VA「MAVERICK KITCHEN VOL.5」恵比寿 LIQUIDROOM
それから地下鉄日比谷線に乗って、恵比寿へと向かう。
恵比寿 LIQUIDROOMへ、「MAVERICK KITCHEN VOL.5」を観に行く。
イベント自体は12時から始まっていたけれど、お目当ての“アナーキー”までは時間がある。
19時20分ごろ会場に着くと、ちょうどセットチェンジが行われているところ。
チケットはSOLDOUTと聞いていたけれど、フロア後方はけっこうスペースに余裕がある。
ステージ向かって左側、DJブースの下の段差に腰かけて演奏が始まるのを待つ。
タイムテーブルから10分押し、19時35分から“KING BROTHERS”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターという4人編成のバンド、前にも観たことがある。
最初からヴォーカルのテンションが異常に高くて、マイクをわしづかみにして客に投げつける。
マイクコードをたぐり寄せて、再びマイクスタンドにセットする女性スタッフ。
それをまたわしづかみにして、客に投げつけるヴォーカル。再びマイクスタンドにセットする女性スタッフ。
熱いヴォーカルとあくまでもクールなスタッフ・・・ 前半はついついそのやり取りに目が行ってしまった。
その音はハードでラウドなRock'n'Roll。ひたすら爆音でハイテンションな演奏が続いていく。
最後はお客さんをかき分けて、メンバーがフロアに降りていく。
わざわざドラムセットまで移動して、メンバー全員がお客さんの輪の中に入って演奏。
まったくイカれたやつらだぜ! でも好きだな、こういうの・・・。
30分ほどの演奏で、セットチェンジに入る。
20時20分過ぎ、次のバンド“THE PRISONER”のステージが始まる。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、そしてこのバンドの特徴である男女ひとりづつのヴォーカル。
このバンドも前に観たことがある。めちゃめちゃポジティブで前向きな歌詞とサウンド。
男性ヴォーカルのルックスからするとOiパンクとか演っちゃいそうだけど、全然そうでないのが面白い。
女性ヴォーカルも、とてもRockバンドにいるようなキャラクターじゃないところがたまらなくイイ。
バラードナンバーも織り交ぜた演奏は、30分ほどで終了。
続いて21時10分ごろから、“怒髪天”がステージに登場。
ヴォーカルの増子直純は何度か観たことあるけど、“怒髪天”の演奏を観るのは初めて。
今日は“アナーキーサポートアクト”という名目で出ていることもあり、
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、全員“亜無亜危異”の腕章をつけている。
おまけに増子直純は、“亜無亜危異”刺繍入りのナッパ服を着る気合の入りよう。
演奏はタワレコイベントにちなんだのか「NO MUSIC, NO LIFE.」から始まり、
ポップでキャッチーなRockナンバーが繰り広げられている。
ヴォーカルも演奏もとっても安定していて、いいバンドだなぁ~と思った。
そうは言っても今日は“心はアナーキー”という感じで、20分足らずで演奏は終了。
そして21時40分過ぎ、いよいよ“アナーキー”17年ぶり1日限りの復活ステージが始まる。
ボサノバ調の「Anarchy In The U.K.」が流れる中、
ステージを覆った幕が開くとお客さんがステージに殺到。
私もステージ前2列目まで進出して、モッシュの渦に身をゆだねる。
コバン、テラオカ、シンイチ、マリ、そしてシゲル。このメンバーが揃うとやっぱり最強。
全員がナッパ服に白い“亜無亜危異”腕章というのが、なんとも言えずうれしい。
オープニングは、いきなり新曲で「パンクロックの奴隷」。
このあたりがタダの復活で終わらせない“アナーキー”らしいところだな。
二曲目からは、“アナーキー”初期のレパートリーのオンパレード。
「READY STEADY GO」「333」「缶詰」「タレント・ロボット」、そして「東京イズバーニング」。
「なーにがニッポン国民だ。なんにもしねぇでふざけてる」という、2013年バージョンの歌詞が強烈。
間奏でシゲルは客に向かってダイブ! それでもしっかりキメ台詞までにはステージへ生還。
「心の銃」に続いては、もうこれしかない「ノット・サティスファイド」。
カッコいい~! としか言う言葉が見つからないほどカッコいいステージだった。
25分にも満たない短い演奏、再三の“アナーキー”コールには応えることなくアンコールは無し。
それでも充分過ぎるほどの大満足で、22時15分ごろ会場をあとにした。
久しぶりの恵比寿なので飲んでいこうと思ったけど、手頃な店が見つからず渋谷へと移動。
「多古菊」へ行ったら「もうすぐラストオーダー」と言われたけど、とりあえず入店。
いつものようにオーダーして、22時45分ごろから23時45分ごろまで飲み食いする。
天気も気分も良かったので、ブラブラと歩いて帰宅。
| 固定リンク
« VA「SWEET LOVE SHOWER 2013 IN 東京」日比谷野外大音楽堂 | トップページ | Leyona 仲井戸"CHABO"麗市 沼澤尚「Thumbs Up 15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 祝! ThumbsUP 「3人でSHOW」」横浜 Thumbs Up »
コメント