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2013年7月15日 (月)

アリス「コンサートツアー2013 ~It's a Time~」府中の森芸術劇場どりーむホール

今日は府中の森芸術劇場どりーむホールへ、
アリス「コンサートツアー2013 ~It's a Time~」を観に行く。
前回“アリス”を観たのは2009年から2010年にかけてのツアーだから、ほぼ四年ぶりになるのか。
前回は復活ツアーという名目だったけれど、今回は26年ぶりの新作「ALICE XI」を引っ提げてのツアー。
現在進行形の“アリス”が楽しめるということで、今日の府中のほか、
国際フォーラムと日比谷野音に行く予定だ。
府中の森芸術劇場でコンサートを観るのも久しぶり。いろんな意味でワクワクする。
祝日だからちょっと早めの16時開演、15時半過ぎに会場へ到着。
まだ買っていなかったニューアルバム「ALICE XI」を購入し、メンバーとの握手券をゲット。
今日の席は、1階17列1番。ステージ向かって左端だけど、ステージは良く見える。

予定より少し遅れて、16時05分ごろスタート。
まずはドラム、ベース、ギター、キーボード×2のバンドがステージに登場。
それからベーヤン、キンちゃん、チンペイの三人がそれぞれの位置につく。
みんなまったく変わっていない。昔のままの三人が、すぐ目の前で唄い出す。
お客さんも初めからほぼ総立ち状態で、久しぶりの“アリス”を満喫している。
選曲はニューアルバム「ALICE XI」の曲と、往年のヒットナンバーとを交えたもの。
「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「涙の誓い」「秋止符」は欠かせない定番として、
「あの日のままで」「生きているから」「何処へ」あたりのチョイスはちょっと嬉しい。

全般的にはバンドをバックに従えた演奏だったけれど、
ライブ中盤ではメンバー三人のみで「誰もいない」「走っておいで恋人よ」を演奏。
初期の“アリス”ってこんな感じだったのかなぁ~と、もう戻らぬ時代に想いを馳せる。
そしてステージにはキンちゃんひとりが残り、「あなたがいるだけで」をピアノで弾き語り。
このあたりのステージングも、すっかり“アリス”の王道パターンだ。
前回のツアーでお客さんのコーラスパートを収録した「GOING HOME」、
ニューアルバムのハイライトとも言うべき「ユズリハ」を演奏し、ライブは終盤に突入。
「狂った果実」「今はもうだれも」「夢去りし街角」「帰らざる日々」、そして「遠くで汽笛を聞きながら」。
やっぱり俺にとっての“アリス”はこの曲。いろいろな想い出が、アタマの中を一気に駆け巡る。
そして最後の曲は「チャンピオン」。この頃にはお客さん総立ちで、大盛りあがりのうちにフィナーレ。

アンコールは、ニューアルバムからの選曲で「Wonderful Day」。
ちょっとだけ「Hand in Hand」を思わせるような曲調で、18時30分過ぎに壮大なエンディングを迎えた。
アンコールの拍手が鳴りやまず、三人が再びステージに戻って来てくれたのは嬉しかった。
終演後は握手会。“アリス”の三人と直接話が出来るなんて、またとないチャンス。
長いこと列に並ぶのもなんなので、しばらくグッズ売り場をひやかして時間をツブす。
そしたら順番が最後から二番目になって、わりとゆっくり話が出来てラッキー。
三人三様のリアクションが、妙にしっくりとハマってて良かった。

せっかくここまで来たのだからと、府中まで歩いて「焼きたる」で飲むことにした。
3月以来の来店。お店の人から「久しぶり」と言われて照れる。
あいかわらず美味しい焼鳥を、ビールと黒ホッピーで流し込む。
楽しく飲んだのはイイけれど、帰りに店長から衝撃的な話を聞く。
なんでもこの界隈は再開発となるため、9月でお店が移転するのだそうだ。
うーん、ショック・・・ お店が続くとは言っても、移転してしまうとなるとちょっと寂しい。
これもまた時代の流れなのかな。またひとつ居場所が無くなってしまう。
そんなことを思いながら、「長浜や」でラーメンを食べてから帰宅。

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