今日は品川ステラボールへ、萩原健一「Concert Tour 2013 I Feel Free」を観に行く。
ショーケンのライブを観るのは、ほぼ2年ぶりぐらいになるのかな。
久しぶりのコンサートツアーということもあり、どんなステージになるのか楽しみ。
17時30分開演のところ、気合を入れて17時過ぎには会場へ到着。
既に開場していたので、そのまま入場の列に並んで会場入り。
ロビーでは、7月に発足するファンクラブ「ショーケントレイン」の入会受付をしている。
私の席は1階B列21番。SA列・SB列があるから4列目だけど、ほぼステージ正面という好位置。
お客さんの入りは上々、1階席・2階席ともほぼびっしりと埋まっている。
予定より遅れて、17時40分過ぎ開演。
暗転したフロアに雷が鳴り響く中、バンドメンバーがステージに登場。
Drums:渡辺慎二、Bass:渡邊 建、Keyboards:斉藤広哉、Guitar:瀬田一行、
Sax:Tag(田口悟史)、そしてショーケン、メンバー全員がステージ中央で円陣を組む。
円陣が解かれてそれぞれのポジションに着くと、いよいよ演奏が始まる。
オープニングは「フラフラ(春よ来い)」、お客さんは一斉に総立ちになる。
ショーケンは黒のジャケットに白のシャツ、ブルージーンズを履いてサングラスをかけている。
そして手にはテレキャスター、Keith Richardsばりのポーズをキメてみせる。
ショーケンのギターというのは珍しいけど、音は正直あまりよく聴こえなかった。
本人も「エアギターじゃありません」とか言ってたけど、その真意は如何に。。。
思えば今日のライブでは、他にもいくつか不思議な出来事があった。
一曲目のエンディングでショーケンは「Sitdown Please!」と言い、総立ちのお客さんを座らせてしまった。
みんなノリノリで楽しもうとしていたのに、そのままアンコールまで座ったまま楽しむことになった。
それから女性コーラス。バリバリのシャウトが聴こえるのに、ステージには姿が無い。
その後のネットの書き込みを見ると、千田真友美という人がステージ横で唄っていたらしいのだが、
どうしてステージ上で唄わなかったのか? 理由はよくわからない。
ショーケンが一度舞台袖に引っ込んで戻ってきたら、サングラスの替わりに目には黒いアイパッチ。
曲の内容ともまったく関係がないわけで、まったく理由のない自由なスタイルに唖然。
それでもショーケンは絶好調で、心配していた声もなかなかよく出ている。
衣装もピンクのベスト、黄色のロングTシャツと、次から次へとチェンジ。
Bluesハープを吹きまくり、マラカスを激しく振って演奏を盛りあげる。
ギターのピックを口にくわえたまま唄うという技には、ちょっとばかり驚かされた。
MCでは「これから麻薬撲滅運動に参加します」と言いながらも、
ファンからもらったという“葉っぱ”のイラスト入りの靴下を披露して爆笑を誘う。
選曲はいつものお馴染みの曲に加えて、「泣くだけ泣いたら」や「ホワイト&ブルー」など、
ちょっと懐かしいナンバーがレパートリーに加わっていたのが嬉しかった。
アンコールではざっくりとしたカーディガンに白いツアーTシャツ、白いパンツに裸足、
頭にはターバンを巻いて、なんだか「Shanti Shanti」みたいな雰囲気。
「GOD BLESS YOU」が始まるとお客さんは総立ちになり、ショーケンはニッコリと微笑む。
やっぱりショーケンのライブはこうでないと・・・ もちろん立てばイイってもんじゃないけどね。
ラストナンバーは「さよなら」。これで終わってしまうのかと思うと、ちょっとばかりしんみり。。。
最後にショーケンは、またもや謎の行動。スマホを耳にあて、誰かと話す素振り。
そんなところも含めてショーケン、やっぱりサイコーとしか言いようがないな。
こうして19時25分ごろライブは終了。2時間弱というのも、あいかわらずの長さだ。
【セットリスト】
M01. フラフラ(春よ来い)
M02. どうしようもないよ
M03. 愚か者よ
M04. ラストダンスは私に
M05. ビー・マイ・ベイビー
M06. 泣くだけ泣いたら
M07. 大阪で生まれた女
M08. ホワイト&ブルー
M09. DON’T YOU KNOW (PM10時すぎ逢いたくて)
M10. SUZUMUSHI (九月朝。母を想い)
M11. ショーケン・トレイン(9月25日吉日、友の結婚)
M12. Ah! Ha!
M13. 神様お願い
M14. THANK YOU MY DEAR FRIENDS (58年9月お世話になりました)
アンコール
EN1. GOD BLESS YOU(去年の暮れ-予感)
EN2. さよなら
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