“LA-PPISCH”のMAGUMIが立っていた。
「ラクダの君は砂漠のマドンナ」「でくのぼう」に続いて、「天井裏から愛を込めて」。
ここでフロアは大爆発。私も我慢しきれなくて、ステージ前へと突入。
気がつくと前から3列目あたりで、モッシュの渦の中で踊りまくっていた。

嵐のような盛りあがりが過ぎ去り、恭一とMAGUMIはステージをあとにする。
「どう考えても、今の曲で終わったほうが良かったことに今気づきました」と言う水戸さん。
それでも、「ミミズ」「バンビはどこだ」「分解マニア」「\10」「バラノシュラバ」とハードな曲を立て続けに演奏。
“円熟”なんて言葉はどこ吹く風、まだまだトンガっていたいという水戸さんの決意表明。
本編最後の曲は「袋小路で会いましょう」。この曲はソロになってからのナンバーなのかな?
「なにもかもうまくいくわけないんだ。なにもかもうまくやろうとするからダメなんだ」という言葉が
心に深く刺さって、とっても印象的なエンディングであった。
アンコールでは「新しいメルヘン」と、ソロ時代の曲と思われるナンバーを演奏。
上空から風船がたくさん舞いおりてきて、なんとも言えない新しいメルヘン。
そしてダブルアンコールとなり、水戸さんが本日のゲスト全員をステージに呼び込む。
それに加えて、近所でライブをしていた“筋肉少女帯”橘高文彦が登場。
「素晴らしい僕ら」をみんなで大合唱して、21時40分ごろライブはフィナーレを迎えた。

ライブ終了後は飲み。土曜日だからどこも混んでいたけれど、「多古菊」に居場所を見つける。
しめさばやハムカツをつまみながら、ビールと黒ホッピーを飲む。
ちょっと混雑していたけれど、まあまあのんびりすることが出来た。
23時に閉店したためおひらきにして、「春日亭」で油そばを食べてから、腹ごなしを兼ねて歩いて帰宅。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2013年5月24日 (金)

金曜日は呑むでしょ!

今日もまた一日中バタバタして、じっくり作業に取りかかれたのは19時ごろ。
それからレビュをひととおり片付けて、20時半ごろ業務終了。
待ちに待った金曜日の夜、こんなときは呑むしかないよねー。
初台まで戻って「鳥八」を覘いたら、カウンターが空いていたので呑み開始。
「あぁ~今週はバタバタした一週間だったな~」と思いつつ呑むひととき。いぃーいーなぁぁー。
それだけで帰るのもちょっと残念なので、駅前のワインバー「VINOTECA MOMO」へ。
なかなか小洒落た雰囲気の店、こんなところでワインを飲むのも久しぶり。
けっきょく閉店時間の2時まで飲んでおひらき。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月22日 (水)

矢野顕子「矢野顕子、忌野清志郎を歌うツアー2013」渋谷公会堂

今日は渋谷公会堂へ、「矢野顕子、忌野清志郎を歌うツアー2013」を観に行く。
アッコちゃんが清志郎ナンバーを歌うこのツアー、4月21日の日比谷公会堂に続いての参戦。
清水ミチコがゲスト出演というのは魅力的だったけど、平日なのでどうしようか?と迷っていた。
だけど5月2日の清志郎武道館で、アッコちゃんの演奏とミッちゃんのVTR出演に心動かされ、
チケットを確保したのだ。ところが、水曜日の夕方は会議が入っているのをすっかり忘れていた。
いつもなら18時半に終わる会議が今日に限って長引き、仕事が終わったのは19時30分過ぎ。
こんな想定外の出来事が起こるのは、あの人の意地悪なのかなー?と思ったりもして。
で、いつもなら開演に間に合わない時点で諦めてしまうのに、今日ばかりはどうしても見たいと思い、
途中入場は確定だけど会場へと向かう。これはあの人が呼んでくれたのかな?と思ったりして。

けっきょく会場に着いたのは、20時30分ごろ。
今日の席は、2階4列50番。当然ながらこの時間、ロビーにお客さんは誰もいない。
ちょうどMCをしているところだったので、階段をあがってそのまま自分の席へ。
2階席だけどせり出しになっているから、ステージはかなり近くて観やすい。
ステージ向かって右側の位置、アッコちゃんの顔がピアノ越しによく見える。
ライブは既に終盤に入り、新曲の「海のものでも山のものでも」に続いて「いい日旅立ち」。
あぁ、清志郎ナンバーを唄うコーナーは終わってしまったんだなぁーと思いつつも、
アッコちゃんの素晴らしいパフォーマンスに目が釘付けになる。
ツアーラストだからということもあるのか、ヴォーカルもピアノもとっても伸びやか。
本編最後は清志郎のカバーで「恩赦」。この曲を最後に持ってくるところが、なんかニクいね。

アンコール、ステージ上におろされたスクリーンにVTRが映し出される。
清志郎とアッコちゃんが「ケンカでデート」をデュエットしている映像。
MCで言っていたけれど、使われているスクリーンがデジタルやハイビジョンではなく、
ステージ後方から投影する方式のアナログな映写機というのがまたイイ。
VTRが終わるとピンクのブーツを見せびらかしながら、アッコちゃんが再びステージに登場。
「清志郎が書いた曲の中で一番優しい曲」という紹介で、清志郎の「セラピー」を唄う。
この曲はほとんどスルーされていたけれど、アッコちゃんのおかげで蘇った感じだな。
現に私自身にとっても、このところさかんに脳内再生される曲のひとつになった。

ここでアッコちゃんはステージに清水ミチコを呼び込み、二人のトークが始まる。
ミッちゃんは「ヘンタイよいこ集会」を観に行ったそうで、それがステージでアッコちゃんと共演している。
「ヘンタイよいこ集会」主催者の糸井重里は、今日は“EXILE”のコンサートを観に行っている。
「人って、さまざまですよね・・・」とポツリと言うアッコちゃんが、サイコーに可笑しかった。
そして二人のピアノ連弾から始まったのは、もちろんこの曲しかない「ひとつだけ」。
アッコちゃんがはじめに唄ったあと、ミッちゃんが清志郎の物真似で唄い出す。
まるで本物の清志郎が唄っているような、ものすごい完成度の物真似。
そこには笑わせようというところは微塵もなく、本当に好きな気持ちしか感じられない。
そんな唄声を聴いているうちに、いつしか頬を涙が流れていた。
21時15分、素晴らしいライブはこうして幕を閉じた。
けっきょく演奏を観ることが出来たのは45分、だけどとっても濃厚なひとときだった。

終演後、せっかく渋谷まで来たので、「山家」で飲んでいくことにする。
いつも座る席とは反対側、店の奥のカウンターで飲んでいると、
お店の常連さんらしき人達に話しかけられ、いっしょにお酒を楽しむ。
23時に閉店のためおひらき、深夜バスに乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月21日 (火)

月島

会社帰りに「TSUTAYA」へ寄って、借りていたCDを返して新たにまた借りる。
枚数はそれほど多くはないけれど、けっこうマニアックな品揃えなのがイイ。
今日はそれほど暑くないので、そのまま歩いて月島方面へ。
せっかくだからちょっと寄っていこうと、飲み屋を探してブラブラ。
もんじゃストリートは、当然ながらもんじゃ焼きの店ばかりが並んでいる。
20時ごろ「鶴ちゃん」という店に入り、意表をついてレバカツや手羽先を食べる。
壁には吉田拓郎や長渕 剛のレコードジャケットが飾ってあって、なかなかイイ店。
1時間ほど満喫して、電車に乗って22時ごろ帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月20日 (月)

時計

朝、腕時計をしようとしたら、電池が切れて止まっていた。
雨が降ってて面倒くさかったけど、帰りに「ららぽーと」の時計屋へ行って電池交換。
電池はすぐに交換出来たものの、りゅうずが動かなくなってしまった。
部品交換が必要ということだけど、修理代がけっこうかかるのな。
さんざん迷った挙句、「料金が6,000円までなら修理」ということにしてお店に預けてきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月19日 (日)

清志郎を読む「忌2 忌野清志郎は死なない!」第三書館編集部編

不定期気まぐれ連載「清志郎を読む」。
八冊目の今回は、第三書館編集部編「忌2 忌野清志郎は死なない!」。

Bookkiyoshiimawa2

前作「忌 忌野清志郎は生きている!」に続く、第三書館編集部編による第二弾。
いろいろな思いがありながらも、こうして買ってしまい読んでしまうのはファンの性。
この第二弾も前作に続いて、ネットなどから集めてきたコメントのまとめとなっている。
今回は範囲をさらに広げて、有名人だけでなく一般人のブログまで対象としている。
いろいろな人が心のおもむくままに綴った思いを、一冊の本にまとめておきたい。
その発想自体は悪くはないと思うのだけれど、うーん・・・果たしてどうなのだろうか?

コメントには清志郎への思いだけでなく、そこから発展した解釈を述べているものもある。
生きることについて、働くことについて、政治について、愛について、
清志郎をトリガーにして、いろいろなことを考えているのがわかって嬉しくなる。
ここで例をとりあげると同じ穴のムジナになってしまうのでやめておくが、
「あぁーこういう解釈もあるのかぁ~」と思わず手を叩いてしまうコメントも数多くある。
みんな清志郎とともに考え、影響され、成長してきたのだなぁーとつくづく思う。
アルバムのコピーではないが、こんないかした清志郎と一緒の時代を生きることが出来て、
本当にしあわせだったと思う今日この頃なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月18日 (土)

水道橋・後楽園・神保町

今日は11時過ぎに耳鼻科へ行ったあと、駅からちょっと行ったところにある蕎麦屋「かわしま」へ。
この店は以前から気になっていたのだけれど、なんとなく入りにくくて敬遠していたのだ。
思い切って店の扉を開けると、そこはごく普通の蕎麦屋だった。
だけど店の奥で手打ちしてたりして、蕎麦はかなり本格的で美味い。

12時ごろ店を出て、地下鉄に乗って水道橋へ。
偶然見つけた金刀比羅神社にお参りしたあと、「DEPO MART」で「仮面貴族FIESTA」のDVDを購入。
それからどうしようか?と思ったのだけれど、せっかくなので小石川後楽園へ行くことにした。
水道橋・後楽園界隈はコンサート・プロレス・イベント等で百回近く来ているはずだけど、ここは初めて。
入園料300円を払って中へ入ると、うっそうとした緑が目に飛び込んできた。
そしてその後方には、東京ドームの真っ白い屋根・・・ なんとも不思議な光景。
中央にある池を中心に、山あり川あり。東京にもこんなに素敵なところがあるんだなぁ~。
園内を1時間ほどかけてじっくりと散策しているうちに、すっかり癒されてしまった。

20130518_1352b

14時半ごろ小石川後楽園を出て、いつものようにブラブラと歩いて神保町方面へ。
ここはいつものように中古盤屋めぐり。「レコード社」で河島英五の「文明Ⅰ~Ⅲ」を発見。
久しぶりにレコードを買って、昔みたいに大きなレコード袋を抱えて歩く。
CDみたいにカバンには入らず、いかにも「レコードです!」って感じが気分いい。
それから「タクト」で伊藤さやかの全曲集を発見。この店は必ず何かしらの発見がある。
いい加減歩き疲れたので、「天鴻餃子房」で餃子を食べながらビールを飲む。
いつもはごった返しているこの店も、この時間はまだガラガラ。
窓際のカウンター席が気持ちよくて、レモンサワーまで頼んでしまった。
そろそろ16時になろうとしていたので、これで切り上げて帰ることに。
帰り際に「disk union」に寄ったら、1階2階がクラシック館になっていてビックリ。。。

20130518_1552c

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月17日 (金)

金曜日は・・・

待ちに待った金曜日。というわけで会社帰りは何をしよう?
友人を誘ったけど別件があるそうなので、スマホであれこれと検索。
後楽園ホールはボクシングだし、新宿LOFTは知らないバンドだし・・・。
ふと思い立って市ヶ谷で途中下車。以前にも行ったことのある「串八珍」で飲むことにした。
窓際のカウンターで焼とんをつまみながら、ビールと黒ホッピーをグビグビ。
19時前に入ったときにはガラガラだった店内が、20時ごろにはほぼ満席に。
そんな雰囲気になんだかすっかり出来あがってしまい、早々に退散。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月15日 (水)

幡ヶ谷でパンダ

今日は水曜日なので、ちょっと飲みたい気分・・・ ということで幡ヶ谷の「みやび屋」へ飲みに行く。
この店に来るのはちょっと久しぶり。いつものように、カウンターに座ったパンダがお出迎え。
焼とんなどを適当につまみながら、ビールと黒ホッピーをグビグビと飲む。
うーん、この店もなかなか居心地がいいんだなぁ~。
そんなわけで1時間ちょっと満喫して、22時19分に会計完了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月13日 (月)

清志郎を読む「忌 忌野清志郎は生きている!」第三書館編集部編

不定期気まぐれ連載「清志郎を読む」。
七冊目の今回は、第三書館編集部編「忌 忌野清志郎は生きている!」。

Bookkiyoshiimawa1

この本をここでとりあげるべきか、正直なところかなり迷った。
と言うのは、この本が発売されたとき、かなり評判が悪かったからだ。
各界の人々が清志郎に寄せたコメントを、ネットなどから勝手に集めてきて、
ただ単に分類して並べて、一冊の本にまとめたような感じ。
そこには愛のひとかけらもなく、ただ単に話題に便乗しているだけに思える。
だからアマゾンのレビュなどにも辛辣な意見が書かれていたし、
清志郎ファンが「NO」と言う気持ちもよくわかる。

そんな思いが届いたのか届いていないのかわからないけれど、
この本はこの後けっきょく二冊の続編が出版されている。
内容は変わらず、いろいろな情報の寄せ集めといったところ。
“第三書館編集部編”というのも、責任の所在が曖昧な感じがしてしまう。
だけどコメントしている人達にはもちろん罪はなく、
それぞれの想いが痛いほど伝わって来て、なんとも言えない気持ちになる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月12日 (日)

VA「奇奏ト狂唱ノ宴 第十四章 -澁澤龍彦生誕記念。「妖人奇人異端の肖像 ドラゴニア綺譚集」-」池袋 LIVE INN ROSA

今日は池袋 LIVE INN ROSAへ、「奇奏ト狂唱ノ宴 第十四章 -澁澤龍彦生誕記念。
「妖人奇人異端の肖像 ドラゴニア綺譚集」-」を観に行く。お目当ては“母檸檬”。
イベントは15時30分スタートだけど、出演時間にあわせて16時30分ごろ会場入り。
ステージでは“TADACy EYE(S)”というバンドが演奏中。ものすごい衣装に身を包んだ人達が暴れてる。
ほんの少ししか観られなかったけど、ゴリゴリのラウドRockという感じのサウンド。
フロアには30~40人ほどのお客さん。ほどよい感じで余裕があって、個人的には好みの空間。
ひとまずステージ向かって左側のスペースを確保する。

セットチェンジをはさんで、16時55分から“世界システム”のステージ。
ベース、シンセサイザー、ギター、ギター&ヴォーカルというドラムレスのバンド。
エレクトリックだけどハードでクールな演奏が繰り広げられる。
まだ若いバンドなのかな? 懸命にオリジナリティを出そうとしている感じがなんとも・・・。
30分足らずのステージはあっという間に終了。

17時40分ごろから、いよいよ“母檸檬”のステージ。迷わずステージかぶりつきの位置へ。
新生“母檸檬”を観るのは、今日で確か二回目になるのかな。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカルの御手洗水子。
ツインヴォーカル時代と比べると、いささか大人しくなってしまった感は否めないけど、
その独特な世界観はあいかわらずで、思わずグイグイと引き込まれてしまう。
抜群の演奏力のバンドをバックに、水子のヘタウマなヴォーカルが炸裂する。
今日も新曲中心のセットリストで、ベースのしゃあみんがヴォーカルをとる曲もあり。
たっぷり30分の演奏で、とっても大満足のステージだった。

20130512_1733c

続いて18時30分から、“殺し屋ベイビー”のステージ。
しましまぁー、なんというネーミングのバンド名・・・。だけどサウンドはなかなか素敵。
ドラム、ベース、ギター、サックス&キーボード、
アコーディオン&クラリネット、ヴォーカル&ギターの6人編成。
その特徴は何と言っても、サックス&キーボードとアコーディオン&クラリネットの女性二人。
ハードなサウンドにさまざまな色付けをして、他にはない個性的なサウンドを作り出している。
そのサウンドやルックスとは対照的に、ヴォーカルの素朴な感じが印象に残る30分間であった。

今日のイベントは22時までということなので、そろそろ帰ろうかな~と思ったのだけれど、
次のバンドはどうやら“ゾンビロリータ”みたいなので、次まで観ていくことにした。
19時15分ごろ演奏開始。ステージにはドラム、ベース、ギター×2、キーボード、
そして4人のパフォーマーが立ち並ぶ。みんな白塗りの身体に、黒の斑点が浮かんでいる。
おどろおどろしい演奏に乗せて、その名のとおりゾンビのような動きをしながら、
モノローグとも叫びともつかないような不思議なヴォーカルがたたみかけられる。
途中でフロア後方から、赤い衣装を着た女性がステージ前へ。
お客さんがハジけて乱入したのかと思ったら、その人もメンバーだったようで。
30分間に渡って、その独特な世界を繰り広げ続けたのであった。

そろそろ20時になろうとしていたので、ひとまずこれで退散。
お腹が空いたので、「弁慶」で飲んでいくことにした。
この店は以前にも来たことがある。値段はそこそこだけど、料理はかなり美味しい。
ビール、チューハイ、日本酒と飲んで、1時間ほどで店を出る。
それから「筋骨麺 たいぞう」でつけ麺を食べて、山手線に乗って22時ごろ帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月10日 (金)

待ちに待った金曜日

待ちに待った金曜日。今週は連休明けだから、特にキツかったなー。
というわけで、会社帰りには幡ヶ谷へ行って「太陽食堂」で飲み。
いつものようにオーダーして、いつものように楽しむ。
19時半過ぎに入店して、まったりと1時間半ほど過ごす。
ほどよくヘロヘロになって帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 8日 (水)

Little Screaming Revue「Little Screaming Revue」下北沢 440 four forty

今日は下北沢 440 four fortyへ、“Little Screaming Revue”のライブを観に行く。
18時30分開場・19時30分開演のところ、会場に着いたのは19時20分ごろ。
もうとっくに開場していて、整理番号11番は無駄になってしまったけれど、
フロア後方のソファーに座ることができた。それなりにステージが見える、まずまずの席。
お客さんは既にびっしり満員という感じ。キャパシティは80席という話だ。

予定より遅れて、19時40分過ぎにスタート。
今日は“Little Screaming Revue”としてのステージ、Drums&Vocal:富岡"Grico"義広、
Bass&Vocal:藤井 裕、Guitar&Vocal:三宅伸治、だけどVocalだったあの人はいない。
リハーサルの音出しのような感じで、「LSR JAM」から演奏はスタート。
それから「不真面目に行こう」「イロイロ」「ひどい雨」「ソングライター」と、
“Little Screaming Revue”のレパートリーが次々と演奏されていく。
伸ちゃんのヴォーカルで聴くLSRナンバー、決して悪くはないのだけれどなんだか違和感。
何故だか今日はあの人の不在をものすごく強く感じて、いまひとつ気持ちが入りきらない。
爆音のリズム隊に負けないように、伸ちゃんのレスポールの音を太くしているようなのだが、
そのせいか音の輪郭がちょっとボヤけているような気がして、それもいまひとつの原因か・・・。
“ラフィータフィー”のナンバーから「QTU」を披露したあと、
裕さんのヴォーカルで「青空」「人間のクズ」を続けて演奏して、第1部は20時30分ごろ終了。

休憩をはさんで、20時50分過ぎに第2部がスタート。
伸ちゃんはスクリームマスク、グリコは大仏様といった感じで、かぶり物をかぶっての登場。
グリコのヴォーカルで「ガラクタ」「裸のマンモス」と、二曲続けて演奏。
かぶり物をかぶっていたためかはわからないけど、ヴォーカルが聴こえにくかったのが残念。
それから「明日また話そう」「浮いてる」と続いていくうちに、第1部で気になっていた音の悪さは解消。
特に「夢見るグルーヴィン・タイム」では、バンドの演奏と音の重厚さがバッチリで感動的だった。
お客さんもだんだんとエンジンがかかってきた感じで、立ち上がって踊りだす人もちらほら。
そして「おもしれー」「世の中が悪くなっていく」「裏切り者のテーマ」を続けて演奏して、本編は終了。

アンコール、今度は三人とも鳥のかぶり物をかぶってステージ登場。
この展開からすると、演奏するのは「鶏肌(チキンスキン)」しかない。
ステージ横からド派手な羽根飾りをつけたあの人が、いまにも現れそうな気がして仕方がない。
続いて「来たれ21世紀」。アルバムに収録されたバージョンではなく、
「365歩のマーチ」というのが泣かせる。
そして最後は「君が代」。裕さんは清志郎ばりに、自分のアタマにムースをかけまくる大熱演。
こうして22時10分、演奏はすべて終了。強力なリズム隊と伸ちゃんのギターとヴォーカル。
演奏はとっても良かったのだけれど、どうしても物足りない感じが残ってしまった。
もちろんそれは演奏しているメンバーのせいではなく、あの人がいない不在感のため。
今日はいつも以上にそんな思いが強くて、個人的にはいまひとつ乗りきれないライブであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 7日 (火)

連休明けはツイてない

ゴールデンウィークが終わってしまい、今日からまたお仕事。
今朝はさすがに出かけるのがツラかったけど、ぼちぼちやっていくしかないかな。
などと言っている間もなく、今日はちょっとしたターニングポイントとなる打ち合わせ。
いきなりヘヴィーな展開ではあったけど、なんとか無事に乗り越えることが出来た。
でも全体的にはいまひとつ調子が出ず、ちょっとしたミスをしてしまったりもした。

帰りにコンビニに寄れば、貯まっていると思っていたポイントがなくなっていたり・・・。
ネットでCDを買う時に間違えて、オンライン決済に使ってしまったようだ。
せっかく貯めたのになぁー。またコツコツと貯めていかないと。。。

そんなわけで、今日はちょっとダメダメな一日。
おとなしく寝ることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 6日 (月)

Leyona 仲井戸"CHABO"麗市 沼澤尚「Thumbs Up 15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 祝! ThumbsUP 「3人でSHOW」」横浜 Thumbs Up

今日は横浜 Thumbs Upへ、Leyona 仲井戸"CHABO"麗市 沼澤尚
「Thumbs Up 15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 祝! ThumbsUP 「3人でSHOW」」を観に行く。
Thumbs Upへ行くのは、去年の連休以来だからちょうど一年ぶりになる。
東横線と副都心線とが直通になったので、代々木公園駅から千代田線で明治神宮前駅まで行き、
そこから一気に渋谷駅を通り越して、40分足らずで横浜駅に到着。
渋谷駅で乗り換えるとえらい不便みたいだけど、通り過ぎると便利ということが判明。
横浜駅には17時20分ごろ着いたものの、あたりを散策していたら会場着が18時になってしまった。
既に開場していたけど並び順がいまいちわからなくて、けっきょく一番最後に入場。
フロアはお客さんでほぼ埋まっていたので、入口そばのカウンター席に座る。
ステージはちょっと遠いけど、椅子が一段高くなっているので意外とよく見える。
カウンターに置いてあった本を眺めながら、ゆっくりと開演を待つ。

開演予定時間の19時よりややフライング気味に、Leyonaと沼澤 尚がステージに登場。
沼澤 尚のドラムをバックに、Leyonaがギターを弾きながら唄う。
Leyonaはブルーの衣装を身にまとい、いつもどおりのエモーショナルな唄声を聴かせる。
うーん、やっぱりイイなぁ~。Leyonaの唄声は、ウェットで温かくてどこか懐かしい。
いつからか始めたギターを弾きながら唄うスタイルもすっかり板について、
おまけに今日はBlues Harpを吹きながらのプレイも見せてくれた。
「ダンスミュ-ジック☆あいつ」などのアップテンポのナンバーから、
「風をあつめて」などミディアムテンポの曲、そして「MELODY」「STARS」といったバラードまで、
沼澤 尚のドラムとのコンビネーションもバッチリで、とっても素敵な演奏だった。
Leyonaのステージは60分ほどで終了し、セットチェンジを兼ねた休憩時間に入る。

20時10分をまわった頃、いよいよCHABOのステージが始まる。
今日は沼澤 尚をドラムに迎えて、“CHABO×沼澤 尚”といった趣きの演奏のようだ。
オープニングは「You Gotta Move」。いつもはちょっとつま弾くだけなのに、今日は一曲まるまる演奏。
続く「Green Onion」もインストでたっぷりと聴かせ、どうやらドラムとのセッションを楽しんでいる模様。
次に演奏されたのは「ラララ」という曲。新曲なのだろうか? どこかで聴いたことがあるような気もする。
それからちょっとアレンジが変わった「平和ブルース」。ドライブ感が増して、なんだかイイ感じだ。
お客さんとのコール&レスポンスもあり、国民栄誉賞をとった長嶋さんに捧げるフレーズも飛び出す。
今日は沼澤さんのドラムとのコンビネーションを意識してか、曲のアレンジが微妙に異なっている。
お馴染みの「ホーボーへ」やレア曲の「Well Alright」「おいしい水」も、いつもとはちょっと違った雰囲気。
CHABOはそれをかなりお気に召したようで、「ベースいらないね。もう早川と会わなくていい」とも。
一番のハイライトは「Voltage」。CHABOのギターストロークと沼澤さんのドラムが激しくバトルする。
続いて、ゴールデンウィークに窓の外の雲を眺めながら作ったという新曲「雲の唄」を披露。
「君はもしかして戻って来るのかな~♪」という歌詞が、ちょっとばかり意味深であった。
本編ラストは「ガルシアの風」。こちらはあくまでも普段どおりの演奏で締めくくってくれた。

アンコール、CHABOとLeyonaと沼澤さん、三人での演奏がスタート。
アップテンポの「Tell Mama」から始まり、以前Leyonaがカバーした「魔法を信じるかい?」。
Leyonaは「隣にCHABOがいるから緊張する」と言いつつも、しっかりと唄いあげていた。
CHABOのヴォーカルで聴くこの曲もいいけど、Leyonaのヴォーカルで聴くこの曲もまたイイ。
なんだか不思議な力を感じる・・・ まさに「魔法を信じるかい?」っていう感じ。
それからRCのナンバーから、「君が僕を知ってる」「ブン・ブン・ブン」を続けて演奏。
「ブン・ブン・ブン」は、先日の武道館「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」でも唄われた曲。
意識的なのか無意識なのか、武道館と確実にシンクロした瞬間だった。
Stevie Wonderのカバーで「太陽のあたる場所」を演奏したあと、Leyonaのデビュー曲「オレンジ」。
Leyonaにとっては想い出深い曲なんだろうな~。その曲をCHABOといっしょに演奏しているという・・・。
その気持ちを思うと、観ているこちらまでホットな気分にさせられる。
ラストは、CHABOが甥の結婚式で唄ったという「いつでも夢を」を“おまけ”で演奏。
サビの部分ではお客さんもいっしょになって合唱し、なんだか歌声喫茶のようになって終了。
盛大な拍手と歓声に包まれて、22時10分過ぎにすべて終了。
いつもとはちょっと趣向の違ったライブだったので、若干違和感があるところもあったけど、
三人のほのぼのとした想いが感じられて、終わってみれば素敵なライブであった。

ライブ終了後、いつもならしばらく余韻に浸るところなのだが、
座っていた場所が場所なので、ソッコーで会計を済ませる。
そのままソッコーで東横線に乗り込み、23時過ぎには代々木公園駅まで戻る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 4日 (土)

VA「MAVERICK KITCHEN VOL.5」恵比寿 LIQUIDROOM

それから地下鉄日比谷線に乗って、恵比寿へと向かう。
恵比寿 LIQUIDROOMへ、「MAVERICK KITCHEN VOL.5」を観に行く。
イベント自体は12時から始まっていたけれど、お目当ての“アナーキー”までは時間がある。
19時20分ごろ会場に着くと、ちょうどセットチェンジが行われているところ。
チケットはSOLDOUTと聞いていたけれど、フロア後方はけっこうスペースに余裕がある。
ステージ向かって左側、DJブースの下の段差に腰かけて演奏が始まるのを待つ。

2013050402

タイムテーブルから10分押し、19時35分から“KING BROTHERS”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターという4人編成のバンド、前にも観たことがある。
最初からヴォーカルのテンションが異常に高くて、マイクをわしづかみにして客に投げつける。
マイクコードをたぐり寄せて、再びマイクスタンドにセットする女性スタッフ。
それをまたわしづかみにして、客に投げつけるヴォーカル。再びマイクスタンドにセットする女性スタッフ。
熱いヴォーカルとあくまでもクールなスタッフ・・・ 前半はついついそのやり取りに目が行ってしまった。
その音はハードでラウドなRock'n'Roll。ひたすら爆音でハイテンションな演奏が続いていく。
最後はお客さんをかき分けて、メンバーがフロアに降りていく。
わざわざドラムセットまで移動して、メンバー全員がお客さんの輪の中に入って演奏。
まったくイカれたやつらだぜ! でも好きだな、こういうの・・・。
30分ほどの演奏で、セットチェンジに入る。

20時20分過ぎ、次のバンド“THE PRISONER”のステージが始まる。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、そしてこのバンドの特徴である男女ひとりづつのヴォーカル。
このバンドも前に観たことがある。めちゃめちゃポジティブで前向きな歌詞とサウンド。
男性ヴォーカルのルックスからするとOiパンクとか演っちゃいそうだけど、全然そうでないのが面白い。
女性ヴォーカルも、とてもRockバンドにいるようなキャラクターじゃないところがたまらなくイイ。
バラードナンバーも織り交ぜた演奏は、30分ほどで終了。

続いて21時10分ごろから、“怒髪天”がステージに登場。
ヴォーカルの増子直純は何度か観たことあるけど、“怒髪天”の演奏を観るのは初めて。
今日は“アナーキーサポートアクト”という名目で出ていることもあり、
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、全員“亜無亜危異”の腕章をつけている。
おまけに増子直純は、“亜無亜危異”刺繍入りのナッパ服を着る気合の入りよう。
演奏はタワレコイベントにちなんだのか「NO MUSIC, NO LIFE.」から始まり、
ポップでキャッチーなRockナンバーが繰り広げられている。
ヴォーカルも演奏もとっても安定していて、いいバンドだなぁ~と思った。
そうは言っても今日は“心はアナーキー”という感じで、20分足らずで演奏は終了。

そして21時40分過ぎ、いよいよ“アナーキー”17年ぶり1日限りの復活ステージが始まる。
ボサノバ調の「Anarchy In The U.K.」が流れる中、
ステージを覆った幕が開くとお客さんがステージに殺到。
私もステージ前2列目まで進出して、モッシュの渦に身をゆだねる。
コバン、テラオカ、シンイチ、マリ、そしてシゲル。このメンバーが揃うとやっぱり最強。
全員がナッパ服に白い“亜無亜危異”腕章というのが、なんとも言えずうれしい。
オープニングは、いきなり新曲で「パンクロックの奴隷」。
このあたりがタダの復活で終わらせない“アナーキー”らしいところだな。
二曲目からは、“アナーキー”初期のレパートリーのオンパレード。
「READY STEADY GO」「333」「缶詰」「タレント・ロボット」、そして「東京イズバーニング」。
「なーにがニッポン国民だ。なんにもしねぇでふざけてる」という、2013年バージョンの歌詞が強烈。
間奏でシゲルは客に向かってダイブ! それでもしっかりキメ台詞までにはステージへ生還。
「心の銃」に続いては、もうこれしかない「ノット・サティスファイド」。
カッコいい~! としか言う言葉が見つからないほどカッコいいステージだった。
25分にも満たない短い演奏、再三の“アナーキー”コールには応えることなくアンコールは無し。
それでも充分過ぎるほどの大満足で、22時15分ごろ会場をあとにした。

久しぶりの恵比寿なので飲んでいこうと思ったけど、手頃な店が見つからず渋谷へと移動。
「多古菊」へ行ったら「もうすぐラストオーダー」と言われたけど、とりあえず入店。
いつものようにオーダーして、22時45分ごろから23時45分ごろまで飲み食いする。
天気も気分も良かったので、ブラブラと歩いて帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

VA「SWEET LOVE SHOWER 2013 IN 東京」日比谷野外大音楽堂

ゴールデンウィークということもあり、観に行きたいライブもめじろ押し。
あれこれ遣り繰りしていたけれど、今日はふたつのライブがバッティング。
ひとつは日比谷野音で行われる「SWEET LOVE SHOWER 2013 IN 東京」、
CHABOが野音で観られるという見逃せないシチュエーション。
ひとつは恵比寿 LIQUIDROOMで行われる「MAVERICK KITCHEN VOL.5」、
“アナーキー”が一夜限りの復活を果たすという歴史的瞬間。
どちらも甲乙つけがたいなぁ~と思いつつ、事前に発表されたタイムテーブルを見ると、
CHABOが16時40分からの出演、“アナーキー”が21時25分からの出演とのこと。
なんという奇跡、これならどちらも観られそうじゃないか!
欲張って“恵比寿→日比谷→恵比寿”というパターンも考えたのだけれども、
恵比寿は再入場不可ということがtwitterでわかったので、日比谷→恵比寿という計画にした。

まずは日比谷野音の「SWEET LOVE SHOWER 2013 IN 東京」へと向かう。
開演時間15時ちょうどに会場に到着。会場内から開演を告げるアナウンスが聴こえてくる。
今日の席は、C9列57番。Cブロックだけど、ステージ真正面のベストポジション。
ということもあってか、すぐ前のエリアはほとんど関係者席と化していた。
ステージでは、「GOMA&The Jungle Rhythm Section」の演奏が始まっている。
ドラム、パーカッション×2、伝統民族楽器ディジュリドゥという4人編成のユニット。
単調なビートが延々と刻まれる中、ディジュリドゥの独特な音が鳴り響く。
呪術的な効果なのか? こういうのって意外とハマってしまうのだよなー。
まわりのお客さんも次第に立ちあがって、そのビートに身をゆだねて踊りだす。
フェスのオープニングを飾るには、とってもふさわしい演奏であった。
予定どおり30分で終了し、セットチェンジに入る。

15時50分から、二番目のバンド“奇妙礼太郎トラベルスイング楽団”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、パーカッション、ホーンセクション5人、ヴォーカルという大所帯。
ヴォーカルの奇妙礼太郎がソウルフルな唄声とパフォーマンスで、バンドをグイグイと引っ張っていく。
ちょっとばかり暑苦しいところはあるけど、キライじゃないよーこういうバンド。
RCみたいなんて言ったら誉めすぎだけど、“Scoobie Do”とかそういう感じかな。
お客さんもいい具合に温まって来て、なかなかイイ雰囲気の30分間のステージだった。

そして16時40分から、いよいよCHABOのステージが始まる。
広い野音のステージの上に、ポツリとそびえたつマイク。
そこに向かって、いつものようにCHABOがブラリと歩いてくる。
「あんまり天気がいいんで、散歩がてら寄ってみました」とCHABOは言い、
「Route 66」「打破」「アメリカンフットボール」を続けて演奏。
CHABOの「ひとりでもRockは出来るぜ―! Rockは人数じゃないぞー!」という言葉どおり、
広い野音にCHABOの唄とギターだけが響きわたる様子はまさにRock。
野音90周年にちなんで、自分が野音で行ったライブを懐かしそうに振り返るCHABO。
そしてRCのとき野音で演奏したナンバーということで、「上を向いて歩こう」を唄う。
早くも最後の曲となり、野音のいい風を浴びながら「ガルシアの風」。
正直言って今日のイベント出演は、共演者や客層を考えると「どうして?」という感じだったけど、
あくまでもいつもの自分のスタイルを貫き通したCHABO。
そんなCHABOから、またひとつ勇気をもらった30分間であった。

お目当てのCHABOのステージが終わってしまったので、どうしようか?と思ったけど、
次に出る「レキシ」を観てみたかったので、そのまま居残ることにした。
会場を見渡すと「レキシ」のTシャツを観ている人が多いので、どんなバンドか気になったのだ。
17時30分から、その「レキシ」のステージが始まる。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、そしてアフロヘアーの男性ヴォーカル。
どこかで見たことあるなぁーと思ったら、“SUPER BUTTER DOG”のメンバーなのね。
ユーモアたっぷりのMCと、おもしろい歌詞のファンキーなナンバーでグイグイ飛ばしていく。
これは人気があるのもわかるな・・・ でも、良くも悪くもスペシャ的なノリだ。
30分間で3曲というパフォーマンス、とっても盛りあがっていた。

時間は既に18時。次に出演するのは“group_inou”というユニット。
セットチェンジの音出しを聴いただけで、苦手な分野の音楽だと気付いたので会場をあとにする。
日比谷公会堂の1階に、「日比谷公会堂アーカイブカフェ」というのがあるのに気付いて入ってみる。
日比谷公会堂にまつわる写真やモノが、レトロな空間に飾られている。
なんだかタイムスリップしたような雰囲気で、とっても落ち着くスペースであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 3日 (金)

TELEVISION「LIVE」吉祥寺 CLUB SEATA

今日は吉祥寺 CLUB SEATAへ、“TELEVISION”のライブを観に行く。
“TELEVISION”はおそらく2003年以来、10年ぶりの来日・・・のはず。
何故かネット上に情報が少ないのは、“TELEVISION”というその名前ゆえに検索しずらいからなのか?
などと思いつつ、自分自身が前回観たのは2003年SHIBIYA-AX、それだけは確かだ。
それ以来活動を続けていること自体知らなかったので、今回の来日はまさに青天の霹靂。
今回はちょっと小さめのハコばかりだけど、東京×3・福岡・大阪とかなり精力的な来日公演だ。
東京公演は昨日から始まっており、本日の吉祥寺は2公演目。
会場のCLUB SEATAは初めて行くハコ。2009年10月オープンだというから、まだけっこう最近だ。
開場時間18時のところ18時30分過ぎに会場へ行くと、まだ入場している最中。
キャパが650人ということもあり、けっこう時間がかかっている模様。
それでもほどなくして会場入り。フロアは意外と空いていたので、ステージ向かって右側前方に陣取る。
フロア中央を横切るように梁が横たわっているので、フロア後方からはちょっと観にくいかも?
ステージはまずまずの高さなので、それだけがちょっと残念なところかな。

予定よりかなり遅れて、19時15分過ぎに演奏がスタート。
オープニング・アクトは“キノコホテル”。正直言ってこういうときのオープニング・アクトってどうなの?
っていつも思うのだけれど、“キノコホテル”はけっこう好きなバンドなので全然問題なし。
それどころか、かなりいい感じのパフォーマンスだったのですよ、これが。
“キノコホテル”を観るのは実に3年ぶりになるけど、その間にメジャーデビューをして、
すっかりと貫録がついたような気がする。だけどその演奏は相変わらず、シャープでキレがある。
典型的なガレージサウンド、それをしっかりと支えるメンバー(従業員か?)のテクニック。
ドラム、ベース、ギター、それぞれにソロパートがフィーチャーされ、
トリを飾るのはもちろんヴォーカル兼キーボード(歌と電気オルガン)のマリアンヌ東雲。
拡声器を持ってキーボードの上にのぼる姿は、どうしようもなく過激で素敵。
“TELEVISION”とは全く異なる世界観だけど、けっこう受け入れられていたような気がする。
30分ほどで演奏は終了し、セットチェンジに入る。

そして20時10分ごろ、チャイムの音が鳴り響く中、“TELEVISION”のステージが始まる。
ステージを覆っていた幕が開くと、“TELEVISION”のメンバーが姿をあらわす。
その瞬間、いっせいにステージ前へと押し寄せるオーディエンス、
その流れに乗って私もガードフェンスから2列目まで進出してしまった。
Drums:Billy Ficca、Bass:Fred Smith、Guitar:Jimmy Rip、
そしてVocal&Guitar:Tom Verlaine。
もちろん年齢を感じずにはいられないけれど、その美しい面影はまさにTom Verlaineだ。
神経質なほどにギターのチューニングを気にするTom、それもまたらしくてイイ。
一曲目は「Prove It」、TomのふにゃふにゃVocalをこんなに真近で観られるなんて信じられない。
“TELEVISION”結成は1973年、実に40年の歳月を超えて、今こうしてナマで聴いている不思議。

MCはほとんどなく、神経質にチューニングをしながら「1880 or so」「The Fire」「Glory」と続く。
絶妙なベースの入り方、TomとJimmyとのギターの分担、スライドギターのテクニック、
これまで音だけで聴いていたものが、すぐ目の前で観られるというのはやはりスゴイ。
何曲か聴いたことのない曲があったものの、「Little Johnny Jewel」「Venus」といった
お馴染みのナンバーを中心に演奏は進められていく。
決してハードではないけれど、奥深いアンサンブルがそこには存在する。
そして極めつけは「Marquee Moon」。ドラムとベースの淡々としたリズム隊に、
TomとJimmyのギターが絶妙なタイミングでからみついていく。
10分以上に及ぶ演奏にフロアからは盛大な拍手が捧げられ、そのままアンコールに突入。
アンコールでは、なにやらセッション的な演奏を披露(単に私が曲を知らないだけ?)。
再びチャイムが鳴り響く中、1時間40分以上に及ぶライブは21時50分過ぎに幕を閉じた。
聴きたい曲は他にもたくさんあったけど、かなり満足度の高いライブだった。

久しぶりに吉祥寺へやって来たので、これまた久しぶりに「千尋」へ寄ってみる。
駅は改築中でまったく訳のわからない状態になっていたけど、
街並みやお店はまったく変わらずに温かく迎えてくれる。やっぱり素敵な街。
この店は料理が美味しくて、ゆっくりと飲めるところがとってもお気に入り。
23時過ぎまでじっくりと楽しんで、井の頭線と京王線を駆使して帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 2日 (木)

忌野清志郎「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love & Peace」日本武道館

今日は5月2日、清志郎が遠くへ旅立った日。
どうにか休みをとって、朝からずっと清志郎のことを想いながら過ごす。
そして例年どおり、「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love & Peace」へ行く。
今年はCHABOも伸ちゃんも出演しないので正直どうしようか?と迷ったけれど、
これは「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」、清志郎に会えればそれでイイのだ。
13時から物販が開始されるというので、13時半過ぎにひとまず武道館へ。
行列しているのを見越して早く行ったのだけれど、列はまだ出来ていなかった。
そしてパンフレット、ポスター、Tシャツ、エコバッグ、RCの新譜「悲しいことばっかり」を購入。
そのまま館内から漏れてくるリハーサルの音を聴いて過ごすのもアリかな?と思ったけど、
開演まであと4時間・・・さすがに時間を持て余しそうなのでいったん帰宅。

夕方になって、再び武道館に向かって出発。
16時半過ぎに到着してみると、ぼちぼち人が集まりだしていた。
しばらく北の丸公園を散策したあと、17時20分に会場前で友人と待ち合わせして会場入り。
いつもなら人が列をなしている、外から2階席に上がる階段が使われていない。
ちょっとした異常事態に一抹の不安を抱えながら、アリーナへと進んでいく。
私の席は、A3ブロック64番。ステージ向かってやや左寄りだけど、前から8列目の好位置。
ステージ両サイドにはモニター、そして今年もヒトハタウサギが立っている。
ステージは巨大スクリーンで覆われていて、ステージ置かれた機材の様子を見ることは出来ない。
BGMはもちろん清志郎ナンバー、否が応でも気分は盛り上がってくる。

予定より少し遅れて、18時05分過ぎに開演。
これまでと同様に「ロックン・ロール・ショー」が流れ、清志郎が自転車で武道館入りする映像から始まる。
映像は「よォーこそ」へと変わり、ファンファーレとともに本日のハウスバンドのメンバー紹介。
Drums:古田たかし、Bass:TOKIE、Keyboards:斎藤有太、Keyboards:Dr.KyOn、
Guitar:小倉博和、Sax:山本拓夫、Sax:yukarie、そしてVocal:忌野清志郎と紹介された。
ステージを覆っていた巨大スクリーンがあがってバンドがその姿をあらわし、
一番目のゲストヴォーカル:トータス松本が金髪をなびかせてステージに登場する。
ゲストが二曲づつ清志郎ナンバーを唄って、次々と交替していくというお馴染みのパターン。
トータス松本は、「ドカドカうるさいR&Rバンド」と「不思議」をセレクト。
「ドカドカうるさいR&Rバンド」はトータスらしい選曲で、オープニングにふさわしいナンバー。
続く「不思議」はちょっと意表を突いてきたかな? でも、原曲のままのアレンジで完璧に唄いきってた。
二番目のゲストは佐野元春。いきなり英語でRock'n'Rollを唄い出し、微妙な空気が館内に立ち込める。
「元春ぅー、今日は清志郎のイベントだよー!」というみんなの心の叫びが通じたのか、
「10年ぐらい前に清志郎と武道館で唄った曲」という紹介で「トランジスタ・ラジオ」。
元春節が思いっきり炸裂していたけれど、それがまた元春らしさ満開で良かった。

続いてステージに登場したのは、ムッシュかまやつ&浜崎貴司。
ステージ中央の椅子にふたり並んで腰かけ、ハウスバンドをバックに「黒くぬれ!」、
アコースティックギター弾き語りで「たとえばこんなラヴ・ソング」。
ムッシュは独特の存在感があるなぁ~。浜崎のヴォーカルも安定していて、どちらも素敵だった。
次のゲストは、真心ブラザーズ。「お墓」と「Johnny Blue」を演奏。
原曲をそのまま忠実に再現している様子が、本当に好きなんだなぁ~と感じさせる。
今回のライブは、清志郎といっしょに活動していた人はほとんど出演していないのだけれど、
清志郎に影響を受け、清志郎を好きで好きでたまらない人達が出演しているのだと感じた。
清志郎をトリビュートするイベントの趣旨も、少しずつ変化してきているのかな?と思う。
若干まったりとした雰囲気をかき消すように、華々しくステージに登場したのは及川光博。
ブルーの羽根つき帽子にマントという王子様ルック、オーバーなジェスチャーでビシッと決めてみせる。
清志郎とのユニット“ミツキヨ”のレパートリー「強烈ロマンス」と、清志郎のソロから「涙のプリンセス」。
「強烈ロマンス」は久しぶりに聴いたけど、ブレイクでの「ミッチー!」「清志郎!」はしっかりシンクロ。

ここで演奏はいったん中断し、ウィルコ・ジョンソンと吉本ばななからのメッセージビデオの上映。
それから竹中直人扮する“ナン男”が、グッズ企画会議の模様を中継。あいかわらず可笑し過ぎる。
ステージの巨大スクリーンが上にあがると、KyOnのキーボードをバックに泉谷しげるが登場。
いきなり「写真撮影OK」との言葉にどよめく場内・・・。その中を「いい事ばかりはありゃしない」を唄う。
いつもは歌詞がかなり怪しかったりするわけだが、今日はきっちり完璧に唄っていた。
続いて、細美武士。えーと、誰? “the HIATUS”というバンドのヴォーカル。
うーん・・・ あぁ、“ELLEGARDEN”の人と言ったほうがまだわかりやすいかな。
透き通った声で唄う「スローバラード」は絶品だったけど、
「夜露が窓を包んで」を「夜霧が窓を包んで」と唄っていた本当の理由は不明。
もう一曲は「デイ・ドリーム・ビリーバー」。ほんわかムードに包まれる館内。
個人的にはこのときに、ステージ中央に清志郎のOrangeアンプが置かれているのを発見。
やっぱり来てくれていたんだー!と思った途端、嬉しい半面ちょっとばかりしんみりしてしまった。
かなり長いセッティングのあと、細野晴臣+坂本龍一with青葉市子がステージに登場。
“HIS”のナンバーから「日本の人」。細野さんと青葉市子がヴォーカルをとる。
でもやっぱり、坂本冬美のヴォーカルで聴きたかったなぁ~と思った。
次に登場したのはハナレグミ、「多摩蘭坂」を唄う。あいかわらずハナレグミの世界。
「サヨナラCOLOR」は映画のストーリーを思い出してしまい、思わずうるうる来てしまった。

続いて、佐藤タイジ&曽我部恵一のデュオで「甲州街道はもう秋なのさ」。
この選曲、最高です。タイジのヴォーカルも、とっても良かった。
もう一曲は「スローバラード」、細美武士と曲がカブってしまいましたな。
曽我部恵一のヴォーカルは良かったけど、タイジのギターはちょっとハード過ぎたような。
ここで前回と同様、ひとりのお客さんにすべてのグッズが当たるという抽選会。
それから清水ミチコ、蜷川実花、リリー・フランキーからのメッセージ上映。
そしてステージ中央には1台のエレピがセッティングされて、矢野顕子が登場。
「セラピー」「恩赦」、本人も言っていたけど「あまり唄われないけど、驚くほどいい曲ばかり」。
アッコちゃんだけ三曲の演奏で、最後に清志郎との大切な曲「ひとつだけ」を唄う。
この曲を聴くたびに、このなんとも言えない“優しさ”は何なんだろう?と思う。
思わず涙腺決壊・・・。この時間だけ、明らかに館内の空気が変わっていた。
この素敵な演奏を観られただけで、今日ここにやって来た意味があった。

ここで「忌野清志郎 ダイナミックライブ」と題したVTRの上映。
ハードフォーク時代「ヤングインパルス」での「僕の好きな先生」、
「SPADE ACE」から「海辺のワインディングロード」のプロモーションビデオ、
そして「ヒットスタジオR&R」から“THE TIMERS”の映像。
みんなの期待は「あの曲が流れるのか?」だったけど、当然のようにカットされてた。
それから「どんと紅白」での「孤独な詩人」、清志郎の名演のひとつだと思うパフォーマンス。
武道館のこんな大画面で観ることが出来たのは、とっても嬉しかった。
そして“忌野・泉谷スパイスマーケット”の野音「最期の悪夢 Part1」から「HB・2B・2H」。
もう10年も前になるのか・・・。泉谷が何気に若かったのがおもしろかった。
スクリーンの清志郎が「サム・ムーア!」とコールすると、ステージにはサム・ムーアの姿が・・・。
「Soul Man」で盛りあげたあと、「That Lucky Old Sun」でじっくりと唄を聴かせる。
ものすごい声量。言葉を超越したソウル、圧倒的なパフォーマンスだった。

ライブはいよいよ佳境となり、次に登場したのは奥田民生。
「楽屋の煎餅を食べまくった」とトボけたことを言いながら、唄い始めたのは「サラリーマン」。
清志郎のレパートリーの中でも異色を思われるこの曲を、選んでしまうところが民生だな。
それから「あきれて物も言えない」。泉谷が楽屋で聴いているだろうに、この曲を演奏するセンス。
シャウトするところとか、間奏のギターソロとか、好きで好きでたまらないというのがよくわかる。
そして最後に登場したのは“怒髪天”の増子直純。「ダーリン・ミシン」と「ブン・ブン・ブン」を唄う。
原曲そのままのアレンジで、素直に唄っているところが好感が持てた。
この人も好きで好きでたまらないオーラがたくさん出ていて、等身大で楽しんでいる感じ。
最後はいつものように、出演者全員がステージに登場しての「雨あがりの夜空に」。
客電が全部つき、リボンキャノンが発射され、巨大バルーンが客席を飛び交う。
佐野元春、細野晴臣、坂本龍一、矢野顕子、サム・ムーアの姿が見えないのは『?』だったけど、
民生が「雨あがりの夜空に吹く風が、早く来いよと俺たちを呼んでる」と唄ってくれたのは嬉しかった。
清志郎が唄う「毎日がブランニューデイ」の映像が流れ、コンサートはフィナーレを迎えた。
およそ4時間という長さだったけど、まったく長さを感じさせないひとときであった。

【セットリスト】
M01. ドカドカうるさいR&Rバンド [トータス松本]
M02. 不思議 [トータス松本]
M03. デトロイトメドレー [佐野元春]
M04. トランジスタ・ラジオ [佐野元春]
M05. 黒くぬれ! [ムッシュかまやつ&浜崎貴司]
M06. たとえばこんなラヴ・ソング [ムッシュかまやつ&浜崎貴司]
M07. お墓 [真心ブラザーズ]
M08. Johnny Blue [真心ブラザーズ]
M09. 強烈ロマンス [及川光博]
M10. 涙のプリンセス [及川光博]
M11. いい事ばかりはありゃしない [泉谷しげる]
M12. スローバラード [細美武士(the HIATUS)]
M13. デイ・ドリーム・ビリーバー [細美武士(the HIATUS)]
M14. 日本の人 [細野晴臣+坂本龍一with青葉市子]
M15. 多摩蘭坂 [ハナレグミ]
M16. サヨナラCOLOR [ハナレグミ]
M17. 甲州街道はもう秋なのさ [佐藤タイジ&曽我部恵一]
M18. スローバラード [佐藤タイジ&曽我部恵一]
M19. セラピー [矢野顕子]
M20. 恩赦 [矢野顕子]
M21. ひとつだけ [矢野顕子]
M22. 僕の好きな先生 [RCサクセション]
M23. 海辺のワインディングロード [RCサクセション]
M24. タイマーズのテーマ [THE TIMERS]
M25. デイ・ドリーム・ビリーバー [THE TIMERS]
M26. タイマーズのテーマ(エンディング) [THE TIMERS]
M27. 孤独な詩人 [忌野清志郎]
M28. HB・2B・2H [忌野・泉谷スパイスマーケット]
M29. Soul Man [サム・ムーア]
M30. That Lucky Old Sun [サム・ムーア]
M31. サラリーマン [奥田民生]
M32. あきれて物も言えない [奥田民生]
M33. ダーリン・ミシン [増子直純(怒髪天)]
M34. ブン・ブン・ブン [増子直純(怒髪天)]
M35. 雨あがりの夜空に [全員(佐野元春、細野晴臣、坂本龍一、矢野顕子、サム・ムーアは除く)]
M36. 毎日がブランニューデイ [忌野清志郎]

ライブ終了後は、一年ぶりの再会を祝して「さくら水産」で打ち上げ。
カウンター席に通されたのだけれど、隣り合った人全員が武道館帰りというのが笑えた。
けっきょく24時ごろまで飲んで、都営新宿線に乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 1日 (水)

あと少しで・・・

ゴールデンウィークの真っ只中、今日も朝からお仕事。
午後からプロジェクト計画の報告会があるので、それに向かって集中。
なんとか説明は終わり、これでようやくひと安心。
予定どおり、明日は休むことが出来そうだ。

というわけで19時に仕事を終わらせて、帰りに初台の「鳥八」へ寄り道。
連休のためか意外と空いていて、のんびりと楽しむことが出来た。
清志郎のことを考えながら飲んでいたら、ちょっとだけ涙ぐんでしまった。
「あと数時間で5月2日になる。
指折り数えて待つわけじゃないけど、特別な日であることは間違いない。
みんなそれぞれに、ひとつのことを思って、明日を過ごすのだろうな・・・」ってね。
けっきょく21時過ぎまで居座る。店を出ると、さっきまで降っていた雨がやんでいた。
雨あがりの夜空に。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »